緊急情報
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更新日:2025年6月20日
平成27年9月28日(月曜日)午後1時30分~3時37分
市役所 北館1階 101会議室
1 開会
2 会長あいさつ
3 議事
(1)諮問事項
ア 平成28年度中区役所費予算要求の概要について
(2)協議事項
ア 浜松市斎場再編・整備方針(案)のパブリック・コメントの実施について
イ 平成27年度中区地域力向上事業「市民提案による住みよい地域づくり助成事業(二次募集)」について
ウ 中区協議会推薦会の設置などについて
4 その他
(1)12月の協議会日程(予定)について
(2)その他
5 閉会
齋藤会長から会議録署名人の指名、三輪さゆり委員及び吉田理世委員
ア 平成28年度中区役所費予算要求の概要について
≪中区・区振興課が資料に基づき説明≫
(藤下委員)
防犯灯のLED化を推進しているが、進捗率はどのくらいか。
(区振興課)
平成25年度から5ヵ年計画でLED化を推進している。平成25年度、26年度の2ヵ年で43.7パーセントの進捗である。
ア 浜松市斎場再編・整備方針(案)のパブリック・コメントの実施について
≪市民生活課が資料に基づき説明≫
(藤下委員)
現在の7斎場を3斎場に再編することで適正規模に集約するという説明であったが、現段階では、どうしてもこの案に賛成することができない。特に浜松斎場の廃止は影響が非常に大きい。現在、この周辺には民間の葬祭場も沢山あり、浜松斎場が廃止されれば、いずれ民間の斎場も閉鎖に追い込まれ地域経済に及ぼす影響も大きいものと考える。一方、拡張計画の浜北斎場については、大型車の進入経路は宮口方面からの1ルートしかなく、森林公園方面から進入しようとすると道路の拡幅や駐車場の整備などが必要になり莫大な経費がかかるものと思われる。稼働率の高い現在の浜松斎場は存続し、周辺の墓地等を再整備するなどして用地を確保して、新浜松斎場の建設を強く要望する。
(河合委員)
資料中の再編後の位置図を見てもわかるように、中区、南区の住民からすれば、浜北斎場、雄踏斎場まで行くということは考えられない。双方とも場所的にも分かり難い。私も藤下委員と同感で、浜松斎場の廃止には反対である。
(三輪委員)
浜松斎場のほかにも三ヶ日、天竜、春野の斎場も廃止するという計画であるが、斎場は、人の最期の場所であるので、なるべく地域から無くして欲しくない。稼働率だけで考える施設ではないと思う。また、斎場の場所が借地のところは、斎場を廃止した後どうなるのか。
(市民生活課)
この計画案については、今後、パブリック・コメントを実施して皆さんに意見をいただき柔軟に対応する。少なくともこの案で決定として、突き進むということではない。浜松斎場については、市内の3分の2の火葬を行っているということで、資料5ページ、6ページに記載があるように、火葬を止めることができない状況であり、稼働しながらの大規模改修等では、騒音、振動、安全性に心配もあるという中で、今回の提案をした。また、市内7斎場の体制については、政令市の中でも一番多い状況であり、地域に残してもらいたいというご意見を頂いたが、維持するにしてもメンテナンスが必要となり、将来的な負担が大きくなってしまう状況である。
(中村委員)
いつも中区の協議会では出る問題であるが、今回も資料の中で浜松市全体におけるということで、全市域を考えて施設の配置を行い、実際の利便性や一番多く使われるところを無視しているように思う。はまホールの時もそうであったが、一番多く利用されている施設、利便性のよいところにある施設は廃止するべきでは無いと思う。
(川合委員)
浜松斎場は住宅密集地にあるが、現状の利用において地域住民から環境面や交通面でクレームは出ているのか。
(市民生活課)
現時点では、聞いていないが、42年前に施設を建替えた時には、地域住民の皆さん全員が賛成というわけではなかった。そのことからも、今後浜松斎場を大規模に改修等する場合には、地元の意見を伺う必要がある。
(西村委員)
迷惑施設と言われる施設ではあるが、現在、地元の理解もあって運営されているので、これを浜北や雄踏に増設して移転するとなると現在利用している人たちからすると距離が遠くなり、時間もかかる。また、移転先の浜北や雄踏の周辺道路も混雑することになるのではないか。また、参列する人は高齢な人も多く交通の便が悪い場所には行き難いのではないか。知人などの人生最期の場面に立ち会えないことがないようにしてもらいたい。一度中区から、斎場を廃止すれば、今後新たにつくることはできない。
(中村委員)
地元住民から、現状において反対が出ていないのであれば、現在の施設を大規模改修してはどうかと思う。
(髙橋委員)
地元のクレームが全く無いかといえばそんなことはないと思う。以前に比べれば、火葬の際の臭気や煙などは改善されてはいると思うが、日常的に霊柩車の往来を見ることはできるだけ避けたいと感じているのではないかと思う。だからと言って、浜松斎場を廃止して、郊外に拡張すればよいということではなく、細かい意見への配慮が必要ということである。もし、この場所で改修する場合には、工事と火葬を並行して行うことになるが、工夫をして安全に行うことが出来るのではないかと思う。
(畑委員)
資料中2ページの2.では火葬炉の耐震性は良い、3.では斎場棟の耐震性はやや劣るとなっているが、4.で火葬棟、斎場棟とも改修が必要となっている。火葬棟は耐震性があるのではないか。
(市民生活課)
火葬棟については耐震性能を有しているため耐震性能の支障ではないが、外装、内装や火葬炉の雨漏りなど、経年劣化している部分が多くその改修が必要ということである。
(齋藤会長)
市では火葬だけを取り上げているが、あの地域は大変合理的にできていて近隣に民間施設もあり、葬儀から三日目の法要までを行うことができる。それが、雄踏斎場では、火葬のみを行い、葬儀は、民間葬儀式場での対応となると、葬儀は別のところでということになる。この地域の慣例ではあるが、葬儀の際には近所の人が受付を行っている。それが、遠い場所で行うことになると行けなくなってしまう。火葬だけでなく、斎場機能も含めて考えてもらいたい。葬儀業者やお坊さんの抵抗も大きいのではないか。
(吉田委員)
パブリック・コメントの案がひとつでは比較ができない。意見を聞くためには、建替えた場合はどういう問題点があって、利用する市民への制約内容や経費がどのくらい掛かるのか、移転した場合はどうかと言うように比較できるようにしてもらえると、意見が言えるのではないかと思う。例えば、浜松斎場の大規模改修に多少費用を要しても、火葬費用をもらうなどの選択肢も考えられるのではないか。
(市民生活課)
今回の考え方は、利用者の安全確保、騒音、振動などから浜松斎場の火葬を停止して改修等を行うことが困難であるなかで、浜北、雄踏を拡張して対応するという案になっている。しかし、物理的に浜松斎場を稼働しながら改修することが絶対にできないかということではないが、騒音、振動、安全性の制約が大きくなる。また、火葬体数が増加した場合の火葬待ちの影響、現有施設の有効活用という観点からも、今回の計画案を考えたものである。
(藤下委員)
資料5ページの浜松斎場の建替えの影響で敷地内別位置の内容などは、どこでも起こりうることで大きな問題ではない。浜松斎場が存続するなら、利用者も我慢するのではないか。
(齋藤会長)
浜松斎場の近くには、民間の斎場が多くある。この浜松斎場を閉鎖してしまうと、民間のそうした施設もなくなってしまうのではないか。以前は、臭いや灰などの問題があったとのことを聞いたが、北地区の自治会に聞いた中では、そのような問題も現在はないと言っていた。
(藤下委員)
現在の浜松斎場の敷地内や近接地には、新しく建てる場所はあるのか。
(市民生活課)
別位置、近接地については、検討していない。別位置に建設となると、用地取得から考えると長い年月も必要となる。
(藤下委員)
浜松斎場の敷地内や近接地の別位置に建設する案が初めに来るべきではないか。
(河合委員)
一番利用している施設を廃止するという案は、ありえないのではないか。できれば、葬儀のやり方も地域ごとに違うので、それぞれの地域に斎場があるほうがよいのではないか。
(中山副会長)
斎場の再編・整備方針は今回初めて作成されたのか。平成17年に合併して10年が経過する今でないと後々問題が発生するということで、今計画したのか。もう一点は、これからパブリック・コメントを実施するとのことだが、拡張するところと廃止をするところの人の意見をよく聞いてもらいたい。
(市民生活課)
計画については、今回初めてである。それぞれの施設が老朽化してきたこと、火葬体数の増加見込みがあるということで、このまま何もしないでいると後々火葬までに何日も待っていただくケースが発生し市民の皆さまに迷惑がかかってしまうのではないかということで今回計画を作成した。二点目は、パブリック・コメントだけでなく、区協議会や自治会連合会、周辺自治会の意見、葬儀業者などの関係者への説明を行っていく。
(青野委員)
集中している浜松斎場の火葬を分散すればスムースに行えるのか。
(市民生活課)
将来の火葬体数の増加に見合う火葬炉数を確保すれば、円滑に行えるよう、方針案を策定した。
(齋藤会長)
はまホールもそうであったが、無くすことで代替施設となった浜北文化センターでは、何か催しがあると周辺道路の渋滞がひどく、街中からだと到着までに1時間30分でも足りないことがある。そういったことも含めて方針案を検討してもらいたい。
(神井委員)
浜北は迂回路が無く、通常の倍以上の時間がかかってしまう。浜北文化センターで催しがあり出席を依頼しても、地区の人からは、遠くになり移動に時間を要するので嫌だという意見がある。
(齋藤会長)
中区、南区の人にとっては、街中を通過して浜北や雄踏に行くということで、さらに時間がかかるのではないか。
(三輪委員)
雄踏斎場は、3基を15基に増設するということで、現在の場所では無理ではないか。
(市民生活課)
近接地で、現在駐車場となっている場所を拡張の候補地として想定している。
(髙橋委員)
パブリック・コメントを実施して、平成28年2月に意見を集約すると書いてあるが、具体的に施設に取り掛かるのはいつごろを予定しているのか。
(市民生活課)
浜北斎場については目標年次として32年度以降ということであるので、計画どおりに進めるとなると工事は、30年度くらいからになると考えられる。雄踏についても35年度以降という形で示しており、いつまでに行うという計画は現段階ではない。
イ 平成27年度中区地域力向上事業「市民提案による住みよい地域づくり助成事業(二次募集)」について
≪中区・区振興課が資料に基づき説明≫
(河合委員)
1件目のアートルネッサンスは、若手のアーティストの作品を中心市街地の商店街と連携して展示するもので、高校生や大学生も巻き込んで手作りで行う事業である。この事業は、商店界連盟も推薦しており、街中のにぎわい創出のために是非がんばってもらいたい事業である。2件目のはままつハロウィンフェスティバルについても、大学生が中心になって街中を盛り上げるために計画してくれている事業で、商店界にも話がきている。
(鈴木里委員)
2件目のハロウィンフェスティバルについて、学生たちががんばってやってくれているが、収支予算書の支出のうち委託料の占める割合が大きいように思う。この補助事業は、事業費の中で委託料の占める割合の上限は無いのか。
(区振興課)
全額が委託料の場合は対象外になる。今回の委託料については、会場がソラモ、ザザシティ中央広場など複数あり、その会場の設営等の経費と思われるが、内容の詳細は不明である。
(齋藤会長)
ハロウィンイベントの参加者は地元の人だけか。
(区振興課)
学生が中心に企画しているもので、地元だけでなく区外、市外からも参加されるものと思われる。
(三輪委員)
この事業のターゲットは大学生から30歳代の社会人となっているが、企画内容では、子ども向けイベントもあるようなので、大学生が中心に企画をしているようだが、広報の方法を十分検討してもらいたい。もう1点は、集客目標人数が5,000人となっているが大丈夫か。3点目は、ライブなども企画されているが、楽器などを運搬する費用はどうなっているのか。
(区振興課)
今回、補助金の申請では、この企画書で予算収支を添付していただいたが、その他にも同日に行うイベントが別にあるとも聞いている。広報の方法については、申請者に伝える。楽器を運ぶ費用などは、実行委員の人が自分たちで運搬するなどした場合は、予算書には出てこないことも考えられる。集客数については、街中のイベントなので5,000人の目標は達成可能と思われる。
