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更新日:2020年10月2日

令和2年度第4回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1)協議事項について
    ア、浜松市都市計画マスタープラン改定版(案)のパブリック・コメント実施について
    イ、浜松市総合交通計画中間年(2020)改定版(案)、浜松市地域公共交通網形成計画(案)のパブリック・コメント実施について
    ウ、浜松市緑の基本計画改定版(案)のパブリック・コメント実施について
    (2)地域課題について
  4. その他
    (1)東区の取り組み
    (2)その他
    (3)9月、10月の開催予定
  5. 閉会

1.開会

<司会から、第3回東区協議会における山田俊明委員からの質問について、東区・区振興課佐藤宏明課長から回答すると報告>

(東区・区振興課・佐藤宏明課長)
前回、その他の事項として2点質問をいただいたので回答する。
1点目の質問の要旨として、「スーパーシティ構想の実現に向けた制度の整備などを盛り込んだ国家戦略特別区域法の一部を改正する法律が可決公布された。スーパーシティ構想は、物流、教育、医療などあらゆる分野の先端技術を組合せ、その相乗効果で住みやすいまちを目指すものである。政府はスーパーシティ構想を進めたい自治体を募集するとしているが、浜松市の姿勢は」とのご質問をいただいた。
今、報道などを通じて、政府が新型コロナウイルスの収束が見通せない中、今後の募集期間など手続きに係るスケジュールを延期するようなことが言われている。その中で現時点では、「本市として、国において今後公表される制度の詳細を把握し、対応方針を検討する」と回答させていただく。

2点目の質問の要旨として、「日本では次世代通信規格である5Gの電磁波による健康被害について報道されていない。世界最大の保険会社が、大手通信事業会社からの健康被害の保険引受けを拒否している。このようなものに浜松市はどう取り組んでいくのか。健康被害が出た場合の補償はどうするのか」というご質問であった。
回答としては、電波の利用・監視は総務省が所管をしている。この地域の管轄は総務省東海総合通信局となる。総務省のホームページには、電波の人体に対する影響に関する案内がある。内容が多いためここでは割愛させていただくが、一例を紹介すると、電波の発がんハザードに対する国際がん研究機関は見解として、発がん性があるかもしれないと評価を出しているようである。程度としては漬物、ガソリンと同じ分類であると見解が示されている。また、電磁波が人体に及ぼす作用として、体を温める作用があると紹介されている。詳しくは総務省のホームページをご覧いただきたい。

<司会から、(1)今回の会議が過半数出席により成立したことを報告、(2)事前配付資料の確認、(3)新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、発言時においてマスク着用をお願いする>

2.会長あいさつ

(米山英二会長)
大変暑い日が続いている。8月17日には41.1度という暑さだった。新型コロナウイルスで大変であるが今年の暑さも大変である。統計では熱中症で年間1,000人以上もの方が亡くなられている。各委員も会議中に適宜水分補給をお願いする。
今回は、事前に厚い資料をいただいた。すべて見るのは大変であったと思う。今から説明をいただくが、恥ずかしがることなく質問してほしい。東区、浜松市が交通事故と高温で有名だけではなく、中身のある市として有名となるようお願いしたい。
本日の議事録署名委員は、清水猶委員と杉本ともえ委員にお願いする。

3.議事

(1)協議事項について

(米山英二会長)
本日の協議事項は、協議ア~ウの計画が関連しているとのことなので、質問・意見は3課からの説明が全て終わってからまとめて受け付ける。

ア、浜松市都市計画マスタープラン改定版(案)のパブリック・コメント実施について

<都市計画課・棚橋謙介主任から資料を基に、都市計画マスタープラン改定版(案)の概要について説明>

イ、浜松市総合交通計画中間年(2020)改定版(案)、浜松市地域公共交通網形成計画(案)のパブリック・コメント実施について

<交通政策課・竹村雅彦課長補佐から資料を基に、総合交通計画中間年(2020)改定版(案)と地域公共交通網形成計画(案)の概要について説明>

ウ、浜松市緑の基本計画改定版(案)のパブリック・コメント実施について

<緑政課・山本利幸グループ長から資料を基に、緑の基本計画改定版(案)の概要について説明>


(鈴木祐一委員)
浜松市営バスの路線を遠州鉄道に移譲した際に、浜松市は遠州鉄道の株式を一部取得したのではないか。浜松市が株式を持っていないのであれば、各自治会が株主となり株主と遠州鉄道との間で運行方法を考える場があればいいのではないか。
天竜川駅からイオン市野までの路線バスを実証運行したが、利用者は少なく継続運行とはならなかった。天竜川駅からイオン市野、浜松北病院、浜松医大、日体高校、浜松工業、聖隷病院までの路線を開通させれば乗客が見込めるのではないか。
コンパクトシティ構想について賛成である。乱開発を続け地域に人がいなくなると、民生委員が面倒見切れないなどの影響がある。日本より韓国の方が長期的に運営できるコンパクトなまちづくりができているのではないか。

