「浜松市地方創生SDGsコンテスト」として、企業、団体、個人、学生、高校生等の皆さんから、SDGsの観点から地域の活性化や社会課題の解決につながる取組の事例を募集しました。
審査を実施し、「一般の部」と「高校生の部」のそれぞれにおいて、優れた取組事例である「優秀賞」を決定しました。
優秀賞の受賞チームには、賞状と副賞が贈られるほか、12月11日(月曜日)の「SDGs未来都市・浜松 シンポジウム(別ウィンドウが開きます)」において取組発表を行っていただく予定です。
一般社団法人里の家 |
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NPO法人ラブ・ネイチャーズ |
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浜松調理菓子専門学校 |
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愛管株式会社 れんりの子(認可保育園) |
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株式会社平出章商店 |
浜松開誠館中学校高等学校SDGs部 |
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浜松学芸高等学校 社会科学部地域調査班 |
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オイスカ浜松国際高等学校 環境SDGsプロジェクト |
都田町内の放置されていた約3haの二次林を、使うことで「維持される里山」「木地師の森と森林体験」をテーマに整備を進めている。2021年4月に植生調査を行い、100種以上の自生樹を確認した。2022年の春と秋に作業路を再整備し、常緑樹と竹の除伐、2022年春に家具や器の木地となる樹木の52本の植樹を行った。2023年度は国土緑化推進機構の特別公募事業「つながる、つなげる、子ども若者応援事業」の採択を受け、月に一度の里山体験、フィールドのあり方と整備、リスクマネジメントと活動指針の検証と実践を行っている。こうして気候変動に対応した災害に強い森、循環する森づくりを進めている。 |
静岡県内に於いて奥浜名湖地域にのみ、ひっそりと生息する貴重な生き物達の保護、育成、環境保全を目的とします。 1.生息地の整備、保全。 ■シラタマホシクサ 21年間継続中。 東海地方にのみ生息する絶滅危惧種、里山の保全放棄・開発により生息条件の湿地が減少し絶滅が危惧されている。 ○生息地の整備:草刈り・樹木管理・ビオトープの整備保全・地元種の野草展示用取り入れ等 ○保護、育成:保存用種の採取、配布・補助的播種・見守り・外来種の排除・地域の湿地へ播種テスト。 ■ヒヌマイトトンボ 静岡県内唯一の生息場所である都田川の葦原(汽水域)の生息調査・啓発活動。16年間継続中。 ○生息調査:限られた発生期間内(6月末~8月中旬)の現地調査を行う、行政にデーターを提供。 ○保護:生息地の見回り、保全。 2.自然環境啓発活動 その他の絶滅危惧種・外来種の被害などについて環境講座開催、パネル展示を行う。 観察会を開催。報道、地域への広報活動。 |
「食育活動」 ・食の幼稚園、食の小学校 子供向けの料理やお菓子作り体験と食育講話です。講話では「はまいく先生」というキャラクターが旬の野菜などを使って食と環境について話をします。 ・食育授業 高等学校での模擬授業(講話、デモンストレーション、実習など)、小中学校での講話(食とSDGs)などを行っています。 ・地域企業、団体、各種学校と共同でイベント実施や各企業、団体のイベントへの参加 廃棄される摘果ミカンを使ったチョコレートの共同制作や、浜松の中心街を盛り上ける企画「はままつ街みつプロジェクト」での商品開発と販売、浜名湖て食害の原因となっているクロダイを使ったメニュー考案、地元スーパーでの商品開発など行っています。 |
浜松市浜名区都田町にある認可保育園「れんりの子」は、愛管株式会社が運営する未来の環境リーダーを育成する場所です。敷地内ではSDGsの取り組みを複数行っています。 脱炭素の取り組みで地中熱を活用するビニールハウスがあり、園児たちは環境に優しいエネルギー利用を学びます。さらに、自社農園に「こどものうえん」を併設し、子どもたちが自ら作物を育て、給食で食材として利用されたり、自ら調理して食べたりといった体験をしています。また、愛管の社員が管工事業で出た廃材を利用した遊具や看板、フェンス作りを通じてリサイクルの重要性も教えています。これらの教育活動は地域社会にも広がり始め、保育園は浜松市で高い評価を頂いています。 |
地域の農産物を使用したくても生のままでは使用できない製菓製パン業の皆様と、製菓製パン業の皆様に商品を使ってもらいたくてもどう加工・販売をしたら良いかかわからない生産者の間に入り、両者を繋ぎながら原料調達~製菓材料への加工~製菓製パン店への材料の販売を実施。原料は主に未利用農産物や規格外品を調達することで生産者の所得向上と食品ロスの削減を図っている。使用する製菓製パン店には、産地情報や加工の取り組みの情報も提供することで差別化商品の開発販売に寄与。生産者にとっては農産物の認知拡大にも繋がっている。 自社商品として浜松産レモン果汁・外皮、浜松産グレープフルーツ、三ヶ日みかん外皮、浜松産小玉みかんなど約10アイテムを製菓製パン材料として商品化。また、加工請負案件として浜松産さつまいも、静岡県産紅ほっぺなどを顧客のオリジナル規格でシラップ漬け、ペースト、ジャムなどに加工。年々新たな品目の加工の依頼が生産者・製菓製パン業両者から寄せられるようになっている。 |
・フェアトレード学習:企業や団体とのコラボオリジナルドリップパックを作成、販売しています ・気候マーチ:学校から浜松城までをマーチして気候変動を訴える活動です ・浜松市若者会議:提言校として毎年ディスカッションなどを行っています ・気候サミット:オンラインで国内外の学校と気候危機について話し合うサミットを企画運営しています ・廃プラで企業とコラボ:企業や自治体と話し合いをしながら廃プラスチックの有効活用を考えています ・SDGs出張授業:小学校や中学校に部員が講師としてSDGs学習の入門講座を行っています |
私たちは地域の魅力を発信する活動に取り組んでいます。浜松市には自然環境だけでなく産業や文化など多くの魅力が存在します。しかし、産業の文化的価値や観光資源としての活用はできていない状況です。そこで、私たちが地域に眠る観光資源や産業文化に焦点をあて、PR動画やポスターを制作することで地域の魅力にスポットライトを当てる、そんな広告代理店としての活動に取り組みました。 活動の中で私たちもまだ知らない魅力にたくさん出会うことができ、新しい地域の魅力を発見することができました。こうした活動を通じて、地域の企業や産業の魅力を発信し持続可能な経済発展に貢献するとともに、私たちも地域の魅力に気づくことができるシビックプライドの醸成に繋がっていると感じました。 広告代理店として活動していくなかで、年々多くの企業や団体様からの依頼を頂くようになり、私たち高校生の力が地域に還元される、なにより動画やポスターといったARTの視点を用いた活動が受け入れられていくことで、高校生の私たちでも地域に貢献することができると実感することができました。 現在は、多くの依頼を効率良くこなしてしていくため、CM制作だけでなくイベント部門やアパレル部門・食部門に別れて活動しています。こうした水平分業を行うことで、様々な企業や団体と協働することができる広告代理店になりました。 |
私たちが住む浜松市には、日本三大砂丘のひとつと言われる「中田島砂丘」があります。ここにしかない自然環境、景観があります。風によって砂上に風紋という波の縞模様ができ、ドラマのロケ地や浜松祭りの凧揚げ会場、ウミガメの産卵地としても有名です。海岸湿地や砂丘にはカワラハンミョウなどの希少動植物が確認されています。 私たちは、H13年から中田島砂丘のアカウミガメの保全、海岸クリーン運動を行い、あらたに砂丘の侵食問題、海岸林の松枯れ拡大問題に向き合い、そして東日本大震災の教訓から学び、災害に強く美しい海岸林を目指したEco-DRR活動に取り組んでいます。砂丘侵食問題は、下流地域だけでは解決できない難しい問題ですが、啓発も込めて、継続的にクリーン活動や浸食問題、生態系、防潮堤工事と広く中田島砂丘に関わる問題調査に取り組んでいます。災害に強い美しい海岸線を目指して、私たちの活動を知ってもらう、参加しやすくするための取組を始めています。 |
SDGsの達成 |
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地域の課題解決 |
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多様なステークホルダーの参画 |
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地域への波及効果 |
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複数課題の解決 |
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取組の持続可能性 |
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中野祐介 (浜松市長) |
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谷中修吾氏 (BBT大学経営学部教授/BBT大学院経営学研究科MBA教授) |
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飯倉清太氏 (特定非営利活動法人NPOサプライズ代表理事/静岡大学地域創造学環客員教授) |
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服部乃利子氏 (静岡県地球温暖化防止活動推進センター センター次長) |
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山谷優実氏(高校生の部のみ) (NPO法人わたぼうしグランドデザイン まちづくり事業プロジェクトリーダー) |