緊急情報
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更新日:2024年11月21日
・開催日時
平成31年1月23日(水曜日)午後1時30分~3時05分
・開催場所
市役所北館1階101会議室
・次第
1開会
2会長あいさつ
3議事
(1)協議事項
ア区の再編に関する住民投票について
(2)報告事項
ア中区地域力向上事業「市民提案による住みよい地域づくり助成事業」について
(3)その他事項
ア中区地域力向上事業「地域活動団体等紹介パンフレット」について(区振興課)
4その他
5閉会
(1)協議事項
ア区の再編に関する住民投票について(企画課)
総務部長及び企画課長が、資料に基づき説明
(中村委員)
削減効果額が10億円から7億円に減っている。3億円の差は大きいと思うが、どういう経緯か。2区案が3区案になったからか。
(総務部長)
当初2区案に対しての職員削減が約100人で10億円。3区案での職員削減数が約90人で7億円という試算をしていた。当初から考え方は変わっていない。
(中村委員)
100人が90人になって、それで10億円から3億円減ったということは、一人当たりの人件費を3000万円で見ているというように聞こえる。
(総務部長)
人件費は1人あたり800万円で見ている。単純に1人800万円で計算すると3億円との差が出てしまうが、基本的には天竜区、浜北区、その他のパターンでそれぞれをやり直すということで、3区案でもパターンによって人数が違ってくるが、試算の方法は変わっていない。
(寺田委員)
住民投票成立要件の2分の1以上というのは、有効でない投票も含んで2分の1以上ということか。
(企画課)
投票率ということになるので、有効、無効関係なくすべて含んで2分の1である。
(鈴木仁委員)
当初の2区案から浜北区の独自性を勘案して3区案となったようだが、他の5区と比べてどのような独自性があるのか。政治的な何かがあるのか。
(総務部長)
地域の意見を基に考えた。天竜区と浜北区を一つにすると天竜区の独自性が維持できないということで、当初の2区案から天竜区を離したことで浜北区が残った。浜北は合併前から副都心としてやってきたということで、独自性に配慮した。
(鈴木仁委員)
半分納得、半分はよくわからないが、北区はなぜこちらに来たのか。要望によるものか。
(総務部長)
北区は住民の意見が分かれた。旧浜松と同じ区になりたいという意見と、一方で独立したままでいたいという意見があった。統一的な意見が無く、当初案のとおりとさせていただいた。
(岡本委員)
この3区案では、人口も面積もかなり違う。同等のサービスができるのか。
(総務部長)
現状の独立した自治体においても人口や面積に差がある中、同じ法律の下で同等の住民サービスを行っている。区はサービスを行う組織の単位で、財政的、地域的に独立しているわけでもなく、浜松市の中での同じ財布として、同等の住民サービスを行っていく。まちづくりにおいては、地域固有の事業を継続する。
(村井委員)
前提として、区の再編はやらねばならない。浜北区が副都心ということで単独となっているが、そもそも都心はあるのか。説明をしっかりしないと納得できない。
(森口委員)
住民投票において、賛成・反対の判断材料となるものは、どこを見たらわかるか。
(企画課)
今後、情報提供をしていく。広報はままつ2月号に掲載し、選挙公報の配布も考えている。これまでの区再編にかかる資料は市のホームページに掲載済みである。
(定方委員)
資料10ページにおいて、現状区役所の福祉系の職場が本庁組織に変わるのはどういう理由からか。これまで通り事務が行われるのか。
(総務部長)
福祉に関する仕事は専門性が高い。市全体で同じ基準でやらなければならないものが、地域によって一部基準が違うと監査から指摘されており、課題として認識している。区の再編により区長の部下ではなく、健康福祉部長の部下として本庁組織となるが、サービス提供の場所は同じである。区長は、より地域に応じた取組を行うことができると考える。
(山本委員)
削減効果額について、職員の退職年齢が60歳から65歳になった場合の試算額は出ているか。住民投票のところで、平成33年という表記はいいのか。市民向けの説明会が5回開催されるが、そのほかにお願いをすれば個別に説明に来てくれるのか。
(総務部長)
国家公務員では今定年を延ばす計画がされている。これが決まれば地方公務員にも適用されることになると思うが、具体的な結論に至っていない。ただ、人件費は5年分が単純に伸びるのもではなく、50代の給料から少しずつ61歳以上にもっていく形になるので、大きな負担にはならないというのが国の考えである。元号改正については、政令が4月に示されることが想定されるが、実際に改元されるのは5月であり、4月実施の住民投票においては問題ない。地域説明会は、地区の自治会連合会を通じて実施したいが、3月23日までの期間であれば、状況に応じて対応していく。
(山岡委員)
25ページの住民投票の設問は、市が住民に聞きたいこととマッチしているのか。浜松市が聞きたいことは何か。それに聞き方が合っているか。
(総務部長)
今回の3区案が是か非かを一番聞きたい。それから3区案に反対であっても再編自体は必要なのかを聞きたい。
(山岡委員)
設問1で反対だけれども設問2に答えない票が無効だとするとその人の意見は切り捨てられるのか。分かりづらいのではないか。
(企画課)
設問1は3区案について賛成か反対か明確に示している。設問2に進むのは、33年1月までに3区案で再編することについて反対の方で、その中で他の案でも賛成か反対か、ということを聞いているので、そこに回答していただかないと無効になってしまう。丁寧に説明を進め、無効票をなるべく減らすように努める。
(山岡委員)
無効になる根拠はなんなのか。この文章の流れを見ると、設問2は3区案にこだわっていないよとは読み取れない。
(中村委員)
別の区割りで、とか入れたらどうか。
(杉山会長)
パターン2のところで記入せずに、無効になってしまったらどうするのか。ここのメンバーでさえこれだけ言っているので、一般市民の方は余計わからないところがあると思う。せめてここのメンバーには理解できるように回答してほしい。
無効が多くなったらどうするのか。
(企画課)
無効がなるべく出ないように説明をしていきたい。その上で、結果を見てどういった形にしていくか協議することになると思うので、そうならないようにしなければいけないと思っている。
(杉山会長)
だけどそれでは3区案になるだろうという方が多いように聞こえる。浜北が天竜がこう言った、じゃあ中区も残してくれと言えばよかったという話になる。70万人の都市で7つの区があって、区役所があって、当然そこには無駄があるだろう、だから再編してぎりぎりのところ二つにできればいいというのがあると思う。だけど今までの説明だと理解している人が少ないと思う。この中でもこういった感じなので。
(総務部長)
住民投票は拘束型ではない。この結果を議会が尊重することになるが、全部で何人投票したかと、設問それぞれについて有効・無効の地域ごとの結果を出す。単純に無効が多いからその分結果的に賛成が多かったということでよしとするのではなく、無効の数が想定以上に多ければ検討する中の重要な素材にはなる。今できることは市民にわかりやすく説明していくことで、その結果をどう判断するかは我々もきちんと情報を提供してその中で判断し、議会にも市民にも情報公開していく。
(山岡委員)
住民投票のスタイルは変えられないのか。
(総務部長)
まだ2月議会があるので、できないことではないが、条例改正が必要となる。
(大石委員)
住民投票を3度も4度もやることのないように熟慮して実施してもらいたい。区再編の目的として、人口減少によるとあるが、浜松市で一番人口減少が起こっているのが天竜区であり、そこを一つの区として残すことには疑問がある。3区案の人口比率に偏りがある。再編をすることによって、手厚くなったり手薄になったりしないのか。それから、浜北区では合併時に副都心と言っているが、その時の都心はどこであったのか。合併してから副都心を目指してきたのではないか。副都心と都心があるとしたら、副都心のところへ隣にある天竜区をつけるのが当然ではないか。
(総務部長)
人口比率が違うから行政サービスの質が変わるとは考えていない。福祉のような統一すべきサービスは統一するが、それぞれの地域づくりは重んじていく。天竜区と浜北区を合わせた区案は、元々示していた。浜北区の副都心構想は、合併時の議論で出た話である。合併前は浜北の中心部も都心という考えで、合併したら新しい浜松市の副都心にという話だった。
(大石委員)
それは合併する時の条件であり、区再編時の条件ではない。
(仲元委員)
資料について、今後この資料でずっとやっていくのか。非常に長い。市民の感覚からすると読めない。市民が一番聞きたいのはメリットとデメリット。再編した場合のメリットとデメリット、それから再編しないデメリットも明確に資料に載せた方がいい。理解をして初めて投票する気になると思うので、資料を改善する意向はないか。
(企画課)
広報はままつ2月号では要約したものを掲載する。3月の選挙公報では、投票の場所や方法を掲載する予定である。説明会の資料にはいろんな情報が入っているが、広報には要約したものを載せていくのでそちらもご覧いただければと考えている。
(杉山会長)
広報はままつを全部の世帯が見ていると思ったら大間違いである。選挙公報にプラスして載せていかないとだめだと思う。それから、住民投票の確認だが、まずは3区案に賛成か反対か。パターン2については、再編は必要だが別の案を出せということでよいか。パターン3の反対というのは、区の再編を33年1月31日までにやるのを反対ということでよいか。
(企画課)
よい。
(山岡委員)
市民向け説明会のスケジュールは動かさないか。会場によって差が出るのではないか。それが丁寧な説明になるのか。
(総務部長)
まずはこれでやらせていただきたいが、市民からの要望で説明会を増やす必要があるかもしれない。できる限りいろんな形で説明する必要があるし、より多くの意見を聞きたい。
(仲元委員)
投票当日には他に3つの選挙がある。当日の会場には、書き方の説明があるのか。
(企画課)
当日の会場でどうするのかは、選挙管理委員会と調整していく。なるべく間違いのないような掲示を考えている。
(中村委員)
住民投票は拘束型ではないというところが気になっている。選挙結果によって予算が通らないとか、市民サービスが止まるということはないか。
(総務部長)
予算など重要なことは市議会が決定する。選挙結果については、今の段階ではどういうパターンがあったかは申し上げられないが、それぞれの選挙で当選された市議会議員や市長の良識にお任せすることになる。政権が代わってもサービスが止まることはないと考える。
(2)報告事項
ア中区地域力向上事業「市民提案による住みよい地域づくり助成事業」について(区振興課)
≪区振興課が、資料に基づき説明≫
(3)その他事項
ア中区地域力向上事業「地域活動団体等紹介パンフレット」について(区振興課)
≪区振興課が、資料に基づき説明≫
4その他
(1)中区協議会の開催日程について
≪次のとおり決定≫
次回2月27日(水曜日)午後1時30分~101会議室
(区振興課長)
以上をもって、平成30年度第9回中区協議会を終了する。
平成31年1月23日
署名委員大石文昭
署名委員大渡三千子
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