緊急情報
ここから本文です。
更新日:2024年1月1日
開催日 |
令和元年9月17日(火曜日) |
---|---|
グループ名 |
浜松市更生保護女性会 |
参加人数 |
8人 |
活動紹介 |
更生保護女性会は、今年70周年を迎える日本更生保護女性連盟のもと、静岡県連盟32地区が、各50年以上の活動を続ける約70万の会員を有するボランティア団体です。当市会員は701名です。活動目標は「一人ひとりが尊重され、心豊かな社会を目指し、自己研鑚に励み、温かな人間愛をもって地域に根差した活動」です。 矯正教育の理解促進・更生施設への食事作り、清掃、花壇手入れ、教養講座などの支援、防犯予防活動、高齢者や幼・小・中・高校生への支援などです。会員の趣味・特技を生かした、手芸・編み物・折り紙・読み聞かせ・茶道・華道などを通じ、子育て支援の場面などで地域住民とふれあっています。 今後はより一層、各種団体と連携し、市民生活の場面で時代に即した活動の充実を図っていきたいと考えています。 |
浜松市更生保護女性会の皆さんから、更生保護施設での食事作りや地域の子育てのサポートなど日ごろの活動の様子や活動を通して感じている事についてお話いただきました。団体からの市内のボランティア団体の紹介とネットワークの構築、また更生保護サポートセンターなどの居場所づくりについての提言に、市長は「頂いた提言をしっかりと受けて検討していきたい」と述べました。
参加者:
私は静岡県更生保護女性連盟の副会長を務めさせていただいています。
本日は、市長さんにお目にかかる機会をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
更生保護女性会は、北は北海道から南は沖縄まで、およそ17万人の会員がいる組織ボランティアの団体です。浜松市には7区の701名の会員が活動をしています。各区それぞれ地域の特性を持って活動しています。
最近、頻繁に報道されている虐待によって命を落としてしまった哀れな子供たちを思うとき、自分の身を削ってでも子供の身を守る、そのような母の愛がいつしか薄れてきているように感じ、とても心が痛みます。
私たちは、地域に寄り添い、地域が抱えている問題に目を向けて、幼児虐待について、母と子に何か手助けができることがあればと、新たな活動を連盟として模索しています。
私たちは、更生保護女性会に誇りを持って活動しています。更生保護女性会の理念を忘れず、優しい母の心で、地域のために何ができるのか、気遣いの心を持ち、明るく住みよい地域になるよう、今後も活動をしてまいりたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
続きまして、これは「更女のお茶」といいまして、地域の更女の皆さんに買っていただき、こつこつ資金をため、静岡にある少年の家を新しく建設したときに、一千万円を寄付しました。これがその更女のお茶です。
とても評判が良くて、ぜひ市長さんにも試していただきたいと思って持って来ました。そしてこれはライスビスケットですが、ここの会員たちが資金づくりのために、皆さんに買っていただくものです。これは体に良くて、アレルギーの子供たちにもいいということで、とても評判が良く、味も良いビスケットですので、ぜひお試しください。
参加者:
本当に何でもないビスケットなんですけど、食べ出すと止まらないです。
参加者:
私は南区の更生保護女性会の代表です。
南区は清明寮での活動などをしています。今日はいろいろなお話ができたらいいなと思います。
参加者:
中区の更生保護女性会の会長をしています。また後ほどいろいろな会の活動などをお話してみたいと思いますので、よろしくお願いします。
参加者:
浜北区代表です。よろしくお願いします。
もう80歳になりました。老体にむち打ってお手伝いをさせていただいていますが、若い方が入っていただけるように一生懸命アピールしていますので、よろしくお願いします。
参加者:
北区の代表をさせていただいています。
浜松市には出前講座があるようですが、2月に幼児虐待についてのお話をお聞きしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
参加者:
西区です。私たちは、奇数月に和光寮で奉仕作業をしています。それと託児を篠原と、今年から庄内地区でもお手伝することになりましたので、それも頑張っていきたいと思っています。
参加者:
東区です。よろしくお願いします。
私たちは三方原学園という、今盛んにテレビや新聞で報道されている虐待にあった子供たちの集まる学校で、子供たちの気持ちを和らげられるように、お餅つき大会とか、お茶会をしたり、運動会のお手伝いに行ったり、保護司とともに協力して応援しています。
