緊急情報
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更新日:2024年1月1日
開催日 |
令和2年3月2日(月曜日) |
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グループ名 |
はままつチョコプロジェクト |
参加人数 |
8人 |
活動紹介 |
静岡文化芸術大学の学生が主体となり、フェアトレードチョコレートを企画・販売するフェアトレード団体です。輸入先のフィリピンへ直接足を運び、現地調査を行った上で、カカオ豆の輸入からチョコレートの開発、パッケージデザイン、販売まですべての工程に学生が携わり、浜松の企業や農家と協力して、一つの商品を作り上げます。日本初のフェアトレード大学としてフィリピンの生産者を支援するだけでなく、地元浜松を盛り上げるため、地産地消にも取り組んでいます。 |
はままつチョコプロジェクトの皆さんから、カカオの産地であるフィリピンの視察や、クラウドファンディングによる資金集めなどこれまでの活動や、今年12月から来年2月の販売を目標にした今後の取り組みについてお話いただきました。
団体からの「フェアトレードと地産地消をもっと浜松に浸透させるためにどんどん活動して行くので、ご助力をお願いします」との声に、市長は「皆さんと一緒になって啓蒙・啓発活動をやっていきたい」と応えました。
参加者:
私たちは、静岡文化芸術大学の学生で、「はままつチョコプロジェクト」というフェアトレード団体で日々活動しています。今日はそのメンバー6人と先生方で訪問しましたが、おいしいカレーを食べながら、私たちのこれまでの活動とこれからを市長に知っていただきたいなと思っています。本日はよろしくお願いいたします。
参加者:
静岡文化芸術大学の2年生になります。デザイン学部に所属しています。このプロジェクトではデザイン部というか、パッケージを主に取り扱っています。よろしくお願いします。
出身は岐阜県で中津川という所です。栗きんとんが有名です。
参加者:
はじめまして。私は、はままつチョコプロジェクトの代表で、国際文化学科3年です。出身は愛知県豊橋市で、電車で30分かけて浜松へ通っています。今日はよろしくお願いします。
参加者:
私は商品開発部の部長をしています。国際文化学科3年です。出身は磐田市で、電車で10分ぐらいです。よろしくお願いします。
参加者:
静岡文化芸術大学の教諭です。いろいろな所でお世話になっています。ありがとうございます。大学も11年目になりました。フェアトレードに少し貢献できたのでほっとしています。
これからもいろいろお願いすることがたくさんありますが、よろしくお願いします。
参加者:
国際文化学科で教員をしています。来年度から、フェアトレード論という授業が開講になるのですが、その授業を担当しています。どうぞよろしくお願いいたします。
市長:
フェアトレード論ですか。
参加者:
私も開発途上国に長いことおりまして、現場の視点から何が大切か、講義をしていきたいと思っています。
市長:
国際協力機構(JICA)ですか。
参加者:
はい。青年海外協力隊としても現地にいたことがあります。パプアニューギニアとコスタリカにいました。どうぞよろしくお願いします。
参加者:
このプロジェクトの副代表と商品開発部を務めています。国際文化学科2年生です。茨城県常陸大宮市出身です。よろしくお願いします。
参加者:
静岡文化芸術大学の国際文化学科1年です。はままつチョコプロジェクトでは、営業広報課で、SNSを活用してこのプロジェクトについて広報しています。出身は武生です。よろしくお願いします。
参加者:
国際文化学科2年です。チョコプロジェクトでは営業広報部の部長をしています。SNSを活用して広報したり、たまにイベントを企画して運営したりしています。浜松出身です。よろしくお願いします。
参加者:
市長に伺いたい質問等を各自考えてきましたので、私から伺います。
簡単な質問ですが、ここ浜松はフェアトレードタウンということで、イベントや活動に参加していると、他のフェアトレードタウンではないまちと比べて、フェアトレードに関する興味や関心の強さをすごく感じますが、これからどんどんフェアトレードについての関心を深めていく中で、どのような取り組みがあったら良いか伺えたらうれしいです。
市長:
フェアトレードは、まだまだ一部の人にしか浸透していないと思います。だから、どれだけ多くの市民の皆さんに啓発できるかということが大事になってくるのではないかと思います。まずそこから始めないといけないかなと考えています。協力してもらうにしても、フェアトレードって何?と関心を持ってくださっている方はいいですが、そうではない人が大多数だと思うので、まずそこの啓発・啓蒙からやらなければいけないと考えています。
参加者:
ありがとうございます。
参加者:
ちなみに市長のご出身はどちらですか。
市長:
生まれも育ちも浜松です。
参加者:
そうなんですね。浜松にずっと暮らしていらっしゃる方として、浜松がフェアトレードタウンになってからとなる前と、何か変化を感じたことはありますか。
市長:
直接はあまり感じていませんが、フェアトレードと言っても今は概念が広くて、単に発展途上国からの品物を選択肢として主張するというだけではなく、地元のものをうまく地産地消で盛り上げていくというのも、大きな意味でのフェアトレードの活動の1つになるので、そういう点では今、浜松は地元の木材である天竜材を一生懸命活用しましょうという活動は進んでいるので、市民に浸透していると思います。
参加者:
私たちの活動はフィリピンのカカオ豆を輸入して、それをチョコレートにして販売するというプロジェクトですが、そこに浜松の特産品を組み合わせた商品を作ろうと考えていて、身近なフェアトレードとしての地産地消に取り組んでいます。具体的にはお茶とピーナツと長坂養蜂場さんのはちみつです。
市長:
ピーナツはどちらに頼まれたのですか。
参加者:
ひかり農園さんで調達しています。
市長:
チョコレートに混ぜるのですか。
参加者:
はい。今日はサンプルを持って来ました。
参加者:
ちょっと試作から日が経ってしまっているので、見ていただくだけですが、こちらが茶空民(ちゃくうみん)さんの粉末茶を最後に絡めたチョコレートです。これはフィリピンから持って来たカカオをチョコレートにしました。
参加者:
ピーナツにチョコレートを絡めたものに、さらに抹茶をまぶしたものもあります。
市長:
商品のラインナップがいろいろあるんですね。
参加者:
これがはちみつパウダーです。こちらの板チョコだけのものを取りあえず作って、それをピーナツにまとわせて、その後にパウダーをかけるという工程があって、全3種類ぐらい作ろうかなと考えています。
参加者:
春華堂さんに全面的に協力していただいています。
市長:
春華堂さんで作っているのですか。
参加者:
そうです。機械を全てお持ちで、技術的なことを引き受けていただいたので、今回ここまで来られたと思っています。この後の衛生管理のことも含めて、春華堂さんに全部チェックいただいた形で、生産者は春華堂メインになっていくと思いますが、コラボ商品として販売していきたいと思います。
市長:
販売はどのようにするのですか。
参加者:
それをどうするか悩んでいます。
参加者:
販売はこれからの活動なのですが、営業して置かせていただくということと、あとはいろいろなフェアトレード団体が立ち上げているフェアトレードショップとかに置かせていただくという営業活動も、このプロジェクトで行っていく予定です。あとは、もしよかったら市役所にも置かせていただいて、学生が販売するなど、いろいろ考えて模索中です。
市長:
なるほど。まだこれから本格的にやっていくわけですね。
参加者:
12月1日が発売開始予定日で、2月のバレンタインあたりまで販売する予定です。その約3カ月でどうやって売るか、これから考えるところです。
市長:
来年度に向けて準備しているということですね。
参加者:
そうです。今年の12月から来年の2月に向けて一気に売り切りたいと思います。
参加者:
フェアトレードタウンになって何年か経ちますが、今後、フェアトレードタウンとして、どういうまちにしていきたいとお考えですか。
市長:
フェアトレードのコンセプトがすごくいいなと思って、できるだけ多くの市民の皆さんがそれを理解して、この活動が広がって行くというのが理想ですね。
参加者:
こういう取り組みをしていきたいとかはありますか。
市長:
それは私たちが考えるよりも、むしろ民間の皆さんにいろいろな発想で、やっていただきたいと思います。いろいろな人たちに参入してもらって、その取り組みが広がっていくことが大事だと考えています。私どもは啓発や啓蒙を通じて支援していきたいと思います。
参加者:
フェアトレードという考え方を普及させていくということですか。
市長:
そうですね。民間の皆さんの力で活動を広げて行っていただきたいと思います。
参加者:
浜松市はフェアトレードタウンですが、活動している中で、フェアトレードを知っている人に偏りがあると感じます。私たちの大学はフェアトレード大学なので、学生全体がフェアトレードについてかなり認知していると思いますが、他の学校ではフェアトレードに関する活動をしている人しか知らないというところも絶対あると思います。イベントに参加しても、年齢層の高い方とフェアトレードの活動をしている方に偏っている印象です。全体に普及させるための活動は、私たち学生や民間がやらなければいけないと思いますが、今後そういう活動をしていく上で、市長さんはどういったことが有効だと考えられますか。
