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更新日:2024年1月4日

令和5年度第5回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長挨拶
  3. 区長挨拶
  4. 議事

(1)協議事項について

浜松市動物の愛護及び管理に関する条例(案)のパブリック・コメントの実施について

(2)諮問事項について

令和6年度区役所費の予算要求の概要について

(3)地域課題について

5.連絡事項
(1)各課からの連絡
(2)次回以降の開催予定

6.委員からの発信

7.閉会

1.開会

<事務局からのアナウンス>

(1)今回の会議が過半数の出席により成立したことを報告。

(2)事前配付の議事資料の確認。

(3)会議終了後、区協議会委員研修の動画を視聴。

2.会長挨拶

(米山英二会長)

朝晩は少しずつ秋を感じられるようになったが、日中は相変わらずの暑さである。近頃は新型コロナウイルス感染症だけでなくインフルエンザも流行しているようで、市内の学校でも学級閉鎖となっているところがあるという話も聞いている。このような季節の変わり目であるので、委員の皆さんは健康管理を十分に行い、元気に協議会に出席して、活発な意見を述べていただきたい。

ただ今から、令和5年度第5回東区協議会を開催する。本日の会議録署名委員には、菅沼とも子委員と髙林直子委員を指名する。

3.区長挨拶

(東区/野田志保区長)

9月18日は敬老の日であったが、この場を借りて、東区内の100歳を迎えた方の人数や敬老の日を前に行った祝意訪問について報告させていただく。

8月1日現在、東区において今年度100歳になる方は59人、また101歳以上の方は57人いらっしゃる。男女比では女性が圧倒的に多く、100歳の59人のうち女性が51人、男性が8人となっている。

今年度100歳になる方のうち希望された方を訪問し、寿詞や記念品をお渡しした。私がお会いした10人ほどの方々は皆さんお元気で、とても100歳とは思えない方が多い印象であった。耳が遠いとか脚が悪いとかということはあるけれども、大病に罹ったことがないことが長寿の秘訣であるように感じた。健康のため、皆さんもぜひ定期健診やがん検診をきちんと受診していただきたい。

4.議事

協議事項について

浜松市動物の愛護及び管理に関する条例(案)のパブリック・コメントの実施について

<動物愛護教育センターから説明>

(米山英二会長)

町内で野良猫への餌やりをする住民を見かけるが、自分の家の敷地ではなく道路沿いでやるため、道路に飛び出た猫が自動車に轢かれることがよくある。このような行為への罰則はないか。

(動物愛護教育センター/鈴木秀幸所長)

罰則までは設けていない。路上での餌やりは遠慮していただき、避妊手術や去勢手術を講じることや、餌をやるからにはトイレを設置すること等を遵守していただくため、第14条を新設することとした。

(山田俊明委員)

第14条で規定される猫への避妊手術や去勢手術の費用は、繰り返し餌を与える本人が負担するということか。

(動物愛護教育センター/鈴木秀幸所長)

そのとおりである。飼い主のいない猫に繰り返し餌を与える者については、飼い主と同等の責任が生じるものと考える。

(栗田孝代副会長)

第15条の多頭飼育の届出のところで、飼育数の合計数は具体的に規定されるのか。

(動物愛護教育センター/鈴木秀幸所長)

この条例の下の規則で規定する。現時点では、飼い犬と飼い猫の合計数が10以上となった場合、届出を義務づける予定である。

(栗田孝代副会長)

広い家での10頭と狭い家での10頭では違うし、同じ家で9頭までと10頭からでは違うと思う。10頭とする根拠はあるのか。

(動物愛護教育センター/鈴木秀幸所長)

10頭を超えると多頭飼育崩壊につながる恐れがあるということも言われており、また他市の状況や関係法令との兼ね合いにより、10頭とする予定である。

(齋藤誠委員)

この条例には該当しないと思うが、参考に教えていただきたい。

東区内でも狸などの野生動物の糞尿等の被害があると聞くが、どのような法律があってどこが所管課になるか。

(動物愛護教育センター/鈴木秀幸所長)

野生動物といっても、特定外来生物であるかなどによっても所管課が分かれている。鳥獣保護の対象であれば駆除はできないということにもなる。具体的にご相談いただければ、所管課を紹介させていただく。

(岩井正次委員)

第19条に立入調査等について規定されているが、例えば、犬や猫をおそらく10頭くらい飼育している家が町内にあり、地元からその本人には言えないような場合、市に言えば現地を見に来てくれて、本人に注意喚起してくれるという解釈でよいか。

(動物愛護教育センター/鈴木秀幸所長)

そのとおりである。この規定がなかった頃は、多頭飼育崩壊が起こってから発見される事例が多かったため、未然防止を目的として設けている。

多頭飼育崩壊してしまう家庭は、福祉的支援が必要な場合が多いため、実際に現地に行く場合は福祉部門も同行することが想定される。

諮問事項について

令和6年度区役所費の予算要求の概要について

<東区・区振興課から説明>

(山田俊明委員)

