緊急情報
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更新日:2025年9月25日
ヌートリアは南米原産の、大型のネズミの仲間です。毛皮の採取に利用するため明治時代に日本に持ち込まれました。西日本を中心に分布が広がっていましたが、近年浜松市内でも確認されるようになりました。水辺に近いところにある植物を旺盛に食べるため、農業被害や、希少な植物への影響が懸念されています。そのため「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づき、特定外来生物に指定されています。年に2~3回繁殖し、一回当たり5頭程度の子を産みます。まさに、ネズミ算式に増えていきます。泳ぎが非常に得意で、潜水も難なくこなします。水辺を好み、河川や水路、ため池の近くでよく見かけます。
基本的には草食で、水辺近くにある植物を食べます。川や水路沿いの田畑にもよく出没し、農作物(イネ・レンコンなど)を食害するため、問題となっています。
淡水産の貝類や希少な植物への食害例も報告されており、生態系への影響が懸念されています。水辺近くにある土手や田畑の畔に、長く複雑な巣穴を掘って暮らします。このことが原因で、堤防や畔が壊される場合があります。
生息範囲を把握するため、下記フォームから目撃情報の提供をお願いします。
入力フォーム(別ウィンドウが開きます)
野生生物ですので見かけても触らないでください。
法律により許可なく捕獲、飼育、運搬、放出することなどが禁止されています。
ヌートリアに限らず、わなによる野生鳥獣の捕獲には原則として鳥獣保護法における捕獲許可とわな猟免許が必要となります。
捕獲許可とわな猟免許の無い捕獲は、違法となり罰せられる可能性がありますのでご注意ください。
(野生)鳥獣捕獲等許可申請について
ヌートリアの捕獲を希望する場合は下記の「ヌートリア市民捕獲従事者について」をご覧ください。
捕獲は原則、許可が必要となります。また、ヌートリアは外来生物法により、特定外来生物にしていされており、飼育や生体の移動は禁止されています。
ヌートリア捕獲従事者に登録していただくことで、ヌートリアの捕獲を行うことができるようになります。
※現在、わなの貸し出しを行う場所は、鴨江分庁舎とJAとぴあ浜松西営農センターに限定しています。
今後調整を行い、貸し出しを行える場所を拡充します。
外来生物法に基づき、ご自身でわなを用いてヌートリアを捕獲することが可能となります。
ヌートリアによる家庭菜園への被害や住宅敷地への侵入などでお困りの方へわなを貸し出しするものです。
柔軟な防除を実施するために、狩猟免許をお持ちでない方や農業者の方に限らず貸し出しを受けることができます。
ただし、ヌートリア以外の動物を捕獲することはできず、捕獲を行える場所はご自身が所有する土地または許可を受けた土地の中に限ります。
わなの貸し出しを受けるためには、捕獲講習会(オンライン)の受講が必須となりますので、下記リンクからお申し込みください。
捕獲講習会(オンライン)の受講申し込みはこちらから(別ウィンドウが開きます)
捕獲講習会から実際の捕獲までの流れは下図のとおりとなります。
わなの台数に上限がありますので、貸し出しまでお待ちいただくことがあります。
実際の捕獲については、下記リンクの留意事項を遵守してください。
ヌートリア捕獲従事者の皆様へ(留意事項)(PDF:129KB)
捕獲にあたっては、留意事項への違反、不法行為、回収業者及び職員への不当な要求があった場合は、従事者登録を抹消の上わなを回収し、以後の貸し出しは行いませんのでご注意ください。
ヌートリアが捕獲された場合、わな返却後に再度わなを借りて捕獲を再開したい場合、この制度へのご質問については下記リンクから申請またはお問い合わせをお願いします。
ヌートリア捕獲従事者捕獲報告・お問い合わせフォーム(別ウィンドウが開きます)
浜松市では、ヌートリアから被害を受けて、オンライン講習会が受けられない方で、被害防止のための捕獲を希望する方を対象とした講習会を開催します。
詳細が決定次第、日時・会場等を掲載いたします。
お問い合わせ
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