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更新日:2024年1月1日

令和2年度「チャット!やらまいか」開催記録1

開催日

令和2年9月2日(水曜日)

グループ名

浜松学芸高等学校 eスポーツ探究

参加人数

7人

活動紹介

 探究活動の一環として校内外に向けてeスポーツの素晴らしさをプレゼンしています。その活動の集大成として令和2年2月1日に校内でeスポーツ大会を開催し、無事成功を収めました。この大会ではヤマハ株式会社にご協力をいただき、機材や技術をお貸しいただきました。eスポーツというコンテンツが学校からも企業からも認められる活動となり、非常にうれしく思っています。短所ばかり挙げられがちなeスポーツの素晴らしさを「みんなで楽しむ」ということを通じて、世間に知ってもらうべくこれからも努力していきます。

1.懇談の様子

 浜松学芸高等学校eスポーツ探究の皆さんから、普段の活動内容や校内で行われたeスポーツ大会の様子についてお話いただきました。

 団体からの「浜松市全体をeスポーツで盛り上げていきたいので、浜松市にもサポートしていただきたい」との提言に、市長は「浜松市でも何ができるか考えていきたい」と伝えました。

2.団体あいさつ

参加者:

 私たちeスポーツ探究は、学校の探究活動として、eスポーツ大会への出場や学校内でのイベントの開催などを通して、eスポーツ活動から学びを見いだすことを目標として活動しています。

 本日は、私たちが行ってきた活動や、これからの目標についてお話しさせていただくとともに、食事をしながら楽しい時間を過ごしたいと思っています。よろしくお願いします。

3.自己紹介

参加者:

 私は、普段は放送部で活動をしていて、その傍らでeスポーツ探究に所属しています。よろしくお願いします。

 

参加者:

 普段は自分が部長としてeスポーツ探究活動をしています。今回は、そのeスポーツを今後、僕たちだけでなく浜松市全体で盛り上げていきたいという思いを伝えたくて、この「チャット!やらまいか」に参加させていただきました。よろしくお願いします。

 

参加者:

 僕はeスポーツ探究で活動しているほかに、バトミントン部として放課後活動をしています。よろしくお願いします。

 

参加者:

 顧問をしております。本日はよろしくお願いします。

 

参加者:

 僕はeスポーツ探究に所属していますが、放送部でも活動をしています。eスポーツ探究では大会などに参加をしています。今日はいろいろお話しできたらと思っています。よろしくお願いします。

 

参加者:

 僕は普段、ポピュラー音楽部とクイズ研究会で活動していて、さらにeスポーツ探究活動もしています。

 

市長:

 すごいね、忙しいね。

 

参加者:

 僕はeスポーツをやってはいませんが、大会の運営や見る側として楽しんでいます。その視点の楽しさも伝えることができればと思っています。よろしくお願いします。

 

参加者:

 学芸高校の食物探究に所属しています。自分は趣味としてeスポーツや将棋などのマインドスポーツをしていて、大会運営やイベントの際に助っ人としてこの活動に参加しています。本日はよろしくお願いします。

自己紹介

4.活動発表

参加者:

 まずeスポーツにはさまざまな種類があります。具体的にタイトルを挙げると、「ウイニングイレブン」というサッカーゲームの他に、「FORTNITE(フォートナイト)」というシューティングゲームや、スマホアプリにある「CLASH ROYALE(クラッシュ・ロワイヤル)」というゲームなどです。僕たちが力を入れているのは「LEAGUE of LEGENDS(リーグ・オブ・レジェンド)」という「MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)」と言われるゲームで、5対5で行う陣取りゲームです。

 これは5人で行うので、もちろんプレイ技術もそうですが、チームワークがとても重要になります。普段、家ではなく実際に学校で活動することで、チームワークを重点的に育んでいます。

 そして、この「LEAGUE of LEGENDS」というゲームは、世界でプレイ人口が1億人以上いるとても人気があるタイトルで、アメリカでは以前、優勝チームに最大12億5,000万円の賞金が贈られるほど盛り上がっています。

 eスポーツは、本当にスポーツなのか、ただゲームをしているだけではないかと思われがちですが、それは僕たち日本人はスポーツと言われると「運動」というイメージを思い浮かべることが多いからなのではないかと思っています。

 eスポーツがとても盛んな欧米諸国では、スポーツを「競技」として捉えています。ですので、僕たちも単にゲームだと思っていたものを1つの競技として捉え、みんなで競い合っていきたいという思いで活動しています。

 日本では今、将棋がはやっています。将棋も本をたどればボードゲームですが、今となってはプロ棋士もいて、ただボードゲームで遊んでいるだけとは思えないところもあります。