(交通政策課・竹村雅彦課長補佐)
浜松市営バスが廃止されたときに、浜松市が遠州鉄道の株式を取得したのか、わからないためこの場では回答できない。
遠州鉄道が天竜川駅から新な路線を聖隷方面など幅広くネットワーク化させることは、バス事業者の意向や収益性を求めることも歪めない。そこに対しては地域の声と利用者のニーズが重要となる。そのため、すぐ運行されるかは回答できない。

(鈴木祐一委員)
浜松市が株式を持っていなかったら、遠州鉄鉄道に株式増資してもらい、町内会へ割り当て、遠州鉄道に株主として地域の意見を拾い上げてもらうような仕組みができると考えるがいかがか。

(交通政策課・竹村雅彦課長補佐)
浜松市が株式を買うとなると税金を使うことになり議会の承認が必要になる。今日頂いたご意見は、承るがこの場での回答は控えさせていただく。

(都市計画課・棚橋謙介主任)
世界でみると、浜松市より人口が少なくても、公共交通主体でコンパクトなまちが形成されている事例もある。日本では全国の中核都市で本市と同様の問題を抱えている。国においてコンパクトなまちづくりを後押ししているため、本市としてもコンパクトシティを目指し取り組んでいく。

(山田俊明委員)
都市計画マスタープラン概要版3ページ人口の欄において、人口減少社会を迎えているものの、市街化調整区域では人口増加し、都市の外延的拡大が進行していると記載がある。それに対しての原因についてどう考えているか。
また、概要版6ページのイラストには飛竜街道がないと思う。飛竜街道は中心部から天竜へ続く浜松市の南北の大動脈と認識している。ここには商業施設、医療施設、住宅も多く建っている。この道路の位置づけを伺いたい。

(都市計画課・棚橋謙介主任)
市街化調整区域での人口増加原因は、本市には市街地縁辺集落制度などがあり、土地が安く、若い世代が家を構えているためと認識している。市街化調整区域は、市街化を抑制し自然環境、農地を保全するエリアとなるため、本来の土地利用がなされるよう検討していきたい。
6ページの図は公共交通を主体としたまちづくりをするための将来のネットワークの方向付けとして掲載している。飛竜街道には、浜北までの既存の基幹バス路線がないため掲載していない。

(山田俊明委員)
居住するにはコストがかかることを考慮して、コンパクトシティを進めていただきたい。飛竜街道については自動車による移動を少なくしたいということであれば、ここも関係してくると思われるため加味していただきたい。

(鈴木祐一委員)
市街化調整区域の農地の転用について、浜松市は転用の基準が甘いと感じる。農地所管課と調整していただきたい。

(都市計画課・棚橋謙介主任)
農地転用は別の法律なので、転用に関する取組は回答できないが、開発の抑制については所管するため、この範囲の中で優良農地を保全していく取組を検討していきたい。

(神谷幹生委員)
7ページに既存工業地の維持・再生と産業拠点の形成と記されている。東区は工業系土地に商業施設が立っており実情にあっていない。商業・業務系土地利用を含め土地利用の甘さを感じるが意見を伺いたい。

(都市計画課・棚橋謙介主任)
現在、東区の工業地域内において、商業施設が多く立地している。国の法律上、ある程度の規模であれば商業施設が建てられる。本計画において土地利用の基本方針を策定したので、その方針に基づき対応を検討していきたい。

(神谷幹生委員)
市ではできないと思うが、将来的に用途地域を現状に合わせて変更していただきたい。

(都市計画課・棚橋謙介主任)
公共交通を軸としたまちづくりをしていきたい。鉄道駅周辺などは商業系に変えていくこともあるが、それ以外では都市計画マスタープランの方針に反するため、変更は考えていない。

(宮下まゆみ委員)
日本固有のみどりがなくなってしまう施策では困る。そのみどりを守っている土地の所有者が手放すという話があったが、それに対し、市は何もしてくれないと聞いている。日本古来の植物を見守っていく浜松であってほしい。

(緑政課・山本利幸グループ長)
貴重な日本固有の植物は守る必要があると認識している。緑地を保全するための法律に基づく指定や制度の活用を検討していきたい。

(米山英二会長)
JR天竜川駅から市野イオンまでの路線バスは、市が目指すような利用者がないと言われている中、実証運行されていた。一方、地元では西ヶ崎駅と東区役所を結ぶ路線がないため、東区内でも、まちなかで運行されていた循環バス「くるる」を走らせるよう要望したところ、遠州鉄道の路線であるため断られた。今回の計画も同じで、机上論だけでなく地域要望を入れていただきたい。
緑の保全について荒れた山が多い。行政として個人の山を管理できないか考えてほしい。
平山博三市政の時、浜松市は進入路がない土地を農地転用許可していた。中には建築基準法により建て替えができない家もある。農地転用許可をした以上、市において、進入路がない住宅の対応ができないものか検討していただきたい。

(交通政策課・竹村雅彦課長補佐)
現在、パブリック・コメントを実施中であり、区協議会もパブリック・コメントとして議事録に残す。いただいたご意見については実現性を含め検討したい。

