緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

更新日:2017年8月1日

平成28年度第3回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    地域課題について
    浜松市東区のすがたについて
    東区各課の事業説明
  4. その他
    (1)その他
    (2)7月の開催予定
  5. 閉会

1開会

(区振興課)
<欠席委員の報告>
<区振興課から、今回の会議が過半数出席により成立したことを報告>
<当日配布資料の確認>

2会長あいさつ

ただいまから平成28年度第3回東区協議会を行う。
議事録署名人に、栗田孝代委員と齋藤絵美子委員を指名した。

3議事

協議事項について

<浜松市東区のすがたについて>

(小楠浩規区長)
浜松市東区のすがたについて説明する。
内容は、浜松市について、東区について、交通事故について、地域資源の活用で特色あるまちづくりについてである。
資料4ページに浜松市の人口、面積の基礎データと沿革が記載されている。浜松市は人口が80万人だが、平成21年の82万5千人をピークに年々減少している。政令市20市のうち16番目の人口である。面積は1,558.04平方キロメートルであり、全国で2番目である。沿革としては、平成17年7月に新浜松市が誕生、平成19年4月の政令指定都市への移行により現在の7区が誕生している。
資料5ページに区別の年齢階層別構成比がある。東区は平均年齢が44.10歳であり、7区の中で一番低くなっている。65歳以上の構成比については24.34パーセントで最も低くなっている。
資料6ページに、国土縮図型の政令指定都市の記載がある。今までと異なるタイプの大都市とあるが、これは大都市圏の政令指定都市とは異なり、広大な市域を有するため、都心の活性化や過疎、農業・林業振興など全国の市町村がかかえる様々な課題を凝縮した政令指定都市ということである。政令市20市の中で県庁所在地でもなく、三大都市圏でもなく独自に発展した都市が浜松市である。
資料7ページから東区についての説明となる。まず代表的な建物のイラストを掲載している。資料8ページをみていただくと、人口・面積の記載がある。平成28年4月1日現在の数字であるが、人口は129,764人であり、中区についで2番目の人口である。高齢化率も7区中最も低くなっている。面積は46.29平方キロメートルであり、2番目の狭さである。
資料9ページには、東区内6地区の人口、面積と人口密度を掲載している。人口が多い地区は、積志地区が40,464人、次に長上地区が26,670人である。逆に人口が少ない地区は、中ノ町地区が6,308人、次が笠井地区の15,336人である。人口密度についても地区によって差がある。蒲地区は1平方キロメートルあたり5,477人であるが、中ノ町地区は1平方キロメートルあたり1,280人である。このように地域によって大きな差がある。
資料10ページには公共施設について記載しており、小学校12校、中学校7校、高等学校2校、協働センター5館、その他の施設として、東部保健福祉センター、老人福祉センター竜西荘、浜松医科大学がある。
