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更新日:2020年12月7日
11月28日・土曜日、歴史作家の梓澤要(あずさわ・かなめ)先生を講師に迎え、「天皇に嫁いだ家康の孫娘~東福門院・徳川和子(とくがわ・まさこ)の気概と悲しみ~」と題した歴史講演会が浜松市総合産業展示館にて開催され、市民約140名が聴講しました。
徳川和子(1607~1678)は、二代将軍徳川秀忠と正室の江との間に5女として生まれたが、「徳川の血を引く天皇」を生むことを目的に後水尾天皇のもとへ嫁がされるなど、波乱の人生を歩んできた女性。
梓澤さんは、和子は人となりを自由闊達で素直な意見を言う女性だったとする一方で、幕府と宮中の中を上手く取り持つために奔走した献身的な女性であったと説明。また、当時はファッションリーダー的な存在で、重くて動きにくい伝統の宮廷装束から機能的な衣服へと宮中の服装改革を行うなど、斬新華麗な美意識と技術の発展に貢献し、大きな功績を残したと解説しました。
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