緊急情報
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更新日:2025年4月25日
ヌートリアは南米原産の、大型のネズミの仲間です。毛皮の採取に利用するため明治時代に日本に持ち込まれました。西日本を中心に分布が広がっていましたが、近年浜松市内でも確認されるようになりました。水辺に近いところにある植物を旺盛に食べるため、農業被害や、希少な植物への影響が懸念されています。そのため「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づき、特定外来生物に指定されています。年に2~3回繁殖し、一回当たり5頭程度の子を産みます。まさに、ネズミ算式に増えていきます。泳ぎが非常に得意で、潜水も難なくこなします。水辺を好み、河川や水路、ため池の近くでよく見かけます。
基本的には草食で、水辺近くにある植物を食べます。川や水路沿いの田畑にもよく出没し、農作物(イネ・レンコンなど)を食害するため、問題となっています。
淡水産の貝類や希少な植物への食害例も報告されており、生態系への影響が懸念されています。水辺近くにある土手や田畑の畔に、長く複雑な巣穴を掘って暮らします。このことが原因で、堤防や畔が壊される場合があります。
生息範囲を把握するため、下記フォームから目撃情報の提供をお願いします。
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野生生物ですので見かけても触らないでください。
法律により許可なく捕獲、飼育、運搬、放出することなどが禁止されています。
ヌートリアに限らず、わなによる野生鳥獣の捕獲には原則として鳥獣保護法における捕獲許可とわな猟免許が必要となります。
捕獲許可とわな猟免許の無い捕獲は、違法となり罰せられる可能性がありますのでご注意ください。
(野生)鳥獣捕獲等許可申請について
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