市長:
フェアトレードだけ取り上げると、どうしても狭くなるんですね。フェアトレード自身も、途上国からの品物を買っていくという行動だけではないと思います。地産地消も含めて広い概念になっていますが、SDGs※の中の1つの重要な取り組みであるという位置付けにした方が、私は広がりは出て来ると思います。SDGsもひとつ大きな世界的な潮流になっているし、日本も国を挙げてこれを進めて行くと言っています。SDGsは「誰一人取り残さない」という哲学なので、持続可能な開発目標とか、持続的にそういう活動が継続できるようになります。
SDGs(エスディージーズ):持続可能な開発目標。「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、経済・社会・環境をめぐる広範な課題に、統合的に取り組むための国際社会全体の開発目標
参加者:
ありがとうございます。
参加者:
フェアトレード関係ではない質問になってしまいますが、私は出身が福井県の越前市の武生という所で、浜松に来て1年ぐらい経ちます。その中で、浜松学生ボランティアとかフォーラムとか、いろいろな所に参加した時に、浜松市長さんとお会いすることが多かったです。Startup Weekend(スタートアップ・ウィークエンド)の審査員をされていたりして、市長さんを身近な存在に感じることがとても多いです。
市長:
ありがとうございます。
全て参加しているかというと、そうでもないですが、ただ大事な活動とか大事な分野は、とにかく自分が率先して進めて行こうという気持ちがあります。スタートアップというのは、ある種私が言い出したことで、浜松をベンチャーのまちにしようとしています。ベンチャーの皆さんを集めて、ちょっと盛り上げてしまったので、その責任もあるし、とにかく彼らの活動には、できる限り参加しようとしているので、たぶん今日の参加者の方がちょうど興味のある所に、私がちょこちょこ行っているから、そう感じるのかもしれませんね。
参加者:
そういった活動団体の発表に審査員として参加するときに、審査基準とかいろいろあると思うんですけど、どういうことがいいなと思いますか。例えばみんなが一生懸命頑張っているからいいみたいな感じで、一番印象に残っているなどがあったら教えていただきたいです。
市長:
あくまでわれわれは火付け役なんです。どんどんスタートアップを目指す人たちが増えてくる、自然とそういう盛り上がりが出て来るというのが理想で、そこまでは引っ張っていこうかなと思っているわけです。
シリコンバレーにも行きましたけど、シリコンバレーも最初からあんなにベンチャーのエコシステムができたわけではなくて、最初はスタンフォード大学を出た、アメリカの優秀な人たちは、大企業へ行くのではなく、自分で起業することに価値があると考えています。大学等を出てベンチャー企業を立ち上げた人たちが成功してくると、そこに今度は若い人たちが集まってきて、じゃあ私も起業してみようかというような、広がりがどんどん出て来て、やがてそこから巨大な企業がたくさん育ち、あの分厚いコミュニティができました。だから今でもシリコンバレーに、世界からどんどん人が行くわけです。
結局、そのコミュニティに入れるかどうかがカギで、そこに入ってしまうといろいろなチャンスが出て来ます。
浜松は今までそういうコミュニティがなかったので、それを私はつくりたいと思っています。そういうコミュニティができてくると、どんどん新しい若い人たちがそこに参加して、自分も起業しようという気持ちになります。最近は、大企業を辞めて起業した人も出て来ました。自然とそういうものが動き出すのがやっぱり理想だと思います。
参加者:
ありがとうございます。
参加者:
私はちょっと砕けた質問をしてみたいと思うのですが、ここに今サンプルがあるのですけれど、ココアパウダーとはちみつパウダーとピーナッツと抹茶と、あと普通にチョコをまぶしただけのと、一番食べてみたいと思った、売ってほしいなと思ったチョコはどれでしょうか。
市長:
お茶だとかはちみつだとか、やはり地元の食材とコラボしたものがいいですね。
参加者:
やはりコラボしているものがあった方が魅力ですか。
市長:
浜松らしいと思います。
参加者:
ありがとうございます。以上です。
参加者:
意見交換の前に、ちょうど去年の今頃にフィリピンに赴いてカカオを調査してきたのですが、そのときの写真がありますので、見ていただきたいと思います。
市長:
フィリピンに着目したというのはどういう理由だったのですか。
参加者:
浜松にフェアトレードに関わる方が多くいる中で、フェアトレード商品を取り扱っている会社の方が、フィリピンのカカオを作っている方とつてがあるということで、そちらの農園に伺わせていただきました。実際に、小学校や農家を訪れて、どんな感じで育てているのか調査してきました。そのときに撮った写真です。真ん中は今年の7月ごろ全員で撮った写真です。
