2023年度は、2030年度までの折り返しにあたること、4年に1回開催される国連SDGサミットが9月18、19日に開催されたことを受け、会員が「自分たちがこれからどうしたら良いか」を考えるために必要な、SDGsの世界の潮流を知る有識者講演や市内の優良事例の発表などにより、考え方や実践するためのノウハウを共有します。
次のような思いに対してヒントになるシンポジウムを開催します。
開催日:2023年12月11日(月曜日)
時間:午後1時30分から午後5時15分まで(午後1時開場)
場所:アクトシティ浜松コングレスセンター4階(41、43、44会議室)
定員:100人(先着順、要事前申込)
備考:入場無料
※会場での参加は「浜松市SDGs推進プラットフォーム会員」の方のみとなります。(1会員あたりの参加人数に制限はありません)
※オンライン配信も実施します。
次第 | 概要 |
1 開会 |
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2 市長挨拶 | |
3 表彰 | 地方創生SDGsコンテスト「一般の部」の優秀賞受賞団体を表彰します。 |
4 優良事例発表 (一般の部) |
地方創生SDGsコンテスト「一般の部」の優秀賞受賞団体が取組を発表します。 市内の身近な会員が、どのようなSDGsに取り組んでいるのか知ることができます。 また、どういった団体の、どのような取り組みが評価されているのかも知ることができます。 |
5 基調講演 |
テーマ :SDGsの源流と世界の潮流 講 師 :内田 東吾 氏(一般社団法人 イクレイ日本 事務局長) 講演概要: ・そもそもSDGsとは何か。 ・2023年9月に開催された国連SDGサミットではどのような話がされたのか。 ・今後、世界のSDGsはどのようになっていくと予想されるか。 |
6 パネルディスカッション |
SDGsの「これまで」と「これから」について、経済、環境の分野からディスカッションします。 【ディスカッションのテーマ(予定)】 ・SDGsに関する国際社会の取組が今どのようになっているのか。また、今後どのようになると予想されるか。 ・国際目標に対して、地域企業や個人は何ができるのか。 ・2030年までに企業は何をすればよいか。 ・企業経営にSDGsを取り込むにはどうすればよいか。
【登壇者】(※パネリストは50音順) モデレーター:内田 東吾 氏(一般社団法人 イクレイ日本 事務局長) パネリスト :小野田 真二 氏(公益財団法人 地球環境戦略戦略研究機関 サステイナビリティ統合センター リサーチマネージャー) パネリスト :高田 久代 氏(一般社団法人 グリーンピース・ジャパン プログラム部長) |
7 優良事例発表 (高校生の部) |
地方創生SDGsコンテスト「高校生の部」の優秀賞受賞団体が取組を発表します。 市内の高校生がどのような取組をしているのか知ることができます。 |
8 マッチングPRタイム |
会員に対してマッチングを希望する会員がPRします。 ※登壇希望の方は、申込フォームから参加申込とあわせてご応募ください。(登壇は先着5会員まで) |
9 ポスターセッション (※会場参加者のみ) |
優良事例発表団体、講師、パネリストとの意見交換やSDGsに関する相談をすることができます。 また、会員同士で対面で交流することができます。 |
10 閉会 |
内田 東吾 氏 一般社団法人 イクレイ日本 事務局長
2006年5月に国際協力銀行(JBIC)に入行。専門調査員として世界銀行、アジア開発銀行などの国際機関のほか、韓国・中国・タイなどの援助機関との連携業務に携わる。2009年4月から国際協力機構(JICA)の企画調査員としてタイに3年、カンボジアに5年勤務。環境・気候変動分野の国際協力事業を担当し、環境公害対策、気候変動対策のほか、都市の環境インフラ支援事業に従事。2017年7月に(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)に入所、ASEAN各国都市のSDGs推進事業を担当。2018年7月より現職。
小野田 真二 氏 公益財団法人 地球環境戦略戦略研究機関(IGES) サステイナビリティ統合センター リサーチマネージャー
ベルリン自由大学環境政策研究所 客員研究員、「環境・持続社会」研究センター 客員研究員、IGESフェローなどを経て現職。学習院大学(環境政策論)・神奈川工科大学(環境論)の非常勤講師を兼任。2012年リオ+20に向けた準備会合以降、SDGs国際交渉、国連総会、ハイレベル政治フォーラム(HLPF)等に参加。SDGsの策定経緯、SDGs概要、企業によるSDGsの取り組みに関する講演多数。環境省環境産業市場規模検討会委員、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンのSDGsタスクフォースメンバーなどを歴任。「SDGs達成に向けた日本企業の取り組み」『SDGs白書2022 人新世の脅威に立ち向かう!』 インプレスR&D(寄稿、2022)、『図解入門ビジネス SDGsの手法とツールがよ~くわかる本』秀和システム(共編著2020)、「第2章 企業におけるSDGsの役割」『SDGsの基礎』事業構想大学院大学出版部(共著、2018)、「SDGs進捗レポート2022 ~GCNJ会員企業・団体の取組現場から~」(共著2022)、『ギガトン・ギャップ――気候変動と国際交渉』オルタナグリーン選書(共編著、2015)など、執筆実績も多数。
高田 久代 氏 一般社団法人 グリーンピース・ジャパン プログラム部長
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン プロジェクトリーダー
大学卒業後、ニュージーランドに渡航し、2005年より現地NGOのZero Waste New Zealand Trustでスタッフとして勤務。2010年よりグリーンピース・ジャパンのキャンペーナーとなり、海洋生態系問題や有害物質問題に取り組み、2015年6月まで気候変動・エネルギー担当を務める。2015年7月よりエネルギープロジェクトリーダーを務め、2019年1月よりプログラム部長。2023年1月より現職。2児の母。
※地方創生SDGsコンテストの優秀賞受賞団体が発表します。(掲載は一般の部、高校生の部ともに申込順)
各取組の詳細については、「浜松市地方創生SDGsコンテスト優秀賞の決定について」をご覧ください。
一般の部(5団体)
・一般社団法人里の家
・NPO法人ラブ・ネイチャーズ
・浜松調理菓子専門学校
・愛管株式会社 れんりの子(認可保育園)
・株式会社平出章商店
高校生の部(3団体)
・浜松開誠館中学校高等学校 SDGs部
・浜松学芸高等学校 社会科学部地域調査班
・オイスカ浜松国際高等学校 環境SDGsプロジェクト