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更新日:2021年7月20日

令和2年度第10回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1)協議事項について
    子どもの未来サポートプロジェクト(浜松市子どもの貧困対策計画)(案)のパブリック・コメント実施について
    (2)報告事項について
    令和3年東区役所費の当初予算及び主要事業の概要について
    (3)地域課題について
  4. その他
    (1)各課からの連絡
    (2)4月、5月の開催予定
  5. 閉会

1.開会

司会から、(1)今回の会議が過半数出席により成立したことを報告、(2)事前配付の議事資料の確認、(3)新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言時においてマスク着用のお願い

2.会長あいさつ

(米山英二会長)

浜松市でも浜松医療センターや放課後児童会で新型コロナのクラスターが発生した。感染経路がはっきりしてないこともあって、委員の皆様も不安な毎日を過ごしていると思う。

この3月で、東日本大震災から10年を迎えた。行方不明者もまだまだ多く、復興がままならない地域もある。被災をされた方々のご冥福とお見舞いを申し上げるとともに一日も早い復興を願うばかりである。

また、3月11日(木曜日)には、河合洋子副会長が代表を務める「積志かがやきカフェ」主催で防災に関するイベントを開催した。皆様もこれを機に改めて有事の際にどのように行動するか考え、地域の防災意識の高揚にご協力願いたい。

本日は今年度最後の協議会になる。活発な意見や感想をお聞かせ願いたい。

これより第10回東区協議会を開催する。本日の会議録署名委員は、石津幸子委員と小野敏彦委員にお願いする。

3.議事

(1)協議事項について

子どもの未来サポートプロジェクト(浜松市子どもの貧困対策計画)(案)のパブリック・コメント実施について

こども家庭部子育て支援課 小林章吾課長補佐から資料を基に、子どもの未来サポートプロジェクト(浜松市子どもの貧困対策計画)(案)の概要について説明

(清水猶委員)

当計画にヤングケアラーに関する記述がないのが残念である。ヤングケアラーは日本において認知度は低いが、海外では子どもの貧困に繋がる深刻な問題であると捉えられており、様々な支援施策が取られている。

ヤングケアラーというのは、障がいや病気のある家族に代わって買い物や料理などの家事を行う子どものことである。幼い兄弟姉妹の世話をしたり、アルコールや薬物、ギャンブルの問題のある家族の対応をしたり、難病や精神疾患など慢性的な病気を持つ家族の介護・介助をしながら、学校に通っている子どももいる。思うように学校に通えていない場合もあり、問題視されている。日本政府もこの問題に目を向け、3月17日(水曜日)に「ヤングケアラーの支援に向けた福祉・介護・医療・教育の連携プロジェクトチーム」の第1回会議を開いた。

これらを踏まえて、浜松市ではヤングケアラーの実態をどのように捉えているのか。国の施策をどのように浜松市に反映させるのか。計画があれば教えていただきたい。日本の福祉の欠点は、「ケアをする人を支える視点が欠けていることである」と言われている。ヤングケアラーがいる家庭では、家事援助の利用要件を緩和するなどの対策も必要であると思う。計画の重点支援対象者にヤングケアラーを是非入れていただきたい。

(子育て支援課 小林章吾課長補佐)

国でヤングケアラーの対策について動きがあることは承知している。本市において何人くらいの児童生徒がそのような状況にあるのか把握できていない。現状、計画に入っていないが、このように意見を伺う中で掲載していくか検討したい。

ヤングケアラーの対応に限らず、現在、市内でスクールソーシャルワーカーを15名配置し、学校からの依頼に応じ、生活状況の確認、保護者との面談、地域や行政の支援に繋げるように活動を行っている。教育委員会と連携して、対応していかないといけない問題であると認識している。

(清水猶委員)

スクールソーシャルワーカーの実績報告会などで、ヤングケアラーの実態報告や話題提起がなされているか。

(子育て支援課 小林章吾課長補佐)

スクールソーシャルワーカーは教育委員会の所管になり、ご質問いただいた状況について現在、回答を持ち合わせていない。確認させていただく。

(2)報告事項について

東区・区振興課 佐藤宏明課長から令和3年度東区役所費の当初予算案と東区に関連する主要事業の概要等について報告

(鈴木祐一委員)

地域力向上事業の「公用車を活用した東区交通事故ワースト1脱出作戦」で、作成したステッカーを公用車のリアガラスに貼っていると思うが、道路交通法上、問題はないか。

(東区・区振興課 佐藤宏明課長)

車内からは外が見えるようになっており、運転に支障はない。

(3)地域課題について

(米山英二会長)