参加者:
カカオ農園の写真です。カカオは背が低い植物なんですが、背の高いバナナやココナッツの木と合わせて植えることで日陰ができ、カカオが育ちやすい環境で、ジャングルのような、混林栽培を行っているそうです。
カカオの実を開けて、試食させてもらいました。カカオはもともとフルーツだったそうで、食べると甘くプニプニした感じです。白い豆を乾燥させて発酵させ、それを砕いてペースト状にします。
参加者:
今年の1月9日に春華堂さんで試作をさせていただきました。
参加者:
先程お見せしたチョコレートを作りました。
参加者:
今、春華堂さんが一般の方を招いてみんなで調理したりチョコレートをつくったりできる、カカオラボという空間をつくられているんですね。
市長:
どこにあるんですか。
参加者:
本社の事務所の奥と言いますか、工場の上にあるんですけど、カカオにも非常に気持ちを入れていらっしゃって、それで僕らがふらっとお願いに行ったら、いいですよとすぐに受けていただいて、本当に面倒を見ていただいているという感じです。
市長:
春華堂さんはそんなにカカオに注目しているんですか。
参加者:
注目されていますね。毎月のようにチョコレート教室を開いて、市民の皆さんに来ていただけるような活動をしています。
市長:
マイチョコが作れるんですね。
参加者:
そうです。
参加者:
お配りした資料の中にパンフレットがありまして、写真が小さいですけど右下の一番下の写真が、抹茶やピーナツ、商品には入れていないのですが、ミカン農園さんとかにも見学に行かせていただいて、そのときの写真が入っています。
商品にしていくなかで、資金をクラウドファンディングで集めました。
市長:
すごいですね。クラウドファンディングでどのぐらい集まったのですか。
参加者:
50万円です。支援していただいたお金で、試作、パッケージデザインをさせていただいています。
市長:
なるほど。どれぐらい生産するのですか。
参加者:
600から700個を予定しています。実際に学生がカカオラボでチョコレートを作るので、時間がかかり大量生産が難しいです。
市長:
大量生産じゃないからね。
参加者:
はい。ただ、手作りというところも魅力かなと思っています。
市長:
結構売れるんじゃないですか。
参加者:
そう言ってくださる方も結構いるので、うれしいです。
市長:
600から700個位だと関係者だけで売れてしまうんじゃないですか。
参加者:
最初、私たちも知らなかったのですが、工場のラインだと万の単位で作るそうですが、カカオの場合は衛生管理が非常に重要で、よほど衛生管理をされた一部のカカオ以外は無理ということでした。だから今みたいな手作りチョコは、ラインに乗せるのはかなり難しいので、手作りでやることになったんです。
市長:
そうなんですね。
参加者:
あと販売期間がクリスマスからバレンタインなので、春華堂さんもご多忙な時期なので、あまり迷惑をおかけしないようにというのもあります。
市長:
なるほど。春華堂さんも忙しいですか。うなぎパイは一年中人気ですからね。
参加者:
今nicoeでもチョコレート製品がすごく多くて、力を入れてらっしゃるようです。
市長:
雑穀だけじゃないんですね。
チョコレート以外は何か考えていますか。
参加者:
今のところチョコレートだけ考えています。まだ2年目なので、まずはできるところからと考えています。フェアトレードは継続が大事なので、次の世代にどういうアプローチができるかというのも考えながら活動を進めています。
参加者:
今年の3月にちょうどフィリピンに伺おうかなと思っていたのですけれど、火山の噴火と新型コロナウイルスの流行といろいろ重なり行けなくなってしまいました。今年の夏に行きたいなと思って、今計画しているのですが、興味を持っていただけたらうれしいです。
参加者:
今アジアのカカオが見直されてきていて、有名なのはインドネシアが最大の生産地で、2番目がベトナムなんですね。既にいろいろな会社が入り込んでいますけど、フィリピンはまだあまり参入されていなくて、生産量が飛躍的に伸びている所なんですね。日本はほとんどアフリカから仕入れるというルートだったのですが、これからはアジアのカカオがだんだん見直される可能性が高い。近いのでいろいろな業務が非常にやりやすいし、フィリピンの場合は貧困世帯がまだまだ残っている所なので、これがいいきっかけになって、浜松対フィリピンみたいな、カカオ関係が広がるといいなとは思います。
参加者:
春華堂さんのカカオラボに行ったときに、いろいろな国のカカオの試食をさせてもらったんですけど、今回のフィリピンのカカオがフルーティで、他のカカオとは違った風味がおいしくて、完成を楽しみにしています。
参加者:
どこで獲れるかによって本当に風味が違って、苦めなところがあったり、さっき言ったフルーティなちょっと甘いところがあったり、香ばしい感じがあったりとか、どこの産地を選ぶかによって、全然味が変わってきます。
参加者:
フィリピンのチョコレート自体があまり売っていないので、希少価値が高いかなと思っています。
参加者:
カカオはとても面白い植物で、フルーツと言うと一般的に枝の先になるイメージですけど、幹から実がなります。きれいに選定された農園だと、ある程度木が剪定されて低木に育つんですけど、そのまま放っておくと高木になっていくので、収穫するときには機械が入らないので、小さな子供がよじ登ってカカオを収穫するというような問題がかつてはありました。
いまでもカカオ産業は収穫の作業などの機械化が難しいところもあって、そうした作業は全て現地の方々の手仕事に頼っているのが現状です。彼らの所得の向上というのが現場では問題になっています。
参加者:
市長さんはバレンタインにはチョコレートを召し上がりましたか。
市長:
チョコレート?ちょこっと。
今は義理チョコがなくなってきてるから、家族周辺ぐらいだから、そんなにたくさんもらったわけではないので。
参加者:
奥さまからですか。
市長:
そうですね。最近はあまり義理チョコってやらなくなりましたね。
参加者:
このチョコレートもプレゼント用でみんなに配れる感じの義理チョコ狙いだったんです。
市長:
最近は本命チョコになってきましたかね。
参加者:
本命もちょっと視野に入れた方がいいですかね。
参加者:
ホワイトデーに、何か買ったりするんですか。
市長:
ホワイトデーはうちの妻に頼んで買ってきてもらいます。
皆さんもたくさんチョコレートを配りましたか。
参加者:
配りました。
市長:
義理チョコですか。
参加者:
義理チョコも配りました。配ったのは市販のものですが。
参加者:
私は、高カカオのちょっと健康を意識したチョコレートを配りました。最近増えてきていますから。
市長:
有名な製菓会社も出していますね。
参加者:
ちょっとおしゃれなパッケージの商品ですよね。
市長:
フィリピンはみんなで行くんですか。
参加者:
フィリピンは自己負担になってしまうので、行ける人という形で、参加者を募って行こうかなと思っています。
参加者:
ちょっと突っ込んだ話ですけど、市役所1階のロビー辺りに、学生が来て店を出すことは可能でしょうか。例えば2日間、3日間限定でとか。そういうことはあまりないですか。
市長:
できると思いますよ。どうですかね。
参加者:
ぜひ報道の方にも来ていただきたいです。また改めてお願いにきます。
広聴広報課長:
はい。調整させてください。
参加者:
お願いします。
営業部長、きちんと説明して、こういうキャンペーンをやりますとか、旗を立てますとかアピールしてくださいね。
参加者:
今、私たちは、フェアトレードチョコレートの製作・販売をしている最中です。今まで私たちの活動を知っていただくために、イベントや活動に広く参加してきた中で、まだ私たちの活動自体の認知度が低いということや、フェアトレードに興味がある人がまだ少ないということも今回伺えました。それを改善していくために、私たちの活動をもっと知っていただけるような機会を自分たちからも作っていって、かつ地域の人や企業の人に、たくさんご支援いただけたらうれしいなと思っています。
2020年の12月から2021年の2月にかけて、フェアトレードと地産地消をもっと浜松に浸透させるためにどんどん活動して行くので、ご助力をお願いします。
市長:
はい。SDGsのプラットフォームに入ればいいと思います。これは官民連携でやって行かなければいけないので、企業でも個人でも入れます。
そこに入るとSDGsに関心を持った企業さんとかが来ているから、応援してくれるかもしれませんね。
文芸大職員:
大学としてはもうプラットフォームに加入させていただいています。
市長:
大学としてではなく、こういう活動で入るのはどうでしょうか。SDGsとうまく結び付けてやってもいいと思いますよ。
今日は静岡文化芸術大学の皆さんに「チャット!やらまいか」にご参加をいただきましてありがとうございました。
日本で初めてのフェアトレード大学になった静岡文化芸術大学が今、フェアトレードの活動に大変力を入れているということで、ぜひこれを継続をして大いに広げていただきたいと思います。
今日はSDGsのお話もしましたけれども、われわれも今SDGsを中心に、そうした活動に力を入れていて、もちろんその中でフェアトレードというのは重要な位置付けになっていますので、また皆さんと一緒になって啓発・啓蒙活動をやっていきたいと思います。今後ともぜひ頑張ってください。ありがとうございました。
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