緊急情報
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更新日:2025年6月20日
●開催日時
平成26年9月30日(火曜日)午後1時30分~3時58分
●開催場所
市役所 北館1階 101会議室
●次第
1 開会
2 会長あいさつ
3 議事
(1)答申事項
ア 浜松市新・総合計画(案)について
(2)諮問事項
ア 平成27年度中区役所費の予算要求の概要について
(3)協議事項
ア 浜松市都市計画公園の見直し計画(案)について
イ 教育文化会館(はまホール)の代替施設の負担軽減について
ウ 平成26年度中区地域力向上事業「市民提案による住みよい地域づくり助成事業(二次募集)」について
(4)報告事項
ア 市立幼稚園再編の今後の対応について
イ 市役所前交差点の平面横断化工事について
4 その他
(1)12月の協議会日程(予定)について
(2)その他
5 閉会
市民協働・地域政策課から中山間地域振興計画の策定のためのアンケートについて協力の依頼あり
齋藤会長から会議録署名人の指名・・谷口弥生委員及び中野幾太委員
ア 浜松市新・総合計画(案)について
≪中区・区振興課が答申案を説明≫
― 異議なし ―
ア 平成27年度中区役所費の予算要求の概要について
≪中区・区振興課が資料に基づき説明≫
(三輪委員)
現時点で調整中の地域力向上事業予算は、見込みとしては、前年度に比べて増額となるのか。
(区振興課)
地域力向上事業予算については、現在調整中であるが、市民提案による住みよい地域づくり助成事業については、同額を予定している。区民活動・文化振興事業と区課題解決事業については、平成26年度は6事業であったが、平成27年度は、現在11事業を予定しており詳細見積もりを行っているところであるが要求としては、増額となる見込みである。
ア 浜松市都市計画公園の見直し計画(案)について
≪緑政課が資料に基づき説明≫
(武山委員)
廃止する公園は、今後どうなっていくのか。
(緑政課)
公園計画の全てを廃止するのは、中区では神田公園だけである。この公園は、昭和37年に都市計画決定された公園であり、当時は高度経済成長の時代であり、今後も人口が増加し市街地が拡大していくという予測の元で都市計画決定されたものである。現状では、今後市街地が拡大していくとは考え難い中で、神田公園については、現時点で市街化区域の外であり、人口集中地域からも外れているということで、今回都市計画の公園としては、廃止していくこととした。今後は、都市計画以外の新たな公園として設置することや、場所を変えて設置するということは、今回のこの見直しでは検討していない。今後、緑の基本計画の体系に合わせてこうした公園の位置づけを考えていくことになる。都市計画公園に指定されていると、鉄筋コンクリートの建物が建てられないなど土地利用が制限されてしまうが、今回、廃止することで有効な土地利用が可能となる。
(武山委員)
神田公園が計画されている土地は、個人所有の土地か。
(緑政課)
そうである。
(川合委員)
資料で公園が、近隣、街区、緑地などの区別がされているがどういうことか。
(緑政課)
都市計画公園の種別の中にいろいろな区分がある。例えば、街区公園は、住宅に身近で歩いていけるような公園である。近隣公園は、もう少し範囲が広い区域での公園となる。緑地は、昔から自然が残っている場所を今後も残していきたい場所になる。
(川合委員)
例えば、12番の高砂公園は、現在は小さい公園であるが、赤で囲った範囲で計画されているということか。
(緑政課)
高砂公園は、現在開設されているのは、0.1ヘクタールであるが計画としては、2.35ヘクタールである。この公園については、周辺の住宅化や近隣の都市計画道路が現在廃止の検討がされていることなどを考え合わせて今後見直しを含めて検討することになる。
(中山副会長)
今回の見直しは、存続、廃止、見直しの3パターンである。中区では、市街地のふさわしい場所に新設という考えはないか。
(緑政課)
今回見直しを行ったのは、昭和20年から30年代に都市計画決定されそのまま経過している場所について、現状を踏まえて見直しの対象としたものである。新設する公園については、緑の基本計画の中で、別に検討していくことになる。
イ 教育文化会館(はまホール)の代替施設の負担軽減について
≪生涯学習課が資料に基づき説明≫
(吉田委員)
現在でもアクトシティの大ホール、中ホールとも利用率は高いと聞いている。アクトシティの利用率が低ければ学校教育団体が優先的に予約できることは良いと思うが、今でさえ利用率が高い施設を学校教育団体だけ優先利用ができるとなると、一般の社会教育団体の利用をさらに圧迫することにならないか。もう1点は、練習室については、他の代替施設を改修し防音設備を備えて対応するという説明があったが、施設には楽器保管庫の有無も重要なことである。はまホールの代替施設が遠隔地となる場合もあるので、大きな楽器を持ち歩くのは大変である。楽器保管庫や貸し出し用の楽器はあるのか。
(生涯学習課)
アクトシティ浜松の利用状況は、平成24年度で大ホールが81.4パーセント、中ホールが74パーセントとなっている。土日については非常に利用率が高く大ホールで96.4パーセント、中ホールが93.8パーセントである。平日は、大ホールが72.8パーセント、中ホールが62.8パーセントとなっており平日については若干余裕があるので、はまホールを土日に使用していた学校教育団体が、平日のアクトシティを使用しやすいように軽減率を高めている。これで代替できるかどうかについては、はまホール閉館後に検証をしていく。
(吉田委員)
学校教育団体の支援も大事であるが、社会教育団体の活動がしにくくなると一般市民の活動が衰退してしまうのではないか。また、楽器保管庫の整備や楽器の貸し出しについては、ぜひ検討いただきたい。
(藤下委員)
資料中に、閉館後は、既存施設の利用状況や、改修整備する施設の利用実態等を検証し、廃止、建替え、新設を含めて改めて検討していくとされているが、市民が、やはり現在のはまホールの場所に欲しいということになれば、建替え、新設を含めて検討するという方針はしっかりしているのか。
(生涯学習課)
閉館後、皆さんにその後の各施設の利用状況を見ていただいてご意見を聞くということで、詳しくは決まっていないが検討会のようなものを設置していきたい。その後、最終的な判断は市議会で決定していただくことになる。
(三輪委員)
詳細は決まっていないということであるが、検証はいつごろから行うのか。
(生涯学習課)
はまホール閉館後に他施設の利用状況、予約状況等を見る中でなるべく早い段階で行いたいと考えている。1年程度見れば状況が確認できるのではないかと考えている。
(西村委員)
この利用料の負担軽減は、一時的なものなのか。はまホールについては、存続の請願も多く出されたと思うが、その回答が無い中で、利用料の負担軽減がだされた。施設の廃止は決定していて、利用料の負担軽減で済ましてしまうのか。その点をはっきりしておかないと、区協議会委員として施設の廃止を認めたことになってしまうのではっきりしておいて欲しい。
(生涯学習課)
はまホールについては、老朽化、耐震の問題もあり利用者の安全を考えると現状のまま使用できないということで平成27年3月末で利用を止めるということである。その後に、代替の施設の利用状況等を確認しながら廃止、建替え、新設を検討したいということである。
(西村委員)
市民としては、次のステップが見えないことが不安である。
(武山委員)
私も個人的に月に3回程、はまホールを利用しているが、利用者として詳しい説明を受ける前にもう廃止だよと言われた印象がある。私はダンスの団体で練習室を利用しているが、はまホールの練習室は鏡があってとてもよい。他の施設に行ってもあまり鏡のある施設が無いということで心配している。ダンスの団体の皆さんも存続の署名はしたもののその後の経過がよく分からないで不安だけが残っている状態である。鏡だけでも他の施設に移設して使用できないのか。
(生涯学習課)
代替施設として改修していく施設については、できるだけ鏡などは付けて行きたいと考えているが、全ての部屋に付けていけるわけではないので、可動式の鏡なども考えていきたい。
(武山委員)
提案であるが、ザザシティなどで空いている施設があればそこも代替施設に改修していけば、まち中の活性化にもつながるし、はまホールにも近いので利用者の便がよいのではないか。
(生涯学習課)
ザザシティについては、現在こども館の一部ということで、ギャラリーなどで貸し出しで使用している。
(河合委員)
まち中には、いろいろ空いている施設もあるので、そこでいろいろなことが出来ればと思う。もう1点は、地震などの心配はあるが、物を大切に使うということで、西欧などでもそうだが、耐震補強などしてでも使えるものは使うことも必要だと思う。これは要望であるが、現在のはまホールは非常に便のよいところであるので、できることならもう一度あの場所に建て替えてもらいたい。
(畑委員)
経緯と今後の方針の文言の中に、施設利用者の意見を聴くという言葉は入れられないのか。それが入っているだけで利用者の皆さんは少し勇気をもらえると思うがどうか。
(生涯学習課)
検証の段階では、市民の皆さんの意見、利用者の意見はしっかり聴いていきたいと考えている。
(吉田委員)
検証にあたっては、予約した人や利用団体へのアンケートだけでなく、利用したくても利用できなかった人、市民全体の意見をぜひ聴いてもらいたい。
(齋藤会長)
今回は利用料金の負担軽減であるが、皆さんが心配しているのは、その後どうなるのかということである。特に中区では、この施設は関心の高い場所であるので、先延ばししないで検証して解決していってもらいたい。検証の際には、ぜひ中区協議会のメンバーも入れていただきたい。
(三輪委員)
学校教育団体としては、優先予約と利用料の軽減はありがたいと思うが、吉田委員の意見を聞くと一方で社会教育団体を圧迫してしまうのではと心配に思う。
(区長)
中区としても、はまホールについては重要な案件であると思っている。できるだけ情報を区協議会にも報告していくよう所管課にも要望していく。
ウ 平成26年度中区地域力向上事業「市民提案による住みよい地域づくり助成事業(二次募集)」について
≪中区・区振興課が資料に基づき説明≫
(藤下委員)
各提案団体の財政事情は把握しているのか。
(区振興課)
団体の詳細な財政状況は把握していないが、事業については提案書に収支予算書を添付していただいている。
(河合委員)
浜松多言語おもてなし会話帳作成事業については、6年後に東京オリンピックもあり、外国人観光客を増やそうということで、国際交流協会などとも協力しておもてなし会話帳を作成する事業で時流にもあっているのでぜひ採択してもらいたい。飲食だけでなく他の文言を含めて検討してもらえればよいと思う。また、事業番号4番の動く戦国マップについては、家康顕彰400年事業としていろいろ取り組んでいて、浜松を発信する事業としてまちなかの賑わいにつながればよいのではと思う。
(武山委員)
多言語おもてなし会話帳作成事業については、事業提案に手直しが必要ということか。
(区振興課)
採択にあたっては、特記事項として採択の条件等を付して採択とする方法もあり、提案者に対して事業実施にあたり区の意向にあうように事業内容を修正することを条件に採択とすることもできる。
(川合委員)
事業番号4番の団体は以前もスマートフォンをかざすと店主が出てきて老舗の食を紹介するという事業提案を行ったように記憶している。今回の提案もそうであるが、スマートフォンを持っていないとできないというのが、地域力向上事業として広く皆さんに使ってもらうということからどうかと思う。
(三輪委員)
事業番号1番の家康公漫画作成事業は、作成して小学校5年生、6年生に配付する事業であるが、配付だけで終わってしまうような気がする。配るにしても学校の先生が一言添えて配っていただけると子どもの受け取り方も変わると思う。
(吉田委員)
事業番号1番の家康公漫画作成事業だが、1校平均150冊を配付するとなっているが、生徒数も違う中で平均150冊となると、全員に配付してあまる学校もあれば、全員には行き届かないので配付できない学校もでてしまう。折角配付するのであれば、配付数、配付方法を考えて配付してもらいたい。
(河合委員)
事業番号3番のふれ愛サロン健康講座についてもう少し詳細な事業説明をしていただきたい。
(区振興課)
中区でも健康づくり課、長寿保険課などで実施しているロコモーショントレーニング事業があるが、その事業対象となる前段階の健康な方に予防を兼ねて健康講座を実施して、健康を意識した生活習慣のある元気な高齢者を増やすことを目的に実施する事業である。合わせて個人ごとの健康ノートを作成し、認知症予防を行う事業の提案である。
(三輪委員)
このふれ愛サロン健康講座事業は、24回の事業開催を予定しているようだが、24回とも同じ人が受講するのか。
(区振興課)
提案者とのヒアリングの際には、24回の講座のプログラムが示されて、1日に午前と午後があり1回500円で午前だけでも、午後だけでも参加ができ、午前と午後両方参加する場合は、参加費は1,000円であると聞いている。参加される人の都合で良いとのことであった。
(齋藤会長)
結果がよければ中区全体に広げて行ってもらいたい。
(畑委員)
この事業が対象としている二次予防事業対象者とはどのような人か。
(副区長)
一次は、健康な人のことであり、二次は、少し病気を持っていてそこを悪くしないように維持することが必要な人である。
(谷口委員)
この事業をどうやって中区全体に広げるのかが不明である。
(区振興課)
事業の取りかかりとして、この団体の活動拠点である施設を利用して事業を始めてみて、その後、他の施設、地区にも広げていきたいとのことであった。今回の事業で収集できたデータについては、他地区での実施の際に役立てていくことも考えているようであった。
(齋藤会長)
区長においては、委員からの意見を参考に、採択、不採択を決定していただくようにお願いしたい。
ア 市立幼稚園再編の今後の対応について
≪教育総務課が資料に基づき説明≫
(中山委員)
新聞報道で気になったが、認定こども園の移行について補助金の関係で全国的に慎重な動きがあるとのことであるが、市としても今後、認定こども園への移行を働きかけていく上で、国の動向などの情報をよくつかんで対応をしてもらいたい。
イ 市役所前交差点の平面横断化工事について
≪道路課が資料に基づき説明≫
(齋藤会長)
自転車通行の多い場所であるが、自転車の走行区分の設置はあるのか。
(道路課)
自転車の通行環境の整備も合わせて考えている。市としては、歩道も比較的広いところであるので、自転車と歩行者の通行区分をしていきたい。詳細については、交差点の改良終了後に警察と協議することになる。
(齋藤会長)
地下道をそのまま残すところもあり、その場所は、歩道が狭くなるので自転車と歩行者の区分をはっきりしないと接触等危険があると思う。しっかり警察と協議してもらいたい。
◎ 相生板屋線の道路改良工事について
(区振興課)
7月の中区協議会の際にまち中の道路問題として、国道152号の地下道と合わせて、浜松駅東側の観光バス乗降時の停車問題について質問があった。今回地下道について道路課から進捗の説明があったが、浜松駅東側道路についても、整備の動きがあったので、交通政策課から説明する。
≪交通政策課が資料に基づき説明≫
― 質疑なし ―
≪次のとおり決定≫
12月22日(月曜日) 午後1時30分~ 21会議室
(区振興課長)
以上をもって、平成26年度第6回中区協議会を終了する。
平成26年10月29日
署名委員 谷口 弥生
署名委員 中野 幾太
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