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更新日:2018年2月9日

平成27年度第7回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1)協議事項についてについて
    浜松市公共施設等総合管理計画(素案)について
    (2)報告事項について
    個人番号の通知と個人番号カードの交付について
    (3)地域課題について
    ア、東区協議会委員会報告について
    イ、東区協議会推薦会の開催状況について
  4. その他
    (1)その他
    (2)12月の開催予定
  5. 閉会

1開会

(区振興課)
<欠席委員の報告>
<区振興課から、今回の会議が過半数出席により成立したことを報告>
<当日配布資料の確認>

2会長あいさつ

ただいまから平成27年度第7回東区協議会を行う。

議事録署名人に、市川千次委員と稲垣邦圓委員を指名した。

(1)協議事項について

浜松市公共施設等総合管理計画(素案)について
(アセットマネジメント推進課が浜松市公共施設総合管理計画策定について説明)

(小川典男委員)
総務大臣の通達により全国の自治体で策定している。自治体により様々な方法で計画を策定していると思うが、浜松市では公共施設総合管理計画の素案について、どのような方法により策定したのか。

(アセットマネジメント推進課)
浜松市では平成21年度より施設評価など公共施設の取組みを行っており、今回の計画を策定するにあたり、改めて見直しを行う時期となっていた。昨年の行政経営諮問会議の中で、公共施設の在り方について諮問を行い、公共施設総合管理計画作成に関する答申をいただいた。その答申をふまえ、過去の取組みなどを検証し、浜松市として外部委託せず、独自に計画の素案を策定した。

(小川典男委員)
計画策定について国からの指示により記載内容が定められていると思うが、計画の中身について、これからの資産経営の基本的な考え方、取り組みが大切であると思う。
よくわからないのが、充足率の部分でハコモノ資産が80パーセント、インフラ資産が70パーセントという意味合いについて、本当に必要であれば100パーセントだが、10年後の時点では必要な経費が80パーセントしか用意できないため、その分のみの投資のみとし、平成56年までに100パーセント達成するという理解でいいのか。概要版参考を見るとハコモノ資産の現状が64.1パーセントである。不足額が65億円となっている。人口が減って収入が減っているのに充足率が上がっているが、これでなぜ充足率が100パーセントになるのか。

(アセットマネジメント推進課)
充足率については、将来の改修・更新経費試算値の一年あたりの数値を分母として、改修・更新投資実績額の一年あたりの数値を分子としている。
充足率を100パーセントとしていくためには、分母の部分である、将来の改修・更新経費試算値を減らしていく必要がある。今後、人口減により利用者が減っていくことから、ハコモノ資産の縮減が必要である。
インフラ資産については、リスクベース・メンテナンスにより改修が集中することが無いようにする。
新設を合算すると充足率が100パーセントを超えていることから、今後、新しい投資から、改修へシフトする必要がある。そのような取り組みにより、30年後には充足率を100パーセントとする。

(小川典男委員)
予算が伸びないため、分子である投資実績額を増やさず、充足率を上げるのは、分母である将来の改修・更新経費試算値を減らすということになり、ハコモノ資産やインフラ資産を減らしていくことになる。
人口が減り、その中で公共資産を維持していくためには必要なことであるが、他の自治体の取組みを調べたが、静岡県はコストの面で評価されている。数値目標を出している。資産の選択と集中が行われるにあたり、考え方を加えてほしい。例えば、名古屋市では、基本方針に「環境首都なごや」、「災害に強いまち」、「少子高齢化社会」への対応などを盛り込んでいる。京都市では、都市格の向上を維持し、エコと活性化と市民生活の向上を心掛けて取り組んでいくとしている。
浜松市でも、特徴である製造業の多さや、市域の広さなどの特性について、市民に分かりやすい言葉を使い、取り組みの中で示してほしい。
今後について、市民に対しての開示、進捗状況の報告や市民の意見の吸い上げなどをその他の中で記載してほしい。東京都西東京市では市民に対して進捗情報の開示や、報告についての組織の立ち上げについて示している。
取り組みの視点に数値目標だけでなく、言葉で市民に分かるアピールを入れてもらいたいことと、市民との協力体制により市民の意見をくみ上げる組織と開示方法を検討していただきたい。

(アセットマネジメント推進課)
進捗情報については行政経営計画の中で開示していく。

(小川典男委員)
市民に対する取り組みについて検討いただきたい。

(田村滋治委員)
昨年8月に企画課より総合計画について協議が出されてが、それとの連携はどうなっているか。また今回の計画について、中山間地域への優遇措置はあるのか。内容について、新規の施設の抑制や、浜松市が公共資産についてどうやって対処するのか。素案19ページをみると投資額330億円が恒常的に不足するとある。この不足についてどうするのかの記載がないので考え方を示してほしい。素案24ページに「見直すべきところは見直し、積極的に投資する」とあるが、素案26ページでは、ハコモノ資産の新設や新規の土地取得は原則として行いませんと記載されている。これでは、30代や40代の納税をしている世代が他所へ移ってしまうことになる。
施設の分布を見ると東区、南区の施設が少ない。施設の分布にムラなくとの記載があるが、必要な場所に必要な施設があれば良いと思う。

(アセットマネジメント推進課)
素案19ページについては、現状を示している。市が保有する施設を50年そのまま維持すると約2.9兆円かかる。素案32ページに比較表があるが、インフラ資産については、リスクベース・メンテナンスを採用することにより2.1兆円まで縮減している。これを計画の基礎として、ハコモノ資産の縮減や適正な管理、削減などの努力をしていく。

(田村滋治委員)
ハコモノ資産については、乱暴な言い方だが不要であればなくて良いが、インフラ資産については無いのは困る。

(アセットマネジメント推進課)
インフラ資産については、管理手法について考えていくことが重要であると考えている。
総合計画との関連であるが、公共施設等総合管理計画は総合計画の分野別計画として位置付けている。
中山間地域の優遇措置についてだが、公共施設等総合管理計画の中で中山間地域に対しての補助金はない。

(田村滋治委員)
中山間地域での税収と、公共施設を維持するための経費には差があると思う。総合計画よりも厳しい視点だと思う。

(小川典男委員)
浜松市は市域が広すぎて都会と過疎が一緒になっている。それを一律に対応しようとするのは無理があると思う。素案30ページに「拠点ネットワーク都市構造」とある。浜松市は難しい舵取りを要求されていると思う。市が10年20年かけて人が1人残っているから道路を作る、維持をするのではなく、残らないように、「拠点ネットワーク都市構造」どう具現化するのか、10年20年を目指したキーワードを挙げ、浜松市の考え方を示してほしい。

(アセットマネジメント推進課)
素案30ページに立地適正化計画についての記載がある。コンパクトシティ化など都市計画に関する検討を行っている。

(小川典男委員)
市民への周知について基本計画の中に入れてもらいたい。

(稲垣邦圓委員)
はまホールの検証検討会に参加している。市の市民参加の検討会について、公共施設である斎場も問題になっているが、検討会は立ち上がっているか。
また、パブリックコメントや区協議会で出された意見が公表される時期を教えてほしい。また計画の決定について、いつ、どこがするのか教えてほしい。

(アセットマネジメント推進課)
斎場については、今現在、市民参加の検討会はまだ立ち上がっていない。

(田村滋治委員)
赤字が予想されている取り組みはどうなっているか。

(アセットマネジメント推進課)
現状からリスクベース・メンテナンスといった考え方や、資産の縮減、様々な取り組みを行い、長寿命化を図り、将来の改修を遅らせる取り組みをする。赤字にならない努力を計画の中で行っていく。
パブリックコメントや区協議会での意見に対しての公表は2月頃となる。
議会との関係だが、議決事項ではないため、パブリックコメント実施前に議会へ計画について報告を行っている。パブリックコメントの結果については、大きな変更があれば議会に報告する。

(稲垣邦圓委員)
市民参加で検討会が開かれているが、パブリックコメントは2月で決定となる。
斎場の検討会は開催されていない。はまホールの検討会があって、斎場の検討会がないのはなぜか。

(区振興課)
公共施設総合管理計画について、パブリックコメントや区協議会でいただいた意見を公表するのが2月となる。個々の施設を具体的にどのようにするか記載されていない。ハコモノ資産、インフラ資産について、10年、30年の方向を示したことで、縮減していかないといけないことを示した計画である。
個別の施設については、来年の2月までに個々の施設について決定するものではない。それぞれの施設のスケジュールに応じて見直しを進めていく。公共施設総合管理計画が決定するのと個別の施設がどうなるのかは別途で考えていく。

(米山英二会長)
将来、財政が苦しくなるからという理由が表に出ているが、市民のことを考えていないようにも受け取れる。財政負担の水準そのものを低下させていく必要がある。

(アセットマネジメント推進課)
パブリックコメントを実施しており、様々な意見をお願いしたい。

(2)報告事項について

個人番号の通知と個人番号カードの交付について
(区民生活課が個人番号カードの交付と通知カードが届かない人に対しての対応について、広報はままつ12月号区民のページで周知を行うことを報告)

(小川典男委員)
個人番号カードでできるイータックスなどでの電子申請を行う際に必要な電子証明書とあり、はじめから個人番号カードに格納されていると記載されているが、どのような意味か。

(区民生活課)
電子証明書の機能がカードに登載されており、個人番号カードの申請の際に登載を選択できる。専用のICカードリーダライタにより情報を読み取ることになる。

(山田俊明委員)
確認だが、個人番号カードの発行は希望者だけとなるのか。

(区民生活課)
発行は個人の判断となる。必要とされる方にのみ発行する。

(田中美代子委員)
通知カードが届いたが、どの部分が個人番号か。

(区民生活課)
通知カードの上の部分が個人番号である。
通知カードの不明な点があれば問い合わせてほしい。

(3)地域課題について

区協議会委員会活動報告について

《交通安全委員会》
(今宿康一委員)
11月10日に委員会を開催した。12月15日に流通元町交差点で街頭広報があるため協力をお願いしたい。

《地域防災委員会》
(山田俊明委員)
11月17日に委員会を開催した。

《地域福祉委員会》
(稲垣邦圓委員)
11月17日に今年度のまとめを行った。健康寿命増進への取り組みについて協議を行ってきた。現在行われている取り組みや、活発な活動を行っている団体を参考とし、報告をまとめる。

イ、東区協議会推薦会の開催状況について
(区振興課より第1回東区協議会推薦会の開催状況について説明)

《委員からの質問、意見なし》

(1)その他

(金指操委員)
浜松市斎場再編・整備方針(案)のパブリックコメントについて、意見の受付は終了してしまったのか。

(区振興課)
市民生活課へ確認する。

(区振興課)
第6回東区協議会において質問があった「組体操での事故」と「未成年の深夜はいかいの状況」について回答する。
安全確保の通知が出ている。4ページ研修を行っている。
未成年の深夜はいかいの状況についてだが、浜松市内では平成26年は深夜はいかい補導件数が2,145人となっている。浜松市の取り組みについては、浜松市青少年育成センターで青少年育成指導員を委嘱し、225名の方が補導活動を行っている。東区の巡回場所については、3つのコースの巡回を行っている。啓発チラシの配布や出前講座で深夜はいかいを含めた補導状況の説明を行っている。参考だが、警察による補導として、午後11時から午前4時の間を深夜はいかいとし、静岡県の条例に基づき補導を行っている。

(米山英二会長)
深夜はいかいしている子どもがいる。家庭の事情もあると思うが、心配である。その他に何かあるか。

(区振興課)
11月21日から23日にかけて渚園で開催されたゆるキャラグランプリについて、御協力により出世大名家康くんがグランプリをとることができた。
今後は、市役所や区役所で懸垂幕、横断幕により平成29年大河ドラマ「おんな城主直虎」のPRを行っていく。

(米山英二会長)
その他に何かないか。

(区振興課)
先程、金指委員からいただいた浜松市斎場再編・整備方針(案)のパブリックコメントについて確認したが、11月16日で意見の受付は終了している。

(金指操委員)
パブリックコメントで出た意見を受けて、方針を決めていくということで良いか。

(区振興課)
パブリックコメントでの意見を取り入れ、決定していく。

(米山英二会長)
市長への御意見箱で意見を出していく方法もある。

(2)今後の会議予定について

12月の会議(第8回東区協議会)
12月15日(火曜日)午後1時30分~会場:東区役所31・32会議室

5閉会

以上で、平成27年度第7回東区協議会を閉会する。

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

平成28年1月25日

署名委員市川千次

署名委員稲垣邦圓

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浜松市役所中央区東行政センター (地域振興担当)

〒435-8686 浜松市中央区流通元町20番3号

電話番号:053-424-0115

ファクス番号:050-3737-5872

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