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更新日:2024年1月1日

第1章 基本的な考え方

1 計画策定にあたって

人権は、「誰もが幸せに生きていく権利」「自分が自分らしく生きる権利」で、身近で大切なものです。

これは、「お互いの個性を尊重」し「違いを認め合う」、誰もが持っている「思いやりの心」

「相手の気持ちを考えること」によって守られています。

しかし、いじめや虐待、ハラスメントなどで「幸せに生きていく権利」が奪われたり、ひまわり偏見や差別を受けて「自分らしく生きる権利」が奪われたりしています。

私たちの周囲には、まだまだ様々な人権問題が存在しています。

この計画は、浜松市に暮らすすべての市民の方が、様々な人権について知り考え、そして行動し「思いやりあふれる社会」となることを願い策定しました。

 

2 第2次浜松市人権施策推進計画で目指すもの

(1) 政策目標

「思いやりあふれる社会の実現」

すべての人が、「幸せに生きていく」ことができ、「自分らしく生きていく」ことができるために、「思いやりあふれる社会の実現」を目指した取り組みを推進します。

平成30年実施の人権に関する意識調査結果より

はいの回答
問1 人権は重要なことだと思いますか? 94.4%

問2 自分以外の人の人権を尊重できていますか?

68.8%
問3 人権尊重の意識が、生活の中に定着していますか? 30.2%

この結果から、「人権尊重意識の定着に向けた取り組みが大切」と考えます。
そこで、「人権尊重意識が定着した社会とは」と想像した時に、それは「思いやりがあふれる社会」になっていることだと考えられます。

 

(2) 基本姿勢

「人権尊重意識の定着~気づき育み人権を身近に~」

「人権への気づきにつながるような事業」や「正しい知識と理解を深められるような事業」の推進に取り組みます。

人権尊重の意識の定着のためには、まわりの人への思いやりの気持ちを持つことが大切です。
また、毎日の生活のなかに人権に結びつくことが多くあることに気づくことも大切です。

こうした「気づき」によって蒔かれた人権の種は、「正しい知識と理解」という栄養によって大きく育ちます。

 

人権目標達成イメージ図

 

(3)計画の目標とする成果指標

「人権尊重意識の定着度」 50%

政策目標達成度の指標として「人権尊重意識の定着度」を設定し、平成30年度には「30.2%」であったものを令和6年度には「50%」となることを目標に事業の推進に取り組みます。

 

(4)計画と関連するSDGs(持続可能な開発目標)

関連するSDGs

SDGsとは(持続可能な開発目標)とはSDGs

  • 2015年9月に国連サミットで採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」に含まれています。
  • 国際社会全体の開発目標として、2030年を期限とする包括的な17の目標があります。
  • 2030アジェンダでは「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、経済・社会・環境をめぐる広範な課題に統合的に取り組むものです。
  • 2030アジェンダには「すべての人の人権と基本的な自由の尊重、保護」「ジェンダー平等の実現」などの人権に関する言葉が明記されています。
  • 浜松市では「浜松市SDGs未来都市計画」の取り組みを進めています。

(5) 浜松市人権施策推進計画の体系図

体系図

 

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お問い合わせ

浜松市役所健康福祉部福祉総務課 人権啓発センター

〒430-0916 浜松市中央区早馬町2-1

電話番号:053-457-2031

ファクス番号:053-450-7702

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