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更新日:2017年12月8日

平成28年度第5回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1)協議事項について
    ア、浜松市立地適正化計画の基本方針(案)について
    イ、区制度の検討状況について
    (2)地域課題について
  4. その他
    (1)その他
    (2)9月の開催予定
  5. 閉会

1開会

(区振興課)
<欠席委員の報告>
<区振興課から、今回の会議が過半数出席により成立したことを報告>
<当日配布資料の確認>

2会長あいさつ

ただいまから平成28年度第5回東区協議会を行う。
議事録署名人に、鈴木謙淳委員と鈴木洋次委員を指名した。

3議事

(1)協議事項について

ア、浜松市立地適正化計画の基本方針(案)について
《浜松市立地適正化計画の基本方針案について、資料を基に説明》

(山田俊明委員)
2点意見を述べる。
計画を立てる際に、少子高齢化で高齢者が増えていくという設定で始まっており、違和感がある。長泉町では、子育てしやすい施策を行った結果、転入者が増加しているそうである。浜松市でも人口を増やす政策を行ってほしい。
先日、中区協議会を傍聴し、区制度の検討状況についての説明を聞いた。地域で人口の分布がどのようになるかにより、行政サービスや交通の利便性などの計画について取り組まれると思うが、立地適正化計画と区制度の検討については関連する部分があると思う。都市計画課と企画課で情報を共有し、整合性をとった進め方をするのか。

(都市計画課)
これからの人口推計を基に計画を立てている。市の子育て分野の中でも、子どもを生み育てやすい環境づくり、市の制度上の魅力を高め人口を増やすことは、並行して取り組んでいくことと考えている。ただし、今後大きく人口増加が見込めるかというと、厳しい状況である。状況に対応した政策の展開を行っていく必要がある。20年後、30年後に、今は公共施設や民間施設が機能し維持されていても、人口減少が加速化すれば、各施設の維持が出来なくなることが想定される。先を見越しながら、高齢者や子育て世代の方が生活しやすいよう都市計画を展開していく必要があるため、立地適正化計画を作ろうとしている。この成果がでるのは20年後、30年後といった長い幅が必要であり、それを見越して誘導していく事が計画の趣旨であるため、人口増加策も取り入れつつ、計画を進めていく。
また情報の共有化についてだが、市の中では庁内会議を行っており、担当課を集め、随時会議を行っている。区制度の状況を見越しながら、立地適正化計画を進めていく。

(森和彦委員)
2点質問する。
立地適正化計画の中には、調整区域を市街化区域にして人口の増加を図る計画はあるか。
また、市街化調整区域内の青地農地を白地農地とすることにより、農地転用が可能となり、住宅が建ち、人口増大につながると思う。地域内での白地農地化の判断について、計画の中に取り込むことはできるのか。

(都市計画課)
対象区域が都市計画区域であり、市街化区域と調整区域があるが、現在は市街化区域を対象に居住や都市機能の誘導区域を設定したいと考えている。市街化調整区域について人口を呼び込むような設定を現時点では考えていない。
また、青地農地を白地農地へ転換することについても立地適正化計画の中では想定していない。ただし、調整区域内の地域コミュニティを維持できるよう、土地利用政策を展開していく。

イ、区制度の検討状況について
《区制度検討に係る工程表、これまでの行政区制度、サービス提供体制の検証・総括について、資料を基に説明》

(田中充委員)
説明の中で、人口減少の話はあるが、人口を増やすための視点がない。30年後の浜松は他の資料では合併以前の人口に戻ってしまうなど悲観的である。
また3年前くらいから区政を見直す意見が出ているが、間違っていると思う。東区の場合、区としてまとまっている。これを再編により崩すことは、これまでの10年を無駄にすることであると思う。区編成をゼロベースで考えるとなった場合、全く無駄となってしまう。地域によっては、再編し一緒になった方が良い場合もあるが、それ以前に、人口をどうやって増やすか、人口の多い所と少ない所の差が大きくなり運営が成り立たなくなっている。
当初の理想は、大きな区役所、小さな市役所だったが、現在は逆転している。例えば区に予算の権限がほとんどない。再編し区が大きくなり、予算が区につくようになった時、本庁の各部署はどのような位置付けとなるのか。
地域で自治を行うのは良いことであるが、地域に予算を下ろすと、予算の奪い合いになる。現状は自治会が上手く機能しているが、地域に予算が下りて利害関係が入ってくると、自治会の機能が維持できなくなる。私も浜松の未来ビジョン、30年後の浜松について関わっているが、人口が減るという後ろ向きのことばかりで、減らさないためにどうするかについては全体的にあまり出ていない。例えば、浜松市は全国で農業産出額4位であるが、現在の農業従事者や後継者に対しての支援がない。区の再編などは、職員の減など数字の結果だけでなく、長い期間で考えなければ意味がない。再編については、区によって様々な状況があると思うが、10年間が空白とならないよう、2年の間に議論を重ねるとともに、当時の議会が7区にした判断など聞きたい。どのように区を再編成するか知らないが、区の分け方は難しいし、混乱すると思う。

(企画課)
これまでの区制度の検証が終わった段階であり、今後の区政のあり方については、これから協議をしていくところである。その中でしっかり議論を行っていく。
どのように人口を増やしていくかについてだが、地方創生ということで、国から人口ビジョン、総合戦略を策定することを求められ、昨年12月に浜松市でも「浜松市やらまいか総合戦略」を策定した。人口減少の減り幅をなるべく少なくするため、目標として「若者がチャレンジできるまち」、「子育て世代を全力で応援するまち」、「持続可能で創造性あふれるまち」ということで様々な事業を行うこととなっている。事業実施により人口減少を抑えていく。昨年末に計画ができ、実際に平成28年度から事業に取り組んでいる。

