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更新日:2018年3月30日

平成27年度第11回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1)協議事項についてについて
    敬老会開催費補助金の見直しについて
    (2)報告事項について
    ア、浜松市斎場再編・整備方針について
    イ、平成28年度東区役所費の当初予算及び主要事業の概要について
    ウ、平成28年度における新市建設計画登載主要事業の状況について
    (3)地域課題について
    東区協議会委員会報告について
  4. その他
    (1)その他
    (2)4月の開催予定
  5. 閉会

1開会

(区振興課)
<欠席委員の報告>
<区振興課から、今回の会議が過半数出席により成立したことを報告>
<当日配布資料の確認>

2会長あいさつ

ただいまから平成27年度第11回東区協議会を行う。

議事録署名人に、杉本恒雄委員と鈴木康弘委員を指名した。

3議事

(1)協議事項について

敬老会開催費補助金の見直しについて
(高齢者福祉課より、敬老会開催費補助金の見直しについて資料を基に説明)

(今宿康一委員)
平成28年度については従来どおりの補助金だが、平成29年度に関しては、金額的に難しいのか。

(高齢者福祉課)
補助金単価の引き下げについては見送りとなる。それ以外の手法を自治会の皆さんと検討していく。ただし平成29年度については、自治会の皆さんと調整できた段階と考えている。

(田村滋治委員)
見直しの中で、敬老会を主催する自治会の社会的なコミュニティづくりを重要視したと解釈してよいか。

(高齢者福祉課)
そのとおりである。また、それ以外の理由として様々な意見をいただいており、資料3ページに意見を記載している。自治会の皆さんが地域で敬老会を開催するために、どのように取り組まれているのか現状を把握したことにより、敬老会について再認識することができた。

(田村滋治委員)
財源はどうなるのか。

(高齢者福祉課)
特定の財源ということではないが、今まで実施している事業について、大きく方向転換をした。友愛の高齢者プランでは6つの重点事業がある。5,300万円については、全体の予算の中で対応していく。

(鈴木康弘委員)
高齢者にとって、年金が下がる一方で、高齢者の負担は大きくなっている。

(稲穂貴委員)
敬老会は各地区で開催されているが、対象者の何割が出席しているのか。
75歳で敬老会に参加できるが、対象年齢であっても、元気なうちは参加を見合わせようとする気持ちもある。対象年齢を引き上げるのもひとつの意見であると思う。

(高齢者福祉課)
敬老会への出席率については、資料6ページに記載している。浜松市全体では、敬老会出席率は35.3パーセント、東区では27.2パーセントの出席率である。
敬老会の対象年齢の引き上げについては、ご提案をいただいているが、自治会の総意ではない。浜松市全体の高齢者の心身の状態について、7割が元気な高齢者、残り3割は要介護認定や虚弱な高齢者という区分になっている。これが65歳から74歳までの年齢を対象としてみると、元気な方は9割である。これが75歳以上を対象とすると5割になる。単純に年齢を上げれば経費の削減効果があるが、敬老会は出席していただいて初めて効果がある。体が弱くなってからでは参加自体が難しくなってしまうため、対象年齢の引き上げについては、自治会の皆さんと慎重に意見を交換していきたい。

(米山英二会長)
介護施設について、国民年金しか収入が無い高齢者が入所できる施設はあるか。

(高齢者福祉課)
対象となる方の心身の状況の程度にもよるが、寝たきりに近い状態で家族の方の介護が受けられない場合は、例えば特別養護老人ホームがある。多床室や個室など、施設の形態により費用が異なる。入所については、要介護認定を受け、支援を行う介護支援専門員と相談のうえ、家族からの支援の状況など考慮し、入所先を検討してほしい。高齢者相談センター(地域包括支援センター)という相談機関もある。体が元気で、共同した生活が可能であれば、特別養護老人ホームではなく別の対応も可能である。個別案件については、東区長寿保険課で対応させていただく。

(鈴木康弘委員)
そのような方が生活保護の対象となりえるのか。

(高齢者福祉課)
対象となる方の財産、収入、生活の状況などを確認し、生活保護対象として該当すれば受給は可能である。行政や高齢者相談センターに相談してほしい。

(袴田勝次委員)
バス・タクシー券について聞くが、廃止になる場合、かなりの金額が削減となる。それは仕方がないが、現状で高齢者の移動手段は限られている。削減により浮いたお金でコミュニティバスの運行などの配慮はあるのか。高齢者になると免許証の返納が呼びかけられているが、他の移動手段がないため運転し続けるというのが現状である。削減したお金をどうするのか聞きたい。

(高齢者福祉課)
複数の課が関係する事案となるため回答が難しい。他都市の事例では、小型バスを自治会やコミュニティ団体、NPO団体へ貸し出す試みがある。また事例は少ないが、免許証返納者に対し、タクシー事業者や交通事業者だけでなく、行政でもバス・タクシー券を渡している自治体もある。今後、暮らしにくくなるということを、どう改善していくかについては、高齢者だけでなく、自家用車を持たない全ての方の課題となるため、各担当課から提案を行っていくことになると考えている。

(2)報告事項について

ア、浜松市斎場再編・整備方針について
(市民生活課より、浜松市斎場再編・整備方針について資料を基に説明)

(今宿康一委員)
斎場の話に限った話ではないが、政策についての協議よりも、報道からの発表が先行している。協議が先行するようにならないのか。

(市民生活課)
斎場の問題については、現状の施設の中での修繕・改修を第一と考えている。事前の根回しを行う場合、今回の斎場のような問題は収拾がつかなくなると考えている。

(田村滋治委員)
これまでは知事や市長、経済界や産業界などの意向により政策が決定され、実行されることがあった。最近では、民意の力が変わってきているのか、行政からの冒険なのか、行政の勉強不足なのか、区長はどのように考えているか。

(朝月雅則区長)
浜松市の重要施策の決め方、示し方がどうあるべきかという話だと思う。関係する地域に話をした場合でも、現実問題としてはその地域にとどまらず、示した段階で他に広がっていくこととなる。
計画を示した段階では、市の最終決定であると示すのではなく、素案としている。計画について変更が全くないということはなく、意見があれば柔軟に考えていくということである。計画は、ある時点で全市域の皆さんに出さざるを得ないが、示し方として素案としている。素案のような計画がない場合、どのような政策とするかを協議しても意見がまとまらない。素案を示し、パブリックコメント、区協議会、地域の方の意見、要望をいただき進めている。市の素案について、それが既に決定したものと誤解を与えるものではなく、丁寧な説明が必要であると考えている。

(稲穂貴委員)
斎場についてだが、住んでいる地域により利用できる斎場の指定はあるのか。
また浜松市内の葬場について、全体でどれだけの数量に対応できるか数値はあるか。

(市民生活課)
利用客の想定はあるが、場所を指定するものではない。
火葬に対するピークは平成52年を想定している。現在8,000件が1万件ほどと見込んでおり、その際に必要な火葬炉の数は26基を想定している。

(稲垣芳圓委員)
21世紀は少子高齢社会で行先の見えない社会だといわれていたが、そのとおりとなったと感じる。区協議会の議事説明の中には、必ず現状説明と問題提起、案や手法があり、協議会や自治会連合会の専門会、関連する様々な団体、パブリックコメントで市民全部の意見をとっている。出された意見を検討し、素案に反映させていると感じている。今後も非常に難しい問題があると思うが、市民や団体がわかる説明をし、現状や問題を市民が考え、意見をしながら協議を進めてもらいたい。

イ、平成28年度東区役所費の当初予算及び主要事業の概要について
(区振興課より、資料を基に説明)

<委員より質問、意見なし>

ウ、平成28年度における新市建設計画登載主要事業の状況について
(区振興課より、資料を基に説明)

<委員より質問、意見なし>

(3)地域課題について

区協議会委員会活動報告について

《交通安全委員会》
(今宿康一委員)
今年度は、敬老会での交通安全チラシを対象者全員に配付した。交通安全街頭広報活動や東区交通安全フェアに参加し、交通安全の啓発活動を行った。また交通事故多発交差点の視察を行い、問題点を確認した。現場の確認や話を聞くことが大切であり、今後も現場への確認を行うことが必要である。
来年度については、家庭での交通安全意識を高める方法について検討してほしい。また高齢者に向けてのチラシや、若者への呼び掛けについても考えてほしい。

(鈴木康弘委員)
交通事故ワースト1脱出作戦の会議に参加したが、政令指定都市の中で、人口10万人あたりの事故件数が1,000件を超えているのは浜松市だけである。その中でも東区の事故件数は多い。そのことを頭において、交通事故に気を付けてもらいたい。

《地域防災委員会》
(山田俊明委員)
今年度は、防災に関する様々な問題に対し、実行性のある対策を提起することを目指すことをテーマとし、防災に係る団体との連携を図ることや、防災の視察を行うこととした。活動としては、浜松市出前講座として、笠井小学校で実施した防災教育に参加した。また災害時についての対応などをまとめた「防災パンフレット」を作成した。今年度は台風の接近や大雨などで水害が発生しており、その際の災害対応について説明を受けた。
次年度については、引き続き「防災パンフレット」の作成や、他区で防災に係る活動を行っている団体との意見交換を行うことを提案する。

《地域福祉委員会》
(稲垣邦圓委員)
今年度については、健康寿命の増進への取り組みをテーマとして活動した。どのような取り組みが必要かという、参加意識の向上、人材育成、仲間作りの方法などを検討した。浜松市や社会福祉協議会などでどのような活動をしているかの現状把握を行った。地域で活動する団体の視察を行い、活動内容の確認、抱える問題点について確認し、健康寿命の増進に係る参加意識の向上、人材育成、仲間作りの方法について委員の意見をまとめた。
次年度は、健康増進への取り組みを引き続き行うことと、認知症に係る問題の研究や現状把握などについて取り組んでいくことを提案する

4その他

(1)その他

(区民生活課)
第10回東区協議会で質問のあった「雑紙」についてだが、平成27年度については市内小中学校で「雑がみ分別袋」を配付し、雑紙の回収を実施している。
また浜松市は、雑紙は資源として資源物回収への協力をお願いしている。自治会、PTA、子ども会など地域の団体により資源物回収を実施している。
全自治会に対し、ゴミについての説明会を要望があれば実施することを通知しており、平成27年度は東区内の13自治会で説明会を実施している。また出前講座で、ごみ減量や3Rということで、雑紙について説明を行っている。

(金指操委員)
不用物を回収し、他で必要とする方に譲る仕組みがあると良いと思う。

(今宿康一委員)
古着は学校のバザーなどで扱うことがあるが、余った場合、扱いに困ってしまう。

(区民生活課)
平成28年度に「もったいない市」という事業を行う予定である。不用物品の有効活用を目的としたものである。

(稲垣芳圓委員)
地元の中学校では、不用となった制服について再利用されているのが現状である。

(今宿康一委員)
体操服などについても学校で回収している。

(金指操委員)
不用となった贈答品などを活用できると良いと思う。

(米山英二会長)
不用品を集めると、大量になってしまい扱いに困る場合がある。取扱い方法については検討が必要である。

(鈴木康弘委員)
廃品回収での古着を回収するが、市からの補助金は古着が一番高くなっている。

(米山英二会長)
地域住民で資源としての活用を考えていく必要がある。

(2)今後の会議予定について

4月の会議(平成28年度第1回東区協議会)
4月27日(水曜日)午後1時30分~会場:東区役所31・32会議室

5閉会

以上で、平成28年度第11回東区協議会を閉会する。

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

平成28年4月6日

署名委員杉本恒雄

署名委員鈴木康弘

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浜松市役所中央区東行政センター (地域振興担当)

〒435-8686 浜松市中央区流通元町20番3号

電話番号:053-424-0115

ファクス番号:050-3737-5872

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