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更新日:2021年3月23日

令和2年度第9回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1)協議事項について
    ア、浜松市デジタル・スマートシティ構想(案)のパブリック・コメント実施について
    イ、浜松版MaaS構想(案)のパブリック・コメント実施について
    ウ、令和2年度東区地域力向上事業の提案について
    (2)地域課題について
  4. その他
    (1)各課からの連絡
    (2)2月、3月の開催予定
  5. 閉会

1.開会

司会から、(1)今回の会議が過半数出席により成立したことを報告、(2)事前配付の議事資料の確認、(3)新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言時においてマスク着用のお願い

2.会長あいさつ

(米山英二会長)
新型コロナウイルスの感染が広がり、今月初めに東京都を中心に緊急事態宣言が発令された。静岡県でも変異株による感染が見つかり、緊急事態宣言が出されるかもしれない。皆様の日常生活が大きく変わってしまい、今年も苦労されることが多いと思うが、「うつらない・うつさない」を心掛け、引き続き用心してもらいたい。本日で区協議会も9回目を迎え、今年度の開催も残りわずかである。活発な質問・意見をお願いしたい。
これより第9回東区協議会を開催する。本日の会議録署名委員は、村松信子委員と山田俊明委員にお願いする。

3.議事

(1)協議事項について

ア、浜松市デジタル・スマートシティ構想(案)のパブリック・コメント実施について

デジタル・スマートシティ推進事業本部・朝月雅則本部長から資料を基に、浜松市デジタル・スマートシティ構想(案)の概要について説明

(鈴木祐一委員)
浜松市は、国にスーパーシティの特区申請の準備をしていると聞いているが、デジタル・スマートシティ構想の後にスーパーシティ構想が控えていると考えてよいか。また、その都度、今回のようにパブリック・コメントを実施していく予定があるか。
両構想を進めるにあたり、プライバシーの保護に懸念がある市民は多いと思う。

(デジタル・スマートシティ推進事業本部・朝月雅則本部長)
スーパーシティ構想については、今年度の3月末までに国に特区指定の申請をしていく予定である。スマートシティでは現在の法律で可能な範囲で事業が行われるが、スーパーシティでは特区を設け、現行ルールを緩和して事業を行うことが認められることとなる。扱う分野は同じかもしれないが行えることは、スーパーシティのほうが多いと考えられる。パブリック・コメントの実施になるかわからないが、一定期間、市民の皆様から意見を聞く機会を作る予定である。
個人情報の保護については、そもそも取り扱わないことや、氏名や位置情報などの個人情報を取得する際には、本人の同意を得ることが必要である。本人の同意なく、個人情報を取り扱うことがないよう各企業、行政も徹底していく。

(小池太江子委員)
シニア向けスマホ講座を充実させていくと話があったが、いつから開始予定か。

(デジタル・スマートシティ推進事業本部・朝月雅則本部長)
販売店舗を持っている大手通信会社はすでに無料で講座を実施している。市主催のものは来年度の4月以降に実施していく。詳細は追って、市民の皆様にお知らせしたい。

(石津幸子委員)
高齢者向けのスマートフォンを使っているが、シニア向けスマホ講座はどの機種でも参加できるか。

(デジタル・スマートシティ推進事業本部・朝月雅則本部長)
浜松市の65歳以上の方のスマートフォン所有率は40パーセントを越えていると聞いている。スマートフォンをお持ちでない方を前提とした講座も必要であると考えている。電話やメールくらいしか使わないという方、様々なアプリケーションも使っているけど、もっと便利に使いたいという方もいらっしゃる。使用度・理解度にあわせた数種類の講座を検討している。

(清水猶委員)
構想を実現するにあたって、市民との共創を掲げているが、市民に情報提供を行う機会はパブリック・コメント以外ではどのようなものを考えているか。

(デジタル・スマートシティ推進事業本部・朝月雅則本部長)
パブリック・コメントの募集は、市民の皆様からの意見聴取の最初の機会と考えている。令和3年度から出前講座のメニューに追加し、市民の皆様への周知を図っていく。様々な機会を捉え、市民の皆様へ説明を続けることが大切と考えている。

(山田俊明委員)
この構想(案)について、浜松市のホームページ上で情報公開はされているか。

(デジタル・スマートシティ推進事業本部・朝月雅則本部長)
本構想(案)は、パブリック・コメントの形でホームページに掲載している。各区役所、協働センターにも資料を置き、できるだけ多くの皆様からご意見をいただけるよう努めている。

イ、浜松版MaaS構想(案)のパブリック・コメント実施について

デジタル・スマートシティ推進事業本部・朝月雅則本部長から資料を基に、浜松版MaaS構想(案)の概要について説明

(山田俊明委員)
資料7ページに「自家用車を使った乗り合いの促進」とあるが、上島駅から浜松医科大学へのバス路線が廃止になり、利用者は自家用車で行く必要があるため、「自家用車の乗り合い」には期待している。現時点での構想を教えてもらいたい。
また、資料9ページに「自動運転車の活用」とあるが、市内は狭い橋などが多く、自動運転で正しく制御され、運行できるのか心配である。2024年度までを基盤づくりの時期としているが、そのような道路、橋などの拡幅、整備も必要になってくるのではないか。

