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更新日:2023年2月6日

令和元年度第8回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1)協議事項について
    第2期浜松市子ども・若者支援プラン(案)のパブリック・コメントの実施について
    (2)地域課題について
  4. その他
    (1)東区の取り組み
    (2)その他
    (3)12月の開催予定
  5. 閉会

1.開会

(事務局)
<河合洋子委員、藤田昌良委員の欠席及び今回の会議が過半数出席により成立したことを報告>

<事前・当日配付資料の確認>

2.会長あいさつ

(田中充会長)
先日8日、産業展示館で開催された市長との「まちづくりトーク」に参加した。当日は、市長からの市政報告や、市民団体の活動発表など直接話を聞くことができ、大変貴重な機会であった。
今年は和田東小学校で10月に学級閉鎖があったが、12月に入り、これからインフルエンザの本格的な流行の時期を迎える。委員の皆様は、日々多忙な毎日を過ごしていることと思うので、体調管理に十分注意いただきたい。

それでは、第8回東区協議会を行う。
会議録署名委員に、河合よしの委員と小池太江子委員を指名する。

3.議事

(1)協議事項について

第2期浜松市子ども・若者支援プラン(案)のパブリック・コメントの実施について

<次世代育成課からパブリック・コメントの実施内容について説明>

(森和彦委員)
児童虐待の事件が全国で多発している。事件後には関係者から度々「もう少し関係者と接触していればよかった」や「児童相談所、警察などが連携をもっと取るべきであった」など、「適切な対応が取れていれば、命を守れたのではないか」という旨の言葉を聞く。
第2期浜松市子ども・若者支援プラン(案)(以下、プラン(案))99頁“(8)児童虐待の状況”によると平成30年度の浜松市の児童虐待対応件数は575件であり、10年前の3.4倍になっている。同頁の説明文には“予防とともに、早期発見・早期支援、個々のケースへの的確で迅速な対応と家族を支える支援が求められています。”とあり、9頁にも“保護を必要とする子どもへのきめ細かな対応”として各事業が挙げられているが、105頁“第3章・施策の展開”以降を見ても、児童虐待について具体的な対応策が読み取れない。

(次世代育成課)
プラン(案)9頁のNo.79、80の事業については、児童相談所の事業として記載をしている。105頁以降は、若者支援の分野となり、心に悩みを持った若者に対する支援について記載した箇所であるため、児童相談・虐待に直接関するものではないことをご理解いただきたい。
個別具体の事業については、それぞれの所管で虐待対応件数の増加に対して、早期解決を図るため事業を実施している。

(森和彦委員)
浜松市では児童虐待に対し、迅速な対応が図られ、子どもが命を落とさないよう、関係機関の連携が取れていると思ってよいか。

(子育て支援課)
児童虐待の対応件数が増えているという指摘について、まずひとつに児童虐待が社会的に注目を浴びていることが挙げられる。一般の方からの通報が多くなっている状況にあり、今まで潜在化していたものが表面化していると言える。
もうひとつ、そもそも虐待自体が増えているのではないかという指摘もある。早期発見のため、地域の皆様には「子どもの泣き声がする」などの通報にご協力をいただくことも大切であると考えている。“189”ダイヤルにかけていただくと直通で児童相談所へ繋がるので、このようなことを啓発していく取り組みも実施している。
市としては、子どもが産まれてしばらくすると保健師等が各家庭を訪問して、子どもの発達や子育てについて悩みがないかなどを確認する機会がある。健康増進課と連携し、聴き取りで気になった方については可能な範囲でフォローを行うようにしている。
また、児童相談所では、県警と協定を結び、情報共有をしていく取り組みを始めた。児童虐待の早期解決を図るために、これらの取り組みが進んでいると認識している。

(森和彦委員)
そもそも浜松市と児童相談所はどのような関係か。

(子育て支援課)
一般的市町は、県の児童相談所の管轄であるが、浜松市は政令指定都市なので、浜松市が児童相談所を設置している。浜松市の児童相談所では浜松市の案件のみを対応している。

(鈴木祐一委員)
(プラン(案)24頁)平成31年度の保育所等の待機児童は31人とのことであるが、兄弟姉妹で別々の保育園に行っている場合もあると聞いたことがある。行政区から市全域が対象になることで、このような問題も解消されるのか。

(幼児教育保育課)
提供区域を行政区から市全域とした背景として、行政区をまたいで保育園へ入所される方が3,000ケースを越える状況にあるため、区域にとらわれず提供されるべきサービスであると判断し、変更したものである。
待機児童が減ることで兄弟姉妹が同じ園に行けるかどうかについては、保護者の希望により今でも別々の園を選ぶ場合もあるが、徐々に施設が出来てきており、同じ園に通いやすくなっている。

(鈴木祐一委員)
保護者は選択する権利があるのはわかるが、兄弟姉妹を別々の保育園に通わせることは理解できない。市で同じ園に行くよう指示はできないと思うが、何らかの理由があってのことだと思うので、どうしてそうなっているのかにも意識を向けて欲しい。