今回は年度最終になるので、各委員会から今年度の活動の振り返りを報告していただく。

交通安全委員会

交通安全委員会・馬塚委員長から委員会活動について報告

(馬塚繁光委員)

交通安全委員会は今年度4回開催した。「交差点事故ゼロ~センターライン3本分、ゆとりの車間で事故防止~」を協議テーマとして、活動に取り組んできた。

活動内容は、敬老会へのチラシ配布、各期の交通安全街頭広報への参加、浜松東警察署の警察官、交通安全指導員の講話やシミュレーターを用いた研修を受講した。また、区振興課と共同でリーフレットを作成し、自治会等へ周知を行った。

交通事故日報を見てみると、2月末時点で浜松東署管内の交通事故の発生件数と傷者数は減少している。市区町別に見ても、東区は件数、傷者とも減少している。高齢者については、道路横断中の死亡事故が増えている。自治会や各団体で道路横断時の左右の安全確認をしっかり行っていただくよう呼び掛けていただきたい。

(米山英二会長)

4月6日(火曜日)から春の全国交通安全運動が始まる。ご承知おきいただきたい。

地域防災委員会

地域防災委員会・小野委員長から委員会活動について報告

(小野敏彦委員)

地域防災委員会は今年度5回実施した。「災害時の市の動きと地域住民の動きの確認について~共通認識を持って迅速な行動につなげる~」というテーマについて協議を行った。風水害・地震発生時の市の動きの確認や既存の防災パンフレットの内容確認、地域防災連携連絡会の開催状況の報告を受けた。

様々なパンフレットはあるが、地域住民に防災の意識啓発を広く行っていくことは大変難しいと共通認識を持つことができた。

次年度は、地域住民に広く防災意識を浸透させるため、内容・対象を絞ったパンフレットの作成に取り組んでいきたい。

地域福祉委員会

地域福祉委員会・清水委員長から委員会活動について報告

(清水猶委員)

地域福祉委員会は今年度5回開催した。「高齢者を取り巻く環境」をテーマに協議を行った。浜松東警察署・生活安全課や、東区・健康づくり課、長寿保険課の職員を招き、話を伺った。施設見学も当初計画にあったが、新型コロナの影響で受け入れができず中止となった。

委員の感想にもあるが、講義などで得た知識は、委員会だけに留めず、広く発信していけるよう考えていきたい。来年度は「地域の共生社会のあり方」をテーマに活動に取り組んでいく。

(米山英二会長)

委員会活動は東区独自のものになる。ここで勉強・体験したことは地域の皆様に伝えていただきたいと思う。

委員による他区への視察報告

米山英二会長から中区協議会の視察報告

(米山英二会長)

先月、私を含め、4人の委員が他の区協議会の傍聴・視察を行った。今回はその報告をさせていただく。

(米山英二会長)

2月24日(水曜日)に中区協議会の視察に行った。会場の本庁101会議室に入るにあたり、検温、消毒を行っていた。議題は来年度の地域力向上事業助成事業の提案と予算案の報告、「意見交換会」の運営についてであった。

中区協議会独自の取り組みとして、「意見交換会」を開催している。意見交換会はテーマを決めずに地域の課題を出し合ってもらっているようである。来年度は出前講座を活用した勉強会を年3回ほど開催していく予定であり、東区でも検討していきたい。

中区協議会では、委員へ事前に宿題が出されていて、今回はごみの問題について話し合いがなされていた。また、会長から指名して委員に意見や感想を述べてもらう方法も取っていた。

東区協議会の委員会活動は、東区独自の取り組みであり、中区協議会の会長は興味を持っている。当区委員会活動の視察に見えるかもしれないのでご承知おき願いたい。

河合洋子副会長から北区協議会の視察報告

(河合洋子副会長)

2月24日(水曜日)に北区協議会の傍聴に行った。区協議会へのリモート出席についての議題が中心であった。コロナ対策として、委員、職員への検温、消毒を行い、会議中も発言用マイクを運ぶ職員はゴム手袋を着用していた。

リモート会議の導入については、機器・回線などの環境整備が難しいという方やリモート未経験の方からは不安の声もあったが、委員の中から有志で環境整備の手伝いたいという申し出もあった。今回の協議会ではリモート会議のデモンストレーションも行われたが、リモート先の音声が会場にうまく届いていないような場面もあり、課題もある。一長一短はあるが、自宅から会議に参加できるのはありがたいので、今後東区協議会でも検討していくべきである。導入に期待したい。

小野敏彦委員から浜北区協議会の視察報告

(小野敏彦委員)

