緊急情報
ここから本文です。
更新日:2024年3月14日
気管支が炎症を起こして肺への空気の流れが悪くなる呼吸器の疾患です。
原因の約9割がたばこで、別名たばこ病、肺の生活習慣病と言われています。
初期段階では症状が乏しく、進行に伴って体を動かす際に息切れをするようになります。
気づかないうちに息切れなどの症状が悪化し、重症化すると要介護や寝たきりにつながります。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者さんは推定530万人以上いるといわれていますが、9割以上の人が未治療です。
歳のせいだと思っていた症状は実はCOPDによるものかもしれません。
4点以上の場合や気になることがある場合は、呼吸器内科、内科に相談しましょう。
COPD集団スクリーニング質問票(COPD-PS)一般社団法人GOLD日本委員会ホームページより
発症率は喫煙や受動喫煙が大きく関係しています。自分自身と家族を守るためにも禁煙しましょう。
COPDを発症した肺は元の状態には戻らないと言われています。早期に治療を開始し、継続することが大切です。
また新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症によって症状が悪化するため、ワクチン接種等の感染予防も大切です。
禁煙相談を実施しています。オンライン(Zoom)相談も可能です。ぜひご相談ください。