緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

更新日:2025年5月1日

第1章 基本的な考え方

1 計画策定にあたって

人権は、「誰もが幸せに生きていく権利」「自分が自分らしく生きる権利」で、身近で大切なものです。

そして「お互いに違いを認め合い」、「個人として尊重し合う」ことによって守られるものと考えます。

しかしながら、いじめや虐待、ハラスメントなどで「幸せに生きていく権利」が奪われたり、ひまわり偏見や差別を受けて「自分らしく生きる権利」が侵されたりしています。

この計画は、浜松市に暮らすすべての人が人権について知り考え、一人ひとりがかけがえのない存在であることを認識し、多様性を認め合い、人権を尊重し、自分らしく幸せに生きられる社会を願い策定しました。

 

2 第3次浜松市人権施策推進計画で目指すもの

(1) 政策目標

「多様性を認め合う差別のない社会の実現」

すべての人が、自分らしく生き暮らしていくためには、一人ひとりの人権をお互いに尊重することが大切であることから、「多様性を認め合う差別のない社会の実現」を目指した取り組みを推進します。

令和5(2023)年実施の人権に関する意識調査結果より

はいの回答
問1  あなたは、人権を尊重することは重要だと思いますか? 95.2%

問2 あなたは、自分以外の人の人権を尊重することができていると思いますか?

76.3%
問3  浜松市は、「人権尊重の意識」が生活の中に定着していると思いますか? 31.7%

 

(2)基本姿勢

「人権尊重意識の定着~互いに認め合い、尊重し合う~」

人権尊重意識の定着度50%を目指して事業の推進に取り組みます。

第2次人権施策推進計画において人権尊重意識の定着50%を目指してきましたが、令和5(2023)年の意識調査では31.7%でした。引き続き、人権尊重意識の定着に向けた取り組みが必要と考えます。そのためには、人権に関する正しい知識を身につけることが重要であり、法務局、人権擁護委員、関係団体等と連携して正しい知識の普及・啓発に努めていきます。

また、人権啓発に取り組む企業や関係団体等の活動も多様性を認め合う、差別のない社会の実現に大きく寄与しており、これらの主体とも連携・協力し、必要に応じて意見を求め施策を推進していきます。そして、それぞれの特性を活かし、共に関わることで、人権問題解決のためのインクルーシブ(包摂的)な環境が整えられていきます。

市は、今後も地域の実情に沿った取り組みを継続的に推進しながら、様々な主体との連携を強化することが重要だと考えます。

 

 

 

(3)計画の目標とする成果指標

「人権尊重意識の定着度」 50%

政策目標達成度の指標として「人権尊重意識の定着度」を設定し、令和5(2023)年度には「31.7%」であったものを令和11(2029)年度までに「50%」となることを目標に事業の推進に取り組みます。

 

(4)計画と関連するSDGs(持続可能な開発目標)

 

SDGs(持続可能な開発目標)とはSDGs

 SDGs(Sustainable Development Goals)は、「誰一人取り残さない」という理念のもと、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現に向けた令和12(2030)年度までの国際目標です。

  • 2030アジェンダには17の目標があり、「すべての人の人権と基本的な自由の尊重、保護」「ジェンダー平等の実現」などの人権に関わりの深い言葉が明記されています。
  • 浜松市では、平成30(2018)年6月に「SDGs未来都市」に選定されており、本計画の取り組みもSDGsの視点を踏まえて推進しています。SDGs一覧

(5) 浜松市人権施策推進計画の体系図

第3次浜松市人権施策推進計画本編画像

 

←前に戻る 次に進む→

 

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所健康福祉部福祉総務課 人権啓発センター

〒430-0916 浜松市中央区早馬町2-1

電話番号:053-457-2031

ファクス番号:053-450-7702

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?