緊急情報
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更新日:2025年4月21日
・開催日時
平成28年8月24日(水曜日)午後1時30分~3時30分
・開催場所
市役所 本館2階 21会議室
・次第
1 開会
2 会長あいさつ
3 議事
(1)答申事項
ア 市営住宅の廃止について
(2)協議事項
ア 区制度の検討状況について
イ 浜松市立地適正化計画の基本方針(案)について
ウ 循環まちバス「く・る・る」運行事業について
(3)報告事項
ア 地域課題について
4 その他
(1) 11月の開催日程について
(2) その他
5 閉会
◎事務局から配付資料の確認
◎畑会長から会議録署名人の指名・・・篠原浩子委員及び杉山晴康委員
ア 市営住宅の廃止について
≪中区・区振興課が資料に基づき説明≫
-意見無し-
ア 区制度の検討状況について
≪企画課が資料に基づき説明≫
(大渡委員)
施設数が年々、減少しているのは、指定管理者へ移行しているためか。
(企画課)
12の市町村が合併したことによって、浜松市は多くの施設があった。公共施設再配置計画や、いろいろな角度から見直しを図りながら、少しずつ減らしてきているのが実情である。指定管理者へ移行しているためではない。
(杉山委員)
浜松市(7区)は静岡市(3区)に比べ、区の数が多い。合併当時、旧浜北市、旧天竜市では地域の要望等、合併の条件があったと聞いたことがある。10年経過した今、区の数を減らす方向性に対して、当時の条件は変わっても良いという認識で良いか。
(企画課)
平成19年に政令指定都市移行する際、区割りについて、合併協議会にて「行政区を編成する上での留意点」、「区割りの内定に当たっての考え方」が議論され、内定した。今回、区制度を検討する中で、市民生活に大きく影響が無いようにしなければならない。合併してから今まで、リーマンショック、東日本大震災等いろいろなことが起きた。また、1980年代から言われてきたことだが、一昨年あたりから人口減少の課題がクローズアップされている。1つの自治体が持続可能なものを続けていく上でも見直していく必要がある。
(髙橋副会長)
サービスの見直しの結果、どのように反映していくのか。区の数を減らした後、どのように今のサービスを維持するのか。
(企画課)
まずは現状を知ってもらいたいと思い、客観的なデータをそろえた。今後もサービスを維持したい。しかし、サービスを維持するには何か変化を加えないといけない。最適な市民サービスは何か、考えながら、これからの区制度を検討していきたい。変化を加える際は、区政だより、協議会等で情報提供していきたい。
(藤谷委員)
今回の区制度の検討は、30年後の理想の姿を描いた総合計画を実現するための手段の1つという認識で良いか。
(企画課)
その通り。
(藤谷委員)
一般の市民が総合計画を理解し、30年後の理想の姿をイメージできているとは思えない。
(企画課)
新しい総合計画は、市民代表の方を含めたメンバーで議論し、議会の議決を経て、昨年4月に作られた。行政から出すものに対して、関心が薄いのも確かである。市としても、DVDの作成、絵画コンクールの開催(およそ1万点の応募)等を行い、周知しているが、一般の市民の方が30年後の姿を思い浮かべられないのも、やむを得ないと認識している。
(畑会長)
総合計画については昨年、この協議会でも協議した。協議会委員1年目、2年目の中でも情報量の差がある。
(大渡委員)
DVDを見たことがある。
(畑会長)
ICTの変化に対応できない方たちへのケアが重要。また、中区以外の6つの区の協議会委員からも違った意見が出てくるはずである。そういった意見も聞きながら検討していただきたい。
(大石委員)
現状を検証した結果、順調に進んでいるような資料になっている。現状、7つの区は多すぎではないかという意見がある。
また、区政だより等に案を出す前に多くの市民の意見の声を聞く場も設けてもらいたい。
(企画課)
静岡市の区の数は3つだが、新潟市は8つである。政令市の中にも、五大都市のような政令市や平成の大合併によってできた政令市等、一律に比較できないところもある。今回の資料は、良いところばかり載せているわけではなく、努力して、現状を維持、継続することにより、最悪の場合、破たんしてしまうようなことにならないように考えながら検討していきたい。
また、案に対する意見聴取の期間を設けている。そこで多くの意見を聞いていきたい。どうしても市民一人ひとりの情報量に差は出てくるが、できるだけ埋めるように区制度の検討を進めていきたい。
(杉山委員)
高齢者率が中区は25%、天竜区は50%、子供も年々減少している。生まれてくる子供は少ないのに保育園等の要求は増えている。人口は減少しているが、一人住まい世帯、高齢者夫婦だけの二人世帯等、世帯数は増えている。30年後を見据え、今できることをやっていくことは必要である。現在の区もいろいろな条件で作られてきたはずである。中区は他の区に比べ、問題が少ないように思える。しかし、中区を含めた他の区にも情報提供はし続けていただきたい。
(大石委員)
合併した市町の意見を聞くと、不満足の声が多い。しかし、合併して大きな組織になった場合、ある程度のルールを示していかないといけない。全体的なビジョンを示していかないと、まとまりが無くなってくる。
(大塚委員)
市議会議員も議会等で検討していただきたい。
イ 浜松市立地適正化計画の基本方針(案)について
≪都市計画課が資料に基づき説明≫
(内山委員)
都田地域へ居住誘導区域を設定しているようだが、中区(都心)の人口を増やす計画等はないのか。街中は”市の顔”の役目もあり、そこが寂しくなると特に若い人たちが住みたいと思えなくなるのではないか。
(都市計画課)
学生で市外へ転出し、市内へ戻って来ないケースが多くあるが、都市機能誘導区域および誘導施設の設定をし、集客が見込まれるよう対応していきたい。現在も、多くの施設を立地しているが、賑わいを誘導するよう、今の機能を維持できるよう、設定していきたい。
(吉田委員)
1点目に居住誘導区域を設定する目的、その後が見えない。2点目に“都田地域で新たに発生する居住ニーズに適切に対応し、居住誘導区域に設定する”というところを説明していただきたい。3点目に“多様な世代が住まい、活動する、賑わいある都心の再生”とあるが、都心はどのあたりを考えているか。若者には都心に住んでもらいたいのか。
(都市計画課)
1点目に浜松市は広大な面積になるが、このまま人口減少が続くと、それぞれの地域の人口密度が薄くなる。そうなった場合、地域の公共施設や民間の施設等が機能できなくなる。そうなる前に長い期間をかけて、利便性が高い地域へ人口を誘導していく計画である。その結果はすぐに出るものではなく、区域設定後、施策を検討し、説明していきたい。2点目に居住誘導区域は都田地域を想定している。現在、大きな企業、それに関連する企業が多く集約しており、従業員の方も多く居住している。就職先と生活の利便性がはかられる地域が連携できるような区域を設定している。都田地域以外にも候補になり得る地域はたくさんあるため、既存の企業とも連携していきたい。3点目に都心については賑わい、住まい等、いろいろな要素がある。そういった要素に対応できる地域を設定していきたい。
(髙橋副会長)
コンパクトでメリハリの効いたまちづくりとあるが、具体的な考え方はどこかに示されているか。
(都市計画課)
居住の促進を図る区域として、人口密度にメリハリをつけ、都市基盤整備の優先順位を明確化したい。
(髙橋副会長)
メリハリを効かせるためには明確な線引きが必要だと思うが、具体的な対策はあるのか。ある都市では、マンションを購入すると奨励金がもらえるといったような対策を聞いたことがある。
(都市計画課)
誘導の施策を内部、外部の方たちで設定していきたい。施策案ができ次第、協議会でも報告していきたい。
(鈴木仁委員)
都市計画区域内での計画になると思うが、都市計画区域外である、引佐3町や天竜区など協議会で説明する場合は、自分たちに関係ない話と誤解されないようにしていただきたい。メリハリの効いたまちづくりを進めるには、やむを得ないことがあることなど、丁寧に説明してもらいたい。
(都市計画課)
北区、天竜区の一部は都市計画区域外である。今回の計画は人口減少など、社会情勢の変化を考慮しての計画ではあるが、最終的には、お互いが連携しながら、両立できるよう、進めていきたい。他の区の協議会には、こういったことを配慮しながら、説明したい。