資料11ページには、公共交通について記載している。東区内には広域交通・物流の要衝として、中央に東名高速道路、数年後に完成する三方原スマートインターチェンジ、浜松インターチェンジ、国道1号線、国道152号線、浜松環状線、鉄道についてはJR東海道本線、遠州鉄道がある。近年、大型商業施設の進出もある。浜松市の公共交通は浜松駅が中心となっており、東西方向への公共交通が不足している。
資料12ページは、区役所はミニ市役所であり、各課が市役所のどの部署の仕事を行っているかまとめたものである。区振興課については、危機管理課の防災面、広聴広報、人事、職員厚生といった総務系の部署、資産経営や産業、交通政策など様々な分野を担っている。次に区民生活課は、市民窓口、スポーツ、文化、生活衛生、環境、廃棄物などを担っている。長寿保険課は、高齢者福祉、介護保険、国保年金を担っている。健康づくり課は、健康医療、健康増進を担っている。社会福祉課は、生活保護や障害福祉、子育て支援、幼児教育を担っている。東・浜北土木整備事務所は、道路企画、道路保全、河川などを担っている。
資料13ページは、平成28年度の東区区政運営方針である。前回の東区協議会でも示させていただいており、広報はままつ6月5日号の東区のページにて紹介している。
将来像と重点取組事項を設けているが、重点取組事項である「安全・安心な地域づくり」には、交通安全や防災、防犯灯、東区あんしんネットワークなどである。「地域の声に応える区役所の運営」については、区協議会、自治会集会所の整備、セーフティガード作戦、コミュニティ担当職員の設置などである。「地域資源の再発見とその活用」については、地域力向上事業や家康公ゆかりの里事業、東区市民映画音楽祭、キンボールスポーツ大会、俳句の里づくりなどを行っている。
資料14ページからは、交通事故について記載している。資料15ページには、人口千人あたりの人身事故発生件数で、東区が県内ワースト1となっている。資料16ページは事故を起こした当事者が、どこに住んでいるかを示したものである。東区は10.7件であり、事故発生件数も多いが、事故を起こす人も多いということになる。
資料17ページは、東区の時間帯別の事故発生件数についてである。朝の通勤通学の時間である6時から8時、8時から10時と夕方の帰宅時間である16時から18時に多く発生している。10時から16時までの時間帯と比較すると、朝は1.2倍、夕方については1.3倍となっている。
資料18ページは昨年の交通事故死亡者についてである。市内では25人おり、そのうち60歳以上の方は20人であった。区別の発生件数では東区は1件であり、昨年4月に市野町地内で発生している。それ以降、今年の3月に中野町地内にて死亡事故が発生するまで、338日間死亡事故が無い状況が続いていた。
資料19ページは、誰にでもできる交通事故防止対策である。まずは朝、夕暮れ時へのことは注意である。時間帯別の事故発生件数のとおり、自動車は早めにライトを点ける、相手に車の存在を伝える意味もある。歩行者、自転車については、夕方、夜間の外出時には、明るい服装、反射材、懐中電灯、自発光式のものを身に付け、人の存在を相手に早めに知らせることに効果がある。また自転車も車両であることを自覚し、違反に対しての罰則が強化されている。