(デジタル・スマートシティ推進事業本部・朝月雅則本部長)
現在、浜松市内では自家用車を使った乗り合いは、動き出していないが、天竜区の佐久間地区、春野地区の2か所では、NPO法人がそれぞれ車両を用意し、シニア層の地域の皆様が相互に支えあいながら運転を行っている。道路運送法第4条の問題もあり、原則、お金を貰い、送迎をすることはできないが、自家用有償旅客運送制度として特例的に一部の地域にて条件付きで可能になっている。現状、この制度は公共交通の空白地でないと認められていないため、住宅密集地域である上島地区では実施が難しいが、今後、実情や要望に則した規制緩和が行われる可能性もあると考えられる。
自動運転については、路線バスが廃止になった庄内地区でスズキ株式会社、遠州鉄道株式会社、ソフトバンクグループと共に実証実験を行っている。本年度は、水窪地区で運転手、乗客の2人乗り自動運転車で実験を行った。水窪地区は、道路、橋に狭い箇所があるので、小型の自動車を採用した。自動運転を支える3Dマップ等の技術レベルが上がってきていると認識しているが、道路整備を併せて行っていくことについては、狭い箇所、急傾斜のところを無理に走らせるより、スタートは現状の道路インフラで導入できる地域から始めていきたいと考えている。

(河合洋子委員)
テレワークパークやフードデリバリーサービスのニーズは、コロナ禍で生まれたものであると思う。新型コロナが収束しても、このような取り組みを続けていこうと考えているか。現在、浜松市内でテレワークを実施している企業は、どのくらいあって、それらの企業は今後どのようにしていこうと考えているのか。
また、現在、中山間地域で様々な取り組みをしていると説明があったが、東区内でも実験や事業を考えているか。

(デジタル・スマートシティ推進事業本部・朝月雅則本部長)
浜松商工会議所の報告で、大手企業はある程度、テレワークを実施しているが、中小企業は環境が整わず、ほとんど実施できていないと聞いた。
コロナ禍での経験で、ウェブ会議が便利であることがよくわかった。今後、新型コロナが落ち着いても、直接顔を合わせる会議のメリット、ウェブ会議のメリットがそれぞれあり、使い分けをしていくことになるだろう。テレワークも同様になくなることはないと考えている。
また、東区内で現在、具体的な取り組みはないが、東区内の一部には、市内全体のベンチャー企業をけん引する事業者が多く集まっている。先日、光を使ったムクドリ対策の実験も東区の事業者にご協力いただいたところであり、地域として大変注目している。

ウ、令和2年度東区地域力向上事業の提案について

東区・区振興課・佐藤宏明課長から資料を基に、地域力向上事業として提案のあった「3.11東日本大震災から10年・明日へつなぐ防災事業」について説明

(鈴木祐一委員)
3月11日(木曜日)に珈楽庵店内で行うイベントでスタッフ、参加者が密集してしまわないか心配である。
配付資料の提案者欄に団体名だけでなく、代表者名を掲載してもらいたい。今回の提案団体の代表は河合洋子委員だと思うが、地域力向上事業の提案団体の代表者は地域の方の場合が多く、代表者名が分かるとどのような活動をしているかイメージしやすい。伏せておく必要はないと思うので、検討いただきたい。

(東区・区振興課・佐藤宏明課長)
密集しないよう感染症対策に配慮して開催していく。提案団体の代表者名は従前からこのような対応をしているが、記載の仕方については考えていきたい。

(清水猶委員)
12月1日(火曜日)に開催した地域福祉講演会では河合洋子委員が講師となり、防災について講話いただいた。アンケート結果も大変好評で、「防災意識の向上に繋がった」などの感想を多くいただいている。和田地区では、講演をきっかけに地域版防災ハンドブックを作成したと伺った。積志かがやきカフェ・河合洋子代表の活動は地域に大きく貢献しているので、是非、助成事業として応援していただきたい。

(東区・区振興課・佐藤宏明課長)
事業実施に向け、応援願いたいとご意見をいただいた。区としても助成事業として採択していきたいと考えている。

(米山英二会長)
今回提案のあった事業については、本日委員から出た意見を踏まえて、実施をお願いしたい。

(2)地域課題について

交通安全委員会・馬塚委員長から委員会活動について報告

(馬塚繁光委員)
1月12日(火曜日)に第3回交通安全委員会を開催した。交通安全指導員にお越しいただき、主に自転車運転のルール改正について説明いただいた。地域の皆様にも、自転車は車両であることを再認識いただき、安全利用五則、道路交通法の改正など、正しく理解してもらいたい。
次回は3月4日(木曜日)に1年間の活動のまとめを行う。委員の皆様の出席をお願いしたい。

