緊急情報
ここから本文です。
更新日:2024年1月1日
開催日 |
平成30年4月26日(木曜日) |
---|---|
グループ名 |
シニアクラブ浜松市 |
参加人数 |
10人 |
活動紹介 |
市内のシニアクラブの皆さんの育成および発展を図るとともに、クラブ相互の連絡を密にして親睦を図っています。あわせて生きがいと健康づくりを促進し、広くシニア(前期後期高齢者)の福祉の増進に寄与することを目的としています。これを達成するためクラブ指導と育成を行い、シニアクラブ間の連絡調整と社会活動の促進のための諸事業を行います。 |
シニアクラブの会員を増やすための取り組みや、健康寿命を延ばすための取り組みについてのお話など、たいへん和やかな雰囲気のなか懇談は進みました。
団体の「前期高齢者が後期高齢者をサポートする体制を作っていきたい、また、自治会などさまざまな会とのつながりを大切にし、会員を増やしていきたい」との声に、市長は「市としても支援できるところは全力で行ってまいります」と答えました。
参加者:
本日は、チャット!やらまいかに参加させていただくことになりました。私は会長になって8か月の新米です。私のところでは、健康寿命についてはロコモーショントレーニングや、ノルディック・ウォーク、レクリエーションダンス、地域によってはグランドゴルフに取り組んでいます。雄踏では健康吹き矢もやっています。これは座ってできます。
市長:
健康吹き矢は肺活力の向上になりますね。
参加者:
はい。姿勢を正して深呼吸をして狙いを定めるんです。計算するのが結構難しいですが、脳の働きもよくなるように、健康吹き矢をやっています。やっている方は女性が多いです。あとはペタンク大会があります。
市長:
輪投げはどうですか。
参加者:
輪投げは、最も古くからやっています。輪投げで健康寿命を延ばすんです。いま健康寿命が、男性は72.9歳ぐらいでしたかね。
市長:
そうですね。73歳ですか。
参加者:
女性も75.6歳ぐらいで、平均寿命と健康寿命の差をできるだけ縮めるような活動をやっていきたいと思っています。
また、各地域で、特に自治会との連携は徹底してやっていこうと思っています。雄踏地区では、体育祭には必ず老人クラブも子供たちと一緒に出ていて、その昼休みの休憩のときにレクリエーションダンスをやっています。子供を入れてグランドゴルフもやっています。
健康吹き矢でもそうですが、子供会や民生委員もみんな仲間で、雄踏にはこういった団体が54ぐらいあり、それが年1回集まって、クラブの宣伝をしたり、お茶会をしたりしていて、だいたい150人ぐらい集まります。
私は前に町議会をやっていた関係がありまして、そこが母体になって、会員増員に向けて努力をしています。
いま浜松市の代表を務めさせていただいておりますが、ほかの役員の皆さんに助けられながら、できるだけいい方向へ活動を展開していきたいと思っています。行政の皆さんから何か要望事項がございましたら、積極的に取り組んでまいるつもりですので、よろしくお願いします。
参加者:
南区の新津地区から来ています。いろいろ大変ですが、高齢者も一生懸命、頑張っていますので、よろしくお願いします。
参加者:
舞阪町から来ています。まだ本当に新人なので、あっちへぶつかり、こっちへぶつかり、方向転換ばかりですが、よろしくお願いします。
参加者:
副会長をしています。中山町の寿会の会長を兼ねています。よろしくお願いします。
参加者:
私は浜北区の新原から来ました。浜北の会長になってから5年目を迎えます。78歳になりました。まだまだ老人クラブへ行くと中ほどぐらいで、年寄りぶっていると先輩方に叱られそうです。よろしくお付き合いをお願いします。
参加者:
私も老人クラブへ入って6年目になりました。つぶれかけた老人クラブで、何とかしないといけないと頼まれて入ったわけですが、当時91歳と90歳の方が交代で会長、副会長をやっていたんですね。人数も20人ぐらいになり、だんだん衰退してしまって。もう「解散する」と言うので、「せっかくあるのに解散は駄目だよ」と言ったら、「会長をやってくれ」というので、そこから始まりました。
細江地区の連合会に所属していまして、今日は市長に会えるのが楽しみで来ました。よろしくお願いします。
参加者:
