緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

更新日:2018年2月13日

平成26年度第9回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1)協議事項について
    ア、浜松市子ども・若者支援プラン(案)について
    イ、浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり基本計画の見直しについて
    ウ、浄化槽設置補助金交付要綱の見直しについて
    (2)地域課題について
    区協議会委員会報告について
  4. その他
    (1)その他
    (2)12月、1月の開催予定
  5. 閉会


1、開会

(区振興課)
<欠席委員の報告>
<区振興課から、今回の会議が過半数出席により成立したことを報告>
<当日配布資料の確認>

2、会長あいさつ

(米山英二会長)
ただいまから平成26年度第9回東区協議会を行う。

議事録署名人に、森田晃司委員と山田俊明委員を指名した。

3、議事

(1)協議事項について

ア、浜松市子ども・若者支援プラン(案)について

《次世代育成課が資料に基づき説明》

(小川典男委員)
浜松市子ども・若者支援プラン(案)について、パブリックコメントの募集をしているが、意見は提出されているか。

(次世代育成課)
現時点では、意見はまだ提出されていない。

(小川典男委員)
浜松市ホームページからも、浜松市子ども・若者支援プラン(案)についての意見を出すことができるようになっているが、ホームページに格納されている事前配付資料や概要版のみでは内容を把握するのは困難である。事業の効果や、内容について、わかりやすい資料の提供が重要ではないか。
具体的な内容については、概要版2ページにある基本的な考え方は理解できる。しかし、概要版4ページにプランの特徴があるが、例えば4ページの2の2には継続した事業の効果が記載されている。しかし、それ以外の事業については、新規事業なのか、継続事業なのか、事業を統合したものなのか、既存事業との比較、反省、新規事業の目的などがわかりにくく、パブリックコメントでの意見も出にくいと思う。
概要版3ページに推進体系と点検・評価についての記載があり、PDCAサイクルが出てきている。新事業や既存事業についての評価部分を意識してほしい。また「(仮称)浜松市子ども・子育て支援推進会議」などの団体が記載されているが、既存のものか新規のものかわからない。

(次世代育成課)
事前配付資料96、97ページに浜松市次世代育成支援(後期)行動計画からの移行状況を掲載している。浜松市子ども・若者支援プラン(案)作成にあたり、行動計画から、どのように事業を移行させたのか、一つ一つの事業について、事業統合、事業除外などの精査を行っている。平成22年から26年まで行動計画の実績も次世代育成課でとりまとめ把握している。浜松市子ども・若者支援プラン(案)にどのように引き継いでいくか一覧として整理している。

(小川典男委員)
目次を見ても、事業の移行状況や実績がどこに掲載されているか分からない。資料内での説明が不足しているように思う。
概要版5、6ページに若者の現状と課題が記載されているが、保育所における待機児童数が平成22年から23年にかけて減少し、その後増加している。理由に触れられていないため、状況が分からない。また表中の年数の区切り方についても、表により異なっており説明が必要だと思う。
「浜松市子ども・若者支援プラン(案)」は5年に亘るものであり、パブリックコメントで市民より意見を集めるために、資料について工夫してほしい。
概要版8ページに支給認定区分が記載されているが、1号認定や2号認定の基準では、経営が困難となるが、サービス低下はできない現状がある。この状況を受けて、教育・保育の需給計画内の数値変更も考えてもらいたい。
概要版10ページに、子育て家庭の支援ということで、量の見込みなどが記載されている。利用者支援事業の保育サービス相談員の配置について、既存の事業か新規の事業なのかわからない。また子育て家庭を支援する事業について、5年間の量の見込みと確保の数値が同数となっているが、根拠や理由がわからない。
概要版15ページ以降に、ひとり親家庭等自立促進と若者支援の施策が記載されているが、記載された内容について、事業としてどのように関わっていくかが分からない。現状についての分析を記載してもらいたい。

(田村滋治委員)
若者支援については、行政の支援が手厚すぎると思う。
浜松市子ども・若者支援プラン(案)の中に浜松市独自の事業はあるのか。また委員に対し、特に理解を求めている部分はどこになるか。

(次世代育成課)
浜松市独自事業として、概要版17ページに社会生活支援施策がある。若者相談支援窓口「わかば」を開設し、様々な問題を抱える若者や家族からの相談を受け、就労支援を行っている。また民間事業所の協力を仰ぎ、労働体験も実施している。
浜松市子ども・若者支援プラン(案)で特に理解をお願いする部分については、地域の子どもたち、ひとり親の家庭、若者が浜松市の施策による支援により、円滑に子育てや自立を促すため、施策において行政の不足する部分について指摘をいただくことである。

(今宿康一委員)
これまでの子ども・子育ての事業について、実績がわからない。資料についても、どのような事業を行い、どのような実績があり、それをどのように次の事業につなげていくかを分かりやすくしてほしい。

(松浦恵子委員)
出生率が下がっているが、ひとり親の家庭が増加している。浜松市だけの問題ではないと思うが、希望としては、ひとり親の家庭がこれ以上増えることなく、離婚率も低い都市になってほしい。放課後児童会や保育園も必要だが、子どもにとっては家庭が大事であると思う。放課後児童会で、遅くまで学校に残っている低学年の児童もいることも考えて、浜松市子ども・若者支援プラン(案)を策定してほしい。

(次世代育成課)
浜松市としては、子ども・子育てを支えるため、家庭、保護者が勤める企業、地域の関わりや、小学校、中学校など子どもを育てる機関との連携、市民全体で子育てに関わることが重要である。地域の子どもに気軽に声を掛けられる地域の繋がりを深め、必要な支援が届く環境を育てていく。

(山田俊明委員)
学校になじめない子どもが通うフリースクールがある。フリースクールは学校として認められていないが、通っている子どもが社会に出た時を考慮し、市民や市全体で支える具体的な策をプランの中に盛り込んでいただきたい。
フリースクールは例として挙げたが、その他の事例もたくさんあると思う。

(稲垣邦圓委員)
新しい制度に向けて、多くの事業が移行や統合されているが、統合や事業の廃止により、子ども支援、人づくりとしての予算が減っていないか。
制度全体としては、子ども・子育て支援として設備、制度の充実、ひとり親家庭の支援や相談、若者支援を行っていくことは重要だと思う。
子どもの減少が前提にあるが、これは結婚しない、子どもを産まないという状況によると思う。結婚の意味や子どもの出生などの根本的な教育の実施例や、今後、学校教育や社会教育の中でどのように実施していくのか。

(次世代育成課)
子育て支援についての予算は、市長は子ども第一主義を掲げており、こども家庭部の予算は増加している。
少子化対策については、浜松市では少子化対策のプロジェクトチームを立ち上げ、短期、長期の施策を検討している。現状での実施例としては、中学生が赤ちゃんと触れ合うなどの体験教室等を開催している。また中学校の授業の中で子ども育成条例の解説や、子育てをテーマとしたグループ協議を実施している。

(市川雄也委員)
概要版8ページの認証保育所について説明してほしい。
私が知っている認証保育所が、認証から認定となるための条件を達成できず、小規模保育に切り替えると聞いた。認証保育所について詳しく知りたい。
概要版10ページに、利用者支援事業として区役所に保育サービス相談員を置くとあるが、区役所に常駐でなく、協働センターなどへの出張も考えてほしい。
浜松市子ども育成条例では、毎月第3日曜日からの一週間を「子どもふれあい週間」と定めているが、最近耳にする機会が無く、継続されるのか確認したい。

(次世代育成課)
子どもふれあい週間は平成20年4月より実施しており、今後も地域の協力を仰ぎながら実施していく。
認証保育所については、認可外の保育所のうち、浜松市が独自に定めた認証制度で認めたものである。1類と2類があり、1類は認可保育所に近い内容の認証保育所である。教育・保育の需給計画に掲載されているのは、認可外ではなく、認証保育所として市が認め、市が運営費の補助を行っているためである。
利用者支援事業の保育サービス相談員の出張については検討事項とする。

(米山英二会長)
公立高校中途退学者数の記載があるが、子どもと接し、何を思い、何故そうなってしまったのか、家庭の事情や不登校などの理由を把握するのは大変だと思う。子どもを学校、地域が一体となって育て、将来を約束する行政をお願いする。

イ、浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり基本計画の見直しについて

《市民生活課より説明》

(鈴木康弘委員)
児童相談所はどのようなことを行っているのか。

(市民生活課)
児童に係る相談、虐待や家庭内での様々な問題について対応している。

(田村滋治委員)
市民との協働や連携とあるが、青少年健全育成会という組織がある。地域における活動内容が同一であると思うが、どのように青少年健全育成会との連携を考えているか。また10年間で犯罪が半減した理由を把握しているか。

(市民生活課)
青少年健全育成会との関係については、事前配付資料11ページで地区安全会議に触れている。青少年健全育成会や自治会を含めた様々な団体により、地区安全会議を構成し、現在は年1回の意見交換会を開催し、様々な事例報告や防犯の経験者からのアドバイスをいただいている。青少年健全育成会とも、地区安全会議の大きな枠の中で連携していく。
犯罪が半減した理由については、事前配布資料7ページの表中で窃盗犯の減少が大きいと考えている。地域での防犯意識の高まりや、警察の活動の結果であると思う。

(田村滋治委員)
粗暴犯が減らない状況をみると、防犯意識を高めるだけでは難しいと思う。青少年健全育成会と地区安全会議の連携について、活動内容の無駄をなくすため、連携の方法について検討をお願いする。

(杉本恒雄委員)
長上地区では、青少年健全育成会が子ども110番の家の位置について、地図を作り子ども達に配布している。他の地区ではどのような取り組みを行っているか。

(亀田順子副会長)
蒲地区では、年1回110番の家へ子ども達の利用状況について、聞き取り調査を行っている。利用状況を集計し、学校に連絡している。

(田村滋治委員)
110番の家については、防犯意識を高めるために実施していると思うが、実際に子どもの防犯意識は高まっているのか。

(米山英二会長)
110番の家の存在により、子ども達の防犯意識は高まっていると思う。

(金指操委員)
報道などを見ると犯罪が増えているように錯覚するが、犯罪は減っている。暴走族などもあまり見なくなった。危険ドラッグについて、浜松市内の販売店舗は無くなったが、インターネットなどで購入できてしまう。大変危険なものであり、危険ドラッグ欲しさに別の犯罪に手を染めてしまうこともある。

(市民生活課)
危険ドラッグは、成分を規制しても別の成分が出てきてしまう。インターネットでの購入もあることから、警察署と協力、連携して対応を行う。

(米山英二会長)
地域の防犯計画については、地域一体となって取り組む問題である。

ウ、浄化槽設置補助金交付要綱の見直しについて

《お客さまサービス課より説明》

(米山英二会長)
浄化槽の新設や取替工事の時期により、補助額に差が出るが、どのように対応していくのか。

(お客さまサービス課)
浄化槽新設については、周知期間を設け、9月末までの申請を受け付ける。10月1日からは新制度を適用していく。

(米山英二会長)
何年か前に、下水道の接続を数年の内に実施するよう求められたが、浄化槽のままの住宅もある。

(お客さまサービス課)
下水道供用区域内は浄化槽補助制度の対象外となっている。
また東区には天竜川水域かその他水域しか存在せず、その中でも、その他水域はごく僅かである。東区全体の9割が下水道供用区域となっている。

(田村滋治委員)
天竜区について、浄化槽の補助金制度改定が協議事項に入っていないがなぜか。

(お客さまサービス課)
天竜区については、諮問事項として協議を行う。天竜区には浄化槽と下水道が混在しているが、浄化槽補助制度について、合併前からの補助制度が残っているためである。また中区は下水道が整備され、浄化槽補助に該当する場所がほとんど無いため協議事項としていない。

(亀田順子副会長)
浜松市より下水道への接続について、貸付制度を紹介され、利用を促されたが、貸付制度を利用できない場合もある。そういった事情も考慮してほしい。

(お客さまサービス課)
個々の事情については、担当者による詳しい聞き取りと、丁寧な対応を心掛ける。

(2)地域課題について

区協議会委員会報告について

《交通安全委員会》

(今宿康一委員)
11月27日に笠井協働センターで交通安全講演会を実施した。
12月15日から交通安全週間となる。初日の15日に流通元町交差点で早朝の街頭啓発運動を実施する。また12月22日に浜松市野イオンショッピングセンター内で交通安全フェアを実施する。

《地域防災委員会》

(村越義明委員)
10月27日に委員会を開催した。開催に先立ち、中ノ町小学校にて起震車体験を実施した。10月に相次いだ大型台風について、情報発信を時系列にまとめた。夜来の情報発信や避難方法、避難場所の位置関係についての課題を協議した。10月に地域福祉委員会より防災カードの利用について、安心連絡カードとの統一化を検討した。

《地域福祉委員会》

(稲垣邦圓委員)
11月26日に第4回委員会を実施した。議題は町籍簿の作成についての基準を協議した。家族構成や高齢者の存在、連絡先等を整理した帳簿を整備し、緊急時に役立てる目的として、町籍簿の整備を各自治会連合会に諮り、今年度中に自治会連合会へ提案していきたい。個人情報の取り扱いとなるため、基準を示し、丁寧な説明を行っていく。

(田村滋治委員)
法人格のある自治会では、名簿を整備している。

(稲垣邦圓委員)
緊急時や防災などの有事対応の際に必要な情報についても、掲載例として提示する予定である。

(区振興課)
地域防災委員会の中で起震車の話しがあったが、12月24日に浜松市野イオンショッピングセンターで実施する東区消防・防災フェアでも起震車が配置される。

(米山英二会長)
防災について、台風での避難準備、避難勧告の際、自治会内に連絡がいくまで時間が掛かる。何年か前の市長懇談会で同報無線を依頼したがどうなったか。短時間に連絡を自治会から地区の住民に廻すためには必要だと思う。

(区振興課)
危機管理課に確認する。

4、その他

(1)その他

(区振興課)
12月15日より年末の交通安全県民運動が開始される。初日に街頭広報を実施し、飲酒運転撲滅などを啓発する。
出世手帳の配布を行う。街中の活性化を目的としたスタンプラリーである。

(2)今後の会議予定について

  • 12月の会議(第10回東区協議会)
    12月18日(木曜日)午後1時30分~、会場:東区役所3階31、32会議室
    ※12月の協議会は案件が無かったため、後日中止となった。
  • 1月の会議(第11回東区協議会)
    1月27日(火曜日)午後1時30分~、会場:東区役所3階31、32会議室

5、閉会

以上で、平成26年度第9回東区協議会を閉会する。
以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

平成27年1月27日
署名委員:森田晃司
署名委員:山田俊明

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所中央区東行政センター (地域振興担当)

〒435-8686 浜松市中央区流通元町20番3号

電話番号:053-424-0115

ファクス番号:050-3737-5872

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?