緊急情報
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更新日:2024年5月3日
・開催日時
令和6年3月21日(木曜日)午後3時00分~午後4時48分
・開催場所
浜松市役所北館1階101・102会議室
・次第
1開会
2会長あいさつ
3議事
(1)協議事項
ア中央区協議会(中地域分科会)委員の辞任に伴う補充について
イ中央区協議会の審議案件の取り扱いについて
(2)報告事項
ア令和6年度区役所費の当初予算案及び主要事業の概要について
4地域課題について
(1)富塚地区コミュニティ協議会からの要望について
5その他
(1)地域力向上事業(助成事業)継続状況調査の結果報告について
(2)第2回中央区協議会(中地域分科会)における委員からの質問に対する回答について
(3)地域の情報等について
(4)次回以降の開催日程について
4月24日(水曜日)午後2時~市役所北館1階101会議室
5月29日(水曜日)午後2時~市役所北館1階101会議室
6月26日(水曜日)午後2時~市役所北館1階101会議室
6閉会
早いもので4月の中区協議会から1年になる。今年度については、行政区の再編に伴い1月から旧北区の三方原地域の委員5名が加わっていただいたことに感謝する。最初の頃は、あまり意見が飛び交うことが少なく静かな雰囲気の協議会であったが、月を追うごとに委員から意見が出てくるようになり、活発な協議会になったかと思う。今後も活発に意見を出していただき、よりよい市民の皆様の生活につなげていくための懸け橋となるように頑張っていけたらと思う。
また、この1年間の区協議会の活動をもって退任する委員の皆様に感謝したい。新天地でも活躍されることを願っている。あわせて、市の職員の皆様にも感謝したい。
会議録の署名については、小沢委員と齋藤委員を指名する。
(1)協議事項
ア中央区協議会(中地域分科会)委員の辞任に伴う補充について
≪区振興課が資料に基づき説明≫
―質問・意見なし―
※補充については、辞任する委員の選出団体から推薦することで決定。
イ中央区協議会の審議案件の取り扱いについて
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(区振興課)
事前に鈴木登志郎委員から質問をいただいたため回答する。
【質問】
・中地域分科会において当該地域における課題について議論し、意見あるいは要望などが集約された際には、その意見あるいは要望などについて、中央区代表会の議論を経ることなく直接市長に対して意見具申あるいは要望を提出できると理解しているが、その理解で良いか。
【回答】
・ご認識のとおり、地域分科会で地域課題等について議論し、中央区代表会に諮ることなく直接市に提案、意見、要望をすることとなります。
(井口委員)
地域課題の意見、要望に対する回答を、西地域分科会と同じく翌月にもらうことは一つの案として理解できる。個人的に問題点として考えているのは、議論した意見、要望について必要性があるかどうかを誰が決めるのかということである。ここがはっきりしないと、議論することだけで終わってしまうのではないか。
また、地域課題については、内容によってはしっかりと議論を重ねていく課題がある一方で、急いで議論を進める課題もあると考える。そのため議論の対象となる地域課題をどのくらいの時間をかけて議論するかを事前に計画することが重要ではないか。
それから、地域課題に対する意見、要望を市へ提出すると市からの回答があるかと思うが、その回答にかかる時間がどのぐらいの期間を想定しているのかの筋書きを示してもらいたい。
(区振興課)
議論した意見、要望について必要性があるかどうかを誰が決めるのか、議論の対象となる地域課題をどのくらいの時間をかけて議論するかを事前に計画することについては、事務局で改めて案を示したいと思う。地域課題に対する意見、要望を市へ提出した場合の市からの回答に要する時間については、意見、要望を提出した地域分科会の翌月ぐらいには回答するように、事務局から所管課に働きかけをしたいと考えている。
(鈴木義明会長)
これからの地域分科会の運営については委員の間で考えていく必要がある。議論の進め方について意見を出すことも重要だが、議論の対象となる議題を出していかないと前に進むことができない。まずは、委員の身の回りの地域課題について意見を出してもらえたらと思う。
とりあえず本日は、議論の進め方について忌憚のない意見を出していただきたい。
(山田委員)
委員それぞれで考えている地域課題があると思う。その課題をバラバラと出して議論しようとすると時間がかかってしまうと思う。議論の出し方については、あらかじめどの課題をいつ議論するのかの枠組みを構築しておくことが大切ではないか。