事務局を担当しています。合併市町の12支部に、それぞれ事務局があればいいんですが、事務局がないところもありますので、会長宅でやっているところもあります。連合会の大会も、先ほどお話にでた輪投げ大会とか、レクリエーションダンス大会などを、会員の皆さんがいろいろご苦労をしてやってくださっています。
民謡大会や輪投げ大会も年に2回やっているのですが、1回500人ぐらい、レクリエーション大会については700人ぐらい集まるため、3年ぐらい前から浜北のグリーンアリーナでやっています。高齢化してくるものですから、交通手段の確保が、なかなか大変です。
参加者:
河輪地区から加盟していますが、地区の中でもいろいろ問題が違うんですね。例えば、河輪地区でも南のほうですと、移動手段が最大級の問題です。
組織もいろいろありまして、呼びかけるのですが、いわゆる団塊の世代と言われる層が、地域の協働活動へ入って来てくれません。ですから、いま市の呼びかけで、生活支援の協議体とか、いろいろ作りつつあって、私もメンバーの1人ですが、担い手になるぐらいの年齢層が、なかなか老人クラブへは入ってこない。誘ってみると、「市でやっているいろいろなものにも入っていますし、自分はもう趣味をもっているから」とか、「退屈していないから入らない」というのが出てきました。退屈だから入るのではなく、「お互い地域で助け合おう」「相互扶助の組織なんだよ」と、呼び掛けをしています。そのへんがまだなじみがないので、どうやったらそういう人たちを、少しでも引き込めるかと、いつも悩んでいます。
それから、ロコモ(ロコモショントレーニング)を進めていただいていて、ようやく河輪地区でやっていない団体が1つだけになりました。あれは非常に健康にいいです。それを理由にまた集まって、ついでにほかのことも一緒にできますので、これからも増やしていきたいと思います。
参加者:
浜北から参りました。私のところは浜北区の中瀬、天竜川に近くて一番奥の上島というところですが、120人の会員を持ってやっております。
いまお話があったようなロコモーショントレーニングを、包括支援センターが指導してくださっています。フリフリグッパーといいまして、腰を振りながら手を握ったり、たたいたり、歌を歌いながらします。
市長:
一度にいろいろなことをするのですね。
参加者:
そうです。予防のためにやっています。とにかくシニアクラブは楽しいところでなければいけないというのを信条に、みんなで毎日楽しくやっています。
参加者:
中区富塚町です。私も平成26年から女性部長を、5月にまとめ役を受けさせていただきまして、皆さんに本当にいろいろ助けていただきながら活動しています。よろしくお願いします。
参加者:
いま、いろいろな活動をやっていますので、皆さんに活動の自慢話をしてほしいということで、提案しているのですが、どうでしょうか。
参加者:
自慢話ではないけれども、以前は20人ぐらいの団体で、もうつぶれかけていたんです。女性が多いので、女性に会長になってもらって、2年やっていただきました。
連合会へ加盟して、私が事務局をやるので、ぜひまとめてくれとお願いしました。そうしたらよくまとめてくれまして、やはり女性はすごいですね。
市長:
いま何人ぐらいですか。
参加者:
20人が、6年間で60人になりました。今年は11人入りました。250戸の地区ですが、横のつながりが意外に少なくて。自治会の団体が全部で24団体ぐらいありまして、いろいろやっています。老人クラブはその中の1つですが、その横を串刺しにしたら、かなりコミュニケーションがとれると思ったんです。
老人クラブの5、6人で、自治会のお手伝いを始めて、地域で、絵や書、お花や編み物などを出しあって、文化祭をやっているんですが、人が集まらず、頭を抱えていたものですから、老人クラブは当時50人いましたので、どんと人をつぎ込みました。
公民館で、全部設営して、それが意外に立派にできました。新聞に載ったら外からどんどん人が来て、「素晴らしいですね」とほめられました。
それから地域の中ですが、横のつながりを大事にして、先ほどのロコモ体操も始めました。いま34人の団体でやっていますが、出るのは20人ぐらいですね。ありがたいなと思います。いろいろなところでコミュニケーションをとっています。
市長:
ずいぶん活発になったんですね。
参加者:
いまのところ100人目指して頑張っています。
参加者:
