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更新日:2025年9月5日

特定外来生物「オオバナミズキンバイ」について

オオバナミズキンバイとは

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オオバナミズキンバイは、南アメリカ、北アメリカ南部原産の水生植物で、繫殖力が強く、在来植物と競合し、駆逐します。水田作物の生育を阻害し、農業用水施設を閉塞させるなどの被害を引き起こすことがあります。

水中でも陸上でも形質を変化させて繁殖することができ、急速に広がる傾向があります。

かつては水草として販売され、導入されていました。現在でもインターネット上で販売されていることがあり、希少種のミズキンバイと間違えて購入してしまうケースもあります。既に自宅等で栽培されている場合は、処分方法(リンク)のとおり抜き取って袋に入れて天日にさらして枯死させて、もえるごみとして処分してください。

ミズキンバイとの見分け方について(農林水産省)(別ウィンドウが開きます)

類似した植物(ヒレタゴボウ)との見分け方について

オオバナミズキンバイの特徴

オオバナミズキンバイには、「オオバナミズキンバイ」と「ウスゲオオバナミズキンバイ」が含まれます。

  • 黄色
  • オオバナミズキンバイ:直径4~5cm
  • ウスゲオオバナミズキンバイ:直径3cm
  • 花弁:5~6枚で先端部がやや凹む
  • 開花時期:6~10月

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  • 水中型:共に丸形

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  • 陸上型:共に細長い

 オオバナミズキンバイ:長さ3~8cm、幅0.8~2.5cm

 ウスゲオオバナミズキンバイ:長さ7~12cm、幅1,0~1.8cm

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その他
  • 高さ0.3~1.2m
  • 多年草で冬季は低温で枯死するが、わずかに残った断片から再生する。
  • 種が数年間残って発芽するので、駆除のためには継続した活動が必要となる。
  • 乾燥に強いので、刈り取った後はすぐにビニール袋に入れて処分する必要がある。

 

生育しているオオバナミズキンバイを目撃された方は下記フォームからご連絡ください。

入力フォーム(別ウィンドウが開きます)

類似した植物(ヒレタゴボウ)と判断できない場合は、メールで花、葉、全体の特徴を写真に撮って下記メールアドレスで環境政策課まで送付してください。

kankyou@city.hamamatsu.shizuoka.jp

 類似した植物(ヒレタゴボウ)

オオバナミズキンバイに類似した植物に「ヒレタゴボウ」があります。こちらは帰化植物であり、日本に広く分布するものです。

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ヒレタゴボウ(写真中央左側の尖った葉と黄色い花をつけた植物)

「ヒレタゴボウ」の見分け方

  • 花は花弁が4枚(オオバナミズキンバイは5~6枚)であり、直径が2.5cmと小さい

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  • 葉はオオバナミズキンバイよりも短く、尖る

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オオバナミズキンバイの処分方法

既に自宅等で栽培されている場合は、抜き取ってすぐに袋に入れ、天日にさらして枯死させた上で、袋から出さずにそのままもえるごみとして処分してください。

以下に処分を行うときのポイントをご紹介します。一度の抜き取りで完全に駆除することは難しく、毎年、根気強く駆除を続けることが重要です。

1.根ごと抜き取り、土は払わない

オオバナミズキンバイは根が残ると再生します。根がちぎれないように慎重に抜き取るか根を掘り出して除去してください。

泥や土を払うと種子や根、茎の一部が落ちて再度生えてくることがありますので、根に付いた泥や土は払わずにそのままビニール袋の中に入れてください。

2.袋の口をしっかり縛って密閉させ、枯死させる

抜き取ったオオバナミズキンバイを安易に運搬してしまうと、種子や根、茎の一部を移動させ、更なる拡散を招く恐れがあります。

特定外来生物にあたるオオバナミズキンバイは生きたままの移動が禁止されています。

抜き取った後は、ビニール袋に入れ、袋の口をしっかり縛って密閉して種子や根、茎の一部を周囲に落とさないようにし、2~3日天日にさらして枯死させてください。

なお、処分のためのオオバナミズキンバイの運搬・保管は、特定外来生物法の規制対象外です。

3.燃えるごみとして出す

枯死させたオオバナミズキンバイが少量(ごみ袋3袋分まで)の場合は、お住いの地域のごみ集積所にもえるごみとして出していただいて構いません。

量が多い場合は、清掃センターなどへもえるごみとして直接ご自身で搬入いただく必要があります。

量が多い場合は、清掃センターなどへ直接ご自身で搬入いただく必要があります。自己搬入については、こちら。

 

(※写真出典 当課職員撮影)

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お問い合わせ

浜松市役所環境部環境政策課

〒432-8023 浜松市中央区鴨江三丁目1-10 鴨江分庁舎

電話番号:053-453-6146

ファクス番号:050-3606-4345

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