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更新日:2023年12月1日
新東名高速道路浜松サービスエリア付近
3月4日に三遠南信自動車道の一部である三遠道路(鳳来峡インターから浜松北インターおよそ13・4km)が開通し、4月14日には新東名高速道路の静岡県内全線が開通します。
東西の新たな国土軸である新東名と、三遠南信地域にとって重要な南北軸の三遠南信道路の一部が、供用開始されることは、浜松にとって新たな発展の起爆剤となります。
つまり新しいインフラによって、これまで開発が進んでいなかった内陸部が、今後将来に向けて大きな発展の可能性が出てきましたし、熱心に取り組んでいる三遠南信広域連携においても連携をさらに加速させる効果があります。
くしくも昨年3月には、東日本大震災が発生し、東海地震など、同様の大災害が想定される浜松地域では、地盤が堅固で地震に強い内陸部への関心が高まっています。新たな企業用地や住宅用地としての開発に向け、戦略的な取り組みが必要になってきました。
そこで浜松市は昨年、地域活性化の切り札と言われる国の総合特区制度を活用するために、「未来創造『新ものづくり』特区」を申請し、内閣府の採択をいただきました。この特区の特徴は、土地利用の規制緩和を認めてもらうことによって、農業、工業ともに振興するというものです。
具体的には、耕作放棄地を集約化し、企業や事業拡大意欲のある農業者の参入を促し、農業を振興する一方、高速道路インター周辺や工業団地周辺など、企業立地に適した土地については、企業用地として活用していくというものです。新東名インター周辺はまさにその候補であり、今年は開発可能性調査などを行ってまいります。
三遠南信自動車道
一方、三遠南信連携にとっても東西軸の新東名開通と南北軸の三遠南信自動車道の整備が促進されたことは大きな意味があり、今後域内の交流が加速するとともに、域外から多くの観光客などの流入も期待できることから、これを契機に産業や観光面での連携を強化してまいります。
インフラは活用して初めてその価値が発揮されるもの。この二つの道路を大いに活かしてまいります。
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