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更新日:2018年3月27日

平成24年度 第8回東区協議会 議事要点

■次第

  1. 開会
  2. 委嘱書の交付
  3. 副会長あいさつ
  4. 議事
    • (1)報告事項について
      • ア 災害廃棄物広域処理の実施について
      • イ 環状路線バスの実証運行について
    • (2)地域課題について
      • ア 委員会報告
        • (ア)地域防災委員会
        • (イ)交通安全委員会
      • イ 発進10「東区内巡回バス路線(区役所中心)の実施」
  5. その他
    • (1)その他
      • ア 東区役所の電気使用量削減の取り組み実施状況について
      • イ 三遠南信地域活性化シンポジウムへの区協議会委員の出席について
    • (2)11、12月の開催予定
  6. 閉会

1 開会

(事務局、東区振興課)
<事務局から、今回の会議が過半数出席により成立したことを報告>
<当日配布資料の確認>

2 委嘱書の交付

補充委員:浜松市東区自治会連合会推薦 森田晃司委員へ委嘱書を交付。

3 副会長あいさつ

(石津幸子副会長)
ただいまから平成24年度第8回東区協議会を行う。
議事録署名人に、中澤親一委員と袴田勝次委員を指名する。

4 議事

(1)報告事項について

ア 災害廃棄物広域処理の実施について

《廃棄物処理施設管理課が資料に基づき説明》
<質問、異議等なし>

イ 環状路線バスの実証運行について

《交通政策課が資料に基づき説明》
(田村滋治委員)
環状路線バス実証運行については、費用がかかるのか、かかる場合はいくらなのか。
(交通政策課)
実証運行については、浜松市が経費負担をしている。金額は、2年間で約5,000万円である。
(田村滋治委員)
今回の事業内容では、大型商業施設であるイオンのために税金が使用されると思われるような事業内容であるが、イオンのCSR(地域貢献などの社会的責任)をどう考えているのか。
(交通政策課)
イオンのためだけに事業を実施するものではない。浜松市の施策としてミニバスターミナルとしての役割をイオンに担ってもらう。バスの乗り換えにより市内各方面に移動してもらうことを狙っている。現在は、人が集まるところにミニバスターミナルをおき、候補は病院や大型商業施設である。
(杉本節子委員)
今回の案件は、なぜ協議事項ではないのか。報告事項ではないと思う。
この実証運行する路線から乗り換えをする場合の料金形態は均一料金になるのか。
上島駅-イオン間は開店当初に無料バスが走っていた。イオンの集客のために実施される事業に思われるが、どのように考えているのか。
(交通政策課)
今回の案件については、浜松市の政策的な事業であり、関係自治会との協議の上、実証運行を実施する。そのため、東区協議会に対しては、協議事項ではなく報告事項とした。
実証運行の目的は、イオンの集客ではない。事業の目的は、浜松市内の鉄道とバスを結び付けて、広域移動の手段としてもらうことである。
今回の実証運行路線については、乗り継ぎの均一料金は不可能である。
(小川早苗委員)
資料の「事業の概要」にある「背景」に「主要な交通結節点である鉄道駅や郊外の大型商業施設、総合病院をミニバスターミナルとした、新たな公共交通ネットワークの構築」と記載があるが、今回の運行ルートに病院等がないが、実証運行終了後に利用者等からの要望があれば運行ルートの変更はあるのか。
(交通政策課)
浜松市内の人の移動に関する調査を実施した結果、市内の東西方向の移動実態があり、これに対する要望がある。このため、浜松市では市内を公共交通でネットワークを形成することを考えており、この結節点をバスとの乗り換え可能なミニバスターミナルとする構想に基づき市内の病院等をミニバスターミナルとしている。
今回は、イオンモール浜松市野をミニバスターミナルと考え、環状路線バスの実証運行を実施する。運行ルートについては、実証運行の結果により検討をする。
(小川早苗委員)
今回の実証運行のルートは、地域住民からの要望が反映しているのか。
(交通政策課)
地域の住民の意見は、反映していると考えている。
(小川早苗委員)
東西移動の手段をバスにすることで、車の総量を減らし、交通安全に寄与するものであると考えているのか。
(交通政策課)
そのとおりである。
(鈴木康弘委員)
中ノ町地区は、高齢者が多く、以前に中野町から労災病院へバスを運行してほしいと要望したが、赤字であるため運行できなかった。今回の事業で採算が取れず、赤字になったら浜松市が経費を補填するのであれば、以前要望して実現できなかった内容と矛盾する。高齢者などが日常生活で利用することが出来るバス運行に関する構想はないのか。
(交通政策課)
人の移動については、浜松市内の東西方向の移動について移動手段がほしいと要望がある。現状のバス路線では、東西交通が不便であることから、市の公共交通の骨格路線として、天竜川駅から高塚駅までの環状路線を実現する構想があり、今回はその構想の一部を実現するための事業である。現状のバス路線で中野町から労災病院に行くことが可能であり、環状路線という構想とは違うものであるため、中野町-労災病院などの構想はない。
(中澤親一委員)
個人的な意見であるが、今回の事業について基本的に反対である。
市の中心部から東区役所へは、1時間に1本しかバス運行がない。今回の実証運行は、労災病院を経由してほしい。
(田村滋治委員)
その東西移動に関する調査結果を提示していただきたい。
地域自治会との話し合いをしたとあるが、話し合いの結果もこの場で提示されていない。それでは検討することが出来ない。
地域の自治会との意見交換等を実施したようであるが、該当する長上・和田地区の自治会は、今回の事業に賛成しているのか。
(米山英二委員)
(稲垣邦圓委員)
初めてこの事業の内容を聞くが、既存にある上島駅-イオン間の路線バスの運行目的と利用状況はどうなっているのか。
(交通政策課)
上島駅-イオン間は、通常の路線バスであるため、浜松市の政策とは関係なく、民間事業者(遠州鉄道)が運行している。利用者については資料が手元にない。
(高橋里織委員)
平成24年8月の利用状況は、調査してある。8月の利用者数は、1ヶ月15,997人で片道150円、1時間に3本程度、1日59台、1台当たりは8.7人、この人数は、運賃の支払者数である。イオンでは「お帰り切符」を発行しているため、切符利用者の人数を加算するとさらに多くなる。
(市川雄也委員)
高齢者にとっては、バスなどの交通機関を活用しなければ、病院や区役所に行くことが困難であり、東区内はバスが不便である。
今回の実証運行では、イオンのためにバスを運行するような内容と受け止められやすい。事業実施については、日常生活で高齢者が快適に利用できるように十分な検討を希望する。
(鈴木充代委員)
実証運行終了後に事業評価をする際の評価基準を教えてほしい。また、運行継続の判断を誰がするのか。
実証運行の中間報告と継続運行(本格運行)についての報告を東区協議会にて行ってもらいたい。
(交通政策課)
事業の評価は、乗車人数が1日66人最低限乗車することである。加えて、利用者のヒアリング(聞き取り調査)や周辺住民へのアンケート調査を実施し、その結果などを踏まえ、バス運行による地域への効果や影響を評価し、浜松市として事業の継続について判断する。
(鈴木充代委員)
最終的な判断時期はいつか。今年度の利用状況等について、東区協議会で報告できるか。
(交通政策課)
実証運行期間終了の半年前には、最終的な判断をする。利用状況等については、東区協議会で報告をする。
(高橋里織委員)
今回の実証運行を評価して、持続可能な公共交通を継続するため、中間実績を東区協議会に報告してほしい。
実証運行の事業を評価する際に、実証運行期間の途中で運行ルートを含めた見直しをするような機会があるのか。
(交通政策課)
地域自治会で構成する意見交換会では、運行ルート等について検証していく予定である。
(高橋里織委員)
実証運行期間中にアンケート等の調査を実施するようであるが、前回実施されたアンケートの回収率が14%と非常に低い。せめて60%程度の回答率を上げられる調査でなければ有効な調査結果が望めないので、調査の際には工夫してほしい。
(交通政策課)
アンケート調査については、実施方法等について検討していく。
(田村滋治委員)
今回の実証運行については、民間ベース(イオンと遠州鉄道)が実施すればよいと考える。今回の実証運行が社会実験のような意味合いがあるのであれば、期間や経費がかかりすぎである。
(交通政策課)
今回の実証運行については、約2年間の事業期間を設けているが、地域住民を含めた市民の生活にバスの存在が浸透していくには、ある程度の時間が必要と考え、設定している。
(村越義明委員)
2年間で5,000万円の経費が投入されるようであるが、東区の地域力向上事業(年間約1,800万円)と比べると、予算配分に対するアンバランスを感じた。
多額の予算を投入して実施されるので、費用対効果を十分に意識していただき、継続可能な事業効果と社会環境づくりを検討してほしい。

(2)地域課題について

ア 委員会報告

(ア)地域防災委員会

(堀内秀哲委員)
10月17日に避難行動計画策定会議と地域防災委員会を開催した。策定会議では、避難行動計画が完成し、協議会委員の皆さんからいただいた修正案などの意見については、作成中の計画に反映してもらう。
地域防災委員会では、東区版避難行動計画の活用法について意見交換した。自治会や自主防災隊の協力のもと、説明会等を開催して活用を推進させたい。説明会の開催方法は検討課題となった。小中学校の授業で活用してもらったり、地域、家庭での活用方法も検討していくこととなった。
今後の予定は、11月15日(木曜日)、16日(金曜日)で浦安市と東京都に視察に行く。会議については、12月12日(水曜日)に開催し、計画の活用方法等について協議する。
(中澤親一委員)
避難行動計画は、大変よく出来ていると思う。記載内容で「避難勧告」と「避難指示」については、「避難指示」のほうが、緊急性が低いと誤って理解している人が多い。兵庫県篠山市のホームページを参考にして、わかりやすい説明を加えてほしい。
停電などにより情報伝達手段が限られてしまった際に、行政情報を伝達する方法について確立してほしい。
(区長)
避難行動計画が完成した会議では意見として述べたが、今回の計画は、マニュアルとして記載内容等を更新し続ける必要がある。行政の役割や行動については、限界があり、個人としての対応、判断が最終的には必要である。そのことも含めて、今回作成した避難行動計画を周知していきたい。

(ア)交通安全委員会

(米山英二委員)
10月10日(水曜日)に東区内の交通危険箇所8箇所を、区振興課長含め10人で視察した。その視察では、資料のとおりである。
交通事故を無くすための有効的な手段は、なかなか見つけ出せない。交通安全委員会としては、交通安全に関する啓発活動を着実に継続していく必要があると考える。
今後は、啓発活動のあり方や有効的な道路施設設置などについて検討していく。次回は11月の協議会前に開催する。
(石津幸子副会長)
地域福祉委員会は、資料が手元にないが、11月15日(木曜日)に高齢者施設と障害者施設を視察する。その後は、反省会を開催する。
市民ロビーにあんしん情報キットが展示してある。

イ 発進10「東区内巡回バス路線(区役所中心)の実施」

(中澤親一委員)
今回の提案については、以前にも提案されているようであるが、今回の内容について説明する。
区の中心は区役所であり、区役所は人が集まるべき施設である。区役所に地域の高齢者が行こうとすると、現在のバス路線では非常に困難である。
他の区では、地域ふれあいバス、コミュニティバス、循環まちバスなどが運行している。また、三ケ日などでは地域を巡回するワゴン車によるバスが運行している。
東区において区内を巡回する、病院や区役所を回るバスの運行が出来ないか。
(市川雄也委員)
積志地区から公共交通などを使って区役所に行く場合は、浜北区役所か中区役所に行くほうが便利である。過去に東区役所を経由するバスが運行されていたが、利用者が少ないために廃止された経緯は承知しているので、東区役所を経由するバスを新たに運行することは、現実的ではないと考える。そのため、今回のイオン-天竜川駅間の実証運行の際に、午前・午後1本ずつでも東区役所まで運行するなどの工夫があってもよい。
(区長)
公共交通については、難しい課題であり、時間をかけて議論してもよいと考える。
(加藤ゆき子委員)
東区役所が、出来る前にもバス路線は存在していたが、東区役所ができたから運行本数を増便するなどの要望はしてはどうか。
東区役所を経由する既存の路線バスが増便されれば、白鳥町などへの東西交通が容易になる。高齢者にとっては、バスが身近な交通機関であり、鉄道よりは、循環バスのほうが利用しやすい。
バス利用については、次回の協議会の際に、委員全員がバスを使って東区役所まで来てみるのも社会実験としては、面白いと思う。
(小川早苗委員)
今回の発進10を現実的に検討していきたい。バスが便利であれば車よりバスを利用する。
(区振興課)
今回の発進10については、公共交通に関する資料を出来る限り収集し、次回の協議会で提供する。

5 その他

(1)その他

ア 東区役所の電気使用量削減の取り組み実施状況について

《区振興課が資料に基づき説明》

三遠南信地域活性化シンポジウムへの区協議会委員の出席について

《区振興課が資料に基づき説明》

(2)今後の会議予定について

11月の会議(第8回東区協議会)
11月26日(月曜日)午後1時30分~ 会場:天竜公民館 1階 ホール
11月の会議(第9回東区協議会)
12月20日(木曜日)午後1時30分~ 会場:東区役所 3階 31、32会議室

6 閉会

以上で、平成24年度第8回東区協議会を閉会する。
以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。
平成24年11月26日
署名委員 中澤親一
署名委員 袴田勝次

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浜松市役所中央区東行政センター (地域振興担当)

〒435-8686 浜松市中央区流通元町20番3号

電話番号:053-424-0115

ファクス番号:050-3737-5872

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