浜松市道路施設ユニバーサルデザイン指針26

2 道路施設ユニバーサルデザイン指針策定

(2)対象施設・項目　5）案内施設　歩道等の案内標識<歩道等の案内標識>

○基本的な考え方

高齢者や子供、視覚障がい者、車いす使用者、聴覚障がい者、外国人等さまざまな利用者が、共通の情報を得ることが出来、迷うことなく目的地に到達できるようにします。

○整備指針

(1)「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」、「道路標識設置基準・同解説」及び「しずおか公共サイン整備ガイドライン（静岡県）」に準拠し設置する。
(2)施設名と方向による案内だけでなく、地図による情報提供も併せて行う。
(3)インフォメーションセンターや情報コーナーへのピクトグラムi表示を徹底する。
(4)設置高さ、ピクトグラム（標準案内図記号JIS規格）、文字の大きさ、色を統一する。
画像：JIS規格のピクトグラムの例

(5)標識のデザインは、地域単位で仕様を統一する。色彩は、交通施設：青色、公共施設：緑色、道路名称：白色を基本色とする。
JR浜松駅周辺の案内標識の例
(6)表記語は日本語と英語（固有名詞はローマ字表記（ヘボン式）、普通名詞は英語表記）とし、JR駅や、観光案内看板等では日本語、英語、韓国語、中国語（簡体字・繁体字）、ポルトガル語を基本とする。また視覚障がい者に配慮し、点字、音声案内を併用する。※点字、音声案内の併用にあたっては、事前に視覚障害者団体等と協議し、適切に維持管理すること。
(7)デザインは、景観に配慮しつつ、表示面の色彩やデザインを地域で統一することにより、他のサインとの識別を図るとともに、地域内の統一をもたせる。