(村木克郎委員)
プラン(案)43頁で、令和2年度は597人が放課後児童会へ入れないとしている。前の年(平成31年度)はどのような状況か。

(教育総務課)
今年度、5月1日時点で放課後児童会の待機児童は471人、前年度は355人で、116人の増加となっている。
委員のご指摘のとおり、令和2年で597人としているが、これは浜松市全域を合計したものである。保育所と異なり、放課後児童会は小学校ごとの利用になるため、小学校単位では、今の定員で足りている放課後児童会、足りていない放課後児童会が出てくる。
市の対策としては、各小学校の放課後児童会を個別に見ながら、必要な箇所に必要な手立てを考えていくことになる。ただ、総じて足りていないのは事実であると認識しているので、早急に対応していきたい。

(村木克郎委員)
市でできるだけの支援員確保に向けた働きかけを行ってもらうとともに、図書室など学校内で利用できる施設を開放し、スペースを増やすなど学校ごとに工夫も必要である。
放課後児童会を利用できないと仕事を辞めないといけないという保護者がいては、家庭生活に重大な影響が出てしまう。地域には退職した教員も多くいると思うので、退職後も働きたいがフルタイムは難しい方などには需要があるはずである。
経済状況が厳しい家庭もあるので、支援員・施設の確保をして、保護者が仕事を辞めることがないよう尽力いただきたい。

(2)地域課題について

<交通安全委員会・大軒委員長から委員会活動について報告>

(大軒孝幸委員)
交通安全委員会は、11月7日(木曜日)に地域福祉委員会と合同で研修会を開いた。浜松東警察署・交通第一課の近藤係長を講師に招き、“東警察署管内の人身事故発生状況”と“運転免許証の自主返納”について講義を伺った。
後半は自転車シミュレーター、クイックアラームなどの体験活動を行い、自分の運転年齢を確認できる良い機会となった。次回は、2月に年間の振り返りを行う予定である。

12月13日(金曜日)7時20分から年末交通安全県民運動として、流通元町交差点で街頭広報を行う。都合がいいようであれば是非参加いただききたい。

事故日報によると、東警察署管内の交通事故状況は、件数、怪我人とも過去にない大幅な減少となっている。例年年末にかけて事故が増える傾向にあり、怪我はなくても物損事故は、人身事故の1.5倍発生している状況にあるので、十分に気をつけてもらいたい。

<地域防災委員会・森委員長から委員会活動について報告>

(森和彦委員)
地域防災委員会は、11月6日(水曜日)に第4回委員会を開催した。当日欠席をしたため、委員会の議事詳細は職務代理の村木委員から報告させていただく。

(村木克郎委員)
今回の地域防災委員会では、まず、防災リーフレットの内容について意見交換を行った。委員からは「テレビのデータ放送から防災情報を得ることが有効であることから、手元に置いて利用してもらうため、dボタンの活用に特化した内容にしてもらいたい」という意見が出た。また、区役所職員が敬老会などでレクチャーをしてから配付するのが効果的であるとの意見もあった。

次に区振興課から台風19号に対する東区役所の動き、各避難所の状況について報告があった。避難者の体調やペット同伴避難、災害で発生したごみの対応についての質問が出た。
次回、第5回委員会は1月9日(木曜日)に防災リーフレットの最終調整を行う予定である。

<地域福祉委員会・熊岡委員長から委員会活動について報告>

(熊岡邑子副会長)
地域福祉委員会は、11月7日(木曜日)に交通安全員会と合同で開催した。高齢者の自主返納の問題について現実的な内容であり、勉強になった。地域に戻って、情報の発信や話し合う場面を積極的に作っていきたい。
12月10日(火曜日)に第5回委員会を開催する。地域包括支援センターさぎの宮の視察を行う。

<その他の地域課題>

  • 委員から意見、質問なし

4.その他

(1)東区の取り組み

<区民生活課から積志協働センターの活動について説明>

(村木克郎委員)
今年度の積志協働センターまつりには何人の来場があったか。

(区民生活課)
天候にも恵まれ、例年より多く、速報で800人程の方にご来場いただいた。

(2)その他

<東区各課から実施事業などの説明・連絡>

(区振興課)
毎年12月第1週日曜日は“地域防災の日”に指定されており、本年度も12月1日(日曜日)に蒲、笠井、長上、和田、中ノ町地区が合同で自主防災隊集合訓練を行う。中野町の新天竜川橋北側運動公園グラウンドにて、各地区の自主防災隊、中高生など約2,000人と消防関係者、中部電力、中部ガス、航空自衛隊、東警察署など約130人が参加し、避難誘導、救出救護、消火訓練を行う。今年度は蒲地区連合会が現場指揮、司会進行を執り行う。東区役所からも区長以下21人が参加し、誘導などの補助を行う。なお、今年度は積志地区では自治会単位での防災訓練を行う予定である。