2月25日(木曜日)に浜北区協議会の視察を行った。会場は、区役所の大会議室で大変広い会場であった。コロナ対策としては職員、傍聴者の消毒、検温の実施、委員の発言用マイクの消毒も行われていた。会議は子育て世代の委員の方々が中心になり、活発に意見が出されていた。

浜北区協議会でもリモート会議の提案があり、3月の協議会での承認を経て、4月から本格的にリモート開催をしていくようである。

清水猶委員から天竜区協議会の視察報告

(清水猶委員)

2月24日(水曜日)に天竜区協議会の視察をした。天竜区では、被災した国道の通行止めに伴い、リモートで協議会を開催することがあったが、今回は二俣協働センターでの通常開催であった。林業や幼稚園の休園、信用金庫の移転など天竜区の地域の特性、地域に密着した話題が多く挙がっていた。また、委員から事前に質問を受け付けられており、欠席者からも意見があれば、会長が代読をしていた。意見の背景として、過疎化、少子高齢化の進む地域やインフラ整備の厳しい状況が反映させているように思う。他区の様子を知る良い機会となった。他の委員の皆様にも視察の機会があると良い。

(米山英二会長)

他の協議会の視察は、初の試みであったため、今回は正副会長、委員長2名で行わせていただいた。来年度も機会を見て、他の委員の皆様にも視察のお願いをしていきたい。

その他の地域課題

(斎藤宣男委員)

東区には、田畑が多く、その中には荒れ地が多くある。そういった土地を利用して太陽光パネルの設置などで有効に活用することができないか。市の方で積極的に設置できるような施策を検討していただきたい。

(山田俊明委員)

東区では、リモート会議の導入の予定はあるか。

(東区・区振興課・佐藤宏明課長)

委員の要望を受けて、リモート開催に向けて調整を行っていきたい。

(山田俊明委員)

前向きに進めていただきたい。

(小池太江子委員)

各協働センターにWi-Fiが設置されると聞いた。天竜協働センターにはいつ頃設置されるか。

(東区・区振興課 佐藤宏明課長)

十分な情報が得られておらず、申し訳ない。順次設置していくことになるが、フリーWi-Fiというよりも、特定の講座等の参加者が使えるものになる予定である。

(河合洋子副会長)

新聞報道によると、昨日24日(水曜日)の北区協議会では6人程度の委員がリモートで参加している。ノウハウを確認しながら、東区でもできるところから取り組んでいってもらいたい。

 <司会から休憩を会議室内の換気を行うため、10分間の休憩を行うことを報告>

 <10分間休憩>

 <司会から議事の再開を報告>

4.その他

(1)各課からの連絡

東区各課から実施事業などの説明・連絡

(東区・区振興課 佐藤宏明課長)

区協議会委員の皆様に6月20日(日曜日)投開票の第20回静岡県知事選挙の期日前投票所の投票立会人のご協力をお願いしたい。告示日は6月3日(木曜日)、期日前投票の期間は6月4日(金曜日)から6月19日(土曜日)までの16日間になる。東区役所の1階市民ホールで4日(金曜日)から19日(土曜日)までの全期間、11日(金曜日)から13日(日曜日)までの3日間限定でイオンモール浜松市野に期日前投票所を設ける。投票立会人には適正な選挙が執行されているか確認をお願いし、投票漏れや不正な行為がないか投票所内の監視を行っていただく。(東区・健康づくり課 野沢和好課長)

日々情報が変化する状況で分かる範囲となるが、新型コロナウイルスのワクチン接種について報告させていただく。

現状ではファイザー社製のワクチンを2回接種する予定である。接種順位の高い方から「(1)医療従事者」への接種で、2月17日(水曜日)からすでに始まっている。「(2)高齢者」は令和3年度中に65歳に達する昭和32年4月1日以前に生まれた方を対象としており、市内では約22万人が対象となる。「(3)高齢者以外で基礎疾患を有する方や高齢者施設等で従事している方」、「(4)上記以外の方」となり、ファイザー社製のワクチンは満16歳以上を対象としている。

国から示された順位はこのようであるが、4月中に浜松市に入ってくるワクチンは2,650人分程度であるため、医師が常駐する高齢者施設、そのスタッフから優先して接種していくよう調整している。施設入所者以外の高齢者には5月以降の接種となる見込みである。国からは6月末までに高齢者分のワクチンを供給できると言われており、基礎疾患のある方、それ以外の一般の方へは7月以降になる見込みである。

市から案内通知、予診票、ワクチンの説明書、接種券を郵送する予定であり、高齢者には4月下旬から順次郵送を開始予定である。ワクチンの量により、年齢の高い方から通知等を発送することも検討している。

