緊急情報
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更新日:2023年12月1日
皆さまには健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、本年は、いよいよ東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されます。本市はブラジルのホストタウン(オリンピック)、先導的共生社会ホストタウン(パラリンピック)に登録され、今大会の三つの基本コンセプトの一つ「多様性と調和」の実現に向けて、これまで進めてきた多文化共生の進化はもちろんのこと、性別や障がいのあるなしなどに関わらず、全ての人が活躍できるユニバーサル社会の構築に大きく貢献することが期待されています。
新たな時代は、私たちが初めて経験する本格的な人口減少の時代でもあります。人口減少や少子高齢化の進行による人手不足、都市のスポンジ化など、変化し続ける多様な課題に対し、住民と直接接する地方自治体は、迅速かつ的確、総合的に対応し、住民の暮らしを持続可能な形で支えていかなければなりません。時代の変化を悲観的に捉えるのではなく、真正面から向き合うことが必要です。人口構造の変化や「Society 5.0(※)」の到来を好機と捉え、先人から引き継ぐ「やらまいか精神」を発揮し、第4次産業革命といわれるイノベーションの活用や知恵の結集により、より住みやすく、生きやすい、活力ある地域社会の実現を目指してまいります。
そこで本年は、「多様性とイノベーションで理想の未来を創造」をテーマとし、三つの「まちづくり」を中心とした市政運営に取り組ませていただきます。
一つ目は、「若者がチャレンジできるまち」です。魅力的な雇用の創出や働きやすい環境づくりに努め、若者や子育て世代の生活基盤を安定させ、若者世代の転入促進などによる社会移動の均衡を図ってまいります。
二つ目は、「子育て世代を全力で応援するまち」です。結婚・妊娠・出産・子育てに関する施策を総合的に推進し、安心して子供を産み・育てられるまちを目指すとともに、全ての子供たちが、次代を生き抜くための資質・能力を身に付けられるよう、地域とともにある学校づくりの推進などに取り組んでまいります。
三つ目は、「持続可能で創造性あふれるまち」です。このため、SDGsを原動力とした地方創生を推進するとともに、AIなど先端技術を利活用した市民の利便性向上や、スマート自治体への基盤づくりを進め、持続可能な都市を目指してまいります。
本年も、市民の皆さまと力を合わせて、全ての人が安心して暮らせる豊かな地域社会の実現を目指してまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
※狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く新たな社会のこと。
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