緊急情報
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更新日:2025年6月20日
平成28年2月24日(水曜日) 午後1時30分~3時30分
市役所 本館2階 21会議室
1 開会
2 会長あいさつ
3 議事
(1)議決事項
ア 中区協議会委員の選任に係る公共的団体等の選定及び候補者の推薦について
(2)協議事項
ア 平成28年度中区地域力向上事業の「市民提案による住みよい地域づくり助成事業」について
(3)報告事項
ア 交差点改良事業について
イ 平成28年度中区役所費の当初予算案及び主要事業の概要について
4 その他
(1)その他
5 閉会
齋藤会長から会議録署名人の指名・・髙橋邦武委員及び畑すみ子委員
ア 中区協議会委員の選任に係る公共的団体等の選定及び候補者の推薦について
―浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例施行規則第5条第4項により吉田理世委員が退席―
≪中区区振興課が説明≫
(齋藤会長)
本件は、議決事項であるので採決を行う。賛成の方は挙手をお願いする。
―挙手多数―
(齋藤会長)
賛成多数であるので可決する。
―吉田理世委員入室―
ア 平成28年度中区地域力向上事業の「市民提案による住みよい地域づくり助成事業」について
≪中区区振興課が資料に基づき説明≫
(藤下委員)
1番目の元城小学校閉校記念事業は、地域力向上事業のみで実施するのか。教育委員会では行わないのか。
(区振興課)
市では、他の閉校した学校同様に28ページ程度の記念冊子の作成と閉校時の行事のみ開催する予定である。その他にDVDを作成したり、記念誌を作成したりする場合は、PTAやOB、地域の方々で行っていただくことになる。
(藤下委員)
元城小学校では、市の行う閉校事業以上のものを行うということか。
(区振興課)
100年以上の歴史のある学校で、卒業生も多く地域の方々にも思い入れが強い学校であり、校歌のDVDや記念誌を作成し、配付を行いたいとのことである。
(中村委員)
提案団体が株式会社のものがあるが儲けを出したりしないのか。
(区振興課)
企業からの提案も可能であるが、営利を目的とするものは対象外である。例えば、浜松ホタルも棲める良い自然プロジェクトは、企業の地域貢献事業の一環として実施するとのことである。今回の提案された事業については、いずれも儲けは発生しない事業提案である。
(鈴木里委員)
10番目の事業は、お父さん、お母さんがたまには子どもと離れてリフレッシュする事業で、大変良いことであると思うが、託児を真剣に行おうとすると、とてもこの金額ではできないのではないか。
(区振興課)
団体からのヒアリングの際にもその点について質問があった。その際には、専門的な人を数人配置し、他は、ボランティアで対応したいとの回答であった。
(河合委員)
予算額に対して、提案された事業の申請額が多いが、全て採択された場合には、補助金額がカットされてしまうが、その場合でも市の他の補助金とは重複受給できないのか。
(区振興課)
市の補助金の重複受給は、できない。予算額を超えてしまった場合は、補助金額をカットすることになる。提案事業ヒアリングの際には、各提案者に対して、補助金額がカットされても事業実施は可能かどうか確認し、いずれも実施するとの回答を得ている。
(川合委員)
2番目のハロウィンフェスティバルは、今年度に引き続きの実施であるが、今年の実績では、8,233人であったが、来年度の想定は、3,000人となっている。この想定は、場所を変更しサザンクロス商店街で実施することとしたために少なく予想しているのか。
(区振興課)
その通りである。平成28年度は、サザンクロス商店街の空き店舗において、お化け屋敷を行ったり、商店街全体にハロウィン仕様の装飾を行ったりする計画であり、商店街の活性化も目的としているとのことであった。
(川合委員)
この事業を、平成27年度に採択した際には、事業費のうち設営等の委託料が突出していたが今回の提案はどうか。
(区振興課)
どうしても設営等の委託料が発生してしまうが、今年度、そのような意見があったので、平成28年度の提案からは、外部に委託する場合は、3社以上から見積もりを徴収し適正な価格の業者に委託を行うように要綱の改正を行った。
(河合委員)
サザンクロス商店街は、店舗数が減少しているが、昨年度には映画のロケ等も誘致してがんばっている。今回もこのような取り組みが行われるということで、商店界連盟としても応援したい。
(中村委員)
音楽イベントが幾つか提案されているが、音響等の経費にばらつきがあるが、一般的にはどのくらいの金額になるのか。
(区振興課)
適正な価格については、分かりかねる。やろうとする音楽イベントのコンセプトによって音響の費用も変わってくるものと思う。
(中山副会長)
今後、行政推進会議において採択、不採択を決定していくとのことだが、今回予算額に対して提案事業が多かったが、良いものであれば11事業全て採択していくのか。私としては、できるだけ要望をかなえてあげたいと思うがどうか。
(区振興課)
行政推進会議において採択、不採択を決定していくが、行政推進会議委員には、個々の事業が中区の地域力向上事業として相応しい事業であるかどうかで採点いただくように伝えている。その後、採択された事業の事業費と予算額の比較で、各々の事業への補助金額を決定していくこととなる。相応しい事業であれば、全て採択し、予算の範囲内で補助していくことになる。
(区長)
市民の皆様からの提案であるので、良い事業はできるだけ採択していきたい。
(畑委員)
事業の時期の問題で、大変近い日程で似たような事業があるがどうか。また、9番の事業は、なぜ、インドネシア、ベトナム、タイの音楽に絞ったのか。
(区振興課)
浜松市は、音楽の街であるので、各ジャンルの音楽団体があり別々に事業提案がされたので、結果として近い日程の提案となった。また、インドネシア、ベトナム、タイの音楽については、浜松市の多くの企業がASEANへ進出していたり、インバウンドとしての受入態勢の整備や、現在浜松市内にいるASEAN出身の方々との交流も目指している。
(髙橋委員)
ホタルの放流事業について、以前に私たちもホタルを放流しようとしたら、ホタルを放流すると自生しているホタルが居た場合に駆逐してしまうことがあるので、止めた方がよいということで止めたことがあるが、今回行おうとしている団体は、その点は考慮したのか。
(区振興課)
浜松城公園では、以前にゲンジホタルの放流を行ったことがあるようであるがその数が年々減少してしまった。今回は、ヘイケホタルの放流を検討しているようであるが、この事業にあたっては、信州大学の名誉教授の指導をいただきながら実施していくとのことであった。また、平成28年度で元城小学校が統合されることから、ぜひ、今年、元城小学校の児童に参加してもらい、統合後も新校に引き継いでもらいたいというのもこの事業の目的である。
ア 交差点改良事業について
≪道路課が資料に基づき説明≫
(藤下委員)
資料の図面では、赤色の部分は、平成27年度事業となっているが、今後のスケジュールをみると、平成28年4月からとなっているが、平成27年度予算を使って繰越事業として行うのか。
(道路課)
事業としては、これまでも調整を進めてきており平成27年度事業としている。予算の執行にあたっては、繰越して執行していく。
(西村委員)
この事業を実施すれば、交通事故は減少するものと思うが、逆に交通渋滞は増えるのではないか。信号機の右折時間が短いため、近年交差点改良を行った旧松菱前の交差点や市役所前の交差点では、1回に数台しか右折できずに渋滞が慢性化している。交差点改良の実施にあたっては、交通事故の対策と併せて、渋滞解消対策も考えてもらいたい。
(道路課)
今回の事業の最大の目的は、交通事故削減対策である。地下道を廃止して横断歩道を設置するということで、いままで、人の通行がなかった部分に人の通行が発生するので、どうしても交通が錯綜する部分が出て、交通が滞ってしまう部分が発生してしまう。市役所前の交差点についても、横断歩道の供用開始直後には、多くの渋滞が発生してしまい市民の皆様にご迷惑をかけてしまった。その後、直ぐに警察と協議して信号の切り替え時間の調整を行った、また、市としても道路に標示を行うなど対策を実施し、大分渋滞が解消された。今回の下池川町、連尺の両交差点についても、警察と協議して柔軟に対応していきたい。
(三輪委員)
前回に行った市役所前交差点の際もそうであったが、工事箇所については、白線等がきれいになるが、その前後の道路の白線がほとんど見えない状況である。工事に併せて、その前後の白線なども引きなおしてもらいたい。
(道路課)
できる限り実施していきたい。白線などが薄くなった部分については、工事箇所に限らず取り組んでいく。
(中村委員)
下池川町交差点を南進する場合、右折レーンを2車線にするとのことだが、直進レーンは3車線で維持できるのか。もう1点は、以前の会議の際にも発言したが、最近やたらと右折レーンを2車線化しているが、そこに至るまでに直進車両が詰まっていて2車線化してもそこまでいけない状況である。手前の道路のゼブラゾーンを右折帯にできないか。
(道路課)
下池川町交差点については、直進は3車線で維持する。ただし、一番左の車線は、いままでと同様に左折レーンとの併用となる。歩道の植栽帯を削り右折レーンを1車線増設する。
(河合委員)
直接、道路課とは関係ないと思うが、連尺交差点の周辺では、空き地や駐車場に落書きが多い。防犯上、カメラの設置も検討してもらいたい。意見である。
(道路課)
ご意見として伺う。
(川合委員)
資料では、伝馬町交差点は今後の計画箇所となっている。この交差点は、大雨が降ると水位が非常に上がる場所であるが、連尺交差点などと同じタイミングの整備でもよいのではないか。
(道路課)
伝馬町交差点については、その交差点から南に向かう道路の拡幅工事と、関連する交差点の改良に併せて一体で整備していく。
(川合委員)
排水の問題だけでもなんとかならないのか。
(道路課)
通常の雨量であれば対応可能なポンプの設置がされているが、局地的な大雨に対応するポンプと配管の容量が不足している。その配管は、土中に埋設されているため、大掛かりな工事が必要となり、すぐには対応が難しい状況である。
(谷口委員)
意見であるが、子どもたちが普段通行する場所であるので、工事中も安全に通行ができるように十分気をつけて行ってもらいたい。
(道路課)
工事中も誘導員等をしっかり配置し事故のないように行う。
(齋藤会長)
中沢町交差点と市役所前交差点については、改良工事が終了しているが、改良した効果はどうか。
(道路課)
市役所前交差点については、改良工事の前後で比較をすると、改良後において、追突事故が増加してしまったため、改良直後に対策工事等を実施した。その後、秋になって、以前には見られなかった自転車の事故が発生したため、交差点付近の樹木の伐採等を実施した。また、自転車向けには、歩道にシールを貼り、交差点の中央には、ポストコーンを設置した。秋以降は、事故は発生していない。中沢町交差点については、交通事故としては、残念であるが、前年とほぼ同数となっている。
(齋藤会長)
連尺交差点は、西から東に向かうと下り坂になり大変危険であるので、なにか対策が必要ではないか。
(道路課)
市役所前交差点同様に歩道にシールを貼り危険を知らせるとともに、ポストコーン等有効な方法を検討したい。
(髙橋委員)
中沢町交差点について、浜松学院高校前から交差点までの下り道が常に渋滞しているが、市としては、どのように認識しているか。
(道路課)
この場所での渋滞は、承知している。現状、交通量がこの一箇所に集中してしまっており、致し方ない部分もある。
(髙橋委員)
新しい改良箇所については、住民説明を行ったとのことだが、何回実施し、何人ぐらい出席したのか。
(道路課)
連尺交差点では、自治会の役員向けに3回実施した。下池川町交差点は、2回実施した。参加者は、30名程度であった。
(中村委員)
中沢町の交差点については、慢性的に渋滞している。特に、東向きは、かつて柳通りが1車線だったため交差点の直進レーンも1車線でよかったが、東側が2車線に拡幅されて10年以上経過しているので、何か考えてもらいたい。交通量が東西で違う場合、例えば、豊橋市の国道1号線にあるように、東西方向の信号のタイミングを変えるなど何か考えてもらいたい。
(道路課)
いろいろな事例を検討していく。
イ 平成28年度中区役所費の当初予算案及び主要事業の概要について
