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更新日:2017年8月31日

平成28年度第4回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1)協議事項について
    ア、遠州灘海浜公園について
    イ、平成28年度浜松市東区市民活動表彰について
    (2)地域課題について
  4. その他
    (1)その他
    (2)8月の開催予定
  5. 閉会

1開会

(区振興課)
<欠席委員の報告>
<区振興課から、今回の会議が過半数出席により成立したことを報告>
<当日配布資料の確認>

2会長あいさつ

ただいまから平成28年度第4回東区協議会を行う。
議事録署名人に、齋藤國弘委員と佐藤公治委員を指名した。

3議事

(1)協議事項について

ア、遠州灘海浜公園について
《公園課から、静岡県の策定した遠州灘海浜公園(篠原地区)の基本構想と、基本構想に基づいた大型スポーツ施設について資料に基づき説明》

(山田俊明委員)
立地から伺うが、篠原地区を適地とした理由は何か。また他の候補地はどこであったのか。説明の中で、西部地区では野球の登録が多いとあったが、野球関係団体からの建設に対する要望書が、いつどこから出されたのか教えてほしい。

(公園課)
候補地選定についてだが、18か所の市内の都市計画公園の中から、適正な広さがあるか、交通アクセスとして、幹線道路や高速道路、公共交通機関である鉄道、駅からのアクセス、地形地質、自然環境への影響、近隣への影響など複数の項目を点数化し、総合評価により篠原地区となった。
その他の候補地については、市内の都市計画公園の中で、野球場として一定以上の広さが必要であり、市内の大きな面積を有している公園が候補地であった。
野球団体からの要望書については、静岡県野球連盟浜松支部という軟式野球の連盟から7月19日に要望書を受け取っている。
今年度に入り、各団体の活動が活発になっており、最近になってご意見をいただいている。平成27年度においても、様々な野球関係団体の方に御意見を伺っているが、賛成意見や風の問題などの懸念についての意見もあったが、概ね賛同する意見であった。

(鈴木謙淳委員)
篠原地区への野球場建設については、2、3年前に風の影響などでふさわしくないという話を聞いたことがある。折角の話であり、建設には賛成するが、予算だとか、静岡県知事や県議会、市長との関係などが影響を与えているのではないか。問題解決のためには、しっかり話し合う必要があると思う。

(村木克郎委員)
津波の想定される高さが下がった。様々な意見があり、高さに差がある。12メートルから13メートルの想定である。同じ遠州灘に面した浜岡原発の防潮堤は18メートルから22メートルの高さに変更となった。遠州灘は繋がっているため、浜岡原発に寄せた津波が回ってきたらどうなるのか。様々な情報を検討し、2万人もの人が集まる場所となるため、リスク管理を相当に考えた上で、候補地を選定してほしい。
交通アクセスについてだが、四ツ池公園の野球場は、自家用車以外でも公共交通機関を経由して徒歩で行くことも可能である。だが篠原地区では、高塚駅からシャトルバスを出すと聞くが、立地により自家用車での移動が多くなり、交通事故や、試合開催日には国道が渋滞を起こすことを心配している。
また食料についてだが、野球場収容人数分備蓄すると記載されているが、周辺住民を含め収容人数以上が避難してくることも想定できる。想定外の事態が起きないよう、様々なリスクを考えた上での検討をお願いする。

(齋藤國弘委員)
立地としても砂浜に近く、液状化も心配である。規模としてもかなり大きな規模のスポーツ施設であり、想定外の事態ということがないようにしていただきたい。