 それと同じようにeスポーツも、ただゲームをしているだけではないということを伝えることができるように活動をしていきたいと思っています。

 僕たちは昨年この活動を始めましたが、初めは校内の情報PC探究というパソコン系の探究活動に所属しており、その中でeスポーツ活動として啓発活動をメインに行ってきました。

 文化祭には校長先生や理事長先生、一般の方々も来てくださり、eスポーツの良さなどを伝えました。

 こういったことが校長先生、理事長先生の目にとまり、昨年の11月に校内で行われた中学生向けの探究オープンスクールで、「FORTNITE」というシューティングゲームを使い、体験会を行いました。

 校内で初めてこのような活動をし、僕たちの活動のスタートダッシュになるような、起源になるような大きなイベントとして、「eスポーツ大会」を校内で開催しようと思いました。

 開催の仕方についてノウハウがなかったのですが、楽器メーカーのヤマハ株式会社で社内大会が行われると聞き、そこにお邪魔して、イベントの様子を見たり、実際にどのように運営しているのか聞いたりしました。その後、開催するにあたって、ヤマハ株式会社の方々が教えに来てくださり、産学共同プロジェクトという形でeスポーツ大会を校内で開催することができました。

 プレーヤーとして、生徒が45名、先生方も8名ほどエントリーしてくださり、さらには、オープニングでは校長先生VS理事長先生というドリームマッチも体現することができ、会場はすごく盛り上がり、テレビ取材も受けました。その結果、今年の4月からeスポーツ探究として独立し、新入部員を募って活動を始めることができました。

 今年の8月に「LEAGUE of LEGENDS」というタイトルの「STAGE:0(ステージゼロ)」という大会があり、僕たちが探究として参加する初の大会になりました。練習の結果、初戦となる大会は見事勝利をおさめることができました。

 僕たちの姿は「STAGE:0」に臨む高校生として、静岡朝日テレビで特集されました。SNSでは僕たちの活動が認知され、「学芸高校にeスポーツ探究あったんだ」「楽しそうだな」「応援してます」などコメントがたくさんあり、うれしかった反面、「自分は野球をしているが、ただのゲームをスポーツとして見られたくない」といった意見もありました。僕たちとしては、自分たちがやっているのはただのゲームじゃないという意味を込めて、自分たちだけではなく、そのような意見を持った人たちも巻き込み、1つのまちおこしになるようなイベントを浜松市で開催したいと思っています。

発表

5.歓談・意見交換

市長:

 活動を始めてまだ1年ですか。

 

 

参加者:

 そうですね。

 

市長:

 日々練習しているのですか。

 

参加者:

 はい。週2回、水曜日と木曜日の放課後、校内で練習しています。

 

市長:

 家でもやってるんですか。

 

参加者:

 休日、時間がある時は練習しています。

 

 

参加者:

 市長は家でゲームはやられますか。家にゲーム機などありますか。

 

 

市長:

 ゲームはやらないね。

 

参加者:

 そうですよね。なかなか競技として認知がされないですよね。

 

市長:

 昔やったけどね。

 

参加者:

 どんなゲームをしていましたか。

 

市長:

 「三国志」とか。

 

参加者:

 「三国志」はやったことないです。

 

市長:

 面白いよ。

 

参加者:

 どの媒体でやっていましたか。ゲーム機に種類がありますが。

 

市長:

 私のときはもう任天堂のファミコンの時代だね。30年ぐらい前だね。

 

参加者:

 ゲームはそれからしばらくずっとやられていないですか。

 

市長:

 それだけ。

 皆さん、探究活動を始める前からゲームはやっていましたか。

 

参加者:

 始める前はほとんど1人でやっていましたが、探究活動で集まってくれた仲間と顔を合わせて練習ができるので、1人で家でやっているときよりもコミュニケーションがとれて、ゲームへの意識も変わってきました。

 

参加者:

 家でやるときでもボイスチャットなどをつないで、ネット上で音声を交換しながらできるので、それも面白い点だと思います。

 

市長:

 なるほど。

 

参加者:

 チームとしてプレイしていると、野球の練習のように、ミスをしたらそれをお互いに指摘し合える面もあり、チームで活動できるところは大きいと思っています。

 

市長:

 勉強と両立は大変ですか。

 

参加者:

 部内では、テストで下から20パーセント以内に2回入ったら、活動停止にすると決めて、勉強も頑張っています。

 

市長:

 なるほど。

 eスポーツ活動をしている学校は、学芸高校のほかにもあるのですか。

 

参加者:

