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更新日:2023年12月1日

市長コラム(2022年1月号)

新年を迎えて

皆さまには健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年も新型コロナウイルス感染症の対応に明け暮れた1年となりましたが、本市におきましては、発生当初から、経済活動を優先する「経済モード」と感染拡大時に市民の健康と安全を最優先する「安全モード」を状況に応じて円滑に切り替えることができる「デュアルモード社会」の構築が必要と考え、それに対応する施策を着実に推進してまいりました。

さて、今回のようなコロナウイルスの発生や、過去に経験のない規模の豪雨災害など、近年、これまで想像もしなかった脅威が頻発しています。気候変動をはじめとする地球環境の変化がもたらすリスク増大が、世界共通の脅威として懸念される中、人類は自らの生存をかけ、社会全体をサステナブル(持続可能)なものとすることが求められています。

本市もまた、先人から受け継いだ美しい郷土を次代に引き継ぐため、あらゆる意味において持続可能でなければなりません。社会を前進させる気概を持ち、人口減少・少子高齢化、産業構造の変化、気候変動などの諸課題に対処することが必要です。

そこで、本年は、「サステナブルな地域社会の創造」をテーマとし、三つの「まちづくり」を中心とした市政運営に取り組ませていただきます。

一つ目は、「若者がチャレンジできるまち」です。
急速な社会経済状況の変化に対応し地元産業力の強化を図ることにより、若者や子育て世代などの生活基盤を安定させ、若者世代の転入促進などによる社会移動の均衡を目指してまいります。

二つ目は、「子育て世代を全力で応援するまち」です。
結婚・妊娠・出産・子育てに関する施策を総合的に推進し、次代の浜松を担う子供たちを安心して産み・育てられるまちを目指すとともに、学校・家庭・地域の連携による特色ある学校づくりやICT機器の効果的な活用などを通じ、よりよい教育環境づくりを進めてまいります。

三つ目は、「持続可能で創造性あふれるまち」です。
引き続き新型コロナウイルス感染症対策に取り組むとともに、都市ブランドの確立に向け、大河ドラマ「どうする家康」放映や地方移住への関心の高まりといった機会を捉えて、本市の魅力を広く発信し、交流人口・関係人口の創出・拡大を図ります。さらに、2050年CO2排出実質ゼロの実現など、SDGsを原動力とした地方創生を推進してまいります。

このように、デジタルの力や多様な地域資源を最大限に活用し、市民の皆さまと力を合わせて、「今も」「未来も」誰一人取り残さない、持続可能な地域社会を創造してまいりますので、本年もご理解とご協力をお願い申し上げます。


 

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