資料20ページには、東区における交通安全推進事業をまとめてある。春・秋の全国交通安全運動、夏・年末の交通安全県民運動における街頭PRはもちろんのこと、それ以外では、セーフティガード作戦がある。これは東区だけで行っているものだが、地区を指定し、高齢者の安全、交通事故、振込め詐欺、防災・防犯について、地域の方や東警察署や区役所が一体となって進めている。スタントマンの実演による自転車教室については、昨年は丸塚中学校と積志中学校で実施した。地域の方にも多く見学に来ていただいた。交通安全フェアの開催については、大型商業施設を利用しPRイベントをやっていく。街頭広報活動の拡充については、交通事故多発交差点における街頭広報の実施として、昨年は、船岡橋交差点などで街頭広報を行った。次が特に強調したいところだが、区役所職員全員が「交通安全広報マン」として、各課、各職員がそれぞれの業務で市民の方と接する際に、業務の他に時間を少しいただき、交通安全のPRを図るものである。昨年一年間実施し、延べ4万件だったが、今年度は5万件を目標としている。区役所職員が仕事で市民の方と接する時に、交通安全の話をするので、ぜひ耳を傾けていただきたい。
資料21ページからは、地域資源の活用で特色あるまちづくりの推進となる。東区には、先人の方々が残したものがたくさんあるが、ここでは3点を挙げる。
1つ目は「俳句の里づくり事業」である。東区は松島十湖、原田濱人などをはじめとする俳人を輩出している。また全国に類を見ないほど句碑がたくさんあり、昔から俳句に縁が深い地域である。「はま松は出世城なり初松魚」は有名な句であり、笠井地区豊町の源長院に句碑がある。他にも十湖百句塚や百人一句塚などもある。そこで、東区を「俳句の里」と位置付け、歴史文化を感じることのできるまちづくりを推進するとともに、全国へ浜松市東区を発信する目的で「十湖賞俳句大会」を実施してきた。
資料23ページには、これまでの十湖賞俳句大会の実績が掲載されている。投句の数、投句者数の現状を記載しており、毎年多くの投句がある。
資料24ページに小・中・高等学校俳句出前教室を記載している。投句数が増えているのは、学校で俳句教室を行っていることが大きいのではないかと考えている。今年度も既に俳句教室が始まっているが、本日配付した「出世大名家康くん俳句手帳」を作り、子ども達に親しんでもらおうと考えている。また平成21年度から句碑めぐりツアーを実施している。昨年度は直虎ゆかりの龍潭寺や井伊谷宮などもコースに加えたバスツアーを実施した。
2つ目は「家康公ゆかりの里推進事業」である。東区には、徳川家康公にまつわる伝説・伝承がたくさん残っており、平成24年度から「家康公ゆかりの里」推進事業を実施している。昨年度は浜松城公園で行われた家康楽市に参加をし、来場者に対し、東区の歴史紹介や、東区家康伝説検定などを行った。12月には、磯田道史先生による歴史講演会、「大河ドラマおんな城主直虎に向けて」を開催した。
3つ目は、「東区市民映画音楽祭」である。東区では中学校の吹奏楽部の全国大会出場や市民音楽団体の積極的な活動など、地域住民が音楽に対し関心が高いという土壌がある。そこで様々な方が楽しめる「映画音楽」をキーワードとして、地元出身の音楽家を活用し、「音楽の都・浜松」を東区から発信するという目的で、市野町出身で作曲家・ピアニストの村松崇継さんを招き、3年前から行っている。昨年は村松さんの母校である浜松日体高等学校で実施した。今年度は11月26日を予定している。与進中学校の創立70周年式典と絡めた計画を考えている。
以上、東区の基本となる部分を説明した。今後、委員の皆様には区協議会において様々な議論を行っていただくが、基本となる東区のすがたについて示させていただいた。