(緑政課・山本利幸グループ長)
天竜区の荒れた山林については、原則所有者が管理することになる。それに対する支援は把握していない。いただいたご意見は所管する林業振興課に伝える。

(都市計画課・棚橋謙介主任)
農地転用については基準があると思うが、別の部署になるため、いただいたご意見は所管する課に伝える。

(鈴木祐一委員)
緑のオーナー制度で山林を所有していたが売れない。森林が衰退していることを市の担当者も認識してほしい。

(2)地域課題について

<交通安全委員会・馬塚委員長から委員会活動について報告>

(馬塚繁光委員)
8月6日(木曜日)に第1回交通安全委員会を開催した。委員長に私(馬塚繁光)、職務代理者は齋藤宣男委員に決定した。令和2年から3年間の協議テーマとして、「交差点事故ゼロ~センターライン3本分、ゆとりの車間で事故防止~」に決定した。
また、今後のスケジュールは、敬老会対象者へのチラシ配布を実施していくことで決定した。

 

<地域防災委員会・小野委員長から委員会活動について報告>

(小野敏彦委員)
地域防災委員会は、前回の区協議会から委員会活動が行われていない。
次回、9月14日(水曜日)午後1時30分から開催予定である。

 

<地域福祉委員会・清水委員長から委員会活動について報告>

(清水猶委員)
地域福祉委員会は、前回の区協議会から委員会活動が行われていない。
次回、9月4日(金曜日)に、高齢者の安心安全な生活について警察から話を伺う。

 

<その他の地域課題>

(山田俊明委員)
国では健康被害について、漬物やガソリンと同じと回答があったが、疑義があるため例を紹介させていただく。
ビジネスジャーナルの記事から、5Gの危険性について2点あげている。1点はプライバシーの侵害、2点目は健康被害の懸念がある。健康被害については、世界各国の研究者の調査によると、発汗作用に及ぼす実験で5Gネットワークが使用する周波数は、人体の汗が流れる管に徐々に破壊的な影響を与える。電磁波は人間の生殖能力、脳、心臓機能に影響をもたらし最終的には遺伝子にも影響を与えると報告している。
これらのことから研究者からは、一般市民が高周波にさらされるのは前代未聞。5Gの人体への悪影響を防ぐには、地域コミュニティから5Gを排除するしかないと主張している。
各団体組織に所属されている委員おいては、市民側から危険性の発信が必要であると思うため、折に触れ話題にしていただきたい。

4.その他

(1)東区の取り組み

<東区・長寿保険課・鈴木真弓グループ長から資料に基づき、介護保険制度の概要、サービスの利用者負担について具体例を説明>

  • 委員から意見、質問なし

(2)その他

<東区各課から実施事業などの説明・連絡>

(東区・長寿保険課・青野守弘課長)
東区地域力向上事業である「令和2年度おじいちゃん・おばあちゃんのための作品展」の実施計画をお知らせする。
敬老の日を中心に、敬老の日の意識高揚を図ることを目的としている。平成25年から始まり今年で8年目となる。本年度は和田、中ノ町、橋爪、万斛幼稚園の5歳児が書いた絵画、メッセージ展示をする。応募作品数は80点を予定している。
会場はイオンモール浜松市野1階サウスコートを予定している。展示日は9月16日(水曜日)午前10時から9月23日(水曜日)午後6時まで。その後、東区1階市民ホールにおいて、9月24日(木曜日)から9月30日(水曜日)午後3時まで展示する。イオンモール浜松市野、東区役所へお越しの際にはご覧いただきたい。

 

(東区・健康づくり課・野沢和好課長)
うごく&スマイル事業のお知らせ。この事業は市民の健康づくりを促進することを目的としている。健康づくりを実践するとポイント付きカードがもらえ、カードを協力店舗へ提示すると特典があるという事業。
ポイントのため方は、(1)自分の生活習慣を14項目についてチェックする。(2)自分に合った健康づくりの目標を立てる。(3)やってみよう「10日間チャレンジ」で健康づくりに10日間取組んでいただく。(4)はがきに目標や健康づくりに取り組んだ日を記載し、健康増進課または東区健康づくり課に提出すると「ふじのくに健康いきいきカード」をプレゼントする。
このカードは静岡県と県内市町の共同事業で、カードを協力店舗へ提示した場合の特典については、2枚目3枚目のチラシ「ふじのくに健康いきいきカード協力店舗と特典」に掲載している。詳細についてはご覧いただきたい。なお、資料は令和元年11月2日現在の状況のため、協力店と特典内容が変更している可能性があるので、利用の際には注意をお願いする。

 

<その他、委員から意見・連絡>

  • 委員から意見、質問なし

(3)9月、10月の開催予定

<司会から今後の区協議会の日程を報告>

令和2年度第5回東区協議会
9月23日(水曜日)午後1時30分から、会場:東区役所31、32会議室

令和2年度第6回東区協議会
10月14日(水曜日)午後1時30分から、会場:東区役所31、32会議室

5.閉会

(米山英二会長)
以上で、令和2年度第4回東区協議会を閉会する。

 

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

 

令和2年9月30日

署名委員:清水猶、杉本ともえ

 

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