ありがとうございました。浜北関連で、生活支援事業のモデル的な形でやられているところがあるという話で、続いて、お話しいただければと思います。
参加者:
私のところは、女性が会員の中では過半数と多いものですから、役員の中で女性を強化しようとしています。いま浜北全体で旧の村単位で6地区に分かれていますが、6地区に5人ずつ理事がいて、その5人のうち2人は必ず女性が入るようにしています。6地区ですので12人は必ず女性がいるわけです。
その方たちが浜北へ集まってきて、30人ぐらい理事が集まるわけですけれども、その中でまた、会長は私で、副会長が男性1人、女性が3人います。運動会をはじめとした地域のいろいろな行事の司会などを女性がやってくださっています。女性が主役なんですね。
私は行ってちょっとあいさつするだけで、あとはみなやってくださって、非常にそういった点では評価がいいと思います。これからもそうやって進めていこうと思います。
それから、いま高齢化で買い物や病院に行くのがなかなか不便です。電車の沿線はまだ多少いいですが、ちょっと中に入ると、バス路線が廃止になってしまって利用できないといった課題があります。コミュニティバスがありますが、1日数本しか通っていないものですから、それも非常に不便です。
そこで、老人クラブ、民生委員、自治会の人たちが社会福祉協議会をつくって、さらに、ボランティアで「ほっとねっと麁玉」というのをつくりまして、草刈りをお手伝いするとか、電球が切れたといえばその人たちが行くとか、いろいろな形で活動しています。
最近は、スーパーやコンビニが遠くなってしまって行けないというお年寄りが多くなり、天竜厚生会さんが協力をしてくださって、小型のバスで弁当や野菜を積んで、コースを決めて回ってくれて、お年寄りは遠くへ買い物に行かなくても、協働センターへ回ってきてくれるので、非常に助かっています。
私も区役所にお願いしていますが、これからは、病院へ行くにも、回ってくるバスが1日2回とか、その程度ですので間に合わないわけです。私たちの「ほっとねっと麁玉」で送り迎えをやってもいいのですが、事故があってはいけないということでやっていません。
タクシー会社もありますし、いろいろな関係がありますから難しいということですが、これからは、そういった年寄りをどうするかということを、考えていかなければいけません。
やむを得ず会合には、役員の人が乗せてくるんですね。それも事故があったら困るなということで、人によっては、それはやらないという人もいます。いまのところ大きな事故はありませんが、一生懸命お手伝いしても、事故のことも考えなければいけないという問題もあるなと思います。
しかし、「ほっとねっと麁玉」は、だいぶ運動をやっていまして、効果があって助かっています。
参加者:
ありがとうございました。女性がいま、シニアクラブとしてかなり活発に動いていただいていますけれども、続いて、いまの活動状況を簡単に、自慢話をお願いします。
参加者:
平成26年度に、私は女性部長を引き受けまして、民謡大会とか、いろいろあるのですが、その辺の流れをどうやっていくか、いろんなことを一から見直しをさせていただきました。
それで水窪から雄踏、舞阪、すべて含めて38人の女性の地区の代表が来てくださって、年間4回会合を聞いています。交通費はきちんと行政からいただいている分を配布しています。
そんな中で、やはり地域に落としていくということが、市老連の中央の一番の役目かなと思っています。同じ感覚で活動していただける、人材育成ですかね。なんか大変偉そうなことを申し上げました。
市長:
いやいや、大事なことです。
参加者:
女性がちょっと、にこっとしながら動くのも必要かなということで、その辺は少しずつ意識を持っていただいたかなと思っています。
できるだけ輪を保つ。いろんなことがあると思います。けれども、そこをどういうふうにさばいていくか。私がいつも言うんですが、和やかな輪、それから大きな輪ですね。あとは輪の中に入りましょうという感覚で、県にもそういう方向で、お伝えしています。
そんなことで、少しでも女性の力が発揮できるような場所づくりですね、その辺のところを心がけていきたいと思っています。
