緊急情報
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更新日:2024年3月5日
浜松市では、市民協働による森の管理活用を模索しています。
「森守チャレンジ提案事業」は、市が所有する樹林をフィールドに、様々な方が森に関わるきっかけとなる事業を公募し、実施するものです。
幸4丁目の樹林で活動中の株式会社ナインスケッチから、第2回の活動の様子が届きましたのでお伝えします!
1月20日(土曜日)に第3回目の講座を開催しました。今年度では最後の講座になります。
一日中、雨の中の作業になりましたが、森の中は木々が大きな傘となり雨を優しく落としてくれるおかげで、予定通り作業進める事ができました。今回は近隣の方から、遠くは富士市の方までご参加いただきました。
ありがとうございました。
今回も作業に入る前に、地形図や航空写真を使って周辺環境の確認、前回までの作業で施したことで変化した部分の確認をしました。
風通しが悪く乾燥していた森が、心地よい風が抜け、空気中に程よい湿度を感じるようになりました。
光も入り、植物の葉っぱにツヤと張りがでて、日に当たった表情がとてもキレイです。
また、地中には菌糸(植物と共生し、成長を促してくれる糸状の菌)がつき土中のネットワークができ始めています。
空気と水が循環し始め、生き物が息づく環境が育み始めてきたのが感じられました。
1・2回目は外周から森の中に光と風をいれる為の草や枝葉の剪定作業や、土中の深いところの空気と水の通り道(通気浸透水脈)ができる環境を作り、エアスコップ(地中に空気を送る道具)を使って、広い面での表層に地形の落差をつける作業を行いました。今回も同じように、進めていきました。
森の入り口付近の高低差のある所は、杭と枝葉を使用した土留(しがらみ柵)を設置しました。
止める・固めるといった現代土木の考えかたではなく、通気・通水・保水ができる土留です。
最後に、保水できる土壌に変わっていくように、作業した部分に落ち葉・ワラ・チップを土の上に絡ませるように敷いて作業終了です。
今後はどのような形でこの森に関われるかわかりませんが、しばらくは自然の雨、風、生き物たちにバトンタッチです。
講座開催にあたり、沢山の方にご理解とご協力いただきありがとうございました。
イベント名 |
【森守チャレンジ】四ツ池の森_環境改善活動(幸4丁目の樹林)第3回 |
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日時 |
令和6年1月20日(土曜日)9~17時 |
場所 |
幸4丁目の樹林 |
主催 運営 |
浜松市/主催 株式会社ナインスケッチ/運営 |
イベント参加者数 |
15人 |
目的 | 森との関わりづくり |
対象 | 一般 |
内容 | 森の環境改善 |
問合せ先 | 株式会社ナインスケッチ(担当:木村) 電話:053-435-1235 メール:contact@9sketch.com |
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