緊急情報
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更新日:2023年12月1日
大船渡市の状況(5月5日撮影)
3月11日に東日本大震災が発生しました。震災で犠牲になられた皆さまのご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞いを申し上げます。
震災発生直後より、浜松市は緊急消防援助隊や消防ヘリの派遣、支援物資の提供など、全力で被災地・被災者支援を行ってまいりました。また市民の皆さまにも多くの義援金や支援物資の提供など、心温まるご支援を賜りました。
被災地は発災当初の混乱も落ち着き、いよいよ本格的な復興へ向けて動き始めています。浜松市は岩手県の大船渡市を集中的に支援していく方針です。
今回の震災の特徴は、被災範囲が広く、その中に多くの自治体が含まれていることです。このことから支援する自治体は、それぞれ担当する自治体を決めて、集中的に取り組みを行った方が効率的であると考えました。
2008年の中国・四川大震災の際も、中国政府は「対口支援」という、支援に取り組む県ごとに、被害を受けた県を決め、集中支援する方式を用い、大きな成果をあげました。
今回知事会が、県ごとに担当を決めましたが、静岡県には岩手県が割り振られました。これを受けて浜松市はこの地域に先遣隊を派遣し調査したところ、大船渡市から支援の要請を受けたことから大船渡市を支援対象自治体に決めました。
既に8人1チームの浜松市職員が、9日ずつ交代で大船渡市へ支援に出掛けています。当面6月まで、延べ100人以上の職員を派遣する予定です。また街の復興のため、土木、建築などの専門職員を長期で派遣する準備も進めています。
浜松商工会議所の皆さんも市に呼応して、大船渡商工会議所と連携して支援に取り組んでいただいています。今後各種団体、市民ボランティアの皆さまにも、大船渡市への集中支援にご参加いただけると、厚みのある効果的な支援が可能になると思います。
浜松市が大船渡市に対して行う日本版「対口支援」にどうぞご協力ください。
大船渡市で支援活動をする浜松市職員
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