≪中区区振興課が資料に基づき説明≫
(齋藤会長)
自治会振興事業の防犯灯設置維持管理助成事業が1,300万円の減額となっているが、これは、LED化が進んで電気料が減額となったためか。
(区振興課)
LED化されたために電気料が減額となったことと、燃料単価が下がったために電気料そのものも下がったためである。
(齋藤会長)
LEDの設置率はどのくらいか。
(区振興課)
平成27年度末で70パーセント程度を見込んでいる。
(河合委員)
直虎推進プロジェクトを70名程で行っているが、やり方によって北区だけで終わってしまうので、まちなかも含めた展開を検討してもらいたい。また、インバウンド推進事業として、アジアや中国などからお客さんが来ているが、まちなかとしても取り込めるようにがんばっている。もう1点は、はまホールの今後について中区としてもしっかり取り組んでもらいたい。
(区振興課)
直虎関連事業については、北区のみをつくし文化センター内に大河ドラマ館を設置する予定であるが、それだけでなく、浜松駅を中心としたまちなかにも人を呼び込めるような取り組みをしていく。例えば、家康公であったり、出世の街との係わり等についても現在、市役所内部にもプロジェクトチームを設置して研究している。2点目のインバウンドについて、浜松市は、海外からの宿泊客が非常に増加している地域であるが、それだけではなく、目的地として浜松市に訪れていただけるような取り組みを展開していく事業を予定している。
(齋藤会長)
直虎関係では、自家用車や観光バスで来るお客さんは、直接北区に来てそのまま帰ってしまう。浜松市が直虎でシティプロモーションを行うには、JRにも協力をしていただいて、新幹線で来るお客さんが浜松駅を降りたところから、龍潭寺までどうやって行ってもらうか、また、浜松城までどうやって歩いてもらうかを考える必要がある。点ではなく面としてPRしていくことが必要である。
(河合委員)
商店界連盟としても協力していきたい。
(区長)
中区から発信できるようにいろいろな機会で発言していく。
(中村委員)
浜松駅の改札に降りる階段から直虎をPRする巨大な広告や駅ビル内に旗などをつくり設置して、浜松市が今、何に力を入れているかがすぐに分かるようにすると来市された人にもインパクトが強く残る。以前に山形へ行った際に、「つや姫」のPR が強いインパクトで残っている。また、JRと協働する事業としては、例えば、在来線では、さわやかウォーキングというものを行っている。JRに乗って運賃だけで目的地まで行き、その後は、参加者が個々に歩くという事業である。ちょうどその時間の電車に乗り合わせたことがあるが、結構な参加人数であった。このような取り組みも、まちを歩いてもらうには有効ではないかと思う。
(髙橋委員)
資料の104ページにスマートシティ推進事業があるが、太陽光システムや蓄電池などを推進する事業であると思うが、事業の全体像が見えて、個々の事業を推進するというものが、市民に見えた方が事業の推進が図られるのではないか。また、赤十字には、自治会でも毎年社費を納めているが、支援事業がよく見えない。地域では、孤独死とか、高齢者介護などいろいろな問題があるが、どのような支援に反映されているのか。
(河合副区長)
日本赤十字社の社費については、赤十字の事業に使われているため、市の事業予算への反映はされない。
(西村委員)
資料41ページの民生委員・児童委員事業であるが、定数は毎年増員していただいているが、実人員は不足している状況である。欠員となっている地域は、周りでカバーしている状況で、年々負担が増えているように感じる。今年の12月には改選となるが、退職希望が多くなかなか後任がいないのが実情である。これから、後任の選出に向けて、自治会長へもお願いをしていくので、よろしくお願いしたい。
3月の協議会日程(確認)について
≪次回日程≫
3月22日(火曜日) 午後3時30分~ 21会議室
(区振興課長)
以上をもって、平成27年度第9回中区協議会を終了する。
平成28年3月22日
署名委員 髙橋 邦武
署名委員 畑 すみ子
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