緊急情報
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更新日:2024年7月4日
・開催日時
令和6年5月29日(水曜日)午後2時00分~午後3時53分
・開催場所
浜松市役所北館1階101・102会議室
・次第
1開会
2会長あいさつ
3区長あいさつ
4議事
(1)報告事項
ア勤労福祉施設の機能統合に伴う施設の大規模改修工事について
イ2024年度区政運営方針について
(2)協議事項
ア令和5年度中区地域力向上事業(助成事業)の事後評価について
5その他
(1)代表会からの連絡事項について
(2)地域の情報等について
(3)次回以降の開催日程について
6月26日(水曜日)午後2時~市役所北館1階101会議室
7月31日(水曜日)午後2時~市役所北館1階101会議室
8月28日(水曜日)午後2時~市役所北館1階101会議室
6閉会
先日は台風1号の影響により線状降水帯が発生したが、本市においては大きな被害もなく無事に過ごすことができた。新たな台風が接近しており、今週末も悪天候となるおそれがあるため、十分にお気をつけいただきたい。
また、先日中央区代表会が開催された。中央区全体に関する案件については代表会、地域に関する案件については中地域分科会にて協議するということで、区協議会が2層式の体制となっている。新たな方式に慣れていただくとともに、今後も引き続き活発なご意見を上げていただきたい。
先ほど鈴木会長からも話があったが、先日今年度初となる中央区代表会が開催され、区政運営方針など、中央区としての今後の取組について協議が行われた。本日は、委員の皆様へ代表会での協議内容を共有するとともに、令和7年度以降の区政運営方針については中地域分科会と協働して進めていきたいと考えているため、ご協力をお願いしたい。
鈴木義明会長から会議録署名人の指名・・・髙木郁生委員及び髙平健一郎委員
(1)報告事項
ア勤労福祉施設の機能統合に伴う施設の大規模改修工事について
≪産業振興課が資料に基づき説明≫
(産業振興課)
事前に鈴木登志郎委員から質問を3点いただいたため回答する。
【質問】
勤労福祉施設2館の大規模改修・統合とのことであるが、各種公共施設(会議室、練習室、ホール等)の利用者はその設立目的(市民協働、福祉、文化等)に関わらず利用目的(定員、設備、地理的状況等)から施設を選び利用することが多いかと思われる。今回、勤労福祉施設2館を統合・改修するにあたってその点も考慮したか。あるいは、現在の2館の利用状況のみに着目して施設の設計を実施したのか。
【回答】
令和3年度から令和4年度に実施しました施設のあり方検討では、勤労会館、勤労青少年ホームの利用用途、目的等を含む利用状況の分析を行うとともに、近隣類似施設における利用状況を踏まえた上で、利用者の皆さまと機能統合について考えてまいりました。
【質問】
個人的に、趣味のサークルで男女共同参画・文化芸術活動推進センター(あいホール)のホールを定期的に利用しているが、稼働率が高く、日時変更はかなり難しい状況にある。
今回のUホールの廃止に伴い、ホール(500人規模)も無くなることになり、当該ホール利用者が他の施設(あいホールを含む)に流れることにより、他の施設の利用に影響が及ぶとも思われるが、そのような点にも配慮した上での施設統合(ホール廃止)なのか。
【回答】
旧中区における他ホールの予約が取りづらいことや、勤労会館(Uホール)の廃止に伴い他ホールの予約が混み合うというご意見につきましては、利用者説明会の際にもお寄せいただいております。その際には、本市として、将来にわたり、安全・安心で質の高い市民サービスの提供と持続可能な行財政運営を両立するため、勤労会館と勤労青少年ホームの機能統合の検討が必要な旨をご説明し、ご理解とご協力をお願いさせていただきました。
勤労会館の利用者が、勤労会館の廃止後にあいホール等他施設の利用を希望する場合は、他施設の登録団体等の利用状況を確認することで、利用の競合がないよう努めております。
【質問】
改修案の平面図をみると100人収容の多目的ホールが予定されており、操作室もあることから、音響・照明設備も整ったホールと思われる。定員から推測すると各所の協働センターのホールと同規模と考えられるが、今回の施設にこれだけ充実した設備を整えることの意図を教えてほしい。また、どのような利用団体を想定しているのか。
【回答】
多目的ホールの整備については、勤労青少年ホームの大規模改修にあわせ、音響・照明設備の追加や音響設計等を実施することで、勤労会館ホールの一部機能を引き継ぎ、勤労会館の利用者を受け入れます。そのほか、定員100人以下での講演会や発表会等にてご利用していただくことを想定しています。