(小楠副会長)
地域課題というと地域によって様々だと思う。各地域で共有できる地域課題であれば議論は進めやすいと思うが、地域の特有の地域課題についてはどのように地域分科会で意見調整していけばよいのかという疑問がある。
(鈴木義明会長)
地域で共有できる地域課題を出すことが難しいということであれば、昨年度に受講したファシリテーション研修のようにゴミの出し方といった共通の課題について議論してみることも良いのではないか。また、地域課題が多く出た場合には区振興課で内容の整理をお願いしたうえで、中地域分科会で協議していくことになるかと思う。
(2)報告事項
ア令和6年度区役所費の当初予算案及び主要事業の概要について
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(区振興課)
事前に鈴木登志郎委員から質問をいただいたため回答する。
【質問】
・令和6年度中央区主要事業(中地域分科会所掌区域分)の概要「No.3地区コミュニティ協議会事業」(別紙:令和6年度当初予算案の主要事業掲載ページP36)について
・地区コミュニティ協議会の開催日数が年12回程度と記載されているが、これまでの説明では「会議の開催日数について決め事はありません。地域の実情にあわせて開催してください。」とされるとともに、最大年12回程度という説明もあったと承知しているが、その説明内容から変更があったのか。
【回答】
・令和6年度当初予算案の主要事業掲載ページP36では、会議の開催回数を「年12回程度」と具体的な数値を用いておりますが、あくまで、地区コミュニティ協議会の会議は、地域の実情にあわせて開催していただくこととなり、制度の変更があったものではございません。
(池原委員)
「交通事故ワースト1脱出事業」について
三方原地区ではヤマハ、スズキといった大企業の工場が続々と進出している。その影響もあってか昔と比べて交通事情も大きく変化した。昔は浜松市の南方面へ出勤し、帰りは北方面へという流れであった。しかし、今は流れが逆になりテクノロードは朝の7時から8時、夕方の17時から18時の時間帯は大変混雑している状況である。その影響から脇道の交通量も増えている。昔の市道についてはセンターラインがあったが、現在はセンターラインを廃止し、側道の幅を広げた結果、道幅が狭くなっている現状である。そのため、センターラインがない市道が増えている。通常のスピードで運転していれば問題ないが、猛スピードで運転する場合には道路の幅では運転できず路肩にはみ出して運転していることが日常茶飯事で起きている。見通しが悪く、片道優先で片道一時停止の交差点における事故が増えている。自宅付近の周りが住宅に囲まれた見通しの悪い交差点で事故が多く発生している。つい先月も事故が発生し救急車が駆けつけた事態になっていた。そんな現状を改善しようと一部では両方一時停止の交差点になった場所がある。きらりタウン浜北の染地台から上がっていく大原2号線が広くなって、テクノロードまでつながったが、その先の三幸町の交差点で交通事故が多かったため、両方一時停止となった。結果として事故はだいぶ減っていると感じる。そうした背景から、交通事故を減らすための要望をしたい場合は行政に言えばよいのか、それとも警察に言えばよいのか。
(区振興課)
いただいた質問に関係する所管課を確認し、来月以降回答させていただく。
(小沢委員)
「<新規>子育て支援ひろば一時預かり事業」について
新規で子育て支援ひろばでの一時預かり事業が予算に組み込まれたことについて感謝したい。一市民として、アウェイ育児を経験した母親として、また、支援ひろばを運営する身としてうれしく思う。この一時預かり事業はお守り的な役割になる。実際に利用する人はもちろんだが、一時預かりを利用できる環境があるというだけでもとても効果があると思う。
(鈴木義明会長)
こういった子育て世代を支援する事業が拡大していけば子育て世代にとってより良い環境づくりにつながっていくと思う。
(井口委員)
「<新規>地区コミュニティ協議会事業」について
現在、中地域では富塚だけ設立している状況だが、ぜひ予算を使い切れるように制度所管課から各地域へコミュニティ協議会設立に向けての働きかけをお願いしたい。この事業は仲間を増やし、各地域で情報交換をすることが非常に大切である。来年度はこの予算がないような状況になるように努力してほしい。
「<拡充>自治会集会所整備費助成事業」について
市自治会連合会理事会でもお願いしたことになるが、現在助成の対象が新築・購入・増築・改築等に限定されている。地区によっては、賃貸で集会所を使いたいところがある。自治会として資産をもつことが良いことではないといったように自治会によって事情が異なっている。ぜひ次年度以降、賃貸も助成の対象となるようにお願いしたい。日本全国調べたわけではないが、他の都市では賃貸に助成しているところがある。
(区振興課長)
いただいた意見は所管課の市民協働・地域政策課へ伝える。
(鈴木登志郎委員)
「<新規>地域づくり支援事業」について
アドバイザー派遣事業に予算を計上する以前に市の職員がもっと地域に寄り添う対応をお願いしたい。三方原地区コミュニティ協議会の立ち上げにあたり2か月以上前に協働センター所長を通して市民協働・地域政策課に説明に来ていただくようお願いをしたが、なしのつぶてになっている。再度、協働センター所長から催促をしても「調整します」の一言のみで、行けるのか、行けないのかの返事すらない状況である。結果として、行政をあてにせずに自分たちで学習することに決めた。もう少し地域に対する丁寧な対応をお願いしたい。
「令和6年度中央区役所費(中地域分科会所掌区域分)」について
三方原地区安全・安心まちづくり事業について、令和6年度は予算をつけていただいているが、これは三方原が北区の頃から予算をつけてもらっている事業であり、交通安全の啓発活動としてずっと継続していて予算がついている事業である。令和7年度以降も引き続き予算をつけていただきたい。
「交通事故ワースト1脱出事業」について
浜松市は自動車が多いため、事故が多いものと思われる。新潟市や岡山市は、人口規模や車の保有台数が似ているが、事故の件数が非常に少ない。なぜ、これだけの差がついているのか調べたことはあるのか。また、交通事故ワースト1脱出事業について、他都市を調査・研究するような予算は組み込まれているのか。事故が起きてから対策することはもちろん必要であるが、医学でいう予防のように事前にデータ等を活用して対策をしていくことが大切である。事後の対応ばかりでは、交通事故ワースト1を脱出するための対策にはならないのではないか。
(区振興課長)
「交通事故ワースト1脱出事業」については、その他(2)で説明をさせていただく。「<新規>地域づくり支援事業」については、市の職員として丁寧な対応ができていなかったことにお詫びする。改めて事務局から市民協働・地域政策課へ丁寧な対応をするよう伝えておく。
(井口委員)
「浜松シティマラソン開催事業」について
シティマラソンによって富塚地区がどのような影響を受けているかは、あまり知られていないかと思う。規制に伴う通り抜け車両が生活道路の中に入り込んでしまっている状況である。シティマラソンだけではなく、自衛隊のエアフェスタの際も同様の状況が起きている。非常に狭隘道路で幅員が3メートルを切るような道路で両方から車が入りどちらも身動きがとれないといった状況が発生している。規制をするのは結構だが、ゾーン30やゾーン30プラスのような生活道路に迂回をしないような措置を事前の規制の計画段階で組み込んでもらいたい。富塚町西自治会では抜け道が3本あるが、どれもゾーン30に該当している。第1回のシティマラソンで抜け道を知った人が、以後イベント関係なく日常通勤ルートとしてゾーン30の道を通行するようになった。この件については、南土木整備事務所や警察に対応をお願いしている。交通事故を減らす観点からもぜひ、生活道路への通行車両対策をお願いしたい。
(小楠副会長)
「<拡充>放課後児童会運営支援事業」について
数年前から、放課後児童会が業者による運営になっているかと思うが、実際に学校を訪れた時に全く学校から認識されていないような印象に感じた。以前は民生委員や校長先生、主任児童委員などが保護者の代表と運営などについて話し合う機会が設けられていたが今は全くない。一人の子どもが学校で見せる姿と放課後児童会で見せる姿は全く違うものなのに、学校と放課後児童会で共有できていないことなどに心配がある。また、放課後児童会は学校の中にあるにも関わらず、学校側が放課後児童会の運営を把握しきれていないことに不安がある。
(区振興課長)
辻委員からいただいた。事前質問については、回答が間に合わなかったため次月以降に回答させていただく。
(鈴木義明会長)
辻委員よろしいか。
(辻委員)
はい。
(1)富塚地区コミュニティ協議会からの要望について
≪富塚コミュニティ協議会説明≫
(鈴木登志郎委員)
市の担当職員においては、もっと地域に寄り添う姿勢をもってほしい。どうしても地域の意見を市に届ける制度だけつくっておけばいいというような印象をもってしまう。地域によって様々な事情があることと市の職員は地域に寄り添って対応する気持ちをもってほしいという要望を富塚地区コミュニティ協議会からの要望に付け加えたい。
(藤野委員)
北地区においてもコミュニティ協議会を立ち上げる兆しはあったが、北地区では社会福祉協議会の場で消防団、子ども会、婦人会といった団体が集まる場がある。そのため地区コミュニティ協議会の立ち上げの話については、また新しい組織をつくる必要はあるのか、といった声が上がった。北地区では社会福祉協議会の場で様々な団体の声を聞くということで意見がまとまった。地区コミュニティ協議会のメリットは理解しているが、北地区は世帯数が3,000程度で4町で構成されている地区である。その中から100人以上が集まる会議が年4回あり事業報告等も行っている。そこに追加で新しく組織を立ち上げる必要はあるのかという声がある。北地区においては現状のままで良いという考えから地区コミュニティ協議会の設立は考えていない。
(鈴木義明会長)
地域によって地区コミュニティ協議会に対する考えは様々だと思う。個人的には地域課題等の意見を市に提出し、市からの回答が担保される新たな区協議会の仕組みについては、とても良いものであると思う。地区コミュニティ協議会の設立を目指している地域は、どんどん立ち上げていただきたい。その中で、地区コミュニティ協議会を立ち上げたことによるメリットが可視化されてくれば、地区コミュニティ協議会のさらなる設立の増加につながるのではないか。市においては引き続き地域コミュニティの促進をサポートしていただきたい。
※富塚地区コミュニティ協議会からの意見、要望について中地域分科会から市へ提出することで決定。
(小松区長)
その点については地域に入って課題を認識し、地域に寄り添うようにと伝えてきた。改めて市の職員には、そうした姿勢をもつことを共有していく。
(1)地域力向上事業(助成事業)継続状況調査の結果報告について
≪区振興課が資料に基づき説明≫
―質問・意見なし―
(鈴木義明会長)
コロナの時期は大変だったと思うが、現在事業が続いている7つの事業については、助成を受けた後に自主運営できる力がついているものと思われる。地域力向上事業については、活動を継続して行ってもらうことが重要である。今年度採択された事業についても長く活動していけるようになってもらいたい。
(2)第2回中央区協議会(中地域分科会)における委員からの質問に対する回答について
≪まちづくり推進課が資料に基づき説明≫
(鈴木登志郎委員)
浜松市は、道路延長が長く、自動車の保有台数が多いことから事故が多いことは理解できる。東京や大阪といった大都市とは比較にならないが、新潟市や岡山市や熊本市のような、浜松市と比較的人口規模等が似ている都市の事故件数が少ない理由を調査するために予算を使ってもらいたい。
(まちづくり推進課長)
交通事故ワースト1脱出事業の事業内容の中に交通事故データ活用事業とある。これはAIモデルを活用した交通事故分析を行うものである。こうした技術を活用して交通事故の削減に取り組んでいきたい。
(3)地域の情報等について
(山本(規)委員)
能登半島地震に関連し「自分の命は自ら守り、ともに助かろう」というテーマのもと「消費者グループはままつ」で、災害に対する備えについてのパンフレットを作成させていただいた。今一度自分たちの災害対策について考えてもらえればと思う。
(鈴木義明会長)
配付していただいた資料についてPDF等のデータがあればLINE等で共有してもらえたらと思う。
(小沢委員)
「中区子育てネットワーク会議」についての資料を配付させていただいた。普段は子育て支援ひろばの運営をしているが、この会議は医師や助産師や議員の方などと子育てに関する会議をしており、最後となる3回目の会議が1月に行われた。今回の配付資料はその会議の内容をまとめたものになる。良かったら一読してほしい。この会議は横のつながりを作っていく会議である。会議に参加された「まつばこども園」の方からは、横のつながりができたことで成果が出たことがあったという声をいただいたこともあり、少しずつこの会議での草の根活動が実ってきたかなと感じる。災害時のつながりについての会議でファシリテーターをしていただいた鈴木まり子さんからの「平時のつながりが有事に生かされる」という言葉がとても印象に残っている。横のつながりを広げていくこの会議をこれからも続けていきたい。
(4)次回以降の開催日程について
次回4月24日(水曜日)午後2時~市役所北館1階101会議室
5月29日(水曜日)午後2時~市役所北館1階101会議室
6月26日(水曜日)午後2時~市役所北館1階101会議室
(区振興課長)
以上をもって、令和5年度第3回中央区協議会(中地域分科会)を終了する。
令和6年4月24日
署名委員小沢めぐみ
署名委員齋藤佳枝
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