 最近ニュースで、eスポーツ部が静岡県内でできたという話は聞きますが、おそらく僕たちが初めだったのではないかなと思います。

 先ほどの「STAGE:0」も、予選が中部ブロックでしたが、中部ブロック内でeスポーツ活動として出ているのは僕たちだけでした。ほかのチームは校内で集めた友達などと参加してました。

 ただ全国的に見ると、eスポーツ部というのは結構メジャーです。

 

市長:

 そうですか。

 

参加者:

 はい。通信高校などが多いです。

 

参加者:

 中部はブロックが1つですが、関東地域など人が多い所はたくさん出場チームがいて、関東のほうは2ブロックになっています。プレー人口がたくさんいて、高校でeスポーツという形でやっている所も少なくはありませんが、県内ではたぶん高校の正式なチームを立ち上げたのも大会に出場したのも僕たちが初めてではないかと思います。

 

市長:

 最近eスポーツは有名になってきたもんね。

 

参加者:

 プロのゲーマーもだいぶ増えてきています。

 

参加者:

 国体(国民体育大会)でもeスポーツがスポーツとして扱われるようになったというのをニュースで見ました。

 

 

参加者:

 今年の国体自体は中止になりましたが、eスポーツ部門はオンラインでやると書いてありました。

 

市長:

 国体の正式種目になったのですか。

 

参加者:

 文化プログラムの一種ということです。

 

 

参加者:

 あるニュースを見て面白いと思ったのですが、コロナウイルス感染症拡大予防のため、レースを行うことができないF1レーサーがゲーム上でレースを行って話題になりました。eスポーツは、プレーヤーの目線が画面に映り、プレーヤーの目線で観戦できるので、運動としてのスポーツよりも臨場感があると思います。そこはeスポーツの強みでもあるかなと思います。

 

 

市長:

 eスポーツはコロナと関係なくできますね。

 

参加者:

 元々が画面を通して行うものなので、コロナの影響を受けずに取り組めていいですね。

 

 

参加者:

 ほかの部活の大会などは中止になってしまっていますが、オンラインなのでeスポーツだけ通常どおりできました。

 

 

市長:

 大学ではeスポーツ活動が盛んですか。

 

参加者:

 以前に慶應義塾大学のeスポーツサークルから、大学内で行われるeスポーツ大会に学芸高校のeスポーツ探究も参加してもらえないかという話がありました。

 

市長:

 オファーが来たんですね。

 

参加者:

 はい。オファーが来たので参加したのですが、さすがに大学生の方々は強くてぼこぼこにされてしまいました。

 

市長:

 それはオンラインでやったのですか。

 

参加者:

 はい。オンラインです。

 

 

参加者:

 市長は高校生のとき部活は何をやっていましたか。

 

 

市長:

 軟式野球です。

 

参加者:

 野球が趣味ですもんね。

 

市長:

 そう。よく知ってるね。

 

参加者:

 僕、中学校のとき野球やっていました。小学校のときはソフトボールで市子連に出場しました。

 

市長:

 eスポーツ活動をするにはパソコンさえあればいいのですか。

 

参加者:

 いろんな媒体があるのですが、容量があり、ゲームによって器材にかかる負荷が違います。大人数が一同に同じサーバーに接続するゲームでは負荷がかかるので、本格的なパソコンを家に置く場合もあります。

 

 

参加者:

 ゲームによってはスマホ1台で行うことができるものもあります。

 

市長:

 これはNintendo Switchですか。

 

参加者:

 はい。昨年eスポーツ大会を行ったときは、このNintendo Switchでゲームを行いました。

 

 

参加者:

 今回は「大乱闘スマッシュブラザーズ」という、実際に校内大会を開いたときのタイトルを市長に体験していただこうと持ってきました。

 

~生徒によるeスポーツ実演・市長のeスポーツ体験~

 

実演

6.まとめと提言

参加者:

 今は、探究活動の中や校内でeスポーツ活動を行い盛り上がっていますが、浜松市全体をこのeスポーツという1つのコンテンツで盛り上げていきたいと思っています。具体的には、浜松市の高校生を対象にeスポーツ大会などの開催を企画しているので、コロナの収束状況によると思いますが、市としてサポートしていただけたらうれしいです。よろしくお願いします。

 

市長:

 皆さん、今日はありがとうございました。今日はeスポーツの一端を知ることができました。皆さん本当に熱心に取り組んでいることがよく分かりました。

 最近は、eスポーツに注目する自治体も増えてきていますので、浜松市でも何ができるか考えていきたいと思います。今日はありがとうございました。

 

一同:

 ありがとうございました。

提言

 

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