緊急情報
ここから本文です。
更新日:2025年11月10日
・開催日時
令和7年7月10日(水曜日)午後2時00分~午後3時13分
・開催場所
浜松市防災学習センター 3階講座室
・次第
1 開会
2 会長挨拶
3 区長挨拶
4 地域分科会からの報告事項
(1)中地域分科会
(2)東地域分科会
(3)西地域分科会
(4)南地域分科会
5 その他
次回の開催日程(案)について
10月7日(火曜日)午後2時~ 市役所北館1階101会議室
6 閉会
本日は大変暑い中、お集まりいただき感謝申し上げる。
連日、日中の気温が30度を超え、夜間は25度を超える熱帯夜だが、体調管理には十分ご留意いただきたい。
私が講師として市内の小中学校に伺った際に、今年の予算で体育館にスポットクーラーが配備されたという話を聞いた。快適に過ごしている学校もあれば、予算の関係上、体育館の規模と比べてスポットクーラーの台数が不足していたり、コンセントの位置で延長コードが必要になったりと苦慮している学校もあるようだ。
こどもたちが健やかに過ごせる環境を作っていただけるのは、大変嬉しく思う。また体育館は、災害など有事の際は、避難所にとして使用される。災害は冬に限らず、夏に起きる場合もあるので、避難者が快適に過ごすことができ、命を守ることができる場所を作っていくということも、これからの行政の重要な仕事ではないのかと思う。かゆいところに手が届くようなきめ細かな取組をお願いしたい。
本日は、各地域からの報告があるが、皆様のご意見やご質問を伺い、協議していきたい。よろしくお願いする。
代表会ということで、4つの分科会の代表の皆様が一堂に会する貴重な機会なので、是非とも活発に意見交換をしていただきたい。
7月は、各種啓発活動がある。社会を明るくする運動の強調月間ということで、保護司の皆様の地道な社会貢献活動を多くの方に知ってもらう貴重な機会だと思う。浜松城がイエローライトアップされ、黄色い優しい光が、浜松市全体を包み込み明るい地域社会になっていくといいなという思いが込められている。
また、夏の交通安全県民運動も実施していく。交通安全、交通事故防止は、なかなか改善が見られない。浜松市は、政令指定都市で交通事故ワースト1が続いており、苦しい状況ではあるが、交通安全の啓発にしっかり取り組んでいきたい。
他に7月20日投開票の参議院議員通常選挙がある。期日前投票は既に始まっているが、国政、地方問わず、投票率が低いと言われている。選挙管理委員会では、従前から選挙の啓発活動を行っているが、いかに市民に関心を抱かせるかというのが大事である。
夏とともに、いろいろな活動が本格化しているが、皆様方も地域で話す機会があれば、周知をしていただきたい。よろしくお願いする。
≪鈴木義明会長から会議録署名人として中野委員及び田口委員を指名≫
(1)中地域分科会
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(栗田委員)
事前質問について、回答があったことに感謝する。
(田口委員)
ゾーン30プラスのタクシーが守らず走行するとはどういう意味か。
(栗田委員)
タクシーがこの場所の制限速度の30キロを超えて走っていたということ。
(田口委員)
今回ラウンドアバウトを初めて知ったが、防災の時に非常に役に立つのではないか。
(栗田委員)
ゾーン30プラスの内容は、前回の資料である。
(鈴木義明会長)
ゾーン30は、グリーンベルトと言って、緑の線と白線で区切っているところ。
地域を限定して、最高速度時速30キロで走行する場所であり、こどもたちや高齢者の安全を守る。
ゾーン30プラスは、それでも解決しない場合に、道幅を狭くしたり、突起物を設置したりする物理的なもので、なるべく車が進入しないようにする効果がある。
今では、申請する地域も徐々に出てきている。
(区振興課)
ラウンドアバウトの防災の効果について、申し上げた。
災害時には、交差点機能の確保にも効果がある。信号が停電すると、通常の交差点であれば、交通が滞るがラウンドアバウトであれば、その影響は受けない。
(米山委員)
ゾーン30を理解していない人が多い。地元で朝、ゾーン30を走行中に、こどもを急いで学校に送りたいとの理由からパッシングをされた。せっかく設置しても生かされていない。何らかの周知する方法が必要である。
(鈴木美佐男副会長)
町内にもゾーン30はあり、通常の車は30キロ以上で走行する。自らその場に立って、毎朝注意をしていたら、理解する運転者も増えてきた。警察にも相談したが、取り締まりはできないと言われた。周知徹底は難しい。
(中野委員)
浜松に初めて来た時、バスの優先道路が目に付いた。以前住んでいた地域にはなかった。やはり知ることから始まる。本来、危険が伴うものであれば、交通ルールの中で、何かしらの方法で知らしめることが大事である。ラウンドアバウトという言葉は、初めて知った。自分の住んでいるところになければ、見過ごしやすい。
(小楠委員)
今回の地域課題は鈴木会長と提案した。何年か前、大雨が降った時に地域の復旧の格差を感じた。その時、停電で信号機が使えなくなり、学校が大混乱していた。富塚小は校長先生が2年で異動する。以前は3年だった。その時の教訓が次に生かされていないと感じた。携帯電話が使用できない場合の対処法について考えた時に、鈴木会長の江西地区では、既に要所要所に伝達する人が配備され、デジタル簡易無線で情報収集するという先進的な取り組みをしていることを知った。このような取り組みを生かして、いろいろな地域で防災に関する講習会や助成金を実現して欲しい。
(鈴木義明会長)
デジタル簡易無線は市販されていて、免許が不要。私は地元消防団の分団長を務めており、自治会と話して13年前に導入した。当初80台。災害時、携帯電話の回線がパンクしてしまうので、その際に活用する。自治会と消防団とで運用。また、学校への連絡として、小中学校にもデジタル簡易無線が導入された。
無線は1機の発信で90台に対し伝達共有ができる。有事の時すぐ使えるように定期的に交信試験を実施している。デジタル簡易無線は、無線機販売店で購入可。使用するには登録が必要で、基地局を開設する。
(田澤委員)
無線機の運用範囲はどれくらいか。
(鈴木義明会長)
1ワット又は5ワットで弱い電波ではあるが、地域内で使用するには十分足りる。
アンテナを付ければ、3~4キロ先も受信可。
(田口委員)
大変素晴らしいことを聞いた。デジタル簡易無線の情報を他地域の人にも周知したいので、何か資料があれば欲しい。
(鈴木義明会長)
消防団の各支団は、デジタル簡易無線を使用している。周波数を合わせれば、繋げることは可能。田口委員の地域である南支団も使用している。資料を準備する。
(中野委員)
防災訓練がマンネリ化して、参加人数が減少している。これで解消されるのではないか。
(2)東地域分科会
≪東行政センターが資料に基づき説明≫
(鈴木義明会長)
「夏季休暇期間における臨時放課後児童会」とあるが、通常の放課後児童会とは別なのか。
(東行政センター)
通常の放課後児童会の中に、夏季休業期間限定の臨時放課後児童会をモデル事業として実施する。
(田澤委員)
委員会とは、分科会の中にあるのか。他にどんな委員会があるのか。開催頻度は。
(東行政センター)
東地域分科会では、地域防災、地域福祉、交通安全の3つの委員会を平成24年度(旧東区)から設置している。令和6年度の実績は、防災は年3回、その他は年6回開催している。他の地域にはないが、専門委員会で地域課題を取り上げて話し合い、分科会で報告、協議をするシステムである。
(田澤委員)
委員会は、自由に作れるのか。報酬はあるのか。
(東行政センター)
浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例第28条第3項に基づき、委員会を設置している。報酬あり。
(小楠委員)
中地域には、行政センターはないのか。位置的なものが分からない。
(岡安区長)
区の再編で、中・東・西・南区と北区の三方原地区が、中央区となった。中区役所は中央区役所となり、再編後も区役所のままであるので、中地域にお住まいの方だと組織の変遷が分かりづらいと思う。東・西・南は、区役所から行政センターに変更した。建物はそのまま使用し、名称が変わった。同じことが浜名区でも言える。
浜北・北区が浜名区となり、浜北区役所が浜名区役所へ、北区は北区役所から北行政センターに変わった。
東地域の委員会も旧東区のものを引き継いでいる。当然、分科会活動の一環なので、
委員会を設けて活動するなら、報酬の対象になるので必要な措置をしていく。
かつては、東地域以外でも委員会があったと記憶している。選択肢としてこの方法もあるということである。
(3)西地域分科会
≪西行政センターが資料に基づき説明≫
(田澤委員)
いろいろな団体が一堂に会して、お互いに情報共有できたのは、とても有意義な会で良かった。分科会では、大きな効果があると改めて思った。
(4)南地域分科会
≪南行政センターが資料に基づき説明≫
(鈴木美佐男副会長)
南地域では、天竜川、馬込川、芳川等の災害時、増水する川について、どんな対策を講じているのかを知ることができ、安心感に繋がった。他の地域でもいろいろな雨水対策があるので、自分の地域を知るだけでも安心感を得ることができると思う。
(田口委員)
床上浸水の件で県に相談したことがあるが、取り合ってくれなかった。
(鈴木義明会長)
雨水の問題は、川ばかりではない。高台であっても浸水する地域がある。田が減り、コンクリートやアスファルトが増え、水を吸う土地がないので、排水機能が追い付かない。各地でゲリラ豪雨や線状降水帯が発生し、今までの想定を遥かに超えた雨量もあり得る。いざというときに、行動できるように地域住民への周知が必要である。
次回の開催日程(案)について
次回 10月7日(火曜日)午後2時から 市役所北館1階 101会議室
(区振興課長)
以上で、令和7年度第2回中央区協議会(代表会)を終了する。
令和7年7月10日
署名委員 中野幸枝
署名委員 田口博
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください