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更新日:2018年1月12日

平成25年度第9回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1)協議事項について
     浜松市地域福祉計画(案)について
    (2)報告事項について
     ア 環状路線バスの利用実績の報告及び改善運行について
     イ 東区協議会公募委員の募集について
    (3)地域課題について
     ア 区協議会委員会報告について
     イ 推薦会の開催状況について
  4. その他
    (1)その他
    (2)12月、1月の開催予定
  5. 閉会

1 開会

(区振興課)
 <区振興課から、今回の会議が過半数出席により成立したことを報告>
 <当日配布資料の確認>

2 会長あいさつ

(石津幸子会長)
 ただいまから平成25年度第9回東区協議会を行う。

 議事録署名人に、小川早苗委員と加藤ゆき子委員を指名した。

3 議事

(1)協議事項について

浜松市地域福祉計画(案)について
 《福祉総務課が資料に基づき説明》

(高橋里織委員)
 コミュニティソーシャルワーカー(以下、CSW)について具体的に教えてほしい。

(福祉総務課)
 地域のコーディネーター役を担ってもらう。市社会福祉協議会(以下、市社協)の職員で社会福祉士の資格を有している方を想定している。市社協で育成をしてもらい、市は育成指針を作成する。各区に2人配置する。活動内容については、現在各地域ではそれぞれの方法で相談支援や安心ネットワークなど行っているので、それらのつなぎ役をしてもらう。また作業の改善や見直しなどの助言する役をしてもらう。CSWは全国的な広がりをみせていて、県社協でもCSWの研修等に取り組んでいる。

(高橋里織委員)
 市社協にお任せするつもりなのか。

(福祉総務課)
 市社協の本来の目的は地域福祉の充実である。CSWというのは本来の目的と合致している。現在、市社協の業務が多岐にわたっており、見直しが必要である。見直しをした結果、余裕ができた人員に、研修等受けていただいてCSWといて、地域に配置する。

(加藤ゆき子委員)
 CSWというものは地域住民で育成するものなのか。

(福祉総務課)
 地域で育成するものではなく、市社協で社会福祉士を取得している職員をCSWとして育成するものである。

(袴田勝次委員)
 CSR(企業の社会貢献)について企業がどのような取り組みをしているのか教えてほしい。

(福祉総務課)
 ホテルのシェフが授産所でのクッキーやお菓子づくりを指導したり、車のショールームを地域に貸し出したりするなど全国でCSRが広がっている。浜松市でも実名は伏せるが、当初の目的が社会貢献ではなかったが、続けているうちにCSRとみなしてもよいという企業は存在する。今後計画のなかでCSRの増加を目標としているので、社会の要請と企業の意向をつなぐ役目としてのCSWが必要と認め、積極的に育成していこうと考える。

(田村滋治委員)
 CSRを促進させるのがCSWの役割と考えられるが、浜松市はCSRに対して他都市と比べると進んでいるのか。

(福祉総務課)
 環境面でのCSRは先んじているが、福祉面でのCSRは遅れている。浜松市はまだ計画段階であると認識してほしい。

(鈴木充代委員)
 事前に資料をもらったので、目を通し、本日説明を聞いたのだが、どのように協議をしたらいいのか。計画の中身がよくわからない。

(福祉総務課)
 今回提出した資料は要約版であって、12月16日からパブリックコメントを行う。その際の資料は細かい内容を提示してあるので、そちらも読んでもらいたいと思う。

(鈴木充代委員)
 CSWを市社協で育成すると説明を受けたが、浜松市はどのように指導していくのか。

(福祉総務課)
 浜松市と市社協は車の両輪となって地域福祉を進めていく。市社協の職員がCSWになるのだが、浜松市はCSW配置のための指針や育成研修の方法等を作成し、予算を立てる。それに基づいてCSWの育成を市社協に委託し、市社協はCSWを育成する。

(亀田順子委員)
 平成30年までの計画の目標について、人数が適正なのかどうか。また、比率が50%とか30%と低くて消極的な感じがするのだが、何か理由があるのか。

(福祉総務課)
 現状から推測すると適正な数字かと考えられる。CSWはモデル的に配置するなかで課題や成果を検証し、導入後社会の変化等を考えて増加する場合もある。割合については現状をとらえると無難な割合であると判断している。CSW配置の14人は、行政が行うことなので目標を実現していく。その下の3つの目標は市民のみなさんの意識なので、必ず実現するとは言い切れないが、市民のみなさんの意識と力を高めて目標を達成できるように取り組んでいきたい。

(今宿康一委員)
 地区社協への事業の押し付けをしているように感じられる。

(福祉総務課)
 地区社協の活動のなかで何をやったらよいかわからないということがあれば、先進的な取り組みを紹介したり、地区社協の活動で困っていることがあればアドバイスしたり、CSWが地区社協の活動を支援するということを考えている。地区社協は住民主体の活動であり、それぞれの地区でやることを考えてもらえればよく、市から活動を押し付けるということは考えていない。

(亀田順子委員)
 地区社協という地域毎の社協は地域によって活動に温度差がある。そういった現状のなかでこの計画がうまくいくのだろうか。

(福祉総務課)
 指摘のとおり活動に温度差があるのは承知している。CSWを置くことで地域間格差を解消し、全体のレベルを高めていきたい。

(玉木澄男委員)
 福祉の部門で高齢者への負担は増大していくと考えられる。前月の協議会時に高齢者福祉課から高齢者福祉についての提案を受けた。今回の提案は前月提案と連携をとれているのか。連携がとられていないように感じられる。また、地区社協の現状をみていると金銭的にも人的にも厳しいところがある。浜松市の地区社協への負担というのも考えてほしい。

(福祉総務課)
 高齢者福祉との連携についてはまさにCSWの設置が高齢者福祉との連携につながる。高齢者、こども、障害など福祉については別々に行動しなければならないところがあるが、CSWをおくことで地域間や部門間でのつなぎを行うことで連携を強化したい。地区社協への補助については成果に応じて補助するなど、一律補助の見直しを図りたい。

(石津幸子会長)
 今回委員から出た意見を取り入れていただきたい。案が取り外された計画が完成したら、できれば協議会で報告していただきたい。

(2)報告事項について

ア 環状路線バスの利用実績の報告及び改善運行について
《交通政策課が資料に基づき報告》

(鈴木充代委員)
 実証運行はいつまでなのか。また実証運行後の予定はどう考えているのか。

(交通政策課)
 平成26年9月30日まで実証運行を行う。実証運行後は未定である。

(鈴木充代委員)
 高校生の通学時間に合わせて朝夕の便数を増やし、利用者が少ない時間帯は減らすなど実態にあわせた運行にできないのか。

(交通政策課)
 限られた予算の中で運営しているので1時間に1本の運行は変えられないが、ルートの変更や東海道線との接続強化のためのダイヤ変更など、可能な範囲で地域の要望にこたえていきたい。

(小川早苗委員)
 アンケート等で、区役所へのアクセスや地域を巡回するルートを希望する声はなかったか。そのような意見は反映されないのか。

(交通政策課)
 区役所や地域を巡回するバスを希望する声はあったが、環状路線バスは公共交通ネットワークを構築するための路線で、地域を巡回するバスとは役割が異なる。今回の改善策では、環状路線の機能を確保できる範囲内で意見を反映したルートとしている。

(中澤親一委員)
 この問題については以前から意見しているとおり、環状路線バスよりも巡回バスのほうが区民としてメリットがあると考える。
 鉄道駅や大型商業施設を交通結節点としているが、イオンモール浜松市野は交通結節点なのか。イオンモール浜松市野は目的地なのか経由地なのか教えてほしい。

(交通政策課)
 イオンモール浜松市野では、蒲線、上島イオン市野線や自転車との乗り換えが可能であり、交通結節点として機能している。イオンモール浜松市野はミニバスターミナルとして目的地としても経由地としてもどちらの機能も果たしている。

(中澤親一委員)
 天竜川駅から上島駅まで行く場合、現在のダイヤ設定では、イオンモール浜松市野での乗り継ぎができない。今回の改善で、上島駅方面への乗り継ぎは良くなるのか。

(交通政策課)
 今回のダイヤ改正は、天竜川駅での東海道線との乗り継ぎを優先しているが、上島駅方面への乗り継ぎも、現在のダイヤより改善される。

(田村滋治委員)
 資料から利用実績、アンケート結果は確認できたが、お金の面がわからない。

(交通政策課)
 利用者一人当たり経費で約935円かかっている。

(田村滋治委員)
 実証運行期間が長すぎるのではないか。またアンケートで95%の方が環状路線バスを知っていると回答している。認知はしているが利用につながっていない。それをどのようにとらえているか。

(交通政策課)
 通勤、通学など継続的な利用を見込むためには、ある程度の期間が必要と考えている。また、市民意見を踏まえた改善運行や利用状況の変化を検証するためには2年間程度の期間が必要となる。また、残りの実証期間で、今回の改善運行による利用状況の変化などを検証する。

(田村滋治委員)
 実証運行終了後は民間企業が引き継いで運行することが望ましいと考えているが、市はどのように考えているのか。

(交通政策課)
 採算的には厳しいが、民間の路線バスへ引き継ぎができれば理想的だと考えている。

(堀内秀哲副会長)
 協議会では地域を巡回するバスを望む意見があり、市が実施している環状路線バスと考え方に相違があると感じている。
 実証運行開始後、上島イオン市野線の利用者が減少傾向にあるが、環状路線として機能していないのではないか。また、浜松駅方面の路線バスの利用状況や実証運行開始前後の利用状況の報告をお願いしたい。

(交通政策課)
 確かに上島イオン市野線の利用者は減少傾向にあるが、バス利用者全体も減少傾向にある。実証運行開始前の平成23年11月の実績からも減少している。浜松駅方面等のデータは持ち合わせていない。

(堀内秀哲副会長)
 実証運行開始から約1年が経過するが、現時点の評価はどう考えているか。

(交通政策課)
 市全体のバス利用者が減少するなかでの取り組みであったが、現在の車利用中心の生活を見直してバスに転換させるまでの効果はなかったと考えている。

(加藤ゆき子委員)
 新しいルートでは、笠井街道や姫街道での右折があり、渋滞による遅れが予想されるが、ダイヤどおりに運行できるか。

(交通政策課)
 現在のダイヤは余裕をもった設定であり、新しいルートで運行距離が増えても1時間に1本のダイヤ設定は可能。また、改善案を検討する段階で、現地を実車走行して設定している。

(中澤親一委員)
 環状路線バスの実証運行が終了した後、同規模の予算で東区を巡回する地域バスの運行は可能か。区役所や病院を巡回するバスを運行する地域もあり、東区でも運行してほしい。

(交通政策課)
 他の地域で運行しているバスは、中山間地域などの公共交通空白地域での生活を支えるための地域バスで、総合交通計画に基づく一定の基準、ルールにより、地域が主体となった交通検討会で運行計画を検討し、運行している。公共交通空白地域であれば東区内でも地域バスの可能性はあるが、単純な巡回バスの運行は現在の制度ではない。

(鈴木充代委員)
 環状路線バスの全体構想では高塚駅方面も位置づけされているが、進捗状況はどうなっているか。

(交通政策課)
 高塚駅方面については現時点では未定である。

(石津幸子会長)
 今後も協議会へ報告をしていただきたい。


イ 東区協議会公募委員の募集について
《区振興課が資料に基づき報告》

(鈴木康弘委員)
 自分は地区の自治会の連合会長ということで、自治会連合会の推薦で委員になっている。自分の地区では連合会長は1期2年ということになっているので、1期で終わりと考えている。継続の意志の確認は行うのか。

(区振興課)
 各委員への継続の意志については今後順次行っていこうと考えている。

(3)地域課題について

ア 区協議会委員会報告について
《地域福祉委員会》
 《袴田勝次委員が資料に基づき報告》

《地域防災委員会》
 《村越義明委員が報告》

《交通安全委員会》
 《米山英二委員が資料に基づき報告》


イ 推薦会の開催状況について
《堀内秀哲副会長が資料に基づき報告》

4 その他

(1)その他

(区振興課)
《11月30日(土曜日)劇団たんぽぽ演劇のお知らせ》
《市民への約束アンケートのお願い》

(2)今後の会議予定について

12月の会議は開催しない。

1月の会議(第10回東区協議会)
 1月27日(月曜日)午後1時30分~ 会場:東区役所 3階 31、32会議室

5 閉会

以上で、平成25年度第9回東区協議会を閉会する。

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

平成26年1月27日
署名委員 小川早苗
署名委員 加藤ゆき子

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浜松市役所中央区東行政センター (地域振興担当)

〒435-8686 浜松市中央区流通元町20番3号

電話番号:053-424-0115

ファクス番号:050-3737-5872

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