参加者:
天竜区です。今日はこのような会に出席させていただいて、緊張半分、うれしさ半分です。食事も喉を通らないこともなく、しっかり食べています。今日はよろしくお願いします。
市長:
よろしくお願いします。
各区だいだいお一人ずつですか。
参加者:
そうです。
7区の代表が一人ずつと、県の西部の副会長が一人です。
参加者:
このカレーおいしいですね。
市長:
おいしいでしょう。障がい者の人たちが授産施設で作っているんですよ。
参加者:
グレースカレーというんですね。
市長:
グレースカレーです。これは評判いいです。
参加者:
ラグビーワールドカップが始まりますけど、市長さんはラグビーをご覧になるのですか。
市長:
まずは、9月20日のパブリックビューイングです。
ファンの人たちが集う施設がソラモの所にできるんですね。そこでパブリックビューイングという、大きな画面で試合を見られるようになっています。
参加者:
ついこの間、バレーボールの女子大会が、浜松アリーナでありましたね。
市長:
ワールドカップですね。ここは、だいたい毎回会場に使っていただいています。
参加者:
この近くにも、お食事にいらっしゃるんですって。見上げるような身長の選手がたくさんいらっしゃって。
市長:
バレーの選手は背が大きいですよね。
参加者:
大きいです。でも皆さんかわいいお顔をしていらして、どこにあんなエネルギーがあるのかしらと思って。
参加者:
市長は自分でなさっているスポーツとか、あるいは好きでよくご覧になるスポーツとかあるんですか。
市長:
スポーツですか。毎日筋トレをやっています。朝30分。
参加者:
筋肉は裏切らないってとこですか。
市長:
しっかり、スクワット100回やって、腕立て200回しています。
参加者:
感心ですね。
参加者:
私たちも50回ぐらいやるんですけど、慣れてくると50回も平気です。
市長:
まずは足腰、下半身を鍛えないといけないですからね。市役所でも、一切エレベーターは使わず全部階段です。
参加者:
ご意志が固いですね。
参加者:
省エネにもなるし。
市長:
そうなんです。
参加者:
お仕事の責任感から、体力は付けておかなければという、そこからですね。
市長:
そうですね。何をやるにしても、まずは健康でないといけません。
参加者:
年をとるとどこかしら、腰とか足とか痛くなってきて、本当に湿布貼ってっていう感じになってしまいますけど、心がけですね。
参加者:
ごみの10%減量というので、ポスターがいっぱい出ていたのですが、今はああいう具体的な削減というのは、皆さんがぱっと見てわかるような感じではやっていないじゃないですか。やっていますか。
市長:
いろいろと具体的な取り組みのお願いは自治会を通じてしています。
参加者:
うちの自治会では市から職員の方に来ていただいて、ごみの減量作戦について話を聞きました。
参加者:
どのようなものが雑紙かだとか、分別方法を聞いてよく分かりました。
市長:
雑紙を分別していただくだけでも、ずいぶんごみが減ります。生ごみの水切りをやってもらうと全然違います。
とにかく、ごみというのはこんなに金がかかるものかと、市長になって、それが一番びっくりしました。
参加者:
ごみの焼却などに年間でものすごく費用がかかっていますね。
市長:
ごみの焼却は何の価値も生みませんから。二酸化炭素を出すだけです。できるだけごみを減らせば環境にもいいですし、予算の節約もできますし、もっと有効なところに予算を使えます。
参加者:
可美で大会宣言をやったときに、主人が宣言書を読ませていただいたのですけども、それから結構厳しくなりまして、わが家のごみが。主人がごみ担当大臣になっていますので。
市長:
素晴らしいですね。
参加者:
これは駄目とか、雑紙とか、結構口うるさく分別を担当してもらっていますので、こっちは大いに助かっているのですけれども。協力して少しでもごみを減らせたらと思って、頑張っています。
参加者:
雑紙を抜くと半分になりますね。
参加者:
今日もごみの日だったんですが、大きい袋に入れて半分でしたから。
市長:
大きいんですよ、雑がみ。
参加者:
たくさん包装がね、丁寧すぎますね。
参加者:
残飯もものすごく言われていますよね。
市長:
食品ロスですね。
参加者:
そう。ほんと年寄りがいつも申し訳なく思うんです。レストランだと初めから減らしていただくのですが、なかなかお弁当だと減らしてくださいって言えないものですから、ほんとこれがいつも心苦しいです。
市長:
うちでも、ご飯が多そうだと思ったら、最初からお弁当のご飯を半分にして、ラップに包んで冷凍しておきます。そうすればまた使えますので。
参加者:
市長さん、お忙しい中でも家事は、やられるのですか。
市長:
妻に怒られます。
参加者:
ごみをきちんと分別するぐらいですか。
