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更新日:2023年12月1日

市外の人に魅力を伝え、人を呼び込み地域を活性化させるために【どうするはままつ】

質問

私たち「どうするはままつ」から質問をします。

全国的に人口減少が進行する中、私たちの暮らす浜松市も同じように人口減少が進んでいます。このままでは地域の活力を保ち続けるのは難しいのではないかと考えました。

一方で、浜松市は豊かな自然があり、産業も発展している魅力ある地域でありますが、そのさまざまな魅力が市外の人たちに知れ渡っていないと感じています。私たちのまちをもっと元気にするためには、外から人を呼び込むことで地域を活性化させ、人口を増やすことが必要ではないかと考えました。

その取り組みの一つとして、浜松市への移住者が増えれば、まちが活性化されるのではないかと考えました。例えば、私たちと同世代の市外の中学生と、一定期間の交換留学のような交流の場において、浜松市の魅力を伝え、興味を持ってもらうことで将来浜松へ移住したいと考えるきっかけを作ってはどうでしょうか。

また、子育てしながら働くことができる環境を整えることが重要と考えました。現在、短時間では学童などに受け入れてもらうことができず、働くことをあきらめてしまう人がいます。少しの時間でも働きに出ることで社会、地域に関わり、経済の活性化や人口減少の抑制に貢献できるのではないでしょうか。

それから、浜松市の魅力を発信することについて、市内在住者は市のホームページを見ると思いますが、市外の人はほとんど見ないのではないでしょうか。市外の人に魅力を発信するためには、SNSなどを活用してはどうでしょうか。

そこで私たちのグループからは、次の3点を質問させていただきます。

 (1)市外の中学生と一定期間の交換留学のような交流をすることで、浜松の魅力を知ってもらい、将来浜松に移住者を増やす取り組みを行ってはいかがでしょうか。

 (2)子育てしながら働くことができる環境を整えるため、夏休みなどの長期の休み期間中に子供を預けることができる学童などを増やしてはどうでしょうか。

 (3)浜松市の魅力を発信するために、市外の人にホームページ以外でどのように発信していますか。

以上、3点についてご答弁をお願いします。

どうするはままつ

答弁 中野祐介市長

「どうするはままつ」のご質問の1点目、市外の中学生と交換留学交流を実施し、本市の魅力を知って、将来浜松への移住者を増やす取り組みを行ってはどうかという点についてお答えします。

近年、全国的に移住の機運が高まっておりまして、移住希望者が年々増加する傾向にあります。浜松市においても、浜松移住センターを設置しまして、移住者の受け入れに積極的に取り組んでいます。

今後、より多くの移住者に本市を選んでもらうためには、まず浜松市に訪れていただきまして、多彩な魅力を知ってもらうことが大切だと考えています。特に中学生のような多感な時期に、体験や喜びなどを通して心に刻まれる記憶というものは、将来、進学や就職、結婚などの転機において、浜松市を人生の新たな舞台として選んでもらう、そのようなきっかけになるものと思っています。そういった点からも、皆さんからご提案いただきました、市外の中学生との交流は、本市の活性化に効果のある施策の一つであると考えています。

浜松市では、皆さんが願う「浜松市の魅力を知ってもらい、将来、移住者が増えてほしい」という思いに通じる事業といたしまして、飯田市、豊橋市、浜松市の三市の中学生が一堂に会します、「三遠南信中学生交流会」というものを行っています。今年で24回目を数える歴史ある会でありますけれども、本年度は先週の8月10日に、ここ浜松市で開催されました。

飯田市、豊橋市の中学生は、本市の魅力を肌で感じるとともに、意見交流会を通じて、本市の学校や地域の特色ある活動を理解してくれたものと思っています。今後もこの「三遠南信中学生交流会」を継続いたしまして、充実したものとなるよう努めてまいりたいと考えているところです。

答弁 奥家学校教育部長

次にご質問の2点目、子育てをしながら働ける環境づくりについてお答えします。

皆さんがご存じの放課後児童会は、受け入れできる児童に決まりがあります。そのため、市では放課後児童会のほかにも、一時的な預かりをお願いできる人とのマッチング支援を行うファミリー・サポート・センター事業など、子育てをしている家庭に対する支援に取り組んでいます。また、最近では高齢者の介護サービスを行う施設や大学などの民間の事業所においても、夏休み中にそこで働く方々の子供だけでなく、地域の子供も預かる事業が始まっています。

今後は、放課後児童会その他の行政における取り組みを進めるとともに、民間事業者の取り組みをバックアップすることにより、子育て世帯が安心して働くことができる環境づくりが大切だと考えています。

答弁 齊田観光・ブランド振興担当部長

次にご質問の3点目、ホームページ以外での情報発信についてお答えします。

浜松市では、主に市民の皆さまに市政情報を発信するため活用しているホームページ以外に、観光や産業の情報などの魅力を国内外に発信するホームページも開設しています。

また、インスタグラムやユーチューブなどのSNSを活用し、浜松市の魅力ある地域資源をまとめた動画や旬な情報をまとめた記事などを発信しています。インフルエンサーとコラボレーションして制作したショート動画をインスタグラムやTikTokで配信していますので、皆さんもぜひご覧になってください。

浜松市では、人を呼び込み、地域を活性化するため、これまで以上にSNSをはじめとしたさまざまなメディアを活用して、浜松市の魅力を広く発信していきます。

なお、市民の皆さまにも、こうしたシティプロモーションにご協力いただきたいと考えています。皆さんも将来SNSを活用して魅力を発信したり、情報を拡散したりしてもらえると、とても心強い地域の応援団になると思います。

感想

私たちの質問に答えていただき、ありがとうございました。答弁を聞いて、浜松が明るくなるよう、私たちの知らないところで浜松市が動いていることが分かりました。

将来、浜松に人が集まり、さらに浜松が明るくなることを願っていますし、私たちも同世代の人に、浜松の良さを発信していけるよう頑張っていきます。

以上で、「どうするはままつ」の質問を終了します。ありがとうございました。

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浜松市役所企画調整部広聴広報課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2021

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