(田中充委員)
区長から資料を説明してもらい、分かりやすくできていると思う。改めて勉強させていただいた。

(鈴木謙淳委員)
資料6ページに記載のある「DID」の意味を教えてほしい。

(区振興課)
「DID」とは「人口集中地区」のことである。人口密度の高い地域がお互いに隣接し、人口5,000人以上となる地域のことである。英語表記すると、「DenselyInhabitedDistrict」であり、密集という意味の「densely」、人が住んでいるという意味の「inhabited」、地区という意味の「district」となる。

(大軒孝幸委員)
参考だが、浜松市東区は人身事故が多いということだが、あくまで人身交通事故、けがのある事故の件数であり、けがが無い、物の損壊だけの物損事故或いは物件事故は人身事故の1.5倍ぐらい発生している。近所で10~20軒あれば、そのうち1人は事故の当事者か被害者という状況である。非常に事故が多い状況であり、委員の方には、運転する時や人身事故の件数に加え、その1.5倍けがのない事故があるということを、家族など周囲に伝えていただきたい。

<東区各課の事業説明について>

(杉本恒雄会長)
東区各課から事業について説明をお願いする。質問については、各課の説明終了後、一括して行うこととする。区振興課からお願いする。

(区振興課)
区振興課からは、今年度実施する事業について説明する。まず和田地区セーフティガード作戦というチラシをご覧いただきたい。セーフティガード作戦については、区長からの説明の中にもあったが、高齢者の安全をキーワードに、東区内の一地区を重点地区として、地域の皆様、浜松東警察署、東区役所が一体となって高齢者が安全・安心して暮らせるまちを目指して様々な事業を実施している。平成24年度から、長上地区、笠井地区、積志地区を重点地区として実施してきた。今年度は和田地区を重点地区として、6月13日に天竜協働センターで立ち上げ式を行った。今後の事業としては、シニアクラブや高齢者を支援するボランティア団体などへの出前講座の実施をはじめ、高齢者宅への直接訪問によるPR活動のほか、チラシの回覧、敬老会などでの周知活動を実施していく。高齢者の交通事故防止、振り込め詐欺被害の撲滅、災害時における安全確保を進め、高齢者の安全な暮らしを守っていきたい。
次に、「ワンショットで東区の魅力発見!フォトコンテスト」のチラシをご覧いただきたい。普段何気なく見過ごしている風景やイベント、日常生活の一コマなど、東区の魅力を再発見していただくことを目的に実施するものである。募集する写真については、東区内で撮影されたものとし、誰でも応募できるよう撮影する機材は問わず、携帯電話やスマートフォンで撮影したものも可能としている。応募写真のサイズも機材によって差が出ないようL判サイズとしている。募集期間としては7月1日から12月28日までとし、審査により入賞作品を選んでいく。入賞した作品は東区役所市民ホールで展示を行うとともに、今後、東区で作成する広報紙やパンフレット、ホームページに掲載していく。
次に第九回十湖賞俳句大会だが、テーマとしては「見つけよう私のふるさと」である。募集の期間は7月1日から9月30日までとし、表彰式を来年2月11日に開催する。募集に合わせ、東区内の小・中・高校20校を対象に俳句教室を6月22日より開始している。今年は子ども達が俳句に興味を持ってもらえるよう「出世大名家康くん俳句手帳」を作成した。俳句のルールや季語をイラストで分かりやすく紹介している。
投句は1人4句まで、投句料は無料であるため、委員の皆さんにも投句をお願いする。

(区民生活課)
区民生活課から個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードの交付について担当しているが、マイナンバーカードについて最近の状況を説明する。
資料のマイナンバーまるわかりガイドに、3つの目的と、マイナンバーカードの利用についての記載がある。
資料1ページに、証明書交付サービスをコンビニエンスストアで受けるには、マイナンバーカードと利用者証明用電子証明書の暗証番号が必要になる。この暗証番号はマイナンバーカードを交付する際に区役所で設定した4桁の番号になる。コンビニエンスストアで取得できる証明書は住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍全部(個人)事項証明書である。利用時間は、住民票の写しと印鑑登録証明書は午前6時30分から午後11時まで、戸籍全部(個人)事項証明書は午前7時から午後9時までである。更に、平成28年10月中旬から市民税・県民税所得証明書、課税証明書の交付も予定している。資料3ページは、証明書自動交付機サービス終了をお知らせするものである。住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍全部(個人)事項証明書については、7月15日に自動交付機によるサービスが終了し、税の証明については、10月7日に終了を予定している。市民カードについては引き続き窓口で印鑑証明書を取得する際に必要となる。資料5ページには、マイナンバーカードの取得の方法を記載している。これまで申請が集中し、交付通知書の発送が遅れていたが、現在は、申請から2週間から3週間ぐらいで発送される状況である。マイナンバーカードは東区役所にて受取ることができ、平日は予約なしで受け取ることができる。資料2ページに記載されているが、8月までの第2・第4日曜日は予約制であるが日曜日の交付も可能である。参考だが、東区では約9千人の方から申請があり、6千4百人にマイナンバーカードを交付している。交付率は約70パーセントとなっている。
次に第8回東区長杯キンボールスポーツ大会についてである。キンボールスポーツは直径125センチメートルのボールを使い、1チーム4人、3チームで同時にプレイする。年齢男女を問わず参加でき、プレイに失敗や反則があった場合、他の2チームに得点が与えられるスポーツである。キンボールスポーツ教室を7月2日の笠井協働センター体育館を皮切りに各地区の学校や協働センターの体育館で12回実施する。3月12日に浜松アリーナのメインアリーナで大会を開催する。