9月の区協議会の協議事項であった“広報はままつの再編について”は自治会配布物の負担軽減を目的に来年度、区民のページを全市版に統合し、頁数を減らす方針である旨、広聴広報課から説明をした。現在、区民のページに掲載している“区政運営方針”、“区協議会だより”、“お知らせ”は、広報はままつにて市ホームページへ誘導していく予定である。
“区協議会だより”については、これまでも会議録をホームページで閲覧できるが、これに加えて、新たに協働センターの市政情報コーナーにて紙で閲覧できるように考えている。
その他の内容についても、対応は7区で統一していく予定であるが、東区としてはこれまで区民のページでお伝えしてきた内容をどのような形で地域の方へお示ししていくかを検討している。

(区民生活課)
住民基本台帳法施行令の改正により、11月5日から住民票に旧氏を併記することができるようになった。併記すると住民票の写し、印鑑登録証明書、マイナンバーカードまたは通知カードに旧氏が記載される。
結婚後も旧姓で仕事をする女性の活躍を推進するため、国が進めてきたものであり、各種契約、銀行口座名義など旧姓を使用したい場面での証明、就職や転職の際の本人確認として活用できる見込みである。
希望される方は、旧姓が記載された戸籍謄本、マイナンバーカードまたは通知カードを用意いただき、各区の区民生活課で手続きをお願いしたい。東区ではこれまでに3件の受付をしている。協働センターでの受付と婚姻届と同時の手続きはできないので、ご注意いただきたい。

10月30日(水曜日)に積志協働センターで浜松市と聖隷クリストファー大学との連携事業として“脳トレや体操に取り組んで心も体も元気に!健康寿命を延ばすには”をテーマに健康講座を開催した。高齢者の健康への関心が高く、申込状況は好調で定員を満たすことができ、講師役の学生が参加者のテーブルにそれぞれ付き、細かいフォローもできていた。一方、男性参加者が4人と少なかったのは今後の課題である。
その他の協働センターでは、蒲協働センターで11月29日(金曜日)に聖隷クリストファー大学と“寝たきりを予防する!~運動機能などの簡易チェックをしよう~”、長上協働センターでは12月14日(土曜日)に常葉大学と“めざせアスリート~走る・跳ぶ・勝つための筋肉の動き~”、天竜協働センターでは12月21日(土曜日)に浜松学院大学と“ブラジル風クレピオカ”の料理講座をそれぞれ開催する。

もったいない環境セミナー@東区を12月8日(日曜日)に天竜協働センター附設体育館で開催する。東区は9月分の1日一人あたりのごみ排出量は508グラムで7区中最下位である。東区の主要課題のひとつである“ごみ減量”に関する取り組みとして、地域資源の有効活用、ごみ分別への理解向上を目的に子ども向けにわかりやすく伝え、親世代へ啓発を図るものである。中ノ町自治会の全世帯へチラシを配布し、地域の皆様へお知らせしていく。

令和2年浜松市成人式を1月12日(日曜日)に東区5会場で開催する。平成13年から地域分散方式で、実行委員会を組織し実施しており、地域の皆様にはご協力をいただき、お礼申し上げたい。

(健康づくり課)
インフルエンザの撃退には毎年の予防接種が有効である。インフルエンザは感染力が強く、一旦流行が始まると毎年多くの人が感染し、特に子どもや高齢者は抵抗力が低いため、重症化しやすく、死亡の危険もある。予防接種は、発症予防に役立ち、発症しても重症化を防ぐことができる。一般的に接種後2週間後から効果が出始め、5か月間有効であると言われている。毎シーズン流行するウイルスの型が異なるため、毎年流行前に予防接種を打っていただきたい。なお、今年は一ヶ月程早く流行しているので、未接種の方は早めの接種をお願いしたい。

<その他の委員から意見・連絡>

(鈴木祐一委員)
東区協議会の公募委員募集など区協議会の委員改選について進捗があれば報告してもらいたい。

(区振興課)
公募委員の募集期間は12月2日(月曜日)から27日(金曜日)までの約1か月間とし、広報はままつ12月号の区民のページで広く区民の皆様へお知らせをしていく。1月の東区協議会では、これまでの推薦会で決まったことについて報告する予定である。

(3)12月の開催予定

<事務局から、次回、次々回の区協議会日程について連絡>

令和元年度第9回東区協議会
12月17日(火曜日)午後1時30分から、会場:東区役所31、32会議室

令和元年度第10回東区協議会
1月31日(金曜日)午後1時30分から、会場:東区役所31、32会議室

5.閉会

(田充会長)
以上で、令和元年度第8回東区協議会を閉会する。

 

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

 

令和元年12月17日

署名委員:河合よしの、小池太江子

 

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浜松市役所中央区東行政センター (地域振興担当)

〒435-8686 浜松市中央区流通元町20番3号

電話番号:053-424-0115

ファクス番号:050-3737-5872

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