ウ 循環まちバス「く・る・る」運行事業について
≪産業振興課が資料に基づき説明≫
(藤谷委員)
運行目的の回遊の対象者は。
(産業振興課)
街中に来た方が回遊、施設を回ったり、買い物したりすることを想定している。
(藤谷委員)
「く・る・る」利用者の調査結果から、中区、南区、西区、東区以外の利用者はおよそ1割だが、浜松市に居住している人たちを回遊させる想定か。
(産業振興課)
中心市街地へ来た方の街中での回遊である。
(藤谷委員)
市外から訪れた方は、ほとんど利用していないという解釈で良いか。
(産業振興課)
その通り。
(藤谷委員)
利便性の向上を追及とあるが、対応策として、市外の方も含めてアピールするなど、施策は検討しているのか。
(産業振興課)
30分で1周する中で、できるだけ経費がかからないようにしている。
(藤谷委員)
市外から来た知人が「く・る・る」の存在を知らず、タクシーで移動していた。市外の方も含めて多くの方に知ってもらえば、有効利用できるのではないか。
(大谷委員)
来年、「直虎」の放送の影響で、観光客の増加が見込まれるため、関連スポットにも「く・る・る」で行けることをアピールするのも有効な手段ではないか。また、障がい者割引は継続か。
(産業振興課)
継続のつもりでいる。
(大谷委員)
65歳以上の利用者が65%と多いので、割引、定期を作るなどすれば利用者が増えるのではないか。
(鈴木里委員)
地元の人が利用しないものは、市外の人も利用しないのではないか。東西のルートを統合し、北ループとして再編とあるが、一方向になるため、ますます行きたいところへ行きにくくなるのではないか。また、65歳以上の年金生活者の方は、協働センターで開かれる講座が20円値上げしただけでも行きにくくなるという声も聞いたことがある。65歳以上の料金体制も考慮していただきたい。
(産業振興課)
ルートは変更になるが、30分で1周するのは変更無い。よって、目的地までの到着時間は大幅に変わらないため、利便性が下降するという認識は無い。
(鈴木里委員)
東部協働センターやクリエートなど、市の施設を回遊できるようなルートにした方が良いのでは。
(産業振興課)
クリエートについては新ルートでも北側を通るようになっている。1周30分という制約があるため、思うようにいかないところはある。
(大塚委員)
「く・る・る」の運転手の方の意見を聞いているのか。状況は運転手の方が一番詳しいはずである。
(産業振興課)
遠州鉄道の運営事業部の方と連絡を取り合っている。遠州鉄道の方が運転手の方へ意見を聞いているかどうかは未確認である。
(大塚委員)
新ルートでは浜松市役所玄関にも入ってもらえるよう要望したい。
(畑委員長)
来年4月から新運行システムになるが、協議会委員の意見も参考にしながら進めてもらいたい。
(河合委員)
平成20年、21年に利用者が多かったのはなぜか。また、東西ループはなぜ、北ループとして再編されたのか。
(産業振興課)
南ループに関して、平成21年以前は、高竜区画整理が行われる前であり、住宅がたくさんあったためではないか。西ループ、東ループに関しても、経費削減しながらより使いやすいように変えたつもりが、うまくいかず、ルートの見直しについて反省している。現在、東西ルートでバス4台運行しているが、来年からは2台で運行する予定であり、経費がおよそ半分になる。
ア 地域課題について
≪中区 区振興課が資料に基づき説明≫
(大石委員)
小学生に対する防災教育の充実について、対象者に中学生も加えていただきたい。
(区振興課)
修正する。
(鈴木仁委員)
今回の提案(12件)以外は却下ということか。
(中区長)
今回の提案も含め、いただいた意見は所管課へ報告する。
≪次のとおり決定≫
11月28日(月曜日) 午後1時30分~ 101会議室
(区振興課長)
以上をもって、平成28年度第5回中区協議会を終了する。
平成28年9月21日
署名委員 篠原浩子
署名委員 杉山晴康
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