市長:
そういうのはやらないといけないですよね。一生懸命やっていますよ。
参加者:
広報紙で市長は、奥さまとお食事されるのが唯一楽しみだというのを拝見しましたが、お料理はもちろん奥さまですか。
市長:
そうですね。
参加者:
簡単に短時間においしく作るのが一番上手なんですよ。ひねくり回して時間かけても、まずいものだったら何もならないから。
参加者:
来年のオリンピック・パラリンピックで浜松市のボランティア募集の話もありましたが、もう充足したのですか。
市長:
1,000人を目標にしていましたが、おかげさまで、今はもう1,000人を超えています。12月まで募集は継続しますので、できるだけ多くの人に参加してもらいたいと思っています。
パラリンピックの選手が400人来ると言っていますので。
参加者:
浜松は、そんなに障がい者に優しいまちには、まだまだなっていないですね。
市長:
いろいろ一生懸命取り組んでいますが、これはもうどちらかと言うと一人一人の心掛けですから。心のバリアフリーというのは大事にしたいですね。
参加者:
でもそれが一番難しいですね。
参加者:
市のビジョンはどうですか。どういう市を目標に毎日一生懸命励んでいらっしゃるのですか。
市長:
浜松市の都市ビジョンというのは、「市民協働で築く『未来へかがやく創造都市・浜松』」を掲げていますので、やはり市民協働でもって、より多くの市民の皆さんにいろいろな活動に参加をしてもらって、創造都市というのは、いろいろな市民の皆さんの創造的な活動によって、都市が発展する、活力が生まれる。これは世界的に今注目をされているものですが、もうそれが都市ビジョンに表されています。総合計画としての目標も、そういうスローガンになりました。
参加者:
私どもの中区の更生保護女性会は、更生保護施設に食事づくりなどで協力しています。そういう更生保護活動とともに、地域にあっては保護司会の先生方と協力して、社会を明るくする運動をしています。コープでのあいさつ運動などもしています。
また、子育て支援は、会員たちが定期的に保育園などに伺ったり、小学校の本の読み聞かせをしたり、若いお母さん方の手助けが、少しでもできればという思いで頑張っています。
他にも、薬物や暴力反対とか、いろいろありますが、まだ浜松ダルクができる4年くらい前から施設にお伺いして、どういったことが大変なのか現状をお聞きしています。
市長:
ダルクさんがやっている施設ですね。
参加者:
そうです。去年、浜松ダルクというのが三島町に開設されました。その前は浜松から静岡へ通ってリハビリを受けていたんです。その頃からのお付き合いで、支援させていただいていますが、そういった支援を、今後も継続してやっていきたいと思っています。全国でも男性のダルクは80カ所くらいあるらしいですが、女性のダルクは二十数カ所くらいということです。
最近では、いじめとかDVとか、女性が被害者になるようなことが多くなっていますので、それに対応する施設も、こちらにできてくるのではないかなと思っています。
参加者:
私は県の更生保護女性会に所属していますが、県の方は各県立高校で冠講座を実施しています。これから大人になる高校生に命の大切さとか、社会に出てからも生活ができるように、講座を通して学んでいただこうと、県連盟から3万円支援をしています。
浜松でも、どこかで手を挙げていただけたらうれしいです。
参加者:
天竜区はやっていましたね。
参加者:
北区の湖北高校もやっていましたが、他の区ではなかなか。
市長:
高校が手を挙げないといけないのですね。
参加者:
そうですね。こちらからもお知らせをもっと積極的に行った方がいいと考えています。1回やると、またやってほしいと依頼がありますが、そういう冠講座で、これから大人になる方に、いろいろな面での教育の講座を受講していただけたらと思っています。
参加者:
浜北区です。天竜厚生会の2つの保育園へ、月に1回ずつ見守りとか折紙、編み物、読み聞かせなどをやりながら、今のお母さん方とお子さんと両方と遊ぶようにしています。この活動はもう16年続いています。子育て支援のシステムができてからずっとやっています。
時代とともに支援の内容や、対象者が違ってきます。母子がべったり、カプセルの中へ入ってしまったような人も来るのですが、やはりそれではいけないものですから、お母さんも社会のみんなとお話しすることや、子供もいろいろな人と接することが大切ということを、遊びの中で気付いてもらいたいと思いながら支援をしています。
地域によっては、学校と関連してやっていますが、浜松市にもそういう活動ができる場所があれば、出向いて行って、少しでも社会の役に立てればと願っています。
参加者:
北区は引佐と細江町、三ヶ日町、三方原の4支部でそれぞれ活動しています。
