更新日：2024年1月1日

東区地域福祉講演会「少しのお手伝いで住みなれた街にいつまでも」を開催

10月29日（土曜日）、浜松市総合産業展示館にて「東区地域福祉講演会」が開催されました。15回目となる今回は、地域の助け合いに関する内容で、約100人が聴講しました。

講師を務めたのは、東区蒲地区社会福祉協議会の荒木幹子さん、熊岡邑子さんのお二人。人と人との関わりが希薄になっている中での地域の助け合いについて、高齢者宅への配食サービスや家事支援活動など具体的な活動を例に講演されました。

講演の中で、高齢者への配食サービスでは、独り暮らしの高齢者に心のこもった家庭の味を届けたいとの気持ちから、配達時に見守りや困り事の相談にのったりすることで、配食を待っていてくださる皆さんの笑顔が何よりの活動の励みとなり、29年間も活動を続けられたと。また、家事支援活動では、地区の中で自立した生活を送ることが困難な人に対して、地域の中で生き生きと安心して暮らすことができるよう、地域で考え地域で支えるという気持ちで、家事支援という住民参加型の福祉活動を展開していることが話されました。

講演の最後には、「地域の助け合いという自分たちの活動を、発足当時からの合言葉「このゆびとまれ」の気持ちを広げ、無理なく皆が楽しく、息ながく活動できることが理想で、これからもこの地の人々の生活の向上につながっていくように、地域にあったやり方で活動を進めていく。」と力強く聴衆に語り掛けました。

今回の講演会では、講演会の内容を収録したDVDが作成されています。

視聴希望の方は、貸し出しを行っていますので、下記までお問い合わせください。

お問い合わせ先：東区地域福祉講演会事務局（浜松市社会福祉協議会東区事務所）＜電話番号＞053-422-3737