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更新日:2023年12月1日
山田卓司さんの作品「OLD DAYS BUT GOOD DAYS」
浜松には、さまざまな分野で素晴らしい才能を発揮されている人がいらっしゃいます。プロモデラーで「浜松市やらまいか大使」をお務めいただいている山田卓司さんもその一人です。
山田さんは知る人ぞ知る、模型界のカリスマです。特にジオラマと呼ばれる情景模型では、TVチャンピオンというプロが競い合う番組で、3連覇を含む5度の優勝に輝くなど、国内はもちろん、海外のコンテストでも数々の賞を受賞されていて、他の追随を許さない地位を確立していらっしゃいます。
先日、山田卓司さんの作品を展示する施設「浜松ジオラマファクトリー」が、街中にあるザザシティ中央館にオープンしました。中へ一歩足を踏み入れると、そこには「情景王」の異名をとる山田さん独特の世界が広がっています。
私がまず引き込まれたのは、昭和30年代、40年代の家族団らんの風景や野原の風景など、自分の子どものころのにおいがぷんぷん漂っている世界でした。あまりの精巧さに我を忘れるほど見とれてしまいました。
山田さんは1959年生まれですから私と同世代です。私同様、40代から60代くらいの人は、懐かしさでたまらなくなるはずです。
ほかにもマニア垂ぜんのガンダムの世界や模型の世界が広がっていて、世代や性別を超えて楽しめます。山田ファンや模型ファンが全国からも訪れるそうです。
山田さん本人もなるべく会場にいらっしゃるそうで、併設されている作業コーナーでは、本人が制作をしている様子も見られる工夫がされています。
まず、浜松市民の皆さんには、ぜひ訪れていただきたい施設です。家族や親子で来場していただくと、きっと会話に花が咲くと思います。
関係者の皆さんは、まちなか活性化の拠点施設、市外からお客さんを呼べる観光施設にと意気込んでいます。
中心市街地の新たな顔として、ジオラマファクトリーが大いに機能してくれることを、私も期待しています。
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