今回の交通事故日報は、昨年1年間の統計となる。浜松東警察署管内の死者数は、昨年比1人増で6人となってしまった。東区内は3人で昨年と同数である。傷者数は減になっているが、依然として高い数字のままであり、今年も注意が必要である。事故類型別件数を見ると、車両相互の追突、出合い頭の事故が突出して多く、重点的に対処していきたい項目である。

地域防災委員会・小野委員長から委員会活動について報告

(小野敏彦委員)
地域防災委員会は、1月に開催していない。2月1日(月曜日)に開催するので委員の出席をお願いしたい。

地域福祉委員会・清水委員長から委員会活動について報告

(清水猶委員)
地域福祉委員会は1月15日(金曜日)に開催した。前回に引き続き、コロナ禍での生活の仕方について、東区・健康づくり課、長寿保険課の職員から講話を伺った。コロナ禍で自粛期間が長引くと「フレイル」という虚弱状態に陥ると話があった。目に見えない体力・気力の低下を招くもので、介護予防にも繋がる話であった。委員からの意見では、民生委員の高齢の方のお宅への訪問活動の際に、当日の配布資料を活用したいという声もあった。次回は3月1日(月曜日)に開催を予定している。

その他の地域課題

  • 委員から意見、質問なし

4.その他

(1)各課からの連絡

東区各課から実施事業などの説明・連絡

(東区・区民生活課・袴田和弘課長)
今年の成人式については、1月10日(日曜日)直前まで式典開催の検討が行われたが、予定通り開催となった。開催にあたり、参加者どうしの距離を広げたり、演台にアクリル板を置いたり、各地区で対策が取られた。当日大きなトラブルはなく、新成人・参加者が新型コロナウイルスに感染したとの連絡も入っていない。
今年の東区開催5地区の参加率は66.0パーセントであり、昨年との比較で10ポイントほどの減であり、コロナ禍の影響が伺える。
委員の皆様の中にも地域の実行委員としてご尽力された方もいらっしゃる。感謝申し上げたい。

(東区・健康づくり課・野沢和好課長)
令和元年度のがん検診受診率の結果を報告させていただく。東区は、他6区と比べて、結核・肺がん検診ほか4項目の全てで受診率が最も低い結果となった。区内では、積志、長上、笠井地区の受診率が全体的に高い。平成30年度と比較して、結核・肺がん、大腸がん、乳がん検診は、受診率が上がっている地区が多いが、子宮頸がんについては、多くの地区で受診率が下がっている。区全体として低い数字であるが、一昨年度と比較し、全市の中でも上昇傾向にある。前年度からの改善が図れるよう今後も啓発に努めていきたい。
コロナ禍において、検診に行くのにも勇気が要る状況であるが、早期発見・早期治療により、がんの完治に繋げるため、毎年の定期的な受診をお願いしたい。

(米山英二会長)
最後にだるま市の開催報告を松本委員からお願いしたい。

(松本久和委員)
1月10日(日曜日)に笠井町の福来寺で「笠井観音だるま市」を開催した。130年続く伝統ある行事であるが、今年は東京都などで緊急事態宣言が出ている中、来場者や運営スタッフを新型コロナウイルスからどのように守るかが大きな課題であった。スタッフとなる「笠井だるま市保存会」の方々は、高齢の方も多いため、開催には大変苦慮をした。
10月上旬から運営委員会をスタートさせ、保存会会長を中心に行政、教育など各方面の意見を聞き、感染症予防対策の勉強を重ね、「飛沫感染」、「接触感染」の対策を徹底していくことで開催に向けて準備をしてきた。
飛沫・接触感染の対策として、(1)スタッフはマスクの上からフェイスシールド、手袋の着用、(2)境内での飲食を禁止とするため、甘酒などの主催者からの飲食物提供を中止とし、出店者と協議を行い、露店での飲食物を全てテイクアウトとした、(3)事務局、講堂は暖房をつけずに開放し常時換気を行う、(4)来場者が密集しないように、だるまの祈祷に並ぶ列を一方通行とした。平日の開催であるとどうしても18時位に込み合うが、当日は日曜日だったこともあり、混雑が分散されたことも大きかった。開催から2週間が過ぎ、来場者、スタッフなどの感染の報道がなく安堵している。
本来であれば境内で食べたり遊んだりするのを楽しみにしていたであろう子どもたちから「今年はだるま市で食べてはいけない」という声があったと小学校の先生から伺い、感慨深いものがあった。今年も様々な行事で実施するか中止するかを迷うことが多いことと思うが、今回は、地域や参加者で対策を徹底し、乗り切ることができた。

(2)2月、3月の開催予定

司会から今後の区協議会の日程を報告

令和2年度第10回東区協議会

2月24日(水曜日)午後1時30分から、会場:東区役所31、32会議室

令和2年度第11回東区協議会

3月25日(木曜日)午後1時30分から、会場:東区役所31、32会議室

その他、委員から意見・連絡

  • 委員から意見、質問なし

5.閉会

(米山英二会長)
以上で、令和2年度第9回東区協議会を閉会する。

 

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

 

令和3年3月22日

署名委員:村松信子、山田俊明

 

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