区民活動・文化振興事業には高齢者向けの事業はあるが、子育て支援系の事業がないと感じた。例えば子ども食堂の運営を支援するような事業を取り入れる考えはないか。

(東区・区振興課/小野哲司課長)

地域団体による活動の支援については、助成事業として申請していただくことで補助金交付というかたちで行うことができる。ぜひ活用していただきたい。

(齋藤誠委員)

中野町煙火大会開催事業の負担金について伺いたい。

自分の記憶では、令和元年ごろから金額が1,172,000円で変わっていない。この金額は、増額して要求しても財政課に切られてしまっているのか、それとも区役所からの要求額をこの金額に設定しているのか。

また、昨年10月に起きた韓国の雑踏事故を受け、警備に対する警察からのリクエストが厳しくなっており、今年度の実績では警備員の委託だけで140万円かかったと聞いている。これに加えて仮設トイレや安全柵の設置をするので、警備全体にかかる費用は増大している。

増額をしようとしたとして、タイミング的に来年度の予算要求には間に合わないのだろうか。

地域に市の事情を説明するために、教えていただきたい。

(東区・区振興課/小野哲司課長)

負担金の金額は、毎年対話しながら決めていると聞いている。警備費増大の状況や予算要求額の変更等については、後ほど直接お話を伺いたい。

(田中美代子委員)

東区では長上や積志でも花火を上げていると思うが、なぜ中ノ町だけ負担金として支援を受けているのか。

(東区・区振興課/小野哲司課長)

俳句の里づくり事業と中野町煙火大会開催事業については、地域力向上事業から独立して事業を実施するようになったものである。

浜松市内で開催されている花火大会のうち、市の補助金や負担金があるものは相対的に規模の大きいものである。

(森田良信委員)

過去何年も継続している事業は踏襲してそのまま継続され、新規の事業を興すのは一苦労だからなかなか手を出さないというようなイメージだが、来年度の実施事業については全て精査されているのだろうか。

(東区・区振興課/小野哲司課長)

区役所費として要求する事業だけでなく、本庁の事業についても予算要求に至るまでに様々な審査を経ている。継続事業が前例踏襲で継続しているということではなく、必要であればスクラップ・アンド・ビルドしている。

(東区/野田志保区長)

4月に開催された第1回東区協議会にて今年度の東区区政運営方針を報告させていただいたが、その中で東区として継続して注力する事業を紹介している。中野町煙火大会開催事業もその1つであり、それに基づいて引き続き予算要求していくものである。

(菅沼とも子委員)

令和6年度の地域力向上事業について、各事業の実施内容はある程度決まっているものなのか。

(東区・区振興課/小野哲司課長)

区民活動・文化振興事業6件及び区課題解決事業7件については、実施予定内容を決定した上で予算額を算出している。助成事業については、来年になってから募集を開始するものである。

地域課題について

交通安全委員会

<交通安全委員会から交通事故日報の解説と第2回活動報告>

地域防災委員会

<地域防災委員会から第3回活動報告>

5.連絡事項

(1)各課からの連絡

東区・区振興課

<東区・区振興課から第3回東区協議会での質問に対する回答について連絡>

(磯部茂明委員)

私は自治会への防災講座も行っているが、中ノ町地区でこのような一般論だけの話をするとおそらく怒られてしまう。それしか言えない立場なのはわかるが、これからはもっと踏み込んだ対応が求められると思う。

6月2日の天竜川の高齢者等避難は中区・東区・南区に発令された。天竜川が氾濫した場合の浸水深の予想は、中区と南区では3メートル以下、東区では積志地区を除いて5メートル以下となっている。5メートルの浸水深となると、2階でもだめである。あの後避難指示が出された状況を想像してほしい。東区の人口10万人超が3階以上の高さに避難できるだろうか。仮に全ての小中学校の校舎を開放しても当然無理である。天竜川以外の河川の場合、東区の浸水深は2メートル以下の予想である。テレビなどで情報を得ていなくても、家の前が冠水していれば気づいて2階に避難するので命は助かるが、天竜川は全くの別物である。

正直なところ、私自身も川の水害の話をするとき、天竜川の話からは逃げていた。これまでは、天竜川に避難指示が出るのは長野県から天竜川にかけて2~3日雨が降り続けるような場合であり、情報収集や避難のための時間的余裕があるというのが定説であった。しかし、線状降水帯が発生してしまえば、1日もかからないということがわかってしまった。

ついに初めて天竜川に高齢者等避難が出てしまった。これは大変恐ろしいことであり、水害の危機はそれほど高まっているということである。中ノ町地区で天竜川が氾濫すれば数百もの家屋が流され、避難どころではない。このような地区が東区にあるのだから、通り一遍の情報提供により自主避難に任せるのではなく、三方原台地や浜北方面などを挙げて避難先の選択肢を提案し、分散避難が可能なように踏み込んだ情報提供が必要ではないだろうか。