(公園課)
津波の浸水については、篠原地区では防潮堤により、100年に1回程度と想定される津波に対しては耐えることができる。1000年に1回程度の津波については、浸水被害が想定されている。どの程度の浸水被害があるかというと1.5メートル程度の浸水があると想定している。このため浸水対策として盛り土の対策をしたうえで野球場整備を行う必要があり、静岡県と調整している。また液状化については、過去にトビオ建設の際、液状化の心配がないようボーリング調査を行っている。砂地であるが、非常に古い時代からの積層のため締め固まっており、標準貫入試験によると液状化の起こりにくい地質との報告を受けている。
交通だが、シャトルバスについては、国内の地方球場の立地、来場者の誘導を調査している。地方球場であるため、多数の人数が集まるのは、年間数試合と想定している。このような場合、主催者が最寄り駅からシャトルバスを運行する例が多い。仮に篠原地区を考えた場合、浜松駅からの定時バスの台数増や高塚駅、西になるが舞阪駅からのシャトルバス運行も可能である。国道1号線に近いため自動車交通が中心となることが想定されるが、電車での来場者もシャトルバス運行を行うなど、交通渋滞の問題は解決できると考えている。
野球場については、防災拠点との報道もあるが、基本としては野球場として考えており、普段は防潮堤の啓発施設としての利用は考えられるが、食料備蓄施設ではなく、災害時の食料の受け入れや供給の拠点として利用することを想定している。国道1号線に近いという立地を活かし、食料を受け入れ、必要な場所に供給する役割が中心と考えている。

(田中充委員)
浜松市の広大な面積の中で、どこの場所にするかを決めていくのは難しいと思う。新聞報道をみると、地元である西区や南区では野球場建設について賛成のようである。案について、迅速にまとめていただきたい。地元の要望は無視できないと思う。ただ、野球場を防災施設にするというのに引っかかりを覚える方が多いのではないか。市議会でも特別委員会で解決を図ると聞いた。早期の解決をお願いしたい。

(山田俊明委員)
防災面で考えてみるが、知事も報道で防災施設として機能させると公言していた。野球の経験者としての意見だが、野球場は、競技する場所と観客席が仕切られ、通路も狭いため避難しにくい構造である。津波到達が5分から10分と想定されており、多数の方が迅速に避難できるか疑問に思う。施設の構造や、迅速な避難を行うための整備費用は大丈夫なのか。

(公園課)
避難の時間が短いことは認識している。野球場だけで利用者や周辺の方の避難を受け入れることは考えていない。トビオや公園内に避難できる場所を確保していく。野球場の構造については、まだ計画の段階であり、構造や費用などは今後検討していく。

(森和彦委員)
防災の拠点について質問させていただく。防災の拠点にしたいということだが、防潮堤を設置し、直撃は免れるかもしれないが、昭和19年の東南海地震の際に、浜名湖今切れ口から津波が入り、津波が西や北から来て浸水被害が発生している。想定としては2メートルの浸水が予想されており、「命山」としての機能は必要である。ただ、資料16ページに応急活動開始後とあり、警察、消防、自衛隊などの活動拠点としているが、浸水した道路では辿りつけないと思う。また道路浸水により各方面への備蓄品の搬送も不可能になる。防災拠点としての役割と野球場を切り離し、防災施設として「命山」として考えたらどうか。野球場建設の理由付けのために防災拠点としているように感じるため、野球場と防災拠点を切り離した説明が必要ではないかと思う。

(公園課)
防災については、大きな公共施設であるため、南区や西区の津波避難ビルと同様の避難施設としての位置付けである。浸水発生については非常に稀な確率であると考えているが、浸水が伴わない被災や、液状化の可能性もある。被災後の国道1号線の復旧は早いと考えており、隣接する施設としての活用することを想定している。
一番に望んでいるのは、野球場建設であるが、避難場所がないといわれている地域であるため、副次的に防災施設として使用する可能性は高く、避難施設として位置付けることができれば地域の住民や利用者などの安心材料になると考えている。

(花井淳佳委員)
防災面から考えた際、防潮堤の上部は道路として活用できないのか。

(公園課)
緊急時はわからないが、通常時は車両の通行はできない。横幅も狭くなっている。

イ、平成28年度浜松市東区市民活動表彰について
《区振興課から、市民活動表彰区長賞受賞団体について、区行政推進会議で審査した結果を資料に基づき説明》

<委員より意見・質問なし>

(2)地域課題について

区協議会委員会報告について

《交通安全委員会》
(齋藤絵美子委員)
協議テーマを決定するとともに、東区の交通安全の現状について東警察署員から交通事故についての説明を受けた。次回は7月29日に開催する。

