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更新日:2023年12月1日

市長コラム(平成23年12月)

はままつ市長の部屋

進化を続けるやらフェス 2011年12月5日号

写真:やらフェスの風景
やらまいかミュージックフェスティバルというイベントをご存じでしょうか。通称、「やらフェス」と呼ばれるこのイベントは、市民手作りの音楽祭として、平成19年にスタートしました。毎年10月の第2土曜・日曜日に、中心街の屋内外につくられた多数のステージで、国籍、年齢、プロ、アマ問わず、国内外のミュージシャンがライブ演奏を繰り広げるというものです。5年目を迎えた今年も盛大に開催されました。
私がこのイベントをとても素晴らしいと感じる点は、『市民が奏でる、市民が楽しむ、市民がつくる音楽祭』を合言葉に、市民手作りの 「音楽の浜松まつり」を目指すというところです。
基本理念の通り、主催は市民有志の実行委員会によって行われており、年間を通じ活動が続けられています。もちろん運営資金も、会員の会費や個人・企業協賛、事業収入などの自主財源でまかなわれており、市の補助金はありません。
市職員のボランティアを含め、多少の協力はしていますが、基本的には市民による、市民のための音楽イベントです。ホームページも開設されており、アーティスト情報など、さまざまな情報が入手できる他、出演者のCDやオリジナルグッズも販売されています。
やらフェスは、毎年新たな工夫や取り組みがなされ、年々進化しています。例えば、今年は東京都墨田区で、「やらフェスin東京・すみだ」という、墨田区版のやらまいかミュージックフェスティバルが、浜松の実行委員会の手で開催されました。
やらフェスの舞台となる浜松市は、都市の将来ビジョンとして、「市民協働で築く未来へ輝く創造都市・浜松」を掲げています。この創造都市という概念は、文化や産業における市民の旺盛な創造的活動により、都市の活力が生まれ、都市の特徴が形成されるというものです。
浜松市は、ものづくりとしての楽器のまちから、音楽の都へという活動を展開しており、ユネスコの主催する世界創造都市ネットワークへ、音楽の分野で加盟を目指しています。
市民主体に、市民の創造的活動として展開されるやらフェスは、こうした浜松の創造都市への取り組みを推進するシンボリックなイベントといえます。今後のさらなる進化が楽しみです。

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