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更新日:2023年12月1日

デジタル技術を活用した地域の活力維持に向けて【SNSで浜松を変え隊】

質問

私たち「SNSで浜松を変え隊」から質問をします。

浜松市は海、山、川、湖といった恵まれた自然環境、音楽文化、盛んなものづくり産業など、さまざまな魅力あふれるまちです。

一方で、人口減少や少子高齢化、中山間地域の過疎化が問題になっていて、このままでは地域の活力を保ち続けられないのではないかと考えます。こうした問題の原因の1つとして考えられるのが若者世代の流出です。

私たちは若者世代の流出を防ぎ、外から人を呼び込むためには、若者世代に向けて浜松市の魅力をPRすることが必要だと考え、そのための取り組みを検討しました。

インスタグラムやTikTokなど、若者に人気のあるSNSを活用して情報発信を行う、QRコードと連動した市内の魅力発見イベントを開催する、市の職員が若者に流行しているものに浜松の特産物を生かして挑戦する動画を作り、SNSに投稿するなどのさまざまなアイデアが出ました。

また、市内には多くの外国籍の方が暮らしていますが、日常生活の中で交流する機会が少なく世代間の交流が重要である、ジェンダーギャップが課題といった意見が出ました。

皆が協力して地域を良くしていくために、対面によるリアルの交流の場と、WEB掲示板やメタバースも含めたオンラインの交流の場をうまく使い分け、さまざまな国籍、性別、年代の人が交流し、自由に意見を出し合える機会を増やしていくことが重要だと考えました。

より大きな視点で、サステナブルな社会を考えると、限られた資源を無駄にせず、有効活用していくことが必要です。不用品を簡単に譲り合える機能や、冷蔵庫の中の食品の消費期限などを知らせる機能を持ったアプリを活用した「もったいない」をなくす運動や、エコ料理動画をSNSを使って拡散する取り組みなど、デジタル技術を活用し、資源の有効活用やごみ削減に向けて一人一人の意識を変えていくことが大切なのではないでしょうか。

そこで、私たちのグループからは次の3点を質問させていただきます。

 (1)若者世代に浜松市の魅力発信を行うにあたってSNSをどのように有効活用していきますか。

 (2)リアルとオンラインを使い分け、さまざまな立場の市民が交流し、自由に意見交換ができる機会を増やしてはいかがでしょうか。

 (3)資源の有効活用やごみ削減に向け、デジタル技術を活用し、一人一人意識を変える取り組みを行ってはいかがでしょうか。

以上、3点についてご答弁をお願いします。

sns

答弁 石坂企画調整部長

「SNSで浜松を変え隊」のご質問の1点目、SNSを有効活用した若者世代への魅力発信についてお答えします。

浜松市では、現在、ラインやツイッター、ユーチューブなどのSNSを活用して、本市の魅力や旬な情報を積極的に発信しています。

その取り組みの一つとして、今年度は、若者に絶大な人気を誇る漫才コンビ「NON STYLE」の井上裕介さんを起用し、人気バンド「マカロニえんぴつ」などの流行曲に乗せて、浜松の魅力スポットを訪れるミュージックビデオを制作しています。ユーチューブでは第1弾の配信後、2カ月で約1万5千回の視聴回数を記録するなど大きな反響を呼びました。

また、現在、お笑い芸人のみやぞんさんを隊長に迎え、本市の若者世代が隊員として参加し、同世代が共感できる浜松の魅力発信動画を制作中で、来年3月までにユーチューブで配信する予定です。こちらもぜひご期待ください。

そして、こうしたSNSで発信した本市の魅力や話題が多くの方々に届くよう、皆さんのSNSなどからも情報の拡散や発信をしてもらえると、とても心強いです。

今後も、SNSを積極的に活用し、さらなるフォロワーやファンを獲得できるよう、皆さんから頂いたアイデアを参考にしながら、魅力あるコンテンツ制作と効果的な情報発信に努めてまいります。

答弁 内藤デジタル・スマートシティ推進部長

次にご質問の2点目、さまざまな立場の市民の交流についてお答えします。

浜松市では、今年度のテーマにもある、サステナブル、持続可能な地域社会を目指すため、デジタルを最大限に活用しようと考えています。

人口が減少しても、少子高齢化がさらに進展しても、引き続き活力ある浜松とするためには、市民の皆さんがともに助け合い、支え合う共助型の地域社会が必要です。

そのような共助社会を構築するためには、さまざまな立場の市民が主体的にまちづくりに参加し、交流することが重要となります。これまでの交流は、実際に顔を合わせることが基本であったため、活動の時間帯や、住んでいる場所などにより交流に制限がありました。しかし、オンラインミーティングなどデジタルを活用することで、時間や場所にとらわれず交流することができるようになりました。

本年10月に、浜松市民の幸福について考えるワークショップを開催しました。そこでは、参加者が実際に顔を合わせて話をすることに加え、出された意見などをまとめ、その場にいない人とも共有し、意見交換ができるデジタルツールを利用しました。

浜松市は日本で2番目に面積が大きい市です。面積が大きくても、デジタルを活用することで、オンラインとリアル・対面での交流により、ご提案をいただいたように年齢や世代、居住地域など、さまざまな市民の皆さんが世界の人たちと自由に意見交換をすることができます。今後もデジタルを最大限に活用して、浜松がサステナブルな都市になるよう、皆さんと一緒に取り組んでまいります。

答弁 藤田環境部長

次にご質問の3点目、資源の有効活用やごみ削減に向けたデジタル技術の活用についてお答えします。

ごみを減らすためには、さまざまなライフスタイルの人たちに、毎日の暮らしの中で実践してもらう必要があります。そのために、市としてもデジタル技術の活用を考えてきました。

今年度は、エコレシピやリユース、サステナブルな暮らしを実践した写真をインスタグラムに投稿してもらうキャンペーンを実施しています。キャンペーンをきっかけに意識が変わり、ごみ減量の取り組みが習慣となってほしいと思い、企画しました。

他の部署で行っているインスタグラムやアプリでも啓発し、多くの市民の皆さまに呼び掛けていきたいと思います。

また、食品の賞味期限を管理するアプリなど、手軽で便利なツールがたくさんあります。市民の皆さまが自分のライフスタイルに合った形でごみの減量に取り組めるよう、いろいろな方法を紹介してまいります。

感想

私たちの質問に答えていただき、ありがとうございました。

答弁をお聞きして、みんなで協力することが大切だと思いました。浜松市の良い所が次の世代につながっていくことを望んでいますし、私たちも地域のごみ削減などが実現するように頑張っていきたいと思います。

以上で、私たち「SNSで浜松を変え隊」からの質問を終了します。ありがとうございました。

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お問い合わせ

浜松市役所企画調整部広聴広報課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2021

ファクス番号:053-457-2028

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