(社会福祉課)
社会福祉課から3点お知らせする。1点目は地域力向上事業として、地域福祉講演会を9月28日の水曜日、産業展示館ホールで「老後破産」をテーマに、NHKのチーフプロデューサーを招き開催する。内容については協議中であるが、興味がある方はぜひ参加してほしい。2点目は資料1ページにある私立保育所等施設整備助成事業についてである。区政運営方針の中でも概略について説明があったが、来年の4月から開設及び増設する施設が掲載されている。東区では6施設あり、4施設が新設、2施設が増設となっている。東区にある施設だけで定員が590人増えることになる。市全体では1,180人増であるため、そのうち半分が東区にできるということである。3点目は放課後児童会の定員拡大である。資料2ページを見ていただくと、待機児童数の推移があるが、保育所と同じように需要に応えていかなければならないため、東区については、平成29年に向けての定員増として、市全体では354人増としている。余裕教室を活用した定員増であり、有玉小学校の余裕教室を前倒しし、39人定員を今年度から70人まで預かることを可能とした。学校用地内への専用施設の整備であり、今年度において和田東小の敷地内に新たに施設を整備し、80人程度の定員の施設整備を行っている。今後の待機児童の対策として紹介した。

(長寿保険課)
浜松市徘徊高齢者早期発見事業について説明する。この事業は、認知症などにより徘徊で行方が分からなくなった人を警察や行政、高齢者相談センター、はままつあんしんネットワーク協力締結事業者、関係機関、地域の方々の力でできるだけ早く家族の元に帰れるようにする事業である。認知症の人とそのご家族が安心・安全に暮らせるまちづくりを目指すとともに、支援していくものである。事業内容は、オレンジシール交付とオレンジメールの配信がある。オレンジシール交付は、登録番号付のオレンジシールを徘徊のおそれのある高齢者の履物などに貼付け、早期発見に役立てるものである。オレンジメールの配信は、オレンジシール登録者が行方不明になった場合、あらかじめメール登録した見守り協力者に対し、行方不明者の情報を一斉配信し、早期発見に役立てるものである。6月1日からメールの登録を開始しており、現在、全市で134人、東区では18人がメール登録している。徘徊のおそれのある高齢者の登録は90人が行っており、東区では3人が登録している。昨年12月1日から中区で試行的にオレンジシールの交付のみを実施し、今年度から全市的に展開していくものである。オレンジシールとメール配信がセットになった取り組みを政令市で行っているのは浜松市だけである。オレンジメール登録は簡単にできるため、ぜひ皆さんにも登録をお願いしたい。浜松市ではメール登録見守り協力者を6千人規模に増やし、早期発見できる体制としたいと考えている。

(健康づくり課)
健康づくり課より2点説明する。1点目は「うごく&スマイル!」について説明する。これは健康づくりとして、自分の生活習慣を確認し、健康づくりの目標を立て、実際に10日間実践し、健康ポイントを貯め、「ふじのくに健康いきいきカード」と交換し、企業協賛の特典を得られる事業である。2点目は「スッキリ睡眠でいきいきと」ということで、9月26日の月曜日に浜松医科大学との連携事業として講演会を予定している。演題は「高齢者の睡眠と健康について」とし、浜松医科大学医学部看護学科の巽あさみ教授を講師とし、長上協働センター1階ホールで行う。参加者に事前にアンケートを行い、その特性にあった内容の講演を行うというものである。

(杉本恒雄会長)
各課からの事業説明があったが、何か質問はあるか。

(森和彦委員)
浜松市徘徊高齢者早期発見事業についてだが、今後この説明を行う場合、必ずしも靴を履いて徘徊するか定かではないが、身にまとっている衣類などに住所や名前、連絡先を記載したものを付けておくなどを家族の方に要望を出すことも必要ではないか。

(長寿保険課)
靴にオレンジシールを貼り付けるのは、ケアマネージャーや高齢者施設に問い合わせたところ、徘徊する人は必ず靴を履くそうである。
住所や名前、連絡先を記載したものを付けることについては、個人情報を悪用される恐れがある。オレンジシール交付について、事前登録した個人情報は、行政、警察のみで管理している。いただいた意見については、本課である高齢者福祉課にも伝える。