大規模改修工事では、ユニバーサルデザイン化工事を予定しています。勤労会館及び勤労青少年ホームの登録団体のほか、市民の皆さまに親しまれる施設となるよう計画をしております。
(辻佐知子委員)
あいホールの施設管理をしている。何点か質問をさせていただきたい。
勤労会館に代わり、あいホール等の施設利用を希望する場合は、他施設の利用団体の利用状況を確認するとのことであるが、改修工事の決定後そのような話を産業振興課から聞いたことはない。どのように確認を行うのか。
(産業振興課)
あいホールへの情報提供が漏れており、大変失礼した。他施設の利用希望についてこれまで10件ほど問い合わせがあったが、結果としてあいホールへ案内する案件がなかったため、情報提供を行っていなかった。
(辻佐知子委員)
あいホールなど他施設登録団体の利用状況確認に当たり、どのような団体がどのような目的で利用しているかということは個人情報に該当するため開示不可能かと思う。実際、あいホールにおいてもそのような問い合わせには回答していないが、どのように対応するのか。
(産業振興課)
利用団体の名称や目的など、個人情報に関わる点について問い合わせる訳ではなく、特定の日時において定期的な利用者がいるか否か確認を行い、代替施設として案内を進めていく予定である。
(辻佐知子委員)
改修案では、100名以上収容可能なホールを増設する予定であるが、施設の予想利用率や車の台数などを踏まえた上で、利用者分を賄えるだけの駐車場計画は立てられているのか。あいホールにおいても駐車場不足は深刻な問題であり、浜松市へは年度報告等で上げているのが現状である。
(産業振興課)
例えば、大会議室や多目的ホールなどの利用があれば、他部屋の施設利用を制限したり、全ての施設予約が入っている場合には、団体ごとに利用可能な駐車台数の上限を設けたりする。場合によっては公共交通機関を案内するなど、運用面での対応を検討している。また、駐車場が混雑する際には、例えば、出入り口に誘導員や警備員を配置することで安全に利用いただけるような配慮や工夫を考えている。
(辻佐知子委員)
大会議室や多目的ホールなどの利用があった場合、他部屋の施設利用を制限するという点について、具体的にはどのような調整を行うのか。
(産業振興課)
現時点では詳細について未定のため、今後指定管理者等と相談しながら、運用面での対策を講じられるよう検討していきたい。
(辻佐知子委員)
駐車場が混雑した場合の警備員は誰が雇うのか。
(産業振興課)
今後行う指定管理者の募集に際し、募集要項に駐車場の利用調整が必要なことを加えるなどして、指定管理者の選定を行っていく。
(辻佐知子委員)
勤労青少年ホーム(アイミティ浜松)の場合、先日の大雨のように災害が発生した場合、利用者をどのように避難させるか、あるいは閉館基準の判断について非常に苦慮されていると聞く。現段階で、防災の観点ではどのように考えているか。
(産業振興課)
防災対策については、ハザードマップ上での馬込川の浸水想定区域の想定最大規模が1メートル未満であることから、施設の機械設備や電源コンセントを床から1メートル以上のところに設置する。
(辻佐知子委員)
あいホールは「男女共同参画」及び「文化芸術活動の推進」を目的として打ち出しているが、実際の利用者は空いている施設であればどこでも構わないように、各施設に対し市が掲げている設立目的と、利用者が求めている利用目的には食い違いが起きているのが実情である。勤労福祉センターにおいては、設立目的を市民へどのように周知していくのか。
(産業振興課)
設立目的の周知について、現在市ホームページでも公開をしているが、今後自治会や利用者向けに説明会を開催する際、設立目的以外で利用される方も利用可能になることと併せてご案内する予定である。
(鈴木登志郎委員)
充実した音響・照明設備など勤労会館の機能を引き継ぎつつ、収容人数を100名以下にするという計画はどのようなことを想定しているのか具体的に聞きたい。収容人数の規模で言えば協働センターと同程度であるが、設備の面でここまで充実させる意図は何か。
(産業振興課)
音響・照明については、専門業者でなく一般の利用者でも扱えるような設備となっている。協働センターとの違いは、音が部屋の奥まで響くよう音響設計をしていることである。合唱発表会や小規模のピアノ発表会、または練習に利用されることを想定している。
(鈴木登志郎委員)
現在勤労会館の利用者の中で、そのような利用団体があるということか。
(産業振興課)
そのとおりである。
(山本道美委員)
本番前、練習のために音出しができる部屋はあるのか。
(産業振興課)