マイ・タイムラインの作成を啓発しているが、作成している市民は2割というアンケート調査もある。できていることだけでなく、できていないからこれからやらなければいけないことも明確にするべきではないだろうか。

(米山英二会長)

確かに、避難所を開設し市民の自主避難に任せるだけでは済まない時代になってきているように思う。この件については、地域防災委員会で検討し、市に提案するのはどうだろうか。

<地域防災委員会の同意>

(東区・区振興課/小野哲司課長)

今回いただいた意見及び地域防災委員会から提案について、危機管理課に申し伝える。

東区・健康づくり課

<東区・健康づくり課から新型コロナウイルスワクチン令和5年秋開始接種について連絡>

(山田俊明委員)

新型コロナウイルスワクチンの接種券が届き、中にワクチンの説明書等が入っていた。それによると接種には本人の同意が必要であり、決して強制ではないとのことである。

一部メディアでワクチン被害について報道されているが、厚生労働省がホームページに公開したデータによると、昭和52年から令和3年までの44年間の全ワクチンによる健康被害認定数が3,522件、うち死亡認定数が151件で、これに対し新型コロナウイルスワクチンによる健康被害認定数は4,098件、うち死亡認定数が210件である。この情報は容易にたどり着けないような場所に公開されている。

また、大阪府泉大津市の南出市長は、X(旧Twitter)でデータを示した上で「このワクチンはお勧めできない」とはっきりと言っている。名古屋市の河村市長もワクチン接種には慎重な姿勢であるし、京都大学の福島教授はワクチン問題研究会という学会を設立している。

このような情報を知った上で接種に同意できるようにしていただきたい。

(東区・健康づくり課/北村聡課長)

接種を受けるかどうか検討するための材料となるデータを入手しやすくしてほしいというご意見について、健康増進課に申し伝える。

東区・区民生活課

<東区・区民生活課から地域住民参加型演劇開催事業について連絡>

(2)次回以降の開催予定

<司会から今後の区協議会の日程を報告>

令和5年度第6回東区協議会

10月10日(火曜日)午後1時30分~/会場:東区役所3階31・32会議室

令和5年度第7回東区協議会

11月30日(木曜日)午後1時30分~/会場:東区役所3階31・32会議室

6.委員からの発信

(山田俊明委員)

メディアでの報道等でご存じの方もいらっしゃると思うが、兵庫県明石市の子育て支援について紹介したい。18歳までの子どもの医療費無償化、第2子以降の保育料の完全無償化、生後3か月から満1歳の誕生月まで毎月のおむつ定期便、小中学校の給食費無償、公共施設の入場料無料。前市長が12年間子育て支援を充実させたおかげで、「子育てするなら明石市」ということで人口が増え、出生率も上がったという。また、コミュニティバスが市内を縦横無尽に運行しており、昨年度までは大人100円だったが、財政健全化により今年度からは完全無料になっている。

市議会選挙等で子育て支援の拡充を公約としている候補者が当選しているので、浜松にもぜひそのような施策を取り入れて、活気あるまちづくりをしていただきたい。

(清水猶委員)

数日前、「静岡県、こども計画策定へ」という見出しで子ども政策に関する報道があった。既存の「静岡県子ども・若者計画」や「ふじさんっこ応援プラン」を一本化するようである。

浜松市では、山田委員から出た子育て支援や、少子化、貧困、虐待、ヤングケアラーなどを含めた計画を検討する予定はあるか。

(東区/野田志保区長)

現在のこども家庭部のことは、この場ですぐに回答することはできない。「委員からの発信」のなかで国や県、市の他部局の動きを知りたいという発言があった場合、お調べしてからの回答となることはご了承いただきたい。

そのような動向を踏まえて、東区では何をどうしたらいいのか、何に力を入れるべきか、東区協議会委員の中で話し合う場にしていただきたいと考えている。先ほど、防災について地域防災委員会で具体的に検討しようという米山会長からの提案があったように、東区のために委員同士で意見を交わしていただきたい。

(山田俊明委員)

確かに、東区協議会であるから、東区のことを話し合うのが本筋だと思う。ただ、市が動いてくれないと東区にも影響があることがあると思うので、生活していて市民が感じていることとして本庁に伝えていただいて、検討してほしい。

明石市の令和5年度当初予算の一般会計は1256億円で、このうち子育て支援には250億円を投じている。浜松市の令和5年度当初予算の一般会計は3895億円であるが、明石市と浜松市の18歳以下の人口の比率で計算したら、明石市と同様の子育て支援をすると約622億円になる。浜松市が実際に子育て支援にいくら予算を充てているのか調べようとしたが、ホームページを見ても全然出てこなかった。浜松市のホームページでも、明石市のようにわかりやすく示してほしい。

(東区/野田志保区長)

浜松市ホームページの子育て支援の予算額の記載場所は、次回回答する。

7.閉会

(米山英二会長)
以上で、令和5年度第5回東区協議会を閉会する。

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

 

令和5年9月26日

署名委員:菅沼とも子、髙林直子

 

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