接種方法は、市内の医療機関約300か所での個別接種、公共施設・商業施設など8か所での集団接種、医師がいない小規模高齢者施設への巡回接種がある。接種会場は今後市民の皆様に広く周知していく。

接種の予約は、個別接種の場合には、個人で直接医療機関に電話し、予約を入れてもらうことになる。市が設置した集団接種を希望する場合にはコールセンターへ電話、LINEまたはインターネットの予約システムに入力いただく。

2月27日(土曜日)に集団接種の流れを確認するために、アクトシティ浜松展示イベントホールで模擬訓練を実施した。接種の流れは資料を参考にしていただきたい。

ワクチン接種は強制ではなく、感染予防効果と副反応リスクを理解いただいた上で接種を受ける方の同意がある場合に限り接種を行うことになる。

また、ワクチン接種による健康被害があった場合には、予防接種法に基づき、医療費、障害年金などの支給を受けることができる。万が一、被害があれば、専門家による国の審査会で因果関係を判断し、厚生労働大臣が認定していくことになる。

ワクチン接種は無料であるが、これに便乗し、現金の要求や個人情報を取得しようとする不審な電話があると聞いている。詐欺の恐れがあるので、十分にご注意いただきたい。

相談窓口として、浜松市でもワクチン接種に関して、専用コールセンターを設置した。引き続き、感染の恐れのある方に対して、コールセンターは24時間受け付けている。

市民の皆様に円滑なワクチン接種ができるよう準備を進めている。これからも新しい情報は随時ホームページなどでお知らせしていく。

(鈴木三雄委員)

ワクチンの集団接種の会場は東区内では、何か所になる見込みか。

(東区・健康づくり課 野沢和好課長)

東区内で協力いただける商業施設が1か所あるが、現在調整を行っており、公表できる状況にない。今後、合意が取れ次第、約300か所の医療機関、8か所の集団接種会場について周知していきたい。

(杉本ともえ委員)

海外のワクチン接種の様子を見ていると、針を深く刺しているように見える。ニュースの映像などを見ると日本では浅く刺しているように見えるが、しっかりと効果があるのか。

(東区・健康づくり課 野沢和好課長)

新型コロナのワクチン接種は、インフルエンザと異なり、筋肉注射となるため、筋肉があるところまで届くように針は長くなっている。人により刺す深さは異なる。

(2)4月、5月の開催予定

司会から今後の区協議会の日程を報告

令和3年度第1回東区協議会

4月27日(火曜日)午後1時30分~ 会場:東区役所 31、32会議室

令和3年度第2回東区協議会

5月24日(月曜日)午後1時30分~ 会場:東区役所 31、32会議室

その他、委員から意見・連絡

  • 委員から意見、質問なし

(米山英二会長)

今回は、今年度最後の区協議会となる。委員一人一人から感想・課題などをいただきたい。

<途中退席の石津幸子委員を除く全委員から今年度の活動を振り返り、感想・課題等を述べた>

(米山英二会長)

区長から一言いただきたい。

<藤田晴康区長から委員へお礼>

(藤田晴康区長)

一年間、多岐に渡り、区協議会委員の活動にご尽力いただき、感謝申し上げる。今回、米山会長の発案で4区の協議会を視察し、大変参考になった。他区と比較して、東区の3つの委員会活動は意義のあるものだと感じた。各委員会で議論を深める中で、よりよい東区を目指すきっかけとしていきたい。

新聞報道にもあるよう北区、浜北区でリモート会議の導入の動きがある。来年度、東区でもできるところから始めていけるよう準備したい。他にも中区で実施している意見交換会、勉強会についても検討をしていきたい。

今年度、交通安全委員会で作成したリーフレットは、東区の交通事故の特徴を掲載しているので、様々な場面でPRを続けていきたい。馬塚委員長からの毎月の報告にもあるよう交通事故件数は減少傾向にある。しかし依然として交通人身事故件数ワースト1は脱出できていない。地道な活動となるが今後も続けていきたい。

最後に今年度は、ごみ減量推進課と一緒に職員や25自治会に啓発を行ってきた。集計を見ると、東区のごみ量は減りつつあると話をいただいている。

来年度も皆様のご協力をいただきながら様々な取り組みを進めていきたい。引き続き、よろしくお願い申し上げる。

<4月1日付の人事異動で離任する東区・健康づくり課 野沢和好課長から挨拶>

5.閉会

(米山英二会長)
以上で、令和2年度第10回東区協議会を閉会する。

 

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

 

令和3年3月22日

署名委員:石津幸子、小野敏彦

 

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