(花井淳佳委員)
合併して良かったという実感がない。住民投票となった場合、中区の人口が多いため、中区の意見により再編の可否が決まってしまうのではないか。現在よりも不便になることはないか。また区役所の機能を協働センターに移すことは本当に可能なのか疑問に思う。ただ不便になるだけで、利点がないように思う。

(企画課)
現時点では、住民投票は考えておらず、工程表の中に記載もない。
住民サービスについては、今後検証していくことなる。

(村木克郎委員)
市の財産について、耐用年数や財産価値を計算し検証することや、会計制度の報道があった。市では個々に検証をしていくのか。

(企画課)
公共施設等総合管理計画が作成されており、施設の維持改修経費がどのくらいかかるのか算出している。個々の建物については、耐用年数など把握はできている。

(森和彦委員)
合併後10年が経ち、検証結果が出てきた。10年間を顧みて、現時点において、市としての区再編の方向性について、行政サービスを低下させないような素案はないのか。

(企画課)
現在はない。今後、議論を進めていく中で、区割りなどの素案が出てくることになる。資料「区制度検討に係る工程表(詳細)」2ページに「Step2行政区再編の決定」があり、必要があれば区割り案及び新たな区の名称案を示すこととなっている。

(大軒孝幸委員)
資料の中に消防体制についての記載があるが、消防は市の組織だが、浜松市には5警察署があり、中核となるのは浜松市警察部である。市と県では組織が違うが、身近な安心を守る役割は警察署にもあると思う。管轄を含め警察からも意見聴取をしているのか。

(企画課)
現時点では、行っていない。

(大軒孝幸委員)
平成19年に、浜松東警察署の管轄が広がり、笠井地区から南区の果てまで浜松東警察署の管轄となった。現状を考えると、例えば重大事件、凶悪事件が発生すると笠井地区の隣の浜北警察署の署員が駆けつける。身近な事例では、庭先やアパートの駐輪場から自転車が盗難された場合や、泥棒に入られた場合、基本的には浜松東警察署から出動して処理するが、目と鼻の先に浜北警察署がある。非常に不都合を感じる。警察側で管轄を決めていればそれまでだが、再編するのであれば、警察署からも意見を聞き、どうすれば治安の維持ができるかを考えてほしい。例えば、笠井地区でパトカーが警邏中である時、南区の小沢渡町で重大事件が発生すれば、浜松中央警察署の前を通り現場へ向かうことになる。笠井地区の現場到着に係る時間は、浜北署であれば数分だが、浜松東署だと時間が掛かる。相談に行くにも管轄が基本となるため遠くなり、不都合である。安心安全を守るのが警察であり、市警察部という5警察署を統括する部署があるので、管轄区域を含め意見を聞いてほしい。

(企画課)
警察署の管轄の視点は入っていないため、そのような視点も含めて検討していく。

(稲穂貴委員)
合併から10年以上経ち、合併した市町村の方からは、合併してもメリットがなかったと聞く。何故かというと、合併前の各組織においては、各自治体からの補助や事務手続きなどを行政が肩代わりしていたものを、全て自分達やらなければいけなくなったことが、行政サービスが低下したと捉えるなど誤った考えを持っている。そのような感覚を変えるため、ゼロベースで考えて行く事は良い事であると思う。そこから考えていかないと意識改革もできないし、「ひとつの浜松」としてのまとまりもなくなる。できれば、市役所に行かなくても協働センターで事務対応できるよう、「ひとつの浜松」に向けた行政サービスの充実を図ってほしい。

(企画課)
今回の検証作業は、現状への理解を深めるため、様々な角度で検証した。現状について理解を得られるよう説明を行っていく。

(稲穂貴委員)
もう1点意見だが、区をまたぐ学区がたくさんある。そのあたりも考慮すれば、学校の運営も上手くいくのではないかと思う。

(企画課)
現状として区をまたぐ学区が存在している。区内で収まることが理想であるが、これからの行政区制度やサービス提供体制のあり方を検討する中で、解消できるかどうかも含めて考えていく。

(2)地域課題について

区協議会委員会報告について

《交通安全委員会》
(大軒孝幸委員)
7月29日に第2回交通安全委員会を開催した。和田地区セーフティ・ガード作戦及び高齢者事故防止を呼び掛ける敬老会チラシについての説明を受けた。

《地域防災委員会》
(山田俊明委員)
9月に地域防災委員で浜松市危機管理センターの視察を行う。

《地域福祉委員会》
(稲穂貴委員)
健康寿命増進の取り組みについて、東区健康づくり課から説明があった。

4その他

(1)その他

(区民生活課)
9月25日に「もったいない市」を天竜協働センター体育館で開催する。

(健康づくり課)
10月1日に「健康はままつ21講演会」をアクトシティ浜松中ホールで開催する。
地域力向上事業である医大との連携事業のアンケート用紙を協議会終了後に回収する。

(社会福祉課)
9月28日に「東区地域福祉講演会」を浜松市総合産業展示館北館4階1号ホールで開催する。

(2)9月の会議予定について

9月の会議(平成28年度第5回東区協議会)
9月20日(火曜日)午後1時30分~会場:東区役所3階31、32会議室

5閉会

以上で、平成28年度第5回東区協議会を閉会する。

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

平成28年12月14日

署名委員鈴木謙淳

署名委員鈴木洋次

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浜松市役所中央区東行政センター (地域振興担当)

〒435-8686 浜松市中央区流通元町20番3号

電話番号:053-424-0115

ファクス番号:050-3737-5872

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