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更新日:2023年12月1日

市長コラム(平成24年12月)

はままつ市長の部屋

インターネットは使い方しだい 2012年12月号


今月号のちょっと注目!! は「子どもたちをネット被害から守るために」です。今や社会の隅々にまで浸透したインターネット抜きには、経済も私たちの生活も成り立ちません。
しかし、考えてみると、急速に普及したのは、ここ10年くらいですから、短期間のうちに、社会構造や人々の暮らしまで変えてしまったわけです。
私が初めてインターネットと出会ったのは、20年くらい前のことです。モデムという機器を購入してパソコンと接続し、電話回線につなぐと、ネット上でいろいろな情報を入手することができました。とても感動したのを覚えています。ただ当時は一般の電話回線でしたので、低速、小容量で、1枚の画像を取り込むのに何分もかかるという時代でした。
その後、高速、大容量の光ファイバー網の整備や低料金化が進み、インターネットは、爆発的に普及しました。今では、短時間に大容量の動画の取り込みなどが可能となり、1990年代を考えれば、隔世の感があります。
行政の担い手である私たちも、コミュニケーションツールとして紙媒体をもしのぐようになったインターネットを、さまざまな形で利用しています。
ホームページやブログ、フェイスブックなどを活用して、市の情報を発信することはもとより、市民の皆さんとの双方向のやり取りにも大いに役立てています。
情報保護技術が強化されれば遠くない将来、住民票や戸籍情報の取得、ほとんどの書類の申請もインターネット上でできるようになると思います。そうすれば市民の皆さんがいちいち市役所や区役所などにお越しいただかなくても、ご家庭で居ながらにして用事が済んでしまいます。
インターネットの利便性を並べると、いいことずくめのようですが、一方で問題も多々発生しています。
出会い系や暴力などの反社会的なサイトが、インターネット上には氾濫していますし、法外な料金を請求されるとか、詐欺にあうなどの被害もひんぱんに起こっています。
最近では、気がつかないうちに自分のパソコンに侵入され、反社会的な情報を発信させられ、無実の人が警察に誤認逮捕されるという事件まで起きました。いつの間にか犯罪者に仕立てられてしまうのですから、実に恐ろしい出来事です。
インターネットは、私たちの社会や生活を一変させる革命的な技術ですが、その一方で、危険も多くはらんでいます。
道具であるインターネットを生かすも殺すも、結局は人間の使い方しだいということでしょうか。

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