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更新日:2023年3月24日
蜆塚遺跡の第一貝層断面の様子
蜆塚遺跡には、縄文時代後期から晩期にかけての貝塚が、大小四ヶ所あります。北側の第1貝塚は、斜面にあり、厚く貝殻が積もっていますが、ほかの三ヶ所は近代までに畑地として開墾がすすんだため、厚い所でも30cmくらいしかありません。第1貝塚は、発掘調査が終わったあと、合成樹脂で固め、屋根をかけてガラスごしに観察できるようにしてあります。貝塚にふくまれる貝は、内湾から河口にかけて生息する貝が多く、9割以上がヤマトシジミです。
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右写真の発掘位置をそのまま保存して、観察できるようにしてあります。博物館開館日の午前9時30分から午後4時30分まで、ごらんいただけます。 |
昭和30(1955)年に行われた第一次調査の様子。たくさんの貝が厚くたい積している場所に、試掘溝をもうけて、観察しています。 |
蜆塚遺跡第1貝塚の断面
縄文時代後期(4000~3000年前)
約千年間にわたる8つの層が認められます。蜆塚にくらした人たちが捨てた動物の骨や土器片が、貝塚の中に混ざっている様子を観察することができます。
※写真は常設展示室内にあるものです。
縄文土器片
動物の骨
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