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更新日:2023年12月1日

市長コラム(平成23年11月)

はままつ市長の部屋

吉本新喜劇で浜松をPR 2011年11月5日号 

吉本新喜劇の舞台に立つ市長と家康くん

去る10月8日、吉本興業と浜松市の共同企画の「はままつ新喜劇」(浜松をテーマにした特別バージョンの吉本新喜劇)に出演しました。その模様は、10月29日、毎日放送や静岡放送で放映されたほか、以降西日本一円でも放映されます。
私自身は、吉本新喜劇を含め、こうしたプロの舞台に立つのは初めてでしたが、座長の辻本茂雄さんをはじめ、出演者の皆さんのご配慮で、とても楽しく取り組ませていただきました。
しかし、「なぜ吉本と浜松?」と疑問を持たれた人も多いのではないでしょうか。実は吉本興業が現在、「笑いで地域を活性化させよう」という理念を掲げ、地方を盛り上げるエリアプロジェクトという事業を行っています。その一環として今回、浜松を取り上げた脚本の新喜劇で、浜松を大いにアピールしていただいたというわけです。これまで熊本県、鳥取県が同様の取り組みをしましたが、市としては全国初となります。
内容は、舘山寺温泉を舞台に映画のロケが行われている中で、さまざまな人間模様が繰り広げられるという、笑いあり、涙ありの話です。劇中には、浜松の宣伝を随所に盛り込んでいただいたほか、会場の「なんばグランド花月」の周囲には浜松市制100周年ののぼりを立て、劇場内では浜松のPRコーナーを設けるなど、関西風に言えば、まさにコテコテの浜松劇となりました。
10月8日の午前、午後の二回、私と出世大名家康くん、ミス浜松の田中さんの三者で特別に劇中に登場し、浜松のPRをさせていただきました。もちろん辻本さんはじめ、出演者の突っ込みもありました。
昨今、各自治体においては、シティプロモーションが重要な課題の一つです。自治体の知名度やイメージがアップすれば、企業誘致や観光、定住促進、交流人口拡大などの効果が期待できるからです。浜松もシティプロモーションを重要施策として、私のトップセールスも含め力を入れてきました。
しかし、これまでの自治体の行うプロモーションは、パターン化されたものが多かった気がします。そうした中で今回の企画は、吉本の持つ強力な発信力を活用できる新たな取り組みになりました。特に浜松の知名度が低い西日本を中心にPRできたことはよかったと思います。吉本興業は今後、地方の活性化に力を入れていく方針とのことですので、これをご縁に上手に吉本興業と連携できればと考えています。

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