1階では、音楽室のほか、多目的ホール、スタジオ、2階では、中会議室2が防音設備の整った施設である。
(袴田智恵美委員)
福祉交流センターでは、駐車場が混雑する場合に近隣の有料駐車場を案内しているが、なぜ立体駐車場を設計しなかったのか疑問に感じている。勤労福祉センターについては、立体駐車場を検討していないか。
(産業振興課)
立体化は検討したが、費用面で実現困難であった。
(袴田智恵美委員)
駐車場料金は無料か、有料か。
(産業振興課)
無料である。
(袴田智恵美委員)
福祉交流センターやあいホールは有料である。有料にしてはどうか。
(産業振興課)
検討したが、有料化はしない。
(袴田智恵美委員)
駐車場に困った利用者が近隣のスーパーに停めてしまうのではないかと不安である。
(鈴木義明会長)
現在、様々な施設において非常電源(発電機)が利用されている。非常時に対応した設備については、計画上組み込まれているのか。
(産業振興課)
現時点ではそのような計画はない。
(鈴木義明会長)
40年後先までを考えられた改修工事とのことのため、将来を見据えた設計に期待したい。
イ2024年度区政運営方針について
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(区振興課)
事前に鈴木登志郎委員から質問をいただいたため回答する。
【質問】
区政運営方針について、中地域の人口(構成者)が多いがために、このような構成・記載にならざるを得ないのかも知れないが、他の地域で記載されているような当該地域(中地域)に限定した運営方針はないのか。
【回答】
2024年度区政運営方針は、1月の区再編から新年度まで間もなかったことから、作成に当たり、これまで旧区単位で策定していた掲載内容を基本とし、令和6年2月の各地域分科会(中・東・西・南)でいただいたご意見を踏まえ、中央区として一つにまとめたものになります。このため、掲載内容は各旧区の構成を継承したものとなっております。
2025年度以降の区政運営方針は、中央区全体として、将来像や基本方針を定め策定することとなりますので、中地域も含めた他の地域の事業のバランスも考慮した構成となると考えております。
なお、作成に当たっては、今後、中央区代表会及び各地域分科会において、広くご意見をいただき、協働で作成をしていきたいと考えております。
(鈴木登志郎委員)
内容よりも構成のアンバランスさが目立った。中地域の内容は施政方針を謳っているように受け取られる一方で、西や南では地域らしく細かな事業まで記されている。2024年度以降は、市政全般、区政、各地域といった構成を整えた上で作成してもらいたい。
(袴田智恵美委員)
西地域のみ、SDGs12番目の目標「つくる責任つかう責任」が掲載されている。これは食品ロスなど廃棄物の削減につながる目標であるが、ゴミ問題も話題になっている昨今、特に人口も多い中地域でこの目標を盛り込めば、区民がより改善意識を持つのではないかと思う。
(区振興課)
旧行政区で作成したものを継承しているベースはあるものの、広く意見をいただく中で、行政でより取り入れていくべきものを踏まえて作り上げていきたい。
(2)協議事項
ア令和5年度中区地域力向上事業(助成事業)の事後評価について
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(区振興課)
事前に鈴木登志郎委員から質問をいただいたため回答する。
【質問】
「歌のすきな子あつまれ~♪浜松キッズコーラス講座」の費用対効果およびその他の評価について、実施内容の性質上、屋外で多くの聴衆・通行者の前で実施することは難しい面もあるのではないかと思われる。
来場者等の多寡を過度に注視することなく、参加者自身に与えた効果等も評価しても良いのではないか。
【回答】
委員ご指摘のとおり、評価に当たり、実施内容の性質上、参加者自身に与えた効果も踏まえるという点も重要であることから、今回、本事業の評価シートの「意見等」欄にご意見を追記させていただくとともに、中央区の審査会委員にもご意見を共有し、次回以降の事後評価に役立てていきたいと考えております。
(久保田智彦委員)
「事業目的の達成度」の評価項目についてはBが多く、中には評価が低いのではと感じられる事業もある。来場者数など人数のみに着目するのではなく、総合的に判断されているかとは思うが、どのような基準で評価を行っているのか。
(区振興課)
事業採択時に提案団体が掲げた目標に対し、広く区民や地域に還元がなされたかという公益性の観点から評価を行っている。ご指摘のとおり、単純な数値だけではなく他の要素を含めた評価も重要であることから、審査会委員へ共有し今後に活かしていきたい。
(久保田智彦委員)
