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更新日:2023年12月1日

ビーチ・マリンスポーツの振興について【浜松マリン部】

質問

私たち「浜松マリン部」から質問をします。

浜松市は現在、幸福度ランキング政令市1位、3期連続健康寿命が日本一であることから、令和時代の幸せとは、市民のどの世代も健康であることだと思います。高齢者になっても健康、元気であれば、医療費などを抑えることができるため、少子高齢化社会でも皆で支えていくことができると思います。そのためには、体力づくりや運動する習慣を身に付けることが大切になってくると思い、私たちのグループではスポーツについて考えてみました。

まずスポーツを生涯続けていくには、スポーツができる環境や施設がもっと必要だと思います。浜松市総合水泳場TobiO(トビオ)のように、水泳日本代表選手が合宿に来るような素晴らしい施設がさらにできれば、スポーツに対する意識がもっと高まり、スポーツで盛り上がる活気ある浜松になると考えました。

浜松には遠州灘や天竜川、浜名湖など豊かな自然があり、40種類ものビーチスポーツ、マリンスポーツが行われているということですが、私たちにとっては正直なじみがないので、ビーチ・マリンスポーツを気軽に行える環境整備を行うことによって経験者を増やし、「ビーチ・マリンスポーツの聖地・浜松」として、市民全体で盛り上げていければと思います。

また、今は小学校、中学校の林間学校などで、山について学ぶ機会はありますが、さらにビーチ・マリンスポーツを体験できる機会をつくることで、生涯楽しめるスポーツの選択肢が広がり、豊かな人生につながるのではないかと考えました。

それから、ビーチ・マリンスポーツは、アクティビティ、レジャーという側面もあるので、国内外からの観光客を集めることができる誇るべき観光資源だと思います。浜松らしく音楽とビーチ・マリンスポーツを融合した「フェス」などを開催して、浜松をPRするのはどうでしょうか。飲食ブースでは浜松の豊富な農作物や水産物もPRできれば、とても意義のあるイベントになると思います。そして、その「フェス」が浜松まつりのような、浜松を代表する一大イベントになったら、国内外からの観光客が集まり、さらに活気ある浜松になるのではないかと思います。

そこで私たちのグループからは、次の3点を質問させていただきます。

  1. ビーチスポーツ、マリンスポーツが体験できる施設などを整備する計画はありますか。
  2. 市内の全校で、ビーチスポーツ、マリンスポーツを体験する授業を取り入れてはどうでしょうか。
  3. イベントの開催など、ビーチ・マリンスポーツをどのようにPRしていますか。

以上3点について、ご答弁をお願いします。

答弁 寺田文化振興担当部長

「浜松マリン部」のご質問の1点目、ビーチスポーツ、マリンスポーツが体験できる施設などの整備計画についてお答えします。

浜松市では、遠州灘や浜名湖などの魅力ある資源を活用して、「ビーチ・マリンスポーツの聖地」を目指す事業化の計画を、昨年度策定しました。その計画では、遠州灘から奥浜名湖・三ヶ日まで、9つの拠点地区について、それぞれの特徴を生かしながら、ビーチ・マリンスポーツを気軽に楽しめる環境を、順次整えていく考え方を示しました。

そのうち、中央区の江之島地区では、ビーチスポーツの国際大会や全国大会などにも利用できる大会誘致ゾーンとしての整備を考えており、その第一歩として8月1日に「江之島ビーチコート」をオープンしました。ここでは、オーストラリアから取り寄せた、国際規格に適合した砂のコートの上で、ビーチバレーボールやビーチサッカーなどを楽しむことができます。現在、高校のバレー部の生徒さんも頻繁に利用しており、体験レベルであったものから競技力を高めたいとの意欲につながっているように感じています。皆さんも、ぜひ一度、江之島に行って、国際規格のビーチコートを体験してみてください。

今後も、昨年度策定した事業化の計画に基づき、順次、ビーチ・マリンスポーツが楽しめる環境づくりに取り組んでいきます。

答弁 伊熊学校教育部長

次にご質問の2点目、ビーチスポーツ、マリンスポーツの体験を授業に取り入れる取り組みについてお答えします。

現在、浜名湖沿岸の小学校では、遠泳大会の開催や、和船の乗船体験などの活動を行っている学校があります。学校の授業としては、総合的な学習の時間や校外学習などで、ビーチスポーツ、マリンスポーツを体験したり、トップアスリートによる講座の開催などを取り入れたりすることが可能だと思います。

皆さんの中には、中田島砂丘で毎年行われている「ウェルカメクリーン作戦」に参加されたことのある人もいると思います。その際、砂浜を実際に歩いて、ビーチスポーツをイメージされたこともあるでしょう。健康でいるために生涯スポーツを続ける、という今回の皆さんの提案はとても重要であり、海や湖に面した浜松市であるからこそ、ビーチスポーツ、マリンスポーツを体験できる機会に恵まれていると思います。

今月オープンした中央区江之島町の「江之島ビーチコート」は、ビーチバレーやビーチサッカーなどで利用することができ、誰でもこの施設でビーチスポーツを体験することができますので、ぜひ皆さんも利用してみてはどうでしょうか。

ビーチ、マリンスポーツを小中学生の頃から体験し、楽しむことで、大人になってからもスポーツを続ける選択肢の一つとしてビーチ、マリンスポーツを取り入れ、体力づくりや運動する習慣をつけ、豊かな人生になることに期待しています。

答弁 石坂観光・ブランド振興担当部長

次にご質問の3点目、ビーチ・マリンスポーツのPRについてお答えします。

ビーチ・マリンスポーツのPRについては、ホームページを制作し、大会・イベント情報や、浜名湖・遠州灘で体験できるビーチ・マリンスポーツの魅力を公開しています。

また、「浜松に行って体験してみたい」、「浜松に行ったら面白そうだ」と思っていただくため、インスタグラムを活用し、浜名湖・遠州灘などの「映える」スポットを発信するとともに、ビーチ・マリンスポーツの圧倒的なビジュアル、魅了するカッコよさを内容としたPR動画を作成し、「YouTube」などで広めています。

さらに、ビーチバレーやビーチテニスの競技団体など、市内の関係する44団体で「ビーチ・マリンスポーツ推進協議会」という組織を立ち上げ、「ビーチ・マリンスポーツの聖地 浜松」をオール浜松体制でPRしています。7月15日には、「三ヶ日青年の家」で、ヨットやウインドサーフィン、釣りなどのマリンスポーツの体験イベントを開催し、小・中学生を中心として、延5,000人の参加をいただいたところです。

ご提案いただいた、音楽とビーチ・マリンスポーツを融合した「フェス」の開催については、国内外から観光客が集まり、活気ある浜松につながる有効なPRの1つと考えます。そのため、昨年協定を締結したEXILE USAさんとの連携なども視野に入れ、夢のあるイベントが実施できるよう検討していきます。

感想

私たちの質問にお答えいただきありがとうございました。

答弁をお聞きして、ビーチ・マリンスポーツの振興について、よく考えてくれていることを知り、安心しました。私たちは浜松市が人気の観光地になることを望んでいます。それに私たちも、浜松市のビーチ・マリンスポーツについて広めることができますので、積極的に取り組んでいきたいと思いました。

以上で、私たち「浜松マリン部」からの質問を終了します。ありがとうございました。

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浜松市役所企画調整部広聴広報課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2021

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