(花井淳佳委員)
オレンジシールとはどんなものか。見本はあるか。

(長寿保険課)
今日、見本は持ってきていないが、シールは反射材となっており、靴や身の回りの品につけると、夜間でも非常に目立つものとなっている。

(山田俊明委員)
オレンジメールについて、ソーシャルメディアで拡散しても問題ないか。

(長寿保険課)
ホームページに既に掲載され、一般の方の登録もお願いしているため問題ない。浜松市ではオレンジといえば認知症として事業を進めている。

(松浦恵子委員)
オレンジメールの登録だが、屋外で業務を行っているタクシー会社や警備会社にも話を持って行ってはどうか。

(長寿保険課)
いただいた意見を本課にも伝える。

(栗田孝代委員)
オレンジメールについては警察も関係するということだが、警察でもエスピーくん安心メールを配信している。メール配信について、警察とも連携することが必要であると思う。浜松市の防災ほっとメールに、オレンジメールの内容を含める事はできないのか。

(長寿保険課)
メール配信については、業務の内容が異なるため別とした。浜松市徘徊高齢者早期発見事業の内容に特化したものとした。

(栗田孝代委員)
もう1点、マイナンバーカードについてだが、作成にあたり不安感がある。信頼性についてPRが不足しているように思う。

(区民生活課)
マイナンバーカードの申請については、個々の判断となるが、今後において交付サービスなどにおいて必要となることが予想される。マイナンバーカードが普及し、対応するサービスが増えていく中で申請を検討していただきたい。

(花井淳佳委員)
マイナンバーカードの写真は更新できるのか。

(区民生活課)
更新の際に撮り直しとなる。誕生日を区切りとし、10年で更新となる。未成年については、5年を更新期間としている。

(髙森則子委員)
オレンジシールは有料で交付しているのか。

(長寿保険課)

無料である。ただし、誰にでも交付するものではなく、認知症などにより徘徊のおそれのある人を対象として交付する。

4その他

(1)その他

(山田俊明委員)
中学校の部活についてだが、ある保護者の方から、部活動によって大きな負担が生じていると聞いた。不満や疑問のある保護者も、学校側に相談できないようである。
また、毎日の練習がきついため、登校拒否となってしまった例もあると聞く。
部活の問題を調べてみると、子どもだけの問題でなく、顧問教師、保護者、それから顧問教師の家族にも問題が及んでいるようである。
私から提言という形でお願いしたいが、市内の中学校の部活動の実態について、部活に参加するのが強制、強制というか皆参加しなければいけないのか、そうでないのか、今現在、そういう部活の問題で苦しまれている方に対して聞き取りやアンケートなど調査を行い、その結果により、そこからの解決に向けて、例えば部活動実施の指針のようなものについて検討や、用具を学校側で準備できるような補助金の設定、現状調査については継続してやってほしいということを、ぜひ関係各位ですすめていただきたいと思っている。

(田中充委員)
一番の問題は、今、言われたように、例えば対外試合の時に善意で車を出して、事故があった時はどうするかとか、部活によっては、特に吹奏楽の管楽器などを用意する予算が学校にもない。非常に難しい問題で答えはないと思う。教育委員会に部活についての方針を聞き、教育委員会で部活について調査をしているのか、対策を考えているのか聞いた方が良いのではないか。高校では年間何十万もの部活費を出しているところもある。中学でも多い所は年間数万円、少ないところは五千円と聞くが、部活費は部のレベルにものすごく影響が出るのは事実である。

(事務局)
教育委員会に、この件についてはどういう考えなのか確認し、次回報告する。

(2)7月の会議予定について

7月の会議(平成28年度第4回東区協議会)
7月27日(水曜日)午後1時30分~会場:東部保健福祉センター

5閉会

以上で、平成28年度第3回東区協議会を閉会する。

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

平成28年7月27日

署名委員栗田孝代

署名委員齋藤絵美子

平成28年度第2回東区協議会会議記録へ▲

 

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所中央区東行政センター (地域振興担当)

〒435-8686 浜松市中央区流通元町20番3号

電話番号:053-424-0115

ファクス番号:050-3737-5872

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?