それには行政だったり、自治会だったり、いろんな連携を取れないと、一番はそこなんですね。シニアクラブに入っていただくと、こういうメリットがありますよとか、そういうことを伝えていくのも、私たちの役目だと思っております。少しずつ年齢を重ねていくたびに、地域のつながりが一番必要になるというのは、私がいま一番感じているところです。浜松の出身ではないということもあったせいかもしれませんけれども、隣近所を一番大事にしないと何事も、いろんなことにつながっていかないかなという思いでいますので、シニアクラブに入っていただけるように、少しずつ皆さんと動きたいと思います。よろしくご協力をお願いします。
参加者:
皆さん悩み事は少なからず抱えていらっしゃいますけれども、結構いい方向へ動いていると思います。
参加者:
雄踏地区ですけれども、私のところもいろいろ地域性があります。
市長:
雄踏も大きいですもんね。
参加者:
ええ。15,000人います。昔からの風習で兄弟分という組織がありますね。9つの単位クラブがあるのですが、私が自治会長のときに自治会をやっていた人がみんなそこにいるので、その1人1人を老人クラブへ勧誘しています。兄弟分の頭を入れると、そこへ付いてた人はみんな入って来てしまう。
市長:
なるほど。
参加者:
当初、私が引き受けたときは、もう530人にまで少なくなってしまって、何かしないといけないと。今までやっていたことと同じことをやっていたら駄目だから、新しいことをやろうということで、副会長と考えました。
それで、最初にやったのがレクダンスです。インターネットで調べて、レクダンスをやっている先生を探して呼んできて始めました。そうしたら参加者が増えてきました。
私はいつも言うのですが、やはり組織だから、人材の育成をしないと組織なんか成り立たない、だから人材の育成をどうするのか。これを真剣に考えなくてはいけません。それと同時に、各部署に部長を置いて、出てきた意見を取り上げています。会員は今年で889人、一時1,000人に近いところまでいきました。
昔から同じことばかりやっていたら、嫌になってしまう。必ず少しずつ変えて、そのために健康吹き矢などを取り入れてきました。それと、やはり人とのつながり、これは大切にしないといけないなと考えています。
参加者:
再三言っていますが、前期高齢者のシニアクラブの会員が、なかなか入ってきていないということもありますので、この加入については、自治会にもお願いをしながらやっていきたい。
また、前期高齢者、後期高齢者がありますが、前期の方が後期の方をサポートしていくような体制づくりをやっていきたいと思っています。その辺またご指導があれば、ぜひお願いしたいと思っています。
それから自治会とシニアクラブ浜松市とのつながり、これを大切にしていきたい。ですから、会員を増やしていくために、会合で時々、自治会連合会長さんに連携をお願いをしたいと思います。
それから、市が実施していることで、施策についてのダブり、ホームページは同じようなことを2か所で掲載しているものは1つにした方が効果的で、予算も少なく済むだろうし、こういったことも提言していきたいと思っております。
それから、地域包括支援センター、教育センターの充実、これは高齢者とか就業支援、子育て支援、こういったものの協議体ができつつありますので、包括センター主体でやっているところにシニアクラブが入ってという形を、できるだけとっていければいいかなと思っています。
市長:
今日は限られた時間でしたが、皆さんからさまざまなご意見をいただきまして、ありがとうございました。
人生80年時代から、間もなく人生100年時代と言われておりまして、先ほど冒頭の会長のごあいさつにもありましたが、平均寿命を健康寿命にいかに近づけるか、逆にいえば、健康寿命をいかに前進をさせるかというのが、市にとっても大きな課題で、いまいろいろと健康増進に関わる活動を、推進したり推奨したりしています。
そうした中で、シニアクラブの皆さんは中心的に、その活動を担っていただける団体だと思っています。前期高齢者の加入促進とか、いろいろな会との連携とか、その他の課題もいただきましたし、市としても支援できるところは全力で行ってまいりますので、引き続きいろいろ知恵を出し、大いに活動を活発にしていただければと思っています。
本日はありがとうございました。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください