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更新日:2023年10月27日
浜松市では、市民協働による森の管理活用を模索しています。
「森守チャレンジ提案事業」は、市が所有する樹林をフィールドに、様々な方が森に関わるきっかけとなる事業を公募し、実施するものです。
幸4丁目の樹林で活動中の株式会社ナインスケッチから、活動の様子が届きましたのでお伝えします!
9月30日(土曜日)に第1回目の講座を開催しました。
活動場所は幸四丁目、天龍寺さんの東隣にある森です。
ここは、住宅外にポツンと存在し周囲はコンクリートやアスファルトなど人の開発によって大地は呼吸しにくい環境になっています。その結果、森は乾燥し、木々は苦しみ傷み、倒木などが進んでいます。
この森の環境変化がキッカケとなり、四ツ池地域全体が変わっていけば・・という思いで活動を始めました。
始めに、環境改善を行う為に、地形図や航空写真を使い地形と周辺環境の状況を把握し、それがこの森にどんな影響を及ぼしているのか散策しながら学びました。
その後、南側の道路に面している所の草刈りから作業開始です。
草刈り機やノコ鎌で風の草刈りをして、森への風の通り道をつくっていきます。
(風の草刈りとは・・地際から刈らないで、風に吹かれてなびく葉先を刈る手法です)
お昼過ぎからは、大地に空気と水が浸透し循環させるために溝掘し、自然の谷地の様な地形を作っていきました。一般的な土木では砕石を埋設することが多いですが、炭や枝や葉っぱをしがらませるように組み込み、大地に人の毛細血管の様な脈を通していきます。
あっという間の1日でしたが、参加者の皆さんが森の変化を感じていただいたようでした。
土中で滞っていた空気と水が循環する様になり、虫や木々など生き物たちが呼吸し始め、これから少しずつ森が健やかになっていくと感じています。
今回の作業は、まだまだ森が良くなるキッカケ作りでしかありませんが、人が手を入れてあげれば、本来の森の機能を取り戻していけると思います。自然がどう受け入れてどう反応してくれるのか、今後もよく観察しながら次回の作業内容を検討していきます。
今年度は、11月25日(土曜日)と令和6年1月20日(土曜日)にも講座を予定していますので、是非ご参加ください。
イベント名 |
【森守チャレンジ】四ツ池の森_環境改善活動(幸4丁目の樹林) |
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日時 |
令和5年9月30日(土曜日)9~17時 |
場所 |
幸4丁目の樹林 |
主催 運営 |
浜松市/主催 株式会社ナインスケッチ/運営 |
イベント参加者数 |
15人 |
目的 | 森との関わりづくり |
対象 | 一般 |
内容 | 森の環境改善 |
問合せ先 | 株式会社ナインスケッチ(担当:木村) 電話:053-435-1235 メール:contact@9sketch.com |
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