(中村委員)
今回提案のあった3件については、事業を実施することは決まっていて、この補助金がもらえれば自分達の支出が減って助かるということで申請をしてきたのか。
(区振興課)
3件とも事業は実施すると聞いている。この補助金が不採択となった場合は、事業を縮小するか、自分達の支出を増やすかなどしていただくことになる。申請受付の際には、採択、不採択については、行政推進会議で決定するので、不採択になる場合があると伝え了承を頂いている。
(西村委員)
ハロウィンフェスティバルの委託料に司会者代金の計上があるが、司会は自分達でできないのか。
(区振興課)
この補助金では、司会を外部に委託することも可能である。大きなイベントでは、プロの司会者にお願いする場合もある。
(河合委員)
会場設営の委託料が高いように見えるが、会場も複数あり、学生だけでは難しいと思う。
(齋藤会長)
ハロウィンフェスティバルは大学生が中心に実施するようであるが、これは非常に可能性があるように思う。一つの大学にとどまらずいろいろな大学を巻き込んだ広がりを、スタートするためにやってもらいたい事業である。浜松だけでなく他も巻き込んでいってもらいたい。
(河合委員)
この学生の取り組みは発展性があると思う。静岡市の大道芸も初めは1人から始まり、現在のような大きなイベントになったと聞いている。温かく見守ってあげたい。
(島野区長)
学生たちが街中をなんとかしたいと思う意気込みを汲んであげたい。ただ、収支の内容で、委託料が高いのではないかとのご意見があり、その点については、申請者に再度内容を確認する。
ウ 中区協議会推薦会の設置などについて
≪中区・区振興課が選任スケジュール及び本日の協議内容について説明≫
●中区協議会推薦会の設置等に関する要綱について
<中区・区振興課から要綱案について説明>
―質問・意見なし―
(齋藤会長)
推薦会の設置等に関する要綱案ついて了承される場合は、拍手をお願いする。
≪賛成多数により承認≫
●中区協議会推薦会の委員について
<中区・区振興課から委員の選考方法について説明>
(齋藤会長)
ただ今、事務局から委員の選考方法について説明があったが、意見があればお願いする。
(区振興課)
この場で直ちに決定することは難しいかもしれない。そこで、事務局の案ではあるが、これまで区協議会長として尽力いただいた齋藤会長に、推薦会に加わっていただき、他の構成員については齋藤会長の指名により決定していただければと思うがどうか。
―異議なし―
(齋藤会長)
賛同をいただいたので推薦会についても構成員として務めさせていただく。他の構成員については、男女比も考慮して男性2人、女性2人にお願いしたい。男性については、私の他に2期目の委員が6人いるがそのうち2人を指名する。1人目は、この協議会でも私を補助していただいている中山哲一副会長にお願いしたい。もう1人は、直接指名で2期努めていただいた藤下章男委員を指名する。女性については、2期目の方が3人いるがそれぞれの団体から推薦されて協議会委員を務めていただいているので、3人の互選でお願いしたい。この後、暫時休憩するので、その間に協議していただきたい。
―暫時休憩―
(齋藤会長)
それでは、再開する。あらためて4名の委員を指名させていただく。中山哲一委員、藤下章男委員、青野敦子委員、西村百合子委員にお願いしたいがどうか。
―異議なし―
(齋藤会長)
それでは、推薦会の委員については、私を含めた5人で決定することとしたいが、了承される場合は、拍手をお願いする。
≪賛成多数により承認≫
(齋藤会長)
ただ今選任された5人については、次回の協議会終了後に引き続き第1回推薦会を開催するとのことなので予定願いたい。
≪次のとおり決定≫
12月21日(月曜日) 午後1時30分~ 21会議室
(区振興課長)
以上をもって、平成27年度第5回中区協議会を終了する。
平成27年10月13日
署名委員 三輪 さゆり
署名委員 吉田 理世
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