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更新日:2023年12月1日

浜松の多様な魅力の発信【浜松アピール課】

質問

私たち「浜松アピール課」から質問をします。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、全国各地に旅行することが困難になり、観光地では観光客が減っています。観光の資源や施設に多くの人に訪れてもらうためには、もっと浜松に興味を持ってもらうことが必要です。浜松の魅力を効果的に発信することで浜松を知り、興味を持ち、浜松への観光が増え、さらには浜松への移住にもつながるのではないかと考えました。また、もともと浜松に住んでいた人に対しても浜松の魅力を再発見するきっかけになると思います。

浜松は首都圏から近い都市で自然も多く、首都圏で働きながら浜松でもテレワークができるなどの魅力があり、知られていない特産品も豊富にあります。しかし、浜松の現状として、人口減少や街なかの活力低下に加え、知られていない魅力や特産品、文化などがまだ多くある一方で、それが市内外に広く知られていないという課題があります。

これらの課題を解決するために、浜松産のもの同士など、さまざまなものとコラボした魅力的な商品を開発したり、SNSを活用したりするなど、ターゲットに合わせた効果的な情報発信を行っていくことが効果的ではないかと考えました。情報発信は、小中高生などの子供が動画制作を行えば、地域貢献しながら子供自身のスキルアップにもつながるのではないでしょうか。あわせて、街なかの活性化や観光客を増やすため、街なかに特産品の販売や情報発信を行う施設をつくるのはどうかと考えました。また、浜松の知られていなかったことを掘り起こし、市民でも気づいていない浜松の魅力に迫ることで、浜松に住んでいる人も楽しめ、浜松のさらなる活性化を目指せるのではないかと思います。

コロナ禍の今、浜松の多様な魅力を効果的に発信し、浜松に興味を持っておいてもらうことで、コロナが収まったあとに観光客の増加や、そのことによる街なかや経済の活性化が図れるのではないでしょうか。

そこで私たちのグループからは次の3点を質問させていただきます。

(1) 浜松の観光地でビーチ・マリンスポーツなどの体験ができるようになれば、もっと観光客が増えると思いますが、どのように考えますか。

(2) 浜松を観光客が多い活気あふれる街にするために、コロナ禍が収まったあとに、どのような政策を行おうと考えていますか。

(3) 浜松の魅力を効果的に発信するために、ホームページ以外でどのような情報発信をしていますか。

以上3点についてご答弁をお願いします。

答弁 鈴木観光・ブランド振興担当部長

「浜松アピール課」のご質問の1点目、ビーチ・マリンスポーツなどの体験についてお答えします。

浜松市は身近に海・湖・川・山といった自然が豊富にあります。これらの資源を活用したスポーツやレジャーなどの体験は、市民の皆さんはもちろん、国内外からのお客さまを呼ぶことができる重要な観光資源です。

浜松市では、2018年3月にビーチ・マリンスポーツの関係者のみなさんと一緒にビーチ・マリンスポーツ推進協議会を立ち上げ、官民協働による浜松・浜名湖エリアの地域活性化と「ビーチ・マリンスポーツの聖地化」に向けたさまざまな取り組みを行っています。

具体的には、専用のホームページやSNSで情報発信をしたり、ビーチ・マリンスポーツマップを作成したりして、どこでどのような体験ができるのかを広く紹介しています。皆さんができる体験もありますので、ぜひ一度ご覧になってください。

自然をフィールドとするビーチ・マリンスポーツは、コロナ禍においても密にならずに楽しむことができることから、今後もデジタルの力を活用してより広く情報発信し、観光交流客数の増加につなげていきたいと思います。

みなさんもビーチ・マリンスポーツを体験して、その魅力を感じてみてください。

次にご質問の2点目、コロナ収束後の政策についてお答えします。

浜松市は、観光客を増やすために、国内向け、海外向けの2つの施策を考えています。

突然ですが、みなさんは2023年放送の大河ドラマ「どうする家康」を知っていますか。本市では国内向けの施策として、大河ドラマ「どうする家康」を活用した施策を考えています。徳川家康は浜松で17年間過ごし、この地で力を蓄えて天下人になりました。ドラマで徳川家康や浜松が取り上げられることで、本市の歴史資源をPRするよい機会になります。この大河ドラマを活用した取り組みとして、旅行会社へのセールス、誘客プロモーションを展開することで、多くの方に浜松に来てもらい、地域経済の活性化を図っていきます。

続いて、海外に向けた施策についてですが、今後はコロナの影響もあり、団体でのツアーよりも身近な人同士で日本に来る旅行が多くなると考えられます。そのため、身近な人同士での旅行を計画している人に向けた浜松市の魅力情報の発信や、「ワクワクするような体験」ができる旅行の開発を進め、浜松市をより多くの人に知ってもらい、浜松市に来たいと思ってもらえるように努めていきます。

また、旅行会社や浜松市外の地域と協力して、魅力的なモデルルートの提案を継続することで、コロナが収束した後に貸し切りバスで移動するような団体でのツアー旅行でも浜松市を訪れることができるように取り組んでいきます。

次にご質問の3点目、ホームページ以外での情報発信についてお答えします。

浜松市では、拡散力のある国内の若者をターゲットに、インスタグラムやユーチューブなどのSNSを活用して、本市の魅力ある地域資源をまとめた動画や旬な情報をまとめた記事を発信しています。みなさんも、日頃からさまざまなSNSに親しんでいるのではないでしょうか。

例えば、昨年10月にユーチューブ上で公開したプロモーション動画「すぐそこ浜松」は累計視聴回数が約280万回を記録しています。

また、ターゲットとしている方にしっかり届いているか、データにより効果検証を行い改善していくことで、戦略的なシティプロモーションを実施しています。

あわせて、本市としてはぜひ市民の皆さまにも本市のプロモーションをしていただきたいと思っています。みなさん一人一人がSNSなどから浜松市の魅力を発信したり、浜松市が発信する情報を拡散したりしてもらえると、とても心強いです。

本市では、引き続きSNSを積極的に活用し、さらなるフォロワーやファンを獲得することで、浜松の魅力を広く発信していきます。

感想

私たちの質問に答えていただきありがとうございました。

 答弁をお聞きして、浜松市は自然や歴史などの観光資源に恵まれた素晴らしいまちだと改めて思いました。観光資源の清掃ボランティアに参加するなど、今私たちにできることを行い、浜松の自然を守っていくことが大切だと感じました。

 しかし、自然を守っていくと同時に、ビーチ・マリンスポーツなどで浜松の自然をアピールしたり、テレビやSNSで全国に浜松のことを知ってもらったりすることで、観光客を増やすことも大切だと思いました。特にSNSは多くの方が使われていると思いますので、今後もSNSを使って浜松の情報を全国に発信していくことが、大事なことの一つだと考えました。

 私は2023年に大河ドラマ『どうする家康』が放送されることを知りませんでした。このことから、まず私たちから浜松のことを理解し、今日から私たちのできることを実行することで、浜松の未来に役立って行こうと思いました。特にユーチューブ上で公開されている『すぐそこ!浜松』など、動画や記事を視聴したり、ビーチ・マリンスポーツなどを体験したりして、浜松のことを知っていこうと思いました。

 以上で、私たち「浜松アピール課」からの質問を終了します。ありがとうございました。

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浜松市役所企画調整部広聴広報課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2021

ファクス番号:053-457-2028

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