4月には、引佐北部小中学校で、図書館を地元の人たちに開放してくださるということで、ブックフェアがありました。更女もそれに参加しまして、ビスケットを販売したり、折紙づくりを皆さんに、子供たちにやっていただいたりしたのですが、そのように地域に根付いた活動ができたらいいなと思っています。
これからの北区の活動としては、10月に刑務所のバザーに51名で親睦を兼ねて行ったり、1月には「きたっ子」という女性団体が開催するフェアに参加したり、2月には、北区全体研修会というのがありまして、そこでは出前講座してもらおうと思って、手配しています。
3月には、北区Deまつりにも参加して、更女はちょっと知名度が低いものですから、なるべく外に向けて発信していきたいと考えています。
参加者:
西区です。範囲が横に長く、まだ拠点となる支所づくりがなかなかうまくいっていないものですから、そこに力を入れています。会員が高齢化しており、協力はしたいけれど、出向いてまでできないという方が増えたことから、1品寄付をしていただいたり、いろいろなことを先輩方に教えていただいたりしながらやっています。
和光寮の催しでは子供に浴衣を着せてあげて、一緒に中のいろいろなお店を回って、食券で買ったりとかして、保護者に代わって遊んでいます。
年に1度の少年の家の食事づくりでは、それぞれの地区のいろいろな具材料を持ち寄りました。とても楽しく、時間も長引いてしまったと報告がありました。
今度は刑務所のバザーも、皆さん大変楽しみにしてくださっています。
あとは2月に駿府学園で子供たちの意見発表があります。子供が、こんな立派なことを言うんだけれど、何で?とそこでクエスチョンマークになって皆さん帰ってきます。そういう子たちの芽を摘んではいけないものですから、子供たちを外から見守るという形で、声掛けなどに力を入れています。
参加者:
東区の会合を、毎月区役所で開いています。人数が少なく、なかなか活動が思うようにいきませんが、みんな頑張ってくれて、静岡の少年の家の食事づくりも年2回、みんな頑張って行っています。資金も十分ではありませんが、何とかみんなで協力してやっています。
子育て支援はながかみ保育園へ、みんなで雑巾を持って行こうということで、頑張って作って持って行っています。
また、三方原学園へは毎年、餅つき大会や運動会、お茶会に行っています。一人一人に体験してもらって、「ああ、よかった」と思えるようなことをしたいと考えています。
お茶会では、抹茶をたてることが「本当に初めてだ」と、とても感動している子がいましたし、餅つきで、お餅に触った、杵でついたということがないので、とても感動していた子供たちが多かったです。
運動会は、障害物競走にみんなが協力して、応援もして、更女の人は応援ですけど、保護司会の方も一緒に来てくれて、俵とかを並べたり協力してくれました。
参加者:
天竜区です。
天竜区は会員が250人、浜松の西部の中でも一番の大所帯で、県内では、32地区で会員が3,600人ぐらいですが、その中でも一番大勢でした。
なかなか地域柄、ご高齢の方も会員の中には多く、80代の方が結構います。それでも半数以上は年に1回総会に出てきていただいて、水窪の奥の方とか、佐久間の奥の方とか、春野の山の上の人とか、そういった方も足を延ばして参加していただいています。できる人ができることを、できるときにやってください。そして、安全には気を付けてといつもお願いしています。
今まで紹介があったように、私たちの所も支部で、特色ある子育て支援の活動や学校支援などをしています。特に天竜区全体で取り組んでいるのが、「すぎのこの日のあいさつ運動」で、毎月20日を起点に全地区でやっています。
小学校までの坂道や門の前、中学校、それには私たちばかりではなくて、保護者の方や民生児童委員、青少年健全育成会、いろいろな方の参加が年々増えています。子供たちから逆に、元気なあいさつとともに、元気をいただいているところです。
それから、子育て支援も、特に幼稚園への協力ということで、行事があるときに園児の見守りをする、実際の活動のお手伝いをするときもあるのですが、幼稚園を影の力として支えられたらと思っています。
あとそれぞれの地区、支部の特色ある活動ですが、春野ですと小学校、中学校の学校行事の支援活動は何十年とやっています。
例えば、中学校での豚汁づくりは、持久走大会の日に朝早く、それこそ地元で採れたハクサイ、ゴボウなどを携えて、会員が朝から調理します。最近は、役員と保護者の方の分のおにぎりも作っています。白米というかご飯は生徒が持ってきますが、毎年、二十数年、もっとなるかもしれないですがやっています。
市長:
なぜ人口の割に会員がこんなに多いんですか。
参加者:
支部が合同になったということもありますし、あまり減っていかないです。今年びっくりしたのは、だいたいが勧誘されて入って、あの人に誘われたから入ったという人が多いですが、「入れてください」と言って来る人もいらっしゃったので、とてもうれしかったです。
参加者:
地域みんなで入ってるじゃないですか。
参加者:
私たち、更生保護女性会の今一番の悩みは、天竜を除いて会員が高齢化してしまっているんです。
市長:
今、会員の募集というのはどういうふうにしているのですか。
参加者:
会員募集は口コミですね。
参加者:
やっているんだけれども、なかなか入ってもらえない。
参加者:
昨年、新聞で紹介をされたこともあって、静岡県の更生保護女性会として活動を紹介していただいたので、それで知ったとか、関心を持ってくださった方もいらっしゃいます。ただ、それで入るかというとまた別なんですけども。
参加者:
「静岡新聞」の夕刊の第一面。題字のすぐ横へ、8月27日(月曜日)から31日(金曜日)の5日間にわたって、全活動がそこに書いてあります。
市長:
保護司さんも今なり手がなくて。
参加者:
私は保護司なんですが、保護司の方が少ない分、更女の人たちが、施設訪問をして、対象者と直接触れ合って、誕生会とか県の行事で、健康発表会、卒業式等に参加しています。
皆さん高齢になってしまって、もう辞めたいという方が多くなっています。一方で入って来る方は、皆さんお仕事を持っているので、できるときにできることをやってくだされば結構ですとお願いしているのですけれど、なかなか難しいです。
参加者:
本当に全てが実践活動なんです。それと資金を自分たちで調達して、すごく自立したボランティア団体だと思います。これは本当に誇りを持って言えることではないかなと思います。
市長:
そういう施設などへの支援が中心ですか。
参加者:
更生施設の駿府学園や少年の家、少年刑務所や勧善会などです。
市長:
それは施設から出られた方の支援をするわけですか。
参加者:
そうですね。施設を出た方が、社会貢献活動をされたりしますが、そのお手伝いを私たちがしています。
参加者:
そういう活動をするために、私たちはいろいな研修をしています。
参加者:
まず1つ、市内におけるボランティア団体の紹介と、ネットワークの構築をお願いしたいと思います。これがもしできれば、私たちの団体も活動内容が明確化して、特性を生かした連携ある活動ができるのではないかと思います。
ただ今、行政、教育委員会、社協、自治連合会などと、なかなか直接つながりが持てないものですから、そういう各団体との効果的な協働、先ほど市長がおっしゃった協働の、本当に理想的な市が生まれるのではないかと思います。
そしてまた、市民も各々の興味・関心のある活動に参加していただきたいと思います。高齢者が「何もすることがない」と言っている人もいますので、体が動く限り、またおうちにいて、あいさつを周りの人にしてくれるだけでも、この更生保護の活動に通じますので、入会していただいて、それで生きがいを持って、元気な老後を過ごすことができるのではないかと思います。
それにはやはり、楽しく活動ができれば、各団体への一般市民の会員の増強も図れるのではないかと思います。これが1つ目の提言です。
次に、更生保護サポートセンターの設置です。これは保護司からいろいろご要望があるかもしれません。私たちは、直接それに関わるわけではございませんが、同じような活動内容ですので、地区センターができれば、居場所のない人たちが自然にそこへ寄って、更女の人もそこへ集まって、対話ができ、居場所のない人の居場所づくりにも協力できるのではないかと思います。なるべく人の集まりやすい所で、公共施設の空いている所がありましたら、ぜひご協力をいただけたらと願っています。
今日は本当に、いろいろありがとうございました。
それと、この会を持ちました一番の目的は、7区ございますけれども、結局、7区でも旧市の4区はつながっていますが、天竜区、北区、浜北区は皆別々で、旧体制によって組織ができています。県連へ行けばつながるのですが、この浜松地域ではつながりがないものですから、それもやはり7区が連携して、いろいろ活動ができれば、ほんとうにありがたいと思います。よろしくお願いします。
市長:
今日は、ご参加いただきまして感謝申し上げます。
いろいろ皆さんから活動の報告をいただきまして、更生保護活動だけでなく、子育て支援をはじめ、さまざまな広範囲な活動をされているということがよく分かりました。
また、今頂きましたご提言をしっかりと受けまして、またいろいろ検討していきたいと思います。
限られた時間ではありましたが、有意義な懇談会になったと思います。本当にありがとうございました。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください