緊急情報
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更新日:2017年7月24日
(区振興課)
<区振興課から、今回の会議が過半数出席により成立したことを報告>
<当日配布資料の確認>
(米山英二会長)
ただいまから平成26年度第3回東区協議会を行う。
議事録署名人に、今宿康一委員と岡安智代委員を指名した。
《区振興課が資料に基づき説明》
(田村滋治委員)
答申のまとめ方としてはよいが、加えていただきたいことがある。物事を行うときに、一番大切なことは段取りである。次の議事にある市立幼稚園の件については、行政の対応が非常に遅い。混乱を招いているところがあると思う。なかよし館の廃止については、スピード感を持って対応しほしい。
(今宿康一委員)
非常にいいまとめ方だと思う。
(山田俊明委員)
資料の2ページにある答申案の2番目に「なかよし館の利用者がいままでどおり利用できる仕組みを十分検討し」とあるが、抽象的である。前回の協議会でも出た話だが、なかよし館は午前から利用することが可能だが、放課後児童会の場合、開設時間が午後のみとなっている。なかよし館を放課後児童会に転用した際、なかよし館の利用者から午前の利用について要望がある場合は検討するという内容を答申に加えてほしい。
(今宿康一委員)
答申案では「なかよし館の利用者がいままでどおり利用できる仕組みを十分検討」となっているが、山田委員が述べた内容も含まれているという考えでよいか。
(山田俊明委員)
第2回東区協議会の配布資料の9号様式では、放課後児童会について「1日3時間以上、年間250日以上を原則とする」となっている。しかし、これらの原則を満たしているからといって、よしとしてしまわないようにしてほしい。
(米山英二会長)
これらの意見をふまえ、答申の作成をお願いする。
(区振興課)
答申について、案として説明した。今いただいた意見をふまえ、修正案として作成の上再協議を今回の協議会の中で行わせていただく。
(米山英二会長)
改めて協議とのことだがよろしいか。
《一同了承》
(区振興課)
本日、中・東・西・南の4つの区で同時に協議会が行われている。議事の(2)協議事項について、担当の教育総務課が南区で説明を行った後、東区で説明を行うこととなっているが、まだ到着していない。したがって、先に(3)報告事項から進め、(2)協議事項については、教育総務課が到着次第行わせていただきたい。
《一同了承》
環状路線バスの利用実績の報告及び実証運行の終了について
《交通政策課が資料に基づき説明》
(山田俊明委員)
14ページの事業実績のところで、意見交換会とヒアリング調査をしているとのことだが、議事録や調査結果はないのか。どのような意見が出たのか知りたい。ひと月の運行経費と運行収入という話があったが、ひと月に165万円ほどマイナスとなっている。年間にすると、1,200万円くらいマイナスになるが、それだけの費用をかけるだけの公共性があるのかの判断の資料にしたい。
(交通政策課)
利用者ヒアリングの結果については、平成25年4月25日の協議会と平成25年11月26日の協議会で資料を添付して報告している。
(区振興課)
その時と同じものだが、改めてお示しするということでよろしいか。
(山田俊明委員)
はい。
(田村滋治委員)
環状路線バス「ひがしくん」は、渋滞の緩和、市民の利便性の向上等を目的として開始されたと思う。実証運行が終了とのことだが、どのようなことが分かったのかについては、平成26年9月30日以降でないと示せないということでよいか。本日は、実証運行が終了するという報告であるとの受け止め方でよいか。
(交通政策課)
最終的な評価については、実証運行終了後に改めて協議会で報告する予定である。
(田村滋治委員)
ひがしくんは続ける可能性があると考えてもよいか。
(交通政策課)
現在の利用状況や収支状況から考えると、実証運行終了後の継続は難しいと考えている。
(田村滋治委員)
評価をするにあたり、例えば、PRが足りなかった、コースが悪かったなど、なぜこのような収支状況であるのかということについて精査してほしい。最終的には、上島駅から高塚駅までをつなぐとのことであり、東区だけのこととして考えるのではなく、今後の糧としてほしい。
また、地域公共交通会議で実証運行終了の承認を得たとのことだが、実証運行開始時にも了承を得て始めたのか。
(交通政策課)
実証運行開始時にも地域公共交通会議の了承を得ている。なお、地域公共交通会議は、道路運送法に基づき設置している会議で国、県、学識経験者、交通事業者、利用者代表者及び警察が参加している。
(田村滋治委員)
東区から参加している委員はいるのか。
(交通政策課)
東区から参加している委員はいない
(田村滋治委員)
ひがしくんの実証運行を開始する時点で、この計画は難しい等の意見は出なかったのか。協議会では、かなり難しいだろうという話が出ていたはずである。地域公共交通会議の判断を、一市民としてとても残念に思う。今後については、実証運行を精査した上で、しっかりと検討してほしい。
(鈴木康弘委員)
現在、ひがしくんとは別に同様の運行をしているバスはあるのか。また、くるるについてはどのような扱いなのか。
(交通政策課)
くるるは、中心市街地活性化を目的としたものである。これとは別に、北区、浜北区、天竜区の中山間地域や公共交通空白地域では、地域バスを運行している。
(小川典男委員)
新聞では、地域公共交通会議でひがしくんの実証運行が9月末での廃止が決定したとなっている。このような判断となった理由を聞きたい。
(交通政策課)
新聞の表現が「廃止」となっているが、実証運行の終了という意味である。当初計画から、実証運行は平成26年9月末までと期間を定めて実施している。
(小川典男委員)
実証運行が終了するということであり、10月以降、違う形で運行をするかどうかについては、別途検討するという考えでいいのか。
(交通政策課)
市としては、現在の利用状況では難しいと考えている。また、現在の収支状況では民間事業者の路線として継続することも困難であると考えている。
(村越義明委員)
1日100人という目標が達成できなかったが、運行管理者としての考えを聞きたい。
(交通政策課)
現在、1時間に1本のダイヤで終了時間が午後7時台となっており、通勤、通学での利用は難しいものとなっていたのではと考えている。また、利用者にヒアリングをした際には、運行本数を増やしてほしいという意見もあった。
(米山英二会長)
環状路線バスの構想は高塚駅と天竜川駅を結ぶとあるが、ひがしくんの運行が採算的に厳しく、民間事業者としても継続が難しいとすると、この構想は頓挫してしまうのか。全ての路線がつながれば収益は上がると考えるが、事業者の考えはどのようなものであったか。
(交通政策課)
現在のバス路線は、基本的に浜松駅を起点とする放射状の路線となっている。市としては、放射状の路線を横につなぐ環状路線は必要であると考えており、計画にも位置付けている。今回の実証運行でも、鉄道駅から鉄道駅、つまり天竜川駅から上島駅までを直接結びたかったが、様々な条件により、ひがしくんとしては、天竜川駅を出発してイオンモール浜松市野で折り返すこととなった。なお、イオンモール浜松市野から上島駅までの区間は路線バスが運行しているが、環状路線として、不完全な形での実証となってしまったことが、今回の利用者数が伸びなかったことにつながったのではと考えている。しかしながら、環状路線としての公共交通のネットワークは必要なものであると考えているため、引き続き計画へは位置付けしていく。
(山田俊明委員)
環状路線が必要だと考える理由を聞きたい。
(交通政策課)
市民の移動状況を調べるパーソントリップ調査というものがある。それによると、環状方向に人が動いているという調査結果が出ており、交通手段として自動車を利用していると考えられる。しかし、公共交通は放射状の路線しかなく、環状方向の移動を支えるための公共交通が必要だと考えている。
(田村滋治委員)
浜松に限られたことではないが、事業者が手を出さないということは、儲からないということだと考えられる。どのくらいの赤字であれば許容できるのか。くるるはそこまで大きな赤字ではないということなのか。
(交通政策課)
くるるについては所管課が異なるためデータを持ち合わせていない。事業者が運行している路線の中でも、国、県、市が補助している路線がある。例えば、水窪駅から西鹿島駅を結ぶ路線は収支率が30%程度であるが、北遠地域の幹線であり、生活を守るために必ず必要な路線であるため、収支率は低いが、国、県及び市が協力して維持している。
区協議会委員会報告について
《地域防災委員会》
(村越義明委員)
《資料に基づき説明》
《地域福祉委員会》
(袴田勝次委員)
《資料に基づき説明》
《交通安全委員会》
(今宿康一委員)
《資料に基づき説明》
(米山英二会長)
何か質問はないか。
《全委員意見、質問なし》
(米山英二会長)
ここで、(3)報告事項について、交通政策課から補足説明をお願いする。
(交通政策課)
先ほどの説明について、誤解を招く表現があったので、改めて整理をして説明させていただく。
今回の実証運行は、平成26年9月30日で終了となる。その後については、実証運行の結果の検証を進めていくこととなる。
子ども・子育て新制度に伴う市立幼稚園再編の考え方について
《教育総務課が資料に基づき説明》
(鈴木康弘委員)
市立幼稚園が63園あるとのことだが、閉園に該当する園はどのくらいあるのか。
(教育総務課)
同一の小学校区に2箇所の幼稚園があり、片方を閉園した場合、もう片方で受け入れが不可能であると想定される場合は、該当しないということになる。なお、実際に閉園を計画する市立幼稚園については、7月の協議会で諮問事項として説明させていただく。
(田村滋治委員)
一点目は、新制度では所得額に応じた応能負担となると説明があったが、来年度の幼稚園の募集はいつからあるのか。私が聞いた話では、10月1日からだということだが、応能負担の適用は間に合うのか。
二点目は、例えば、東京と沖縄では所得にかなり差があると思うが、保育料の応能負担制度について、全国一律で適用されてしまうのか。
三点目は、発達支援についてどのように考えているのか、説明してほしい。
(教育総務課)
一点目について説明する。5月末に、国から利用者負担のイメージが示された。利用者負担とは、新制度における保育料にあたるものとなる。それを限度額とし、詳細は市町村で決定していくこととなる。しかし、国としては、来年度の予算が確定しない限り、保育料についても確定できないとの説明があった。浜松市では、平成27年度の入園募集の準備が9月から始まるが、保育料を確定させないまま募集することはできないため、国から示されているイメージ等を参考に、現在検討を進めているところである。
二点目について説明する。幼稚園、保育所などの各施設に給付される基となる公定価格は、地域によって計算方法が異なる。
三点目について説明する。支援を必要とする子どもについて、市立幼稚園の場合、園長が判断して受け入れが可能ということであれば、保護者と話し合いをした上で受け入れていくこととなる。新制度を選択した私立幼稚園については、支援が必要と判断される子どもを受け入れた場合については、国からの給付額が加算される仕組みとなる。そのため、支援を必要とする子どもを受け入れるにあたり、直ちに受け入れ拒否とすることはないと考えている。
(田村滋治委員)
私立幼稚園との連携については、どのように考えているか。
(教育総務課)
新制度では、「幼児期の学校教育・保育」とまとめている。3歳から5歳については、しっかりとした学校教育を受けさせることを趣旨としている。浜松市としては、教育総合計画の中で、幼児期の学校教育の充実に努めている。現在も私立の幼稚園とも連携しつつ取り組んでいるところであるが、今後もより充実させた上で取り組んでいきたいと考えている。
(稲穂貴委員)
東区には市立幼稚園が8園ある。同一小学校区に市立幼稚園が2園ある場合には1園を廃園にするとのことだが、東区内で条件に該当するところはあるのか。
(教育総務課)
東区の場合、万斛幼稚園と橋爪幼稚園が同一小学校区内に存在することとなる。一方の幼稚園が廃園となったときに、もう一方の幼稚園で受け入れができないということがないように検討していく。
(市川雄也)
中郡小学校の新1年生は3クラスだが、それに対して校区内に市立幼稚園が2園ある。その隣の積志小学校区には市立幼稚園がない。結果として、積志小学校区の子どもたちが橋爪幼稚園に来ている状態である。もし、新制度における考え方に従い橋爪幼稚園が廃園となると、積志小学校区の子どもの移動距離が長くなり、それだけ危険も増すため、非常に問題だと考える。制度から形式的に考えるのではなく、様々な視点から考えてほしい。
《区振興課が答申の修正案を配布し説明》
《全委員意見なし》
(米山英二会長)
それでは修正案のとおり答申させていただくことにする。
(村越義明委員)
今月のある週刊誌で、浜松市が健康寿命日本一であるとの情報を見た。今後も日本一を継続していけるような方策を、浜松市として検討してほしい。また、東区としても考えてほしい。そして、このような明るい話題をうまく利用する方法を考えていってほしい。
(森田晃司委員)
第2回東区協議会で、宮竹町と子安町交差点の話題が出たが、最近、高齢者や子どもたちが普通の信号機から押しボタン式の信号機に変わったことを知らず、ボタンを押さないで待ち続けているという話をよく聞くようになった。地域への回覧や現場への看板等による案内をしてほしい。
(区振興課)
東警察署規制係から提供があった情報を説明する。6月18日に、本件交差点の信号機の押しボタン式信号機への変更及び感知器の設置が行われた。それに伴い、近隣地域の住民へ回覧による周知を行い、押しボタン付近の目に付く場所に案内板を取り付けているとのこと。
また、渋滞緩和については東警察署で調査中であり、バス・タクシー会社に照会をかけているとのこと。回答について、東区役所にも情報提供するようお願いしている。
(米山英二会長)
ぜひ、交通安全委員会で現地見学を行ってみてはどうか。
以上で、平成26年度第3回東区協議会を閉会する。
以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。
平成26年5月27日
今宿康一
岡安智代
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