《地域防災委員会》
(山田俊明委員)
活動内容について協議し、テーマを決定した。次回は9月中旬に防災について、浜松市危機管理課を視察する予定である。

《地域福祉委員会》
(稲穂貴委員)
活動についての協議テーマを決定した。次回は8月18日に開催する。

4その他

(1)その他

(事務局)
前回の区協議会にて質問のあった中学校の部活動について、教育委員会から回答があったため報告する。
まず部活動には全生徒が参加するのか。学校によって異なる場合は、実施調査をする考えはないか質問した。回答として、学校により全員加入か任意加入のどちらかである。毎年、年度当初に教育委員会として事態調査を実施しており、平成28年度の加入状況は、市内49校中、全員加入の中学校が38校、任意加入が11校、うち東区の中学校はすべて全員加入である、との回答があった。
次に保護者に対して部活動での悩みを把握するためのアンケート調査などを実施し、アンケート調査の結果を踏まえて、部活動実施の指針を作成する考えはないかの質問には、毎年度2回程度、各校で教育課程についての保護者アンケートを実施しており、部活動については教育課程外の活動であるが、アンケートに部活動についての意見も記入してもらっている。
また部活動保護者会を年1、2回全校で実施している。参加者は1年生から3年生の保護者となっており、部活動の方針などについて顧問が説明し、意見や質問を受ける場となっている。もちろん、いつでも学校では保護者の相談を受け付けている。なお、部活動実施の指針については、今後、スポーツ庁で作成される指針を受け、教育委員会として作成する考えである。現在は、他県・他市の取り組みについて、情報を収集中とのことである。
対外試合に伴う保護者の送迎について、教育委員会の基本的な考え方については、原則として交通手段を学校に任せているとの回答があった。隣接学区までに限っていると思うが、自転車の使用を許可している学校もある。なお中学校体育連盟申し合わせ事項では、会場までは原則として公共の交通機関を利用することと定めている。また浜松市では、夢をはぐくむ学校づくり推進事業の予算の中から、大会参加に伴うバス借り上げを認めている。
部活動に伴い高額な用具を購入する場合、補助金などを交付する考えはないか、との質問について、教育委員会では現時点では補助金を交付する予定はないと回答があった。

(山田俊明委員)
可能であれば教育委員会の方に来てほしかった。回答の内容に、中体連では会場へ公共交通機関の使用とあるが、試合前に練習したい、早朝の参加となった時に利用できる公共交通機関があるのか。試合会場まで行けるのか。回答をいただいたが、現実として部活動で苦しんでいる生徒、保護者、教師を救うような策、窓口はないか。部活動保護者会など大勢がいる中で訴えていくことは難しい。救済の窓口を設置するなど対応を考えてほしい。

(田中充委員)
教育委員会の職員が来て説明してほしかった。回答の内容は良いが、上手くいっていないため困っている人がいる。折りを見て説明をいただけるよう伝えてほしい。

(事務局)
基本的には各学校に任せている部分があると思う。教育委員会に直接訴えていける窓口のようなものの設置について、教育委員会へ伝える。

(杉本恒雄会長)
事務局から教育委員会へ意見を伝えるようお願いする。

(花井淳佳委員)
委員会の開催についてだが、開催回数や開催日に決まりはあるのか。

(事務局)
各委員会については、所属する委員の日程調整にて決定しており、開催回数や開催日に決まりはない。

(健康づくり課)
東区地域力向上事業の浜松医科大学との連携事業である講演会を、長上協働センターで9月26日に開催する。講演会に先立ち、65歳以上の方を対象としたアンケートを実施する。また、参加については、睡眠に関する調査研究も兼ねるため、事前の研究についての説明と同意書の記入が必要である。

(2)8月の会議予定について

8月の会議(平成28年度第5回東区協議会)
8月25日(木曜日)午後1時30分~会場:東区役所3階31、32会議室

5閉会

以上で、平成28年度第4回東区協議会を閉会する。

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

平成28年9月7日

署名委員齋藤國弘

署名委員佐藤公治

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浜松市役所中央区東行政センター (地域振興担当)

〒435-8686 浜松市中央区流通元町20番3号

電話番号:053-424-0115

ファクス番号:050-3737-5872

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