イベント事業はどのように周知し、広げていくことができるのか。
(区振興課)
あくまでも実施主体は団体であるため、団体から依頼をいただければ、協働センター等でチラシを配架することが可能である。
(遠山秀敏委員)
旧中区の街中で実施している事業が多いが、旧東・西・南区などで申請はあったのか。また、旧東・西・南区など、地域全体に対して、各実施事業を周知することについてはどのように考えているか。
(区振興課)
助成事業は、事業実施場所により旧区単位の区役所や行政センターで受付を行っている。提案のあった事業については、地域分科会にて委員へお諮りしご意見をいただいている。
中央区内での周知については、実施団体から希望があれば、前述のような形で市として支援をさせていただく。
(山本道美委員)
活動したいという希望を持った団体がいたとしても、企画力という点では話が別になる。団体による事業提案の際、企画書作成について指導はしてもらえるのか。
(区振興課)
区役所や行政センターへ事業目的や内容について相談をいただければ、補助対象となる経費の説明や事業提案書作成のサポートなどを行っているため、安心して提案をいただきたい。
(藤野直也委員)
「和の祭典~着物フェスティバル」は数年ぶりの開催を果たし、知人から「非常にすばらしかった。来年もぜひ開催してほしい」と意見をもらったため、報告させていただく。
(鈴木義明会長)
一般参加者が着物を着て花魁道中でお披露目を行う本イベントは、外国の方を含め、和の文化が好きな方からとても人気があり、評価の高い事業であったと思う。今後さらに集客力が上がれば、評価もより高くなるのではないかと感じる。
3年間は助成事業を利用しつつ、4年目以降はそれぞれの事業が継続して自走可能となることで、より区民を広く巻き込んで地域を盛り上げていくことができるよう期待したい。
(1)代表会からの連絡事項について
令和7年度以降の区政運営方針について
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(鈴木義明会長)
令和7年度以降の区政運営方針として、区が掲げる基本方針や将来像、まちづくりの柱などについて、それぞれの各地域分科会で意見を出し合い、中央区協議会として1つにまとめていくことになった。次回の中地域分科会の際、委員からご意見を伺うため、事前配付資料にてあらかじめ確認いただくようお願いしたい。
令和6年度パブリック・コメント(パブコメ)の取扱いについて
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(鈴木義明会長)
区協議会が希望する場合は担当課による説明も可能なため、次回の中地域分科会にて調整を行いたい。
第3次浜松市中山間地域振興計画策定にかかる集落座談会及びアンケート調査の実施結果について
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(鈴木義明会長)
「令和5年度集落座談会開催結果【概要】」の資料には、どのような団体が活動を行ったか一覧が掲載されている。中には高校生や小中学校のPTAが座談会を開催している事例もある。地域コミュニティで中心となっていく方も参加されているため、お時間のある際に資料をぜひご覧いただきたい。
(2)地域の情報等について
(齋藤佳枝委員)
6月30日(日曜日)に、ホテルコンコルド浜松で「富士山の噴火史と火山防災」をテーマに、人生100年時代を豊かに生きることを目的とした講演を開催する。お配りしたチラシに掲載しているQRコードから参加申込が可能なため、興味のある方はぜひお越しいただきたい。
(山本道美委員)
静岡県ふじのくにの事業である「邦楽キッズチャレンジ」を紹介させていただく。
邦楽は1000年以上の歴史があり、お囃子の楽器は非常に多彩で数十種類あるにも関わらず、日常生活から遠い存在になっているのが実情である。「邦楽キッズチャレンジ」は、子供を対象に琴の演奏体験や歌舞伎のお囃子体験を行うことで、日本の音楽伝統文化を学んでもらいつつ、子供どうしの交流にもつながる事業である。ぜひ皆様のご家族にもご紹介いただきたい。
(3)次回以降の開催日程について
次回6月26日(水曜日)午後2時~市役所北館1階101会議室
7月31日(水曜日)午後2時~市役所北館1階101会議室
8月28日(水曜日)午後2時~市役所北館1階101会議室
(区振興課長)
以上をもって、令和6年度第2回中央区協議会(中地域分科会)を終了する。
令和6年5月29日
署名